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『事故物件ゾク恐い間取り』衝撃の真実とラスト結末は?考察ネタバレ感想

事故物件ゾク 恐い間取り 映画/ドラマ

事故物件住みますタレントの桑田ヤヒロはネタを求めて事故物件を転々としたが、ある物件で想像を絶する恐怖に直面し…(ネタバレ感想あらすじ↓)

映画名/邦題事故物件ゾク 恐い間取り
日本公開日2025/7/25 [予告] 上映時間:113分
監督・キャスト中田秀夫[キャスト
配給/製作
(画像出典)
松竹/松竹撮影所、松竹映像センター
日本興行収入9.9億円 興行収入ランキング
平均評価
平均:100換算
(興収・評価: 2025.9.2更新)
66
シリーズ
関連作品
ホラー/パニック/バイオレンス映画一覧
前作『事故物件 恐い間取り』23.4
参考・出典公式サイトWiki上映映画館

キャラ・ランキング(キャスト/出演者)

個人的なキャラクターランキングです。
※キャラクター名(キャスト/出演者/声優)

  1. 桑田ヤヒロ(渡辺翔太)事故物件住みますタレント
  2. 春原花鈴/はるばら かりん(畑芽育)女優を目指してる
  3. 藤吉清(吉田鋼太郎)ヤヒロが紹介された芸能事務所の社長
  4. 神室(山田真歩)心理研究科
  5. 山中(滝藤賢一)ヤヒロが務めてた工場の経営者
  6. 金原(じろう(シソンヌ))事故物件を紹介する成仏不動産の社員
  7. 小山(加藤諒)シェアハウスの住人

ネタバレ感想『事故物件ゾク 恐い間取り』解説と評価

以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を!

『事故物件ゾク 恐い間取り』原作は?監督とキャストは?

映画『事故物件ゾク 恐い間取り』の原作は、事故物件住みます芸人の松原タニシによるノンフィクション書籍がベース。前作『事故物件 恐い間取り』(2020)は興行収入23.4億円のヒット作。今回つながりがあるかは公開前には不明です。

前作から続投の中田秀夫監督は、ハリウッド版『ザ・リング2』や『“それ”がいる森』『禁じられた遊び』などこれまでもホラー映画に多く関わってきました。

出演者は前作とは違ってます。主演の渡辺翔太は『映画 少年たち』『おそ松さん』等、畑芽育は『うちの弟どもがすみません』『君がトクベツ』等、吉田鋼太郎は『映画 おいハンサム!!』『ショウタイムセブン』等に最近出演。

前作主人公の亀梨和也が、事故物件タレントとして成功したのか売れてる芸能人役でカメオ出演。

事故物件タレントになった経緯は?1軒目の謎とは?

堅実な工場従業員として働き出世も約束された桑田ヤヒロ(渡辺翔太)だが、東京でタレントになる夢を捨てきれず上京。芸能人を目指してた工場長に紹介された芸能事務所の藤吉(吉田鋼太郎)の元で、事故物件住みますタレントとしてデビュー

1軒目の事故物件は都内の古いマンションの609号室。自殺事件後クリーニングしてない不気味な部屋。睡眠中に首をしめられたり、読みあわせに来た花鈴に「帰れ」と電話したり取りついたり…。ヤヒロの肩にも女性霊が取りつきます。

タレントオーディションでヤヒロに目をつけた心理研究科は、ヤヒロが部屋で見つけたモノを「呪物」と鑑定。中身は本物の眼球(目玉)で周囲の悪霊を呼び集めてたようです。その恐怖体験が少し話題になり、ヤヒロはロケ仕事を依頼されます。

以上が序盤あらすじ。上京する前の描写からていねいに、滝藤賢一まで使ってスロースタート。少し違和感あったがやはりこの工場長とのやりとりが後に伏線回収されて納得!藤吉の事務所に社長以外いないとか、売込みに行かないとかで気づきそうですが(笑)

1軒目の事故物件は一番気持ち悪かったかも。あの状態でクリーニングせずに貸し出すなんて現実ではない気がするので成仏不動産を疑ったが深読みでした…。しかし警察も入ってるだろうから残留物はありえませんね。

呪物が登場し『呪術廻戦』を思い出して少しアガったが目的や事件の詳細も不明に終わり消化不良。もう少し掘り下げればもっと面白くなったと思うのに。

事故物件2、3軒目の過去とは?

ヤヒロの2軒目の事故物件は、栃木の古い旅館での心霊番組レポーターとしての仕事。旅館主人は大広間で見えない何かと会話し奇声も。撮影中、謎の女性の奇妙な声が入り、ヤヒロは取りつかれて「病気の娘を殺害した女性」について話します。

撮影班が解散後、ヤヒロは1人で宿泊し風呂場で少女の霊を見ます。ドンッドンッという怪音の正体は、娘の頭を床にぶつけ殺害しようとする女性霊と判明。旅館の主人に聞いても事件のことは話さないが、外から板を打ちつけた開かずの部屋に秘密がありそう…

藤吉はヤヒロに、優しいから霊にも気に入られる君を選んだと。成仏不動産から紹介された3軒目の事故物件はシェアハウス。おばあさんの声を聞いたヤヒロは、住人2人の協力で降霊術。49才女性が私の血と伝えてきて、血をあびた住人は飛び降りて重傷。過去に女性が飛び降り自殺してたと判明。

以上が中盤あらすじ。事故物件の旅館って物好きしか来ないので経営が成り立たないと思うのですが現実でもあるのでしょうか。1泊6,500円というのは旅館にしては格安だけど事故物件にしては高すぎるのでは?

何者かに恐れてる旅館主人ですが、賄賂のお金で了承したので詐欺の可能性も?。主人の奇声と会話、ヤヒロの見た霊などから過去の事件は推測できるが、1軒目同様深堀りはせず終了。最も興味深い事件なのに残念

3軒目のシェアハウスは、降霊術の映像がいまいちだし事件内容も、実態化ばあさんも手抜き感あり全体的に興味を持てなかったです…これなしで他をもっと深く厚く描いた方が良かったと思います。

事故物件ゾク 恐い間取り 映画/ドラマ

ラスト結末は?衝撃の真実とは?

ヤヒロは最初の仕事でカップル役を演じた春原花鈴(畑芽育)と親しくなり、部屋が決まるまで住まわせてもらうことに。しかしそこが4軒目の事故物件。ヤヒロは霊に襲われそうになります。藤吉に相談しようとするが事務所は数年間空き家だと発覚。

花梨こと本名リホは、売れない俳優の父と2人暮らしだったが、不倫で家出した母親がリホを引き取るつもりで男と来訪。リホを殴った男を殺害してしまった父は刑務所行き。リホは施設で成長し過去を忘れたいため、出所した父からの連絡は無視。

何かに取りつかれた花梨を、ヤヒロは位置情報共有アプリで追います。そこには花梨の父こと藤吉の孤独死体が。全ての真相は、藤吉の霊が優しいヤヒロを娘リホに引き合わせるためでした。工場長が紹介したのは別人。ヤヒロと花梨は恋愛関係に。

売れてきたヤヒロは、昔のあこがれタレントとエレベーターで一緒になるが、その人に取りついてる少女の霊が見えて…

以上がラストまでのネタバレあらすじ。4軒目がまさかの花梨の部屋だったのは意表つかれて良かったですね。ただ、恋愛要素はいらなかったかも。部屋に泊めた時点で花梨側に気はあったんでしょうけど、父・藤吉の導きどおりになりました。

ヤヒロが花梨宅で見た霊の正体はよくわからなかったが、藤吉が殺害した母親の彼氏?女性霊もいた気がするのですが気のせいかな?

本作はホラーの皮をかぶったミステリーだったのは意外でした。ただ、見せ方や演出がいろいろもったいなくて、父=藤吉と判明した時にそれほど驚けなかったのは少し残念。藤吉は最初から異物感ありすぎたんですよね。。花梨も。

最後の少女の霊は続編なんでしょうか。謎の怪奇現象で終わるのはホラー映画の定番とはいえ気になりますね。

映画『事故物件ゾク 恐い間取り』ネタバレ感想と私の評価

前作『事故物件 恐い間取り』はよくある不動産ホラーと思いきやジャンル変化でより楽しめました。今回の「ゾク」もタイトルからセンスを感じられ期待して初日に映画館で鑑賞。結論から言うと前作の方が圧倒的に好きです。

今回はオムニバス感が強くて、いろんな事故物件を体験できるのはいいがどれも浅くしか描かれず物足りなかったです。特に3軒目のシェアハウスはない方がよかったかも。あと、物理的な霊を見せすぎて全く怖くなかったのも残念。

恋愛要素も不要だったが、花梨を演じた畑芽育の透明感は、ホラー演出の不気味さと対象的でそれはそれで狙ってたのかな?彼女の幸せを願いながら死んでった父=藤吉(吉田鋼太郎)の導きが本作のメインストーリーなのはいい脚本だと感じました。

ラストのミステリ要素はよかったが、ホラー映画としては物足りなかったので続編があるなら、もっとホラー寄りを期待したいです!興行収入が前作を超えられるかも注目ですね。

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