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ネタバレ『フォックスキャッチャー』あらすじ感想や評価まとめや予告動画

  • ドラマ
  • 実話に基づく
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フォックスキャッチャー
  • 平均評価 ★★★★★72/100
  • 世界興行収入 0.1億US$
  • 日本公開 2015.2.14
  • 上映時間 135分 予告

『フォックスキャッチャー』あらすじ(ネタバレなし)

アカデミー賞ノミネート作。実話を基に映画化。マーク・シュルツと兄のデイブ・シュルツは、レスリングのオリンピック金メダリストだが、生活は苦しかった。ある日、デュポン財閥のジョンンから、ソウル五輪に向けたチーム「フォックスキャッチャー」に誘われ、マークは恵まれた練習環境と偉大な兄から離れられることにひかれ了承する。しかしジョンの不健全な生活や気まぐれに振り回されだす。やがて兄デイブもチームに呼び寄せられ、3人の関係が不穏な方向へと向かい出し...(ネタバレあらすじ↓)

フォックスキャッチャーの予告動画

映画『フォックスキャッチャー』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
原題/英題
Foxcatcher
製作国
アメリカ(2014.11.14公開)
映倫区分
日本: PG12、USA: R
映画監督
ベネット・ミラー
キャスト/出演者
スティーブ・カレル、チャニング・テイタム、マーク・ラファロ、バネッサ・レッドグレーブ、シエナ・ミラー
配給/製作
(C)ロングライド、ソニー・ピクチャーズ・クラシックス(USA)、アンナプルナ・ピクチャーズ、ライクリー・ストーリー
レビューサイト平均評価 ★★★★★72/100換算

この先はネタバレのあらすじや感想なので注意です。

ネタバレあらすじや感想『フォックスキャッチャー』考察・評価・レビュー

★★★★★ 68点/100(60が平均)

『フォックスキャッチャー』は、デュポン財閥の御曹司が起こした、実話の事件をベースにした映画です。エンタメ要素は薄いけど、サイコサスペンスのように少しづつ何かが狂っていく様子や、なぜその事件が起こったのかという過程が興味深かったです。

この映画のおすすめ、5つのポイント

  • 金持ちの御曹司の道楽と狂気ぶり
  • 金持ちで社会接点ないと承認欲求が爆発する
  • コンプレックスを持つ2人の対称性。内か外か
  • デュポンの言動がサイコサスペンス調
  • 事件を知らない人にはミステリー要素もある

少し残念?つっこみどころ、3つのポイント

  • マークの心理状態がわかりづらい
  • 事件を犯したジョンの真意がわかりづらい
  • ジョンと兄弟以外の人間関係が不明

アメリカ国内では有名な事件らしいですが、私はレスリングもほとんど見たことないため、全く知りませんでした。だからこそ、ラストは衝撃的でしたし、思ってた人は殺されなかったため、意表もつかれました。

物語は全編をとおして決して明るくはありませんが、意外と笑えるシーンもいくつかありました。実際にその場にいたら、絶対に笑ってはいけない場面でしょうけど、スクリーンの外から見てると明らかに滑稽です。

例えば、母親には第一に認めてもらいたいマザコンのジョンが、母が見に来たというだけで、レスリングの講義を始める場面とか。夜にマークとジョンが組み合って興奮する場面とか。マークにジョンの紹介文「鳥類学者、収集家…」を練習させる場面とか。

ジョンはお金を稼ぐ必要がないため、社会に出る機会がなく、でも多くの人に認めてもらいたいというコンプレックスを抱える、承認欲求をこじらせた大人になりきれない大人だと感じました。

一方のマークは、偉大でコミュニケーション能力も高く、多くの人から尊敬されて、家族まで持っている兄デイヴに対してコンプレックスを抱いていて、兄なしで自分1人で成功をおさめて認められたいと思っています。

このようにコンプレックスを抱えた2人、ジョンとマークは、最初は意気投合して全てが良い方向へ向かっていきます。しかしジョンが本当に欲しかったレスリング選手でありコーチは、兄のデイヴだったことから、悲劇ははじまっていたのでしょう。

ジョンは子供の頃、運転手の子どもと仲良くしていましたが、それはジョンの母親がお金を渡していたからだと知りショックを受けます。しかしそれと同じように、デイヴを大金で雇います。マークがショックを受けるとは考えられないのでしょうね。

コンプレックスを持つ2人の末路は対照的で、1人は外へ発散して、1人は内にこもってしまいます。ジョンは財閥の御曹司だったので発散できたとも考えられますが、金持ちが全員狂うわけではないので、ジョンが異常だっただけだと思います。

ラストには衝撃を受けましたが、犯行の理由は推測しかできません。つまり、お金になびかない者が、自分にはない幸せ(家族)を持ってることにいらだったのだと感じました。『マイレージ、マイライフ』のバッドエンド版ですね。

スティーブ・カレル、チャニング・テイタム、マーク・ラファロの3人の演技は素晴らしいし、ストーリーにも無駄がなく、暇な金持ちが道楽に狂っていく要素を観るだけでも、おすすめしたい映画です!

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