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映画『蜜のあわれ』感想ネタバレ評価あらすじ

更新
映画 蜜のあわれ
タイトル/邦題 蜜のあわれ
日本公開 2016.4.1 予告↓上映時間 105分
映倫区分日本 G(年齢制限なし)
参考Wiki
映画監督石井岳龍
キャスト
出演者
二階堂ふみ、大杉漣、真木よう子、高良健吾、永瀬正敏
配給/製作(C)ファントム・フィルム/ステューディオスリー
平均評価★★★★★63私の評価★★★★★58
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『蜜のあわれ』あらすじ(ネタバレなし)

室生犀星の幻想小説を映画化。年老いた作家をおじさまと呼ぶ、少女・赤子の正体は真っ赤な金魚だった。2人は親子ほど歳が離れていたが、昼はきわどい会話を楽しみ、夜は体を寄せ合って眠る仲だった。友人作家の芥川龍之介や、金魚売りの男なども登場。ある日、赤子の前に現れた、ゆり子の正体はなんと...(ネタバレあらすじ↓)

『蜜のあわれ』予告動画

ネタバレあらすじや感想『蜜のあわれ』考察・評価レビュー

この先はネタバレありのあらすじや感想/考察です。映画 蜜のあわれ

★★★★★ 58点/100(60が平均)

『蜜のあわれ』は、文芸小説の映画化なので、普通の娯楽作品とは違った雰囲気があります。目的のあるストーリーがあるわけでもなく、壮大な物語に発展するわけでもなく、驚きのあるオチで終わるわけでもない。終始あやしい空気ですすんでいきます。

室生犀星や文芸小説のファンはもちろん、二階堂ふみの奇妙な演技を見たい人にも、おすすめの映画です。『ヒミズ』の役にも似てるけど、今回は「あたい」などの文芸っぽい言葉づかいや、あやしく妖艶な金魚ダンスなどに魅了されてしまいます。

映倫ではGですが、怒鳴ったり性表現も多少あるので、小さな子どもと一緒に見るのは、おすすめしません。というよりも、普通の子どもは見ても、面白く感じないと思います。娯楽作品ではないため、1人でじっくり見るのに向いてる気がします。

この映画のおすすめ、4つのポイント

  • 文芸小説っぽい雰囲気を味わえる
  • 二階堂ふみの怪演、あやしいダンスなどが魅力
  • 幽霊・ゆり子の正体には、意表をつかれた
  • 人を好きになることは、愉しいことでございますを体現

少し残念?つっこみどころ、3つのポイント

  • ストーリーの起伏があまりない
  • 娯楽感も観た後の爽快感も、オチもほとんどない
  • 芥川龍之介の存在意義がよくわからない

会話中心だと言われる原作を、忠実に映画化しただけでは、きっともっと退屈になったと思う。それを、二階堂ふみが演じる金魚の赤子に、変なダンスを躍らせることにより、派手さや動きによる、めりはりがついて、逆に目が離せなくなります。

それだけでなく、幽霊・ゆり子の登場により、赤子は老作家と恋人になることを決意します。そして恋人になると、相手の行動が気になり、浮気を見つけると心が苦しくなる。という恋愛のはじまりから順に体験していくさまが、まさに文学的です。

そしてこのストーリーの肝は、赤子が老作家と恋人になることを助長し、赤子が最初の友だちにもなった、幽霊・ゆり子の正体が実は、赤子自信の想像の産物の可能性があるということです。それは老作家の小説内の登場人物だそうです。

それを聞いたなら、そもそも金魚・赤子の正体も、老作家の想像から生まれた可能性がでてきて、何が真実なのか混乱してしまいます。老作家の浮気相手や、赤子の正体を知る金魚屋はどうなんでしょうか。老作家が死ぬ前に金魚が死んだのはそういうこと?

文学作品らしく、よくわからない展開も多いです。芥川龍之介が何度も回想されるのは、現在の老作家との対比でしょうか。ゆり子が2ヶ月前から現れたと言ったのは、老作家が病気を宣告されて、赤子を幻想で生み出した時期なのでしょうか。

赤子が他の金魚との間に妊娠した理由は、意味がよくわかりません。そもそもロジカルな回答はないんでしょうね。こんな風に少し変わった映画ですが、ありきたりの展開が多い娯楽作品に飽きがちなら、おすすめです!

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ゆめぴょん(仮名・管理人/執筆/映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
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