映画『21ジャンプストリート』感想ネタバレ評価あらすじ

ネタバレあらすじや感想『21ジャンプストリート』考察・評価レビュー

この先はネタバレありのあらすじや感想/考察です。

★★★★★ 68点/100（60が平均）

『21ジャンプストリート』は警察官が高校へ潜入捜査するうちに、青春時代で実現できなかったことをエンジョイする、コメディアクションです。まじめなサスペンス要素はほとんどなく、はちゃめちゃなコメディ要素が満載です。

ただ、暴力や少し下品な表現が多いため、アメリカではR指定ですし、子どもと一緒に見るのは、おすすめできません。大人でもそういうのが苦手な人は注意が必要です。アメリカコメディに慣れてる人なら、とても楽しめると思うし評価も高いです。

この映画のおすすめ、6つのポイント

• バディものとして、コンビの相性がばっちし
• 強引なボケやパロディなどのコメディが笑える
• 高校時代のヒエラルキーが逆転するのが良いアイデア
• 警察vsドラッグ犯のアクションシーンも手抜きなし
• サスペンス要素はないけど、たまに驚かされる
• 終盤にジョニー・デップが友情出演してる

少し残念?つっこみどころ、2つのポイント

• 正統的な警察アクションを期待してると違うかも
• 日本ではひくレベルの下品ギャグがある

残念ながら日本では非公開だったようですが、DVDスルーとしては販売・レンタルしています。R指定のアメリカコメデイは、日本では成功しにくいという判断でしょうか。『テッド』はセリフ変えて、家族で見れるようにしたらヒットしましたよね。

DVDなどのパッケージは銃撃アクションっぽいので、事前情報なしに観るとギャップに驚くかもしれません。でもこの2人のバディコンビは、見てるうちに面白さが増してくるので、その先や続編が気になってきます。

ただ高校に潜入捜査するだけでなく、そこで学園ヒエラルキーが逆転する発想がナイスだと思いました。普通の会社内でも起こりうる現象です。学園カーストやヒエラルキーをあつかった映画『桐島、部活やめるってよ』を思い出しました。

終盤のドラッグ犯を追いかけたり、銃撃アクションシーンなどは、途中のコメディ要素からは想像できないほどしっかりしていて楽しめました。ジョニー・デップの出演にも驚きました。

似たようなアメリカンコメディ映画では『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』シリーズも大ヒットしていますね。好きな人はそちらもどうぞ。

『21ジャンプストリート』は日米どちらの映画批評サイトでも高評価ですし、アメリカンコメディが好きな人や許容できる人には、かなりおすすめできる映画です！続編『22ジャンプストリート』では、大学に潜入捜査しますよ。