『劇場版 緊急取調室THE FINAL』総理の空白10分の真相は?ラスト結末は?考察ネタバレ感想

TVドラマ映画化の完結編。超大型台風の災害対策会議に総理が遅れて到着。その空白の10分を糾弾した総理襲撃事件が発生し緊急取調室チームが調査。真壁は総理の事情聴取にも動き出すが…(ネタバレ感想あらすじ↓)
| 映画名/邦題 | 劇場版 緊急取調室 THE FINAL |
|---|---|
| 日本公開日 | 2025/12/26 [予告] 上映時間:121分 |
| 監督・キャスト | 常廣丈太[キャスト] |
| 配給/製作 (画像出典) | 東宝/アズバーズ |
| 日本興行収入 | 13.3億円 [出典] 興行収入ランキング |
| 平均評価 平均:100換算 | (興収・評価: 2026.2.3更新) 78 |
| シリーズ 関連作品 | TVドラマ映画化一覧 |
| 参考・出典 | 公式サイトWiki上映映画館 |
キャラ・ランキング(キャスト/出演者)
個人的なキャラクターランキングです。
※キャラクター名(キャスト/出演者/声優)
- 小石川春夫(小日向文世)緊急事案対応取調班
- 真壁有希子(天海祐希)緊急事案対応取調班。特殊犯捜査係
- 真壁奈央(杉咲花)有希子の娘。救急救命士
- 長内洋次郎/おさない(石丸幹二)内閣総理大臣
- 森下弘道(佐々木蔵之介)総理襲撃犯
- 梶山勝利(田中哲司)緊急事案対応取調班。管理官
- 磐城和久(大倉孝二)副総監
- 菱本進(でんでん)緊急事案対応取調班
- 玉垣松生(塚地武雅)緊急事案対応取調班
- 監物大二郎(鈴木浩介)捜査一課
- 酒井寅三(野間口徹)強盗犯捜査第三係
- 渡辺鉄次(速水もこみち)捜査一課
- 生駒亜美(比嘉愛未)緊急事案対応取調班。強盗犯捜査第三係
- 永松(平泉成)警視総監
- 光圓寺衛(徳重聡)総理大臣主席秘書官
- 熊井善太郎(山崎一)官房長官
ネタバレ感想『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』解説と評価
以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を!
『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』原作は?監督とキャストは?
『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』の原作は特になく、ドラマオリジナルのストーリーの劇場版・完結編です。脚本はテレビドラマ版も務めてた井上由美子、監督はドラマで演出を務めた常廣丈太。
主演の天海祐希は『老後の資金がありません!』『てっぺんの向こうにあなたがいる』等、佐々木蔵之介は『映画 マイホームヒーロー』『ゴジラ -1.0』等、石丸幹二は『アキラとあきら』『雪風 YUKIKAZE』等に最近出演。
総理が会議に遅れた?襲撃犯の正体とは?
関東を連続でおそう超大型台風の災害対策会議に総理大臣・長内(石丸幹二)が10分遅れて出席するが遅れた理由はあいまい。総理たちは病院を視察訪問。迷惑と発言した救急救命士の真壁奈央(杉咲花)も声をかけられます。
そこに現れた暴漢が「死ね」と総理に刺しかかるが逮捕されます。暴漢こと森下(佐々木蔵之介)は公安の取調べには黙秘。警察は本気度アピールのため緊急取調室での対応に切替え。しかし北風と太陽の手法も森下に見抜かれ、彼は総理との面会を要求。
森下は総理が会議に遅れた「空白の10分間」の謎もちらつかせます。森下は長内総理と同じ大学のヨット部で太平洋横断時に悪天候で転覆し1人が犠牲になったと判明。その時のリーダー長内は残りメンバーを無事に導いたことでヒーロー扱いされ政治家へ躍進。
以上が序盤あらすじ。ドラマ未視聴でしたが映画前にドラマ数話だけ観てのぞみました。「総理が会議に遅れた10分間」がキーとなるのですが、定番どおりアリバイ工作でこの短い間に殺人をおかしたのでは!と予測したけど…もっとシンプルでした…
本作は緊急取調室というタイトルから、取調室での会話劇で真相究明していくのでしょうけど、今回は暴漢・森下は何も話さないし、長内総理はあっさり自白するしで取調室での緊迫感がゼロだったのが残念…大ヒット公開中の『爆弾』と比べられるのは酷だろうけど…
同じ大学・同じ部活だった2人が1つの事故で、総理と無職という運命に別れたのは悲劇だが設定としては興味深い。キントリ・メンバーってこんなに多く必要?と思ったがやはりあまり働かない人がいた一方、取調室ではなく外で裏取りする要員もいるのか…
総理を緊急取調室へ導く秘策とは?
緊取は森下聴取の期限がせまる中、真壁(天海祐希)と梶山で長内総理に会いに行き聴取を要請するが拒否されます。やがて「空発の10分間」に森下が総理に電話してたと判明するが、森下は倒れて入院し膵臓ガン末期とわかります。森下は拝むしぐさを見せます。
緊取の監物と渡辺は公安に尾行されながらも、25年前にボートで事故死した総理同期の家を訪問。森下は毎年見舞いに行き総理襲撃前にも行ってました。拝むしぐさから連想し仏壇机を調べると、引き出しに総理が記したとされる航海日誌を発見。
真壁らは航海日誌を見せて副総監を動かし、総理に警視庁への視察訪問をうながします。真壁は元上司で裏金事件で収監中の郷原(草刈正雄)に面会し警備部をおどすワードを入手し、それで総理たちが緊急取調室を通るルートに変更させます。
以上が中盤あらすじ。森下が膵臓ガンとわかり本作は「余命少ない人が復讐や犯罪暴露する物語」と判明。ところが緊急取調室がメインかと思いきや事件の真相は外回りで捜査するので普通の刑事ものですね…あれ?何か脚本がうまくいってない感じ…
反対してたはずの副総監が辞職覚悟で協力したり、災害時の超多忙時に総理が警視庁訪問したり、タンカー等での緊急時にさえ総理大臣の役割より聴取を優先したりとおかしな展開つづき…俳優交代で脚本を書き直して整合性とれなくなったのかな?
ラスト結末は?総理は逮捕?緊急取調室の存続は?
真壁らは総理が取調室を体験するよう仕向け雑談開始。総理はタンカー事故に対処するのも取調室から指示。真壁の娘も救急救命士として活躍。総理はカメラを切らせ真壁と小石川に真相暴露。25年前雑な計画を公表するとおどした仲間を台風の海に落としたと。その時の長内の「死ね」を森下は模倣したのです。
空白の10分の真相は、森下が電話で罪を告白するようお願いしてました。自白したが証拠も録画もないし、25年前のたった1人の死を追求し内閣を終わらせ国を混乱させるか、その死を胸に善良な政治を行う総理を無罪放免にするか真壁らは迫られます。
真壁と小石川は処罰を覚悟し、殺害された被害者1人のために長内を追求すると決断。外へ出た長内総理は災害対策を終えた後に総理も国会議員も辞職すると表明。25年前の事故の捜査開始。緊取要員も副総監も首はつながるが緊取は解体されます…
以上がラストまでのネタバレあらすじ。最後はドラマでも何度もあったであろう(未視聴なので予想)トロッコ問題。過去のたった1人の犠牲者への償いか、現在の全国民に関わる善良な総理大臣の存続とどちらを選ぶ?この究極の選択は興味深いですね!
ただ、25年前にあれだけのことで仲間を海に落とせるのか?や、森下が今まで黙って理由や、総理が益なしにペラペラしゃべる理由など理解不能な点も多かった印象。そして急に総理が辞職を決断したり、キントリ解体の理由も不明…ドラマ版でわかるのかな?
『劇場版 緊急取調室 THE FINAL』ネタバレ感想と私の評価
ドラマ未視聴だがミステリ的に興味わいたので、映画観る前にドラマを数話観ました。でも選んだ回が悪かったのか「誰かをかばう」「子どもが関わる」事件ばかりでシーズンまたぐと同じ動機もあったりしてマンネリ感満載で心配に…
映画はFINALにふさわしく総理大臣を容疑者として聴取しようとする話なので目新しかったです。ただ、ボートでの事故、余命短い人の告発、悪事をバネに躍進する政治家など既視感ある展開が多かった印象。脚本がうまくいってないと感じました。
総理役は不祥事?で変更されたようですが、もとの市川猿之助バージョンも観たかったかも。その変更での混乱で脚本におかしな点が目立ったのかも?最後のトロッコ問題の提起は興味深かったので真壁がもっとスマートに解決しくれれば名作に仕上がったかも…
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