映画『パディントン』評価は?ネタバレ感想考察

『パディントン』あらすじ概要
イギリスの児童文学を初めて実写映画化。赤い帽子をかぶりマーマレード好きな話せるクマが、南米ペルーからロンドンへ家を探しにやってきた。親切なブラウン一家が屋根裏に泊めてあげることになり、駅の名前から「パディントン」と名付けられた。初めての都会暮らしで、家を洪水..(ネタバレ感想考察↓)
映画名/邦題 | パディントン |
原題/英題 | Paddington |
日本公開日 | 2016/1/15 [予告↓]上映時間 95分 |
映倫区分 | 日本 G(年齢制限なし)USA PG |
製作国 | イギリス、フランス |
映画監督 | ポール・キング |
キャスト 出演者 | ヒュー・ボネビル、サリー・ホーキンス、ジュリー・ウォルターズ、ジム・ブロードベント、ピーター・キャパルディ、ニコール・キッドマン |
配給/製作/画像 | ©キノフィルムズ、Studio Canal(USA)/Studio Canal, Anton Capital Entertainment (ACE), TF1 Films Production |
日本興行収入 | 7.5億円(興行収入ランキング) |
世界興行収入 | 2.8億USドル [出典] |
製作費 | 0.6億USドル |
平均評価★★★★★76(私の評価↓は含まず)
|
『パディントン』予告動画
ネタバレ感想『パディントン』解説や評価レビュー
この先はネタバレありの感想考察です。他の映画はおすすめ映画ジャンル別も参考にしてください。
『パディントン』は、人間と会話できるクマが、ペルーの奥地からロンドンへやってきて、慣れない都会生活や、自分をはくせいにしようとする謎の女性から逃れながら、ブラウン一家とともにドタバタ劇を起こす、ファンタジーコメディ映画です。
この映画のおすすめ、8つのポイント
- パディントンは、もふもふでかわいい
- パディントンは英国人の誰よりも紳士で丁寧
- ブラウン一家のキャラが特徴的
- ミリセントのキャラも面白い。正体に驚き
- パディントンの引きおこす騒動が笑える
- ミッションインポッシブルのオマージュ
- 鳩が何度も出てきてかわいい。それは伏線
- 子どもや家族と一緒に安心して観られる

少し残念?つっこみどころ、4つのポイント
- 見知らぬ土地へ来た人(クマ)のよくある話
- 一家で敵に対して運良く勝てるありきたり展開
- パディントンのキャラが一番薄い
- パディントンは住所だけで探せるとは思えない
もふもふのクマが主人公なので『テッド』とかぶるけど、あちらはおっさんクマの毒舌コメディで、子どもには見せたくないけど、パディントンはコメディなので、子どもと一緒に見て笑えるのが良いですね。
ただストーリーや展開は、とてもよくある話なので、映画をよくみる人にはデジャブ感があちこちで起こると思います。そういう意味では、観終わった後も印象に残りにくくて、続編があってもあまり観たいという気にはなれません。
見どころは、都会暮らしが初めてのパディントンが、いろんな勘違いから引きおこすトラブル騒動です。浴室を洪水にして湯船を船のようにして階段をすべったり、ニコール・キッドマン演じるミリセントとの格闘コメディで火事にしたり。
パディントンが家を出た後は、住所と名前からペルーへ来た探検家を探すのですが、かなり無茶な設定だと感じました。そしてお約束のように一番最後の家が正解という展開で、洋画ではよくある9と6の見間違い。しかし出てきた人には驚かされました。
途中でバッキンガム宮殿の衛兵交代も出てきて、サービス精神満点だと思いました。パディントンが衛兵にもらったサンドイッチは、イギリスのだからあまり美味しくないのでしょうけど、あの状況なら何をもらっても感謝ですよね。
終盤はブラウン一家が、それぞれの得意分野を生かして、パディントンを救出しようとします。特におばあちゃんがセキュリティルームや、ミリセントをやっつける役など大活躍で笑ってしまいました。
パディントンが煙突を登るのが『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』のオマージュで、しかもテーマ音楽までかかりました。ミリセントがワイヤーで降りてきたのは『ミッション:インポッシブル2(M:I-2)』か1ですよね。ちなみに演じたニコール・キッドマンはトム・クルーズと結婚経験があります。
パディントンが煙突を登る時に、クマ語で叫んで、それを長女ジュディが翻訳したりクマ語で返答するのですが、普通に英語でも大声なら聞こえるんではないでしょうか。ジュディの活躍を無理に作ったような場面だと思いました。
マーマレードが大好物で、最後のサンドイッチを赤い帽子の中に持ち歩いているのですが、最初に一切れあげてから、鳩がずっと狙っています。しつこいくらい出てきますが、それが伏線となって、ラストで鳩を使うのには感心しました。
ファンタジー映画としては少し物足りなさを感じたけど、コメディやファミリー映画としては十分に楽しめるので、1度は観ることをおすすめしたいです!
他の映画はおすすめ映画ジャンル別も参考にしてください。
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