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映画『クロニクル』評価は?ネタバレ感想考察

映画クロニクル

『クロニクル』あらすじ概要

さえない高校生のアンドリューは、アル中で暴力的な父と寝たきりの母と暮らし、動画撮影だけが唯一の楽しみだった。ある日、いとこで頭もよく人気者のマットと、アメフトのスターのスティーヴと共に隕石の落ちた洞窟を撮影しにいく。その直後から超能力を身につけ、小さないたず..(ネタバレ感想考察↓)

映画名/邦題 クロニクル
原題/英題Chronicle
日本公開日 2013/9/27 [予告↓]上映時間 84分
映倫区分日本 PG12(小学生指導必要)USA PG-13
製作国アメリカ
映画監督ジョシュ・トランク
キャスト
出演者
デイン・デハーン、アレックス・ラッセル、マイケル・B・ジョーダン、マイケル・ケリー、アシュレイ・ヒンショウ
配給/製作/画像©20th Century Fox/デイヴィス・エンターテインメント
日本興行収入公表後すぐ更新(興行収入ランキング
世界興行収入1.2億USドル [出典]
製作費0.1億USドル
平均評価★★★★★72私の評価↓は含まず)

『クロニクル』予告動画

ネタバレ感想『クロニクル』解説や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。他の映画はおすすめ映画ジャンル別も参考にしてください。

私の評価 ★★★★★70/100(60が平均)[レビューサイト評価↑]

『クロニクル』は、目立たない高校生とその友人たちが超能力を身につけて、最初はいたずら程度だったのに、やがて欲望を止められなくなるSFアクションです。ビデオカメラで撮影する手法(ファウンド・フッテージ、POV)で見せられるため、よりこわく感じます

この映画のおすすめ、5つのポイント

  • 超能力アクションが見ごたえあり
  • 予測できないストーリー展開
  • うまくいかない不満を抱える者が暴走
  • ヒエラルキー(階級)の反転
  • ビデオカメラを操る新手法が斬新
映画クロニクル

少し残念?つっこみどころ、3つのポイント

  • 想像してたよりせまい範囲で完結
  • 超能力アクションシーンは少ない
  • ラストで人気者が残ったことに不満

低予算なPOV形式(ファウンド・フッテージ)のSFアクション映画として、そこそこ成功をおさめたようです。登場人物の高校生たちが、どこにでもいそうな感じなので、感情移入もしやすいです。自分が超能力を身につけたらどうなるかを考えさせられます。

アンドリューは病弱な母と暮らしてて、アル中の父に暴力をうけたり、母の薬が買えない生活から逃避したいと考えています。学校でも目立たず、パーティーに行くといじめられたりして、日常にうんざりしています。

アンドリューのような高校生が乗り切るパターンは、静かに日常をやりすごすか、自殺するか、非行にはしり仕返しするか、ドラえもん等が救うか、などが考えられます。『クロニクル』では超能力により、ヒエラルキー(階層。立ち位置)が反転します。

しかし超能力を身につけても、できることは増えるけど、できないことに関してはこれまで通りです。だからファーストキスすらうまくいかず、学校でからかわれてしまいます。結果的にはそれがトリガーとなって、ためていたうっぷんが爆発します。

普通なら超能力など使えないので、1つ失敗したら学習して、次へつなげようと成長していきます。しかし急激に能力を向上させたため、心の強さが伴ってきません。能力や力のあるものは、それを制御する精神力も必要とさせるのです。

それまで学園カーストの下層にいたアンドリューが、最も協力な力を持ったことで、それまで抑えていた欲望がわきあがります。数少ない理解者である友人スティーヴの静止も聞かず、落雷によるものですが、実質上は殺してしまいます。

唯一アンドリューを止められるとしたら、母親だけだったかもしれませんが、彼女の死と、ひどい父親の仕打ちにより、完全に暴走を制御できなくなります。世界はなくなってしまえ!というのが、その時のアンドリューの気持ちだった気がします。

最終的には友人マットによりアンドリューが殺されて、破壊もおさまります。マットは顔も見られてるため、もはや普通の生活はできなくなりました。3人で話してたチベットへ行き、ひっそり暮らすのでしょうか。

ラストで頭もよく人気者のマットが生き残ったのは、結局階層構造を超えられなかった気がして不満です。しかし鼻血が出てたことから、超能力と引き換えに寿命が縮まってる可能性がありそうです。そして人前で幸せ暮らせないのが、彼に対してのバツなのでしょう。

超能力とPOV形式を結びつけたアイデアは素晴らしいと思います。ビデオカメラを念力で動かせれば、いろんな角度、上空での撮影もできて神の視点に近づけます。ぜひ一度、この画期的な映画を観ることをおすすめします!

他の映画はおすすめ映画ジャンル別も参考にしてください。

『クロニクル』含む映画ランキングや映画賞

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サイト管理人ゆめぴょん(映画/旅行好き)
興行収入は毎週更新!2023新作105、2022年226本鑑賞。好み⇒謎/驚き/社会性/感情動かす/多幸感/ストーリーと演出を重視/本格ミステリ/SFファンタジー/ホラー/アニメ/MCU。135国 海外旅行ブログ。苦言以外は@pixiinsでどうぞ(^^)
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