映画ドラマ評価ピクシーン Pick Scene映画ブログ/評価ランキング/興行収入/ネタバレあらすじ感想

映画『キャロル』評価は?ネタバレ感想考察

映画キャロル

『キャロル』あらすじ概要

カンヌ映画祭で高評価。原作ベースはパトリシア・ハイスミスの偽名発表の小説。1952年、ニューヨーク。テレーズは、ジャーナリストを夢見ながら、デパートの玩具売場でクリスマスのアルバイトをしていた。そこへ、娘のプレゼントを探しにキャロルが来て、その魅力に心を奪わ..(ネタバレ感想考察↓)

映画名/邦題 キャロル
平均評価★★★★★77私の評価↓は含まず)
原題/英題CAROL
日本公開日 2016/2/11 [予告↓]上映時間 118分
映倫区分日本 PG12(小学生指導必要)USA R
製作国アメリカ、イギリス
映画監督トッド・ヘインズ
キャスト
出演者
ケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラ、サラ・ポールソン、ジェイク・レイシー、カイル・チャンドラー
配給/製作/画像©ファントム・フィルム、ワインスタイン・カンパニー(USA)/ワインスタイン・カンパニー、スタジオカナル、ハンウェイ・フィルムズ、ダーティー・フィルムズ、ナンバー9・フィルムズ、フィルム4・プロダクションズ、キラー・フィルムズ
日本興行収入公表後すぐ更新(興行収入ランキング
世界興行収入0.4億USドル [出典]
製作費0.1億USドル

『キャロル』予告動画

ネタバレ感想『キャロル』解説や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。他の映画はおすすめ映画ジャンル別も参考にしてください。

私の評価 ★★★★★57/100(60が平均)[レビューサイト評価↑]

『キャロル』は、まだ女性の仕事や地位が今ほどなく、同性愛も公言できなかった時代に、女性どおしの関係に興味を持ってしまった2人を中心とする、恋愛ドラマです。濃い恋愛シーンは終盤のみで、心や目で語る場面が多い映画です。

私は男性だし同性愛者でもないため、なかなか共感もしづらかったため、それほど評価も高くないですが、心理描写や映像の撮り方の美しさには感心しました。世間や映画ファンの間では高評価のようです。

この映画のおすすめ、4つのポイント

  • テレーズがかわいくて、キャロルが美しい
  • テレーズの心理描写や目の動きが魅力的
  • キャロルの娘を想う気持ちが伝わってくる
  • 男女に置き換えたら成立しないようなきれいな恋愛
映画キャロル

少し残念?つっこみどころ、2つのポイント

  • キャロルの考えが、よくわからない
  • テレーズはよく考えずに流されすぎ

この手の映画や物語を見慣れないと、なかなか感情移入しにくいですが、まずはテレーズのあどけなさ、かわいさ、くりっとした目の動きに心奪われそうになります。まるで、りすや小動物のようです。

それに対して、キャロルは裕福そうで気品もあるけど、何を考えているのかわかりづらくて、それがまた魅力となって、美しさや気高さを感じます。

キャロルは離婚協定中ですが、その原因は夫婦どちらにもありそうに描かれています。夫は仕事で母子にあまりかまえず、キャロルは幼馴染の女性に頻繁に会ったりしています。でもどちらも、娘は大好きで、親権を取りたいと争っています。

テレーズは、写真撮影が趣味で、ジャーナリストを夢見てニューヨークに出てきたけど、あまり前進してないようで行き詰まっています。恋人とつきあっていますが、結婚まではまだ考えられないでいます。

そんな閉塞感のある2人が出会い、お互いを友だち以上の関係として感じてしまい、車で旅行に出かけます。現実を逃避することで、最高に楽しみますが、その様子をキャロルの夫が雇った男に盗聴されてしまい、それが原因で娘の親権を取られてしまいます。

いくら逃避したいと思っても、大事な時期なので、キャロルは行動をひかえるべきだったと思います。夫もやりすぎですが。最後にキャロルが、娘の将来にとって一番大事なこと、を考えたのは感動的でした。親権の主役が子ども、ということはみんな忘れがちですから。

このように、女性どおしの恋愛ドラマだけではなく、娘を愛する母の話や、夢を目指す小動物娘の話としても楽しめますので、女性だけでなく男性にも、一度は観ることをおすすめしたい映画です!

他の映画はおすすめ映画ジャンル別も参考にしてください。

『キャロル』含む映画ランキングや映画賞

ゆめぴょん画像
サイト管理人ゆめぴょん(映画・旅行好き)
興行収入は毎週更新!2024新作29、2023年198本鑑賞。好み⇒謎/驚き/社会性/感情動かす/多幸感/ストーリーと演出を重視/本格ミステリ/SFファンタジー/ホラー/アニメ/MCU。135国 海外旅行ブログ
新作おすすめ映画の感想ネタバレ考察や評価もチェック!
最近更新の映画ランキングやネタバレ感想
サイト管理人ゆめぴょん(映画・旅行好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
興行収入は毎週更新!2024新作29、2023年198本鑑賞。好み⇒謎/驚き/社会性/感情動かす/多幸感/ストーリーと演出を重視/ホラー/本格ミステリ/アニメ/MCU
映画ランキングやシリーズ一覧
ホーム シリーズ映画 興収ランキング
検 索
目 次