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『太陽』皆の評価は?感想ネタバレ解説あらすじ

映画 太陽
タイトル/邦題 太陽
日本公開 2016.4.23 予告↓上映時間 129分
映倫区分日本 PG12(小学生指導必要)
映画監督入江悠
キャスト
出演者
神木隆之介、門脇麦、古川雄輝、綾田俊樹、水田航生
配給/製作(C)KADOKAWA/デジタル・フロンティア アミューズ映像製作部
平均評価★★★★★68私の評価★★★★★68
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『太陽』あらすじ(ネタバレなし)

21世紀初頭。ウィルスにより人類の大半が死滅した近未来、医学的に感染を克服したが太陽の下では生きられない支配層ノクスと、太陽の下で貧しく感情的に暮らす旧人類キュリオに、人類は2分されていた。奥寺鉄彦は貧しいキュリオの村で、ノクスになることを夢見ながら暮らしていた。幼なじみの結は、ノクスに転換した母をうらんでいたが、ある日その母が目の前に現れた。ノクスの門衛の森繁は感情の豊かな鉄彦と打ち解けてゆき、一緒に旅することを提案する。そんな時、10年前にノクスを惨殺して追われた鉄彦の叔父が帰ってきて...(ネタバレあらすじ↓)

『太陽』予告動画

ネタバレあらすじや感想『太陽』考察・評価レビュー

この先はネタバレありのあらすじや感想/考察です。太陽

★★★★★ 68点/100(60が平均)

『太陽』は、ウィルスまん延後の近未来に、人類が支配層と管理される層に2分した世界で起こる、様々な問題や葛藤について描かれた、SFドラマです。設定は面白いけど、世界のルールとして使うのみで、問題を解決するタイプの映画ではありません。

個人的な評価としては、結構好きな方ですが、設定を見た時に感じた期待値ほどはなかったです。もう少しSFの要素や、サスペンスにふるか、人間ドラマを重視するかにすれば、評価も上がった気がします。

この映画のおすすめ、5つのポイント

  • 近未来の設定が斬新で面白い
  • キュリオはノクスにあこがれ劣等感をいだき感情的
  • ノクスは太陽を見れず感情も薄くロボットのよう
  • 現代の先進国と新興国や、都会と地方の問題と同様
  • キュリオとノクスの歩み寄りで、未来は明るい?

少し残念?つっこみどころ、4つのポイント

  • ノクス内の問題にも触れてほしかった
  • 人におすすめしたくなる要素がなかった
  • 鉄仮面を作れるのに手錠切る道具持ってないのは疑問
  • 問題発生時にただ叫ぶだけの演技が残念

舞台版は知らなかったけど、映画の概要や世界設定を読んだ時、2016年のベスト10級ではないかとかなり期待しました。しかし興行収入でも上位にこないし、SNSなどでも話題にならないので、上映館数の少なさが影響しているのかと思いました。

しかし実際に映画を観てみると謎は解けました。観た後であまり心に響いてこなくて、印象にも残りにくく、何よりも人におすすめしたくなる要素が見つかりませんでした。シナリオもキャラも世界観も良いのに、演出が平凡すぎ?な気がしました。

太陽、というよくあるタイトルでも損していると感じました。様々な2つの対象を扱ってる点は『君の名は。』と同様ですが、ほぼキュリオ視点なので比較が成立してません。それに太陽の存在感が薄すぎます。

心に思ったことをセリフにしたり、やたら大声を張り上げたりと、あまり会話っぽくない点が不自然で残念でした。後半で2回ほど、叫びまくる場面がありますが、どちらも問題解決しようとしない主人公の行動には疑問を感じました。

その他に欠点はあまり見当たらないけど、突き抜けた面白さも感じられませんでした。2時間弱では表現できなかったテーマもたくさんありそうです。この世界観を使った続編や連続ドラマがあれば、面白くなりそうな予感はします。

このジャンルの映画ではよくあるように、2分した人類は、現代社会の縮図も表現しています。橋を隔てて、まさに韓国と北朝鮮のようであり、堕落した民主制と管理された共産制であり、つながりが強く面倒で全体主義の村と、希薄で冷たく個人主義の都会のようであります。

ノクスは心身ともに進化したと言ってますが、ロボットのように感情を廃して合理主義に徹することにより、他人への思いやりまでなくしています。逆にキュリオは、感情を抑えるすべを知らず、今を楽しむだけで、将来を良くするための努力をしません。

どちらも完璧な人類には見えません。それはそれぞれが交流しないため、相手の良い点や悪い点を理解しないからです。そういう意味で、ラストに鉄彦と森繁が一緒に日本旅行に出かけるのは、多様性を生むのに有効な手段であり、明るい将来への希望にも感じました。

近未来に人類が2分するという映画には『TIME タイム』『エリジウム』『ハンガー・ゲーム』などもありますが、この3作は下位層が上位層に対し反乱を起こす点が『太陽』とは大きく違っています。

結局、傑作や名作にはほど遠いけど、メッセージ性は高くて、いろんな属性の人が共感できたりする、良い映画だとは思います。人と語りたくなるけど、すすめるほどではないため、知らなかった人も多いと思います。ぜひ一度観ることを、おすすめしたい映画です!

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ゆめぴょん(管理人/執筆/映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
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