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『TOKYOタクシー』乗客の過去とは?運転手の未来は?ラスト結末は?考察ネタバレ感想

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TOKYOタクシー 映画/ドラマ

タクシー運転手の宇佐美は、東京の柴又から神奈川の高齢者施設まで85歳の乗客・高野すみれを送ることに。見納めに東京を回るすみれだが意外な過去を語りはじめ…(ネタバレ感想あらすじ↓)

映画名/邦題TOKYOタクシー
日本公開日2025/11/21 [予告] 上映時間:103分
監督・キャスト山田洋次[キャスト
映倫区分日本:G(年齢制限なし)
配給/製作
(画像出典)
松竹
日本興行収入13.8億円 興行収入ランキング
平均評価
平均:100換算
(興収・評価: 2025.12.29更新)
79
参考・出典公式サイト上映映画館

キャラ・ランキング(キャスト/出演者)

個人的なキャラクターランキングです。
※キャラクター名(キャスト/出演者/声優)

  1. 高野すみれ(倍賞千恵子/若い頃:蒼井優)高齢者施設へタクシーで
  2. 宇佐美浩二(木村拓哉)東京の個人タクシー運転手。少ない稼ぎに悩む
  3. 小川毅(迫田孝也)すみれの結婚相手
  4. 阿部誠一郎(笹野高史)すみれの弁護士
  5. 宇佐美薫(優香)浩二の妻。共働きだが娘の養育でぎり
  6. 宇佐美奈菜(中島瑠菜)浩二の娘。音大を目指してる
  7. キム・ヨンギ(イ・ジュニョン)すみれの初恋相手
  8. 圭子(大竹しのぶ)浩二の姉
  9. 佐田(明石家さんま)

ネタバレ感想『TOKYOタクシー』解説と評価

以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を!

『TOKYOタクシー』原作は?監督とキャストは?

映画『TOKYOタクシー』の原作はフランス映画『パリタクシー』(2022年)で、監督の山田洋次が脚本もつとめた日本版・東京版となりそうです。山田洋次監督は2023年公開の『こんにちは、母さん』以来で、91作目の作品となります。

主演のキムタクこと木村拓哉は『レジェンド&バタフライ』『グランメゾン・パリ』等、倍賞千恵子は『Arc アーク』『PLAN75』等、蒼井優は『スパイの妻 劇場版』『ふつうの子ども』等に最近出演。

TOKYOタクシー運転手の悩みとは?乗客はどんな人?

東京の個人タクシー運転手の宇佐美 浩二(木村拓哉)は、夜遅くまで働いても稼ぎは多くないようです。娘・奈菜は私立音大の推薦入試が決まりそうだが、入学金と年間授業料で100万円以上必要。コロナで貯金も使い果たしてて夫婦で悩みます。

朝食後に仮眠中の浩二は、仕事仲間から長距離案件の乗客を引き継ぎます。東京の柴又へ向かいに行った浩二は、自宅売却を弁護士にまかせた85歳の高野すみれ(倍賞千恵子)を乗せて神奈川県の高齢者施設へ長距離ドライブ開始。

最後の東京で何か所か寄りたいというすみれの要望でまず隅田川の言問橋へ。東京大空襲で大勢が死傷した場所で、すみれも父を亡くしました。すみれは無愛想な運転手浩二に身の上話をはじめます。初恋相手の在日朝鮮人の金城が帰国後、1人で出産

以上が序盤あらすじ。『パリタクシー』は好きな映画だったので内容ほぼ覚えてるけど、なじみある日本の東京をまわる旅は思った以上によかったです。他の客とのやりとりも見せてほしかったが、客を1人に絞って家族を強調したのは山田洋次風味ですね。

『パリタクシー』と比べるとヤサグレ具合が足らず金に困ってるようにも見えなかったのは雑音だが、所々での客商売に向かない対応はよくだせてました。正直あんなに会話を要求する乗客は今では迷惑に思われる気もしますし(笑)

倍賞千恵子を東京の柴又から乗せるシーンは『寅さん』シリーズをあまり知らない私でもクスッとしてしまいました。また、音大志望の娘がクラリネットでヨーロッパ留学…は、実際のキムタクの娘と同じ?と思ったが実娘はフルートでしたか…

東京を巡る高齢乗客の過去とは?壮絶な人生?

20歳そこそこのすみれは母の食堂を手伝いながら息子を育てました。タクシーでその辺にも寄ります。浩二とすみれは名前で呼びあうことに。再び恋したすみれは母の心配も無視し結婚。しかし夫・小川は息子を愛さず毎日のようにすみれに暴力をふるいます。

ある日、すみれは夫の要望で夫婦旅行に。しかし息子を預けた実家の母から、息子がDV被害にあってる事を知らされ激怒。すみれは夫の睡眠中に急所に熱湯をかけます。その頃住んでた場所には高層マンションが立ち並びタクシーで素通りし教会へ。

すみれの希望で殺風景な高速道路にはのらず、上野近くの公園で一休み。浩二は娘の学費について悩んでると告白。再びタクシー内で語りはじめたすみれは、男性機能を失くした元夫の裁判で懲役9年となった事や当時はDVという言葉もなく男に甘かったと。

以上が中盤あらすじ。いよいよすみれの驚愕の過去が明らかになるにつれ、運転手との距離も近づきます。人は自分より幸福な人には嫉妬するが、不幸な人には共感・愛着を持つともいわれる効果でしょうか。

『パリタクシー』ほどひどい夫ではなかったし、息子の将来を考えるとすみれの行動はやりすぎとも思えたが、長い間の我慢と息子へのDV発覚で一気に沸点超えしたんでしょうね。DV夫は有罪にならなかったのかな?時代とはいえそれは理不尽…TOKYOタクシー 映画/ドラマ

ラスト結末は?運転手と乗客の将来と生死は?

浩二はすみれに息子について訪ねるが、病死したと聞かされ謝罪。踏切での一時停止無視で警察に止められるが、すみれの病人演技で事なきに。当時は死も考えたと語るすみれに横浜ベイブリッジの素晴らしい景色を見せてはげまします。

高齢者施設から到着が遅いと電話がくるが、浩二はすみれを夕食に誘いステーキ店へ。娘に頼まれたにしきやのシュークリームも含めて結局すみれにおごられます。3時間以上も遅れて施設に到着したのでスタッフは冷たく、すみれはホテル泊を希望するが浩二による説得で断念。

施設の雰囲気に負け、浩二は支払いを後日とし妻も同伴すると約束。1週間後、妻同伴の浩二は施設ですみれの死を知りがく然。娘も連れて葬式後、弁護士事務所ですみれからの感謝の手紙と、娘の学費等のために遺産1億円の小切手を受け取り感涙。

以上がラストまでのネタバレあらすじ。伊坂幸太郎あたりなら「息子が実は浩二でした」となりそうだが、あっさり病死と聞かされキムタクも恐縮。警察が人情話で許してくれたり、運転中に携帯電話で話したりとか気になったが重箱の隅ですかね。

高齢者施設スタッフの対応が悪く描かれすぎてるが、住居者各自がわがまま言うと成り立たないだろうから少し同情もしてしまいます。スタッフにも家で待つ家族がいるわけですから。

ラストでの突然の死と宇佐美家の金欠解決は知ってたが感涙。ただ「あれだけの仕事」で高額な遺産をゆずってくれたのは少し違和感。『パリタクシー』の時は感じなかったので、何か描き方が違うのかな?もっと丁寧な仕事しても浮かばれない世の中になってきたからかな…

映画『TOKYOタクシー』ネタバレ感想と私の評価

『パリタクシー』は結構好きでオチまで鮮明に覚えてるので、その日本版・東京版としての本作も楽しみにしてて映画館で鑑賞。見事に日本の家族映画に仕上がってて普通に良作でした。オチも知ってるけどラストは感涙

他の乗客も少しでいいから見たかったとか、『パリタクシー』のようなヤサグレ感もほしかったとか、あと2〜3か所寄り道してほしかったとか要望はあるが、短い時間でよくまとまってたのでこれはこれでありかと。

あまり観たことなかったが倍賞千恵子の存在感は想像以上。キムタクこと木村拓哉はいつもと違い?エリート感を封印してたがいい演技でした。宝くじ当選感あるラストは賛否あるかもだが、素直にほっこりする家族映画としておすすめ!

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