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映画『エリジウム』評価は?ネタバレ感想考察

映画エリジウム

『エリジウム』あらすじ概要

2154年、富裕層は宇宙に浮かぶスペースコロニー「エリジウム」に住み、その他の者は荒廃した地球で暮らしていた。マックスは留置所送りの後、改心してアーマダイン社の工場で働いていたが、事故により余命5日と宣告される。エリジウムに行けば治せるので、その片道切符と交..(ネタバレ感想考察↓)

映画名/邦題 エリジウム
平均評価★★★★★66私の評価↓は含まず)
原題/英題ELYSIUM
日本公開日 2013/9/20 [予告↓]上映時間 109分
映倫区分日本 PG12(小学生指導必要)USA R
製作国アメリカ
映画監督ニール・ブロムカンプ
キャスト
出演者
マット・デイモン、ジョディ・フォスター、シャルト・コプリー、アリシー・ブラガ、ディエゴ・ルナ
配給/製作/画像©ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、コロンビア映画(USA)/QEDインターナショナル、メディア・ライツ・キャピタル
日本興行収入公表後すぐ更新(興行収入ランキング
世界興行収入2.8億USドル [出典]
製作費1.2億USドル

『エリジウム』予告動画

ネタバレ感想『エリジウム』解説や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。他の映画はおすすめ映画ジャンル別も参考にしてください。

私の評価 ★★★★★67/100(60が平均)[レビューサイト評価↑]

『エリジウム』は、富裕層だけがスペースコロニーで暮らしていて、どんな病気でも治せる設備が各家庭にある近未来の、SFアクション映画です。『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督なので、SFディテールのこだわり具合もなかなかです。

近未来SFで、スペースコロニーの映像も素晴らしくて、わくわくする展開なのですが、予算の問題なのか、地上での話が長くて、エリジウムにはなかなか行かせてくれません。傑作の可能性も感じて期待値が高かった分、評価も低めにつけました。

この映画のおすすめ、6つのポイント

  • 近未来SFの設定が素晴らしい
  • エリジウムへ行く理由がありきたりでなくて良い
  • 幼なじみ女性の子どもの病気も治しに行く
  • 脳内データを奪う作戦がスパイ映画みたいで楽しい
  • 脳内データの強奪やそれの使いみちが見事
  • ラストのマックスの選択が感動的
映画エリジウム

少し残念?つっこみどころ、4つのポイント

  • 地上の場面が長すぎる。エリジウムが待ち遠しい
  • 設定も演出もストーリーも良いのに時間配分が悪く尻つぼみ
  • 強化外骨格を生かしきれていない
  • ラストの感動のさせ方がありきたり

久々にわくわくできそうな、本格SFだと思いましたが、見終わった後の感想は、それほどわくわくしませんでした。主演のマット・デイモンの動きも良いし、彼が強化外骨格をつけて、脳内データを奪って、スペースコロニーを目指すという設定は期待値大です。

しかし、エリジウムというタイトルで、スケールの大きそうな予感とはうらはらに、地上でこじんまりとした戦闘やドラマばかりしてるので、だんだん退屈してきます。何が悪いか一言では言えませんが、詰め込みすぎ感はありますね。

または時間が短すぎたのかもしれません。ただ、幼なじみ女性との再会シーン、治療されたり助けに行くシーン、闇商人スパイダーとの交渉シーン、エリジウム内でのクーデター未遂、強化外骨格の装着シーンなどは、少しづつ短縮できたと思います。

そしてその時間を、エリジウムでの話に持っていけば、もっと盛り上がったのではないでしょうか。ジョディ・フォスター演じる、エリジウム防衛庁長官もあっさり退場せずに、その存在感をもっとアピールできたと思いますし。

子ども時代の回想シーンが出てきて、その幼なじみの女性とも再会しますが、これがどういう伏線になるか、わからなかったのですが、白血病の子どもが登場したことによって、ラストでのマックスの行動の説得力が増します。

ラストは自己犠牲という、よくある展開ですが、それにより地球上の全人類が、エリジウムの医療を受けられるようになることを考えると、規模は大きいです。でも愛する女性の白血病の子どもの存在がなければ、命まではかけなかった気がします。

このように残念な要素は多々ありますが、SF設定はわくわくできるし、アクションも楽しめるし、人間ドラマとしてもよく出来ていますので、ぜひ一度観ることを、おすすめします!

他の映画はおすすめ映画ジャンル別も参考にしてください。

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サイト管理人ゆめぴょん(映画・旅行好き)
興行収入は毎週更新!2024新作29、2023年198本鑑賞。好み⇒謎/驚き/社会性/感情動かす/多幸感/ストーリーと演出を重視/本格ミステリ/SFファンタジー/ホラー/アニメ/MCU。135国 海外旅行ブログ
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