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映画『るろうに剣心』評価は?ネタバレ感想考察あらすじ/幕末時代劇!人斬り抜刀斎は不殺か愛か

映画るろうに剣心

『るろうに剣心』あらすじ概要

るろうに剣心シリーズ実写版の1作目。幕末に恐れられた緋村剣心は、明治維新後は「不殺の誓い」で流浪人(るろうに)として、斬れない逆刃刀を持ち旅していた。東京では「神谷活心流の人斬り抜刀..(ネタバレあらすじ↓)

映画名/邦題 るろうに剣心
日本興行収入30.1億円年間16位
平均評価★★★★★74私の評価↓は含まず)
シリーズ/関連るろうに剣心実写版シリーズ
日本公開日 2012/8/25 [予告↓]上映時間 134分
映倫区分日本 G(年齢制限なし)
映画監督大友啓史
キャスト
出演者
佐藤健、武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、綾野剛、奥田瑛二、江口洋介、香川照之
配給/製作/画像©Warner Bros. Pictures/C&Iエンタテインメント

『るろうに剣心』予告動画

『るろうに剣心』ネタバレあらすじや結末

この先はネタバレありのあらすじです。続編前作や関連映画は、るろうに剣心実写版シリーズ一覧もご参考に。

幕末の動乱期の京都で恐れられた倒幕派の「人斬り抜刀斎」は、鳥羽伏見の戦いを最後に剣を捨てて去ります。その剣を1人の人物が手にします。約10年後、新政府の明治時代、緋村剣心(佐藤健)は「不殺(ころさず)の誓い」のため人を斬れない逆刃刀(さかばとう)を持ち、流浪人(るろうに)として旅してます。

悪徳商人の武田観柳(香川照之。かんりゅう)は高荷恵(蒼井優。めぐみ)らに新型阿片(アヘン)を開発させて金儲けし、「人斬り抜刀斎」と名乗らせた鵜堂刃衛(吉川晃司。うどうじんえ)に邪魔者を斬らせます。恵が警察署へ逃げこむと、観柳は刃衛を送りこみ署内を全滅させるが、恵は逃げのびます。

町では「神谷活心流の人斬り抜刀斎」が指名手配され、父から神谷道場の師範代をついだ神谷薫(武井咲)は門下生がいなくなり気落ちしてます。薫は刃衛に偶然遭遇し斬られそうな時、剣心に救われます。道場に押しかけた観柳の手下達も、剣心が簡単に倒して罪をかぶって逮捕され牢屋に入れられます。

薫は緋村剣心こそが人斬り抜刀斎で、飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)の使い手だと知ります。元・新選組三番隊組長で維新後は明治政府の警官になった斎藤一(江口洋介)は剣心を山県有朋(奥田瑛二)の所へ連れて行き、アヘン密造などの捜査を依頼するが、剣心は断り釈放されます。

剣心は薫の道場でいそうろうとなり、門弟の明神弥彦(田中偉登)は高荷恵も連れてきて4人で牛鍋屋で食事してると、武田観柳が剣心を高額で用心棒に雇いに来ますが、剣心は断ります。そこへ牢屋で剣心が抜刀斎だと聞いた、ケンカ屋の相楽左之助(青木崇高)が来て、剣心と戦うがあしらわれて引き下がります。

後日、辻斬り惨状の現場を見た剣心は、倒幕派に平和な時代を築くためと言われて「人斬り抜刀斎」として多くの命を奪った過去を思い出します。結婚予定だった若者の執念で、剣心は顔にほおの傷を、さらにその許嫁にも斬られて十文字の傷になりました。ある日、町の人々が苦しみだし、医者の恵が看病します。

恵は観柳一派が井戸などに毒を盛ったと見抜きます。高荷恵は名門の医者の娘でしたが、家族が戦争で亡くなった後、新型阿片製造に関わったと剣心に話し、観柳の元へ戻ります。観柳は新型阿片で稼いだ資金で武器を買い集め、新政府を倒して観柳帝国を築くつもりで、神谷道場の土地は貿易のため必要なのです。

『るろうに剣心』ネタバレ結末と最後/ラスト

剣心と左之助は武田観柳の屋敷へ乗りこみ、金で雇われた士族達を気絶させた後、相楽左之助は戌亥番神(須藤元気。いぬいばんじん)を、緋村剣心は外印(綾野剛。ゲイン)を激闘の末に倒します。ガトリングガンを撃ち放つ観柳は、剣心と左之助がおとりになり、斎藤一が牙突でシャンデリアを落とし仕留めます。

恵を救った剣心は、薫がさらわれたと聞き、鵜堂刃衛(うどうじんえ)の所へ行って戦います。刃衛は逆刃刀で戦う剣心が本気になるよう、薫に2分で死ぬ術「心の一方」をかけます。剣心は飛天御剣流・抜刀術・双龍閃(そうりゅうせん)で、刃衛の腕を鞘で砕いて剣を持てなくし、とどめを刺そうとします。

その時、死ぬ間際で声も出ないはずの薫が「剣心、やめて」と、刃衛の術を解いて叫びます。斬るのをやめた剣心に刀を向けようとする刃衛は自害します。斎藤一と警官隊は観柳一派を逮捕します。神谷道場で目覚めた薫はあわてて剣心を探すと、恵や弥彦や左之助もいて、剣心も料理の準備をしててホッとします。

ネタバレ感想『るろうに剣心』解説や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、るろうに剣心実写版シリーズ一覧もご参考に。

私の評価 ★★★★★70/100(60が平均)[レビューサイト評価↑]

少年ジャンプの人気漫画『るろうに剣心』を原作とする実写映画化で、幕末をベースとした、ファンタジー時代劇アクションです。続編も制作されたけど、マンガ原作の実写映画としては、興行収入的にも最もヒットしたシリーズです。具体的な収入や評価は、るろうに剣心映画シリーズも参考にしてください。

私のひとこと感想や評価は「剣術アクションは、1対1も1対多数も盛り混み具合が絶妙で興奮できます。ストーリーは詰めこみ感あるけど、原作のおいしいとこ取りでテンポもよく退屈しないし、俳優女優も豪華で好演してます。観柳の手下の外印、番神、刃衛についてはもう少し心情や背景を見せてほしかったです」

テーマは「不殺の誓い」と「大切な人を守る」ことを共存できるかでしょうか。みどころは、剣心と刃衛や外印との一騎打ち以外にも、剣心と左之助や斎藤一との小戦闘、剣心と左之助による多人数相手の殺陣(たて)や、剣心と薫との距離の縮め方、武田観柳を演じる香川照之の顔芸など盛り沢山です。

冒頭の鳥羽・伏見の戦いのシーンから、楽しい映画が始まったと思わせてくれ、その後も剣術アクションを何度も見せてくれて飽きさせない構成が見事です。剣心の「不殺」の思いも伝わるように描かれています。斎藤一は登場シーンは多いけど、あまり活躍の場はなく牙突も変な使い方して残念です。ただ次作『るろうに剣心 京都大火編』では大活躍します!

薫も重要なキャラだけど、いまいち存在感を発揮できてませんが、ラストシーンで刃衛に「心の一方」をかけられた時に、剣心に「助けて」ではなく「(人を斬るのを)やめて」と術を解いて叫んだ奇跡は感動ものです。これが「私は死んでもいいから斬らないで」となると、リアルではなかった気がします。

漫画原作の実写化として成功した要因は「リアルに近い時代劇」「面白いエピソードやキャラを絞りこんだ」「剣術アクションでスピードや爽快感を重視」「ファンサービスとして必殺技を盛りこむくらい漫画を読みこんでる」などが考えられます。マンガを読んでない人にもおすすめできる数少ない実写映画です!

続編前作や関連映画は、るろうに剣心実写版シリーズ一覧もご参考に。

『るろうに剣心』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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