映画ドラマ評価ピクシーン PickScene映画ブログ/興行収入・視聴率ランキング/感想ネタバレ解説

実写映画【推しの子】TheFinalAct/ラスト結末は?真犯人の正体と真相は?考察ネタバレ感想

【推しの子】The Final Act 映画/ドラマ

産婦人科医のゴローは、ある日推しのアイドルグループB小町のアイの秘密を知り…。母と同じアイドルを目指すルビー。その双子の兄アクアは母の死の真相究明と復讐を誓い芸能界へ近づくのだが…(ネタバレ感想あらすじ↓)

映画名/邦題【推しの子】The Final Act
日本公開日2024/12/20 [予告] 上映時間:129分
監督・キャストスミス[キャスト
映倫区分日本:G(年齢制限なし)
配給/製作
(画像出典)
東映/:東映東京撮影所
日本興行収入公表後すぐ更新 興行収入ランキング
平均評価
平均:100換算
76
シリーズ
関連作品
マンガ実写化一覧
参考・出典公式サイトWiki上映映画館

キャラ・ランキング(キャスト/出演者)

個人的なキャラクターランキングです。
※キャラクター名(キャスト/出演者/声優)

  1. アイ(齋藤飛鳥)アイドルグループ「B小町」センターだった
  2. 雨宮吾郎(成田凌)アイを推す産婦人科医。患者さりなと親しい
  3. アクア(櫻井海音/幼少期:岩川晴)俳優・制作。アイの息子。ルビーは双子の妹
  4. ルビー(齊藤なぎさ/幼少期:斉藤柚奈)新生B小町のアイドル。アイの娘。アクアは双子の兄
  5. 天童寺さりな(稲垣来泉)幼くして重病患者。雨宮医師を慕う
  6. 斉藤壱護(吉田鋼太郎)アイをスカウトしたマネージャー。ミヤコの夫
  7. 有馬かな(原菜乃華/幼少期:永瀬ゆずな)新生B小町のアイドル。元 天才子役。毒舌
  8. カミキヒカル(二宮和也/少年期:黒川想矢)劇団ララライ出身の俳優。今は事務所を運営
  9. 黒川あかね(茅島みずき/幼少期:磯村アメリ)人気上昇中の女優。アクアの元恋人
  10. MEMちょ(あの)新生B小町のアイドル。人気YouTuber
  11. 斉藤ミヤコ(倉科カナ)いちごプロの社長。壱護の妻
  12. 鏑木勝也(要潤)アイを知るプロデューサー
  13. 五反田泰志(金子ノブアキ)生前にアイのドキュメンタリーを撮影

ネタバレ感想『【推しの子】The Final Act』解説と評価

以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を!

映画【推しの子】The Final Actの原作は?監督とキャストは?

映画【推しの子】の原作は、原作:赤坂アカ、作画:横槍メンゴによるマンガです。実写映像化においてストーリーが改変された部分はあります。連載漫画は終了済み。アニメもシーズン2までされましたが、実写版の方が先まで描いています。

監督のスミスは、ミュージックビデオ(MV)監督を多く務めているが、これほどの大作映画の監督は初めてのようです。Amazonプライムで配信中のドラマ【推しの子】では演出を担当したみたい。

アクア役の櫻井海音はMr.Childrenの桜井和寿の息子で『嘘喰い』『バジーノイズ』に、ルビー役の齊藤なぎさは『交換ウソ日記』『恋を知らない僕たちは』に、有馬かな役の原菜乃華は『ヘルドッグス』『ミステリと言う勿れ』等に最近出演。

アイ役に齋藤飛鳥、黒川あかね役に茅島みずき、他 あの、成田凌、 倉科カナ、吉田鋼太郎、要潤、安達祐実、二宮和也など豪華キャストが出演!

配信ドラマ版全話の簡単ネタバレあらすじ

1話目人気アイドルグループ「B小町」のアイが内緒で産んだ双子アクアとルビーは、実はアイを推してた2人の男女が「推しの子」に転生した姿だと明かされます。しかしアイは何者かに殺害され双子は大号泣。

2話目高校生に成長したアクアとルビー。元・天才子役の有馬かな からドラマ共演にさそわれたアクアは、母アイと交流あったプロデューサー鏑木に近づくため承諾。ドラマ『今日は甘口で』の原作漫画家は当初は落胆するが最終話の有馬かなの演技で満足。

3話目鏑木の企画する恋愛リアリティショー『今からガチ恋始めます』に出演するアクア。劇団女優の黒川あかねは不器用な振る舞いで炎上。あかねは命絶つ寸前に救ってくれたアクアの助言でアイを見事に演じ、それを利用しようと考えたアクアとカップル成立

4話目ルビー、有馬かな、MEMちょは新生「B小町」を結成。センターに決定した有馬かなは悩む。アクアはビジネスカップルの黒川あかねとドラマ『東京ブレイド』の出演が決定。しかし原作者が脚本を全部書きなおしてほしいと進言。

5話目アイドルフェスのB小町のステージで、センターの有馬かなは誰にも見られてないと感じるが応援するアクアを見つけ「あんたの推しの子になる」と心に決める。『東京ブレイド』は原作者を説得し脚本家との共同制作に。アクアは感情芝居に挑戦するがトラウマがよみがえり倒れる。

6話目倒れたアクアを看病した黒川あかねはアクアとアイの関係に気づく。月9ドラマ『東京ブレイド』は視聴率で苦戦したが最終話のアクアとあかねの演技は成功。かなを目指してきたあかねを、かなはひそかに天才と認める。DNA鑑定で共演者の姫川大輝がアクアの異母兄弟と判明

7話目東京ブレイドは最終話で最高視聴率。父は他界したと知ったアクアは目標を失う。B小町のMV撮影でアクアも生誕地の宮崎へ。ルビーは生まれた病院を訪ね、雨宮医師との思い出の場所近くであかねと一緒に雨宮の白骨遺体を発見。ルビーは母と雨宮の殺害犯への復讐を誓い母の墓へ。すれ違った男も同じ墓へ

8話目B小町の初MVは大成功。アクアはアイのマネージャーだった壱護と話し、父親は別にいると気づく。あかねは昔の劇団ララライを調べ、アクアに似てる「神木ヒカル」を発見し殺害に行くがアクアに止められる。

アクアにつき離された有馬かなは、悲しさから芸能界の有力者の部屋へついていき週刊誌に撮られます。アクアはかなを救うため、自分とルビーがアイの隠し子だという情報と交換。ルビーはアクアと絶交。アクアはカミキヒカルへの復讐を誓う。

アイと神木ヒカルとの出会いは?映画序盤は過去編

医師の雨宮は入院患者のさりなと親しくなり、彼女の推し「アイドルグループB小町のセンターのアイ」を自分も推すようになります。さりなはアイのドーム公演へ行く夢をかなえる前に病死。その後、アイが活動休止を発表し雨宮は落胆。

ある若い女性を診察した雨宮は、患者が推しのアイだと気づき混乱。父不在で母も窃盗犯で逮捕された幼少期のアイは施設で育ちます。壱護のスカウトでアイドル活動を始めたアイは、劇団ララライで中学生俳優カミキヒカルと出会いました。

アイドル活動が軌道にのったアイだが、妊娠を隠し活動休止して雨宮の病院で出産。その日若い男がアイの病室を尋ね、後を追った雨宮はなぐられて暗い穴に落ちて絶命。と思いきや、アイの息子アクアに転生し「推しの子」として第2の人生開始。

双子の妹ルビーもアイの推しが転生したようで2人とも前世の記憶を残したまま。アイは子育てとアイドル活動を両立させながら多忙な日々だが東京ドーム公演が決まります。しかし公演当日、アイはストーカーに刺され、アクアとルビーに「愛してる」と伝えて絶命

アイと雨宮の過去編は、ドラマ版で語られた内容が多めで映画の始まり方としてはやや退屈。カミキヒカルやストーカーとのからみをもっと深く描けばば新鮮味あったかも。雨宮が出産に立ち会ってたら、アクアに転生できなかったんでしょうね。

B小町のライブシーンからの冒頭はキラキラまぶしすぎて涙が流れました。アイドルファンの気持ちが少しわかったかも。こんな多幸感を一度感じたら確かにやみつきになりそう。ただ、現実とのギャップが大きいと現実がより過酷に思えそう…

【推しの子】The Final Act 映画/ドラマ

アクアが神木ヒカルを追い込む方法とは?

高校生に成長したアクアとルビーはアイの隠し子だったと公表(ここからドラマ版の続き)アクアは母アイからのビデオレター等からアイの死の真相を五反田と鏑木プロデューサーに話し『15年目の嘘』というアイの死に迫る映画制作を要望。

アイ役候補の人気女優 片寄ゆらは連絡つかず(神木ヒカルが殺害)。アクアは母アイの死の追体験をルビーにさせるのは反対だったが、黒川あかねが辞退しルビーがアイ役に。アイを妊娠させた男はアクアが演じます。

アクアはアイの死の真相を映画化することで社会的にカミキヒカルを追いこむつもりです。何度か観たことある手法だが、実際にはフィクションとして見られるのであまり効果ないようにも感じますが…。二宮演じる神木には効いてたが…

カミキヒカルとアイの本当の関係性については最後までわかりませんが、アイの話しぶりから良好ではないが犯罪レベルでもなかったように思えます。むしろ父親を公表した方が、カミキにとってもよかった可能性もあるのかな。

ゴローを殺害し、アイを刺したストーカーは、カミキヒカルが操ってたようですが、その部分も深く描かれません。人殺しを決意するほど強烈な動機があったとは思うのですが…

カミキヒカルの反撃は?アクアは復讐を達成?

アクアは自分を追いこみながら演じるルビーに「前世の夢」を思い出させ、ルビーの正体がさりなだと知ってる事、アクアの正体は雨宮医師である事を告げます。有馬かな、黒川あかねも出演し無事に撮影終了。アクアは神木ヒカルに会い自首をすすめます。

アクアはカミキへの興味を失い、ルビーと共に復讐を忘れて自分の人生を歩もうと決意。舞台挨拶時、煙と警報の混乱でアクアは刺され、ルビーはさらわれます。位置情報で知らされたアクアは、カミキがルビーを殺害する現場に到着。

カミキヒカルの目的は「幸せ絶頂時の人間が死んでいく姿」を見ることです。それで欲求を満たせる異常者かと。神木にナイフを渡されたアクアは、自分が殺人犯となりルビーを苦しめるより、神木の道連れを選択し海へ飛びこみ

アクアも神木も遺体は見つからず。ルビー、有馬かな、黒川あかね達は現場で手を合わせます。有馬かなの卒業でB小町は解散。かなは女優に専念?ルビー、黒川あかねも芸能活動が順調。MEMちょはYouTubeで結婚発表。

かなり小さく終わった感じがしました。アクアが最後にした選択にも疑問。カミキを気絶させてルビー誘拐の現行犯として逮捕させれば、アクアとアイとゴローを傷つけた指示、片寄ゆら殺害なども追求できたと思うだけに。

それとも、ルビーや有馬かなの子として転生する続編なども考えてるんでしょうか?カミキも転生して第2ラウンドがはじまるとか…設定しだいですがあまり興味はわきませんね…

アクアと有馬かなの関係は?黒川あかねとは?

ドラマ版で魅力的だった「有馬かな」「黒川あかね」ですが、残念ながら映画版ではあまり印象的なシーンはありませんでした。黒川あかねと別れたアクアでしたが、有馬かなとの関係も進展させないまま終わり物足りない…

有馬かなのスクープをもみ消したのはアクアの愛にも思えるけど、結局その公表を暴露映画の起爆剤に使うという計算に近い行動でした。有馬かなの心情もあまり語られず、アクアへの恋心はほぼ消滅したようにも思えさらに残念…

映画【推しの子】The Final Act ネタバレ感想と私の評価

原作漫画は未読だが、アニメ版の1話目で完全につかまれてしまい、芸能界の光と闇を暴露していく展開も好みでした。実写版には興味持たなかったが、配信ドラマを観たところ悪くないデキで続きを観たくなったので映画も初日に鑑賞。

結論から言うと、ドラマ版が良すぎたので映画版は蛇足とは言わないが物足りなさは感じてしまいました。特に【推しの子】の面白さである「芸能界の光と闇」が映画版ではほぼ描かれず、過去編がやたら長いのも気になりました。

魅力的だった有馬かな、黒川あかねがモブキャラなのも残念。メインキャラになりえたカミキヒカルのシーンも薄すぎて、その心理・心情や人間性もあまり語られないまま決着したのは本当にもったいない。

齋藤飛鳥、櫻井海音、齋藤飛鳥、成田凌を筆頭に俳優女優たちの演技が素晴らしかっただけに脚本が尻しぼみでした。ドラマ版も含めると、最も難しいキャラである有馬かなを演じた原菜乃華を個人的には推したいかな。

シリーズやジャンル⇒マンガ実写化一覧

ゆめぴょん画像
サイト管理人ゆめぴょん(映画・旅行好き)
 プロフィール。他:世界遺産一周ブログ
好み⇒非日常/謎/驚き/社会性/感情動かす/多幸感/演出・ストーリー重視/本格ミステリ/SFファンタジ/ホラー/アニメ/MCU
サイト管理人ゆめぴょん(映画x旅行好き)
ゆめぴょん画像
興行収入は毎週更新!好み⇒非日常/謎/驚き/社会性/感情動かす/多幸感/ホラー/本格ミステリ/アニメ/MCU
ホーム 興収ランキング ドラマ視聴率
検 索
目 次