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『野火』皆の評価は?感想ネタバレ解説あらすじ

映画 野火
タイトル/邦題 野火
日本公開 2015.7.25 予告↓上映時間 87分
映倫区分日本 PG12(小学生指導必要)
参考Wiki
映画監督塚本晋也
キャスト
出演者
塚本晋也、リリー・フランキー、中村達也、森優作、中村優子
配給/製作(C)海獣シアター/海獣シアター
平均評価★★★★★73私の評価★★★★★60
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『野火』あらすじ(ネタバレなし)

第二次世界大戦末期、フィリピン・レイテ島。田村一等兵は結核により、野戦病院へ送られるが、そこでも食糧不足で追い返される。戻った部隊からも、また追い出されて、を何度も繰り返すうち、病院も部隊もほぼ全滅してしまい、森の中をさまようことになる。現地人からは恐れられてしまい逃亡。そして飢えた日本兵らと共に、あるのかないのかわからない目的地へと向かうが、米国兵が待ち構えてたり、空腹で食人の誘惑に取りつかれたりして、極限状態で心が壊れそうになり...(ネタバレあらすじ↓)

『野火』予告動画

ネタバレあらすじや感想『野火』考察・評価レビュー

この先はネタバレありのあらすじや感想/考察です。野火

★★★★★ 60点/100(60が平均)

『野火』は、第二次世界大戦の末期に、日本の敗戦が見えてきた頃の、フィリピン・レイテ島で起こった事実をベースに書かれた、大岡昇平の小説が原作です。以前にも映画化されたようです。エンターテイメント要素は全くない、戦争の悲惨さを描いた映画です。

この映画の評価には困りましたが、まず続けて2回は観たくないです。そして、人におすすめしたくなる映画でもありません。しかし制作陣が伝えたいことは、十分に伝わってくるので、完成度は高いです。

この映画のおすすめ、4つのポイント

  • 戦争の悲惨さがイヤというほど伝わってくる
  • いも、塩、煙草などが戦地で必需品になる
  • 階級が上でもいつ立場が逆転するかわからない
  • 極限状態になった人間の言動がすさまじい

少し残念?つっこみどころ、3つのポイント

  • 面白い要素は全くない
  • 昔風?の効果音の使い方に少し違和感
  • ラストがよくわからない

大岡昇平の原作は未読ですが、映像化したことで、より生々しくなったのではないでしょうか。この映画を観ただけでも、戦争の悲惨さや、追い詰められた人間の狂っていくさまを、イヤというほど体験できます。

決して気持ち良いものではないので、食事を食べながらとか、子どもと一緒には見ない方がいいです。トラウマになってしまう可能性すらあります。大人でも寝る前に観ることは、あまりおすすめできません。

それくらい悲惨な状況を描いていますが、実際の戦争では、もっと悲惨なのかもしれません。戦争映画は多くありますが、ここまで人間の尊厳について考えさせられた映画ははじめてです。それが制作陣の意図したとおりなら、大成功だと思います。

冒頭で野戦病院へ行け、と言って放り出した上官が中盤にも出てきて、今度は主人公の立場の方が上になっています。戦争中は、そんな場面もたくさんあったと思います。極限状態だと、階級よりも食料を持ってる者が強くなります。

そして通常時に威張り散らしてた上官も、たちまち立場が逆転することもありえます。因果応報とまでは言わないけど、そういうことも考えながら、普段から人には優しく接した方がいいよ!と教えられた気がします。

ラスト近くでは、人間を食べるしかないのか、という葛藤に苦しみます。考えたくもないことだけど、誰かが生き残るためには、考えねばならないというジレンマです。そういう風に濃い映画ですが、これが戦争なので、日本人なら一度は観ることを、おすすめします!

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ゆめぴょん(管理人/執筆/映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
興行収入は毎週更新!2018新作146本/2017年198。驚き/社会性/感情動かす/多幸感/ストーリー重視。海外135国/大食い/TV捨てた/マツコ世界オファー経験
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