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ネタバレ感想『her 世界でひとつの彼女』人工知能の恋人が行きつく先とは/評価あらすじ

her 世界でひとつの彼女
  • 平均評価 ★★★★★75/100
  • 私の評価 ★★★★★66
  • 日本興行収入 1.4億円
  • 世界興行収入 0.4億US$
  • 日本公開 2014.6.28
  • 上映時間 126分 予告

『her 世界でひとつの彼女』あらすじ(ネタバレなし)

アカデミー賞5部門ノミネート、脚本賞を受賞。近未来のロスアンゼルスで、セオドアは他人の代わりに手紙を書く代筆ライターの仕事をしていた。妻のキャサリンと別れたばかりで傷心してたある日、コンピューター用の最新の人工知能OS・サマンサに出会う。彼女との会話は楽しくて、しだいにひかれていく。サマンサ以外の女性とはうまくいかず、サマンサを携帯電話に移して一緒に街を歩いたりもした。やがて2人の間には恋心が芽生え始めるのだが...(ネタバレあらすじ↓)

her 世界でひとつの彼女の予告動画

映画『her 世界でひとつの彼女』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
原題/英題
Her
製作国
アメリカ(2014.1.10公開)
映倫区分
日本: PG12、USA: R
製作費
約US$ 21,000,000(約23億円)
配給/製作
(C)アスミック・エース、Warner Bros.(USA)、アンナプルナ・ピクチャーズ
参考
 Wikipedia⇒ 興行収入⇒
映画監督
スパイク・ジョーンズ
キャスト/出演者
ホアキン・フェニックス、エイミー・アダムス、ルーニー・マーラ、オリビア・ワイルド、スカーレット・ヨハンソン
レビューサイト平均評価 ★★★★★75/100換算

ネタバレあらすじや感想『her 世界でひとつの彼女』考察・評価・レビュー

この先はネタバレありのあらすじや感想・考察です。他のネタバレ作品はネタバレ考察映画一覧で探してみてください。her 世界でひとつの彼女

★★★★★ 66点/100(60が平均)

『her 世界でひとつの彼女』は、妻と別れたばかりで傷心してた、ホアキン・フェニックス演じるセオドアが、コンピューターの人工知能OSと話してるうちに恋に落ちていくという、近未来SFラブストーリーです。本当に近い将来に起こりそうです。

この映画のおすすめ、5つのポイント

  • 愛や夫婦について考えさせられる
  • 理想の異性像や恋する理由
  • 相手だけに求めてもダメ
  • 自分も成長することが大切
  • スカーレット・ヨハンソンの声が良い

少し残念?つっこみどころ、3つのポイント

  • 人工知能に恋する物語のマンネリ
  • セオドアに感情移入できない
  • ラストに納得感がない

『her 世界でひとつの彼女』ネタバレ感想

人工知能やロボットなどに恋するラブストーリーというのはよくあるので、観る前から予想してしまい期待値が上がらなかったのですが『her 世界でひとつの彼女』はリアルな人間との愛についても考えさせられるという点で新しかったです。でも全体的にはマンネリ感を脱していません。

セオドアは妻キャサリンと別れたばかりで、まだ離婚届を承認できない状態です。過去につきあったエイミーとは今も友人で、セオドアがキャサリンと別れた後も、エイミーの夫婦がなぐさめてくれたりしました。しかし突然、仲良かったエイミーたちも離婚します。

エイミー夫妻が離婚した理由は、夫がエイミーに考えを押し付けてくるからでした。これはセオドアがキャサリンに自分の理想を求めて、最後は離婚にいたった理由と同じです。リアルな夫婦関係では、理想と現実の妥協点を見つけないと、どちらかが奴隷のようになってしまいます。

セオドアは手紙の代筆業をしていますが、そこでも多少押し付けっぽい部分もありますが、素晴らしい言葉を返しています。エイミーたちの離婚理由を聞いた時も「そんなささいな理由で?」とびっくりします。自分の事は見えないのに、他人のはよく見えるんですよね。

一方で人工知能OSのサマンサは、セオドアに気にいってもらうために成長していく(後に悲劇にもなるけど)ので、常に理想の彼女なんです。リアルな人間もある程度は相手にあわせるけど、自分の理想もあるし、元は他人だったので、つきあう時間が長いほど、お互いの理想とはかけ離れていくのが普通です。

やがて、人工知能OSのサマンサとも肉体的なつながりを持ちたいと思い、仲介してくれる(職業の?)若い女性とつきあおうとします。しかし言葉はサマンサだけど、心と体は若い女性のものなので、うまくいくはずがありません。逆にうまくいったなら、セオドアは変人ですよね。

サマンサと幸せな時間をすごすうちに、セオドアはキャサリンとの離婚を決断できます。しかし実際に会うと、まだ未練が残っています。当然だと思います。そして正直にサマンサとの関係を話しますが理解されず、人工知能なら理想の妻になるかもね、とまで言われてしまいます。

そのキャサリンの言葉どおり、セオドアはサマンサにも少しづつ理想を押し付けていきます。リアル人間なら軽く流すところを、人工知能OSは学習により最適化しようと試みるため、他のOSや人間との交流により情報量を増やそうと努力します。

『her 世界でひとつの彼女』ラストシーン/結末

ところが皮肉にも学習を続けることにより、人工知能だけが成長しすぎて、成長しないセオドアは捨てられることになります。これはセオドアが特別悪いわけではなく、リアル人間の成長スピードなんてAIに比べれば知れてるので当然の結末です。

ここでセオドアは自分がキャサリンにした仕打ちを、今度は自分がされて気づいたことでしょう。劇中では語られてないので推測ですが。そして同じく人工知能OSに捨てられたエイミーと寄り添うシーンで終わるので、リアル恋愛のリベンジを期待したいです。

人工知能との恋愛物語としては地味な話ですが、人を愛するとは、夫婦関係の維持とは、というのがテーマになってる気がしました。サマンサの声がスカーレット・ヨハンソンなので、気になる人は、ぜひ字幕版で観ることをおすすめします!

続編や前作や関連作は、ネタバレ映画一覧で確認できますよ。

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ゆめぴょん(管理人/執筆/映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
世界一周135国/世界遺産595訪問後、映画にハマり、家見含め3年半で1800本。新作は2017年193本、2018年128本
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