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ネタバレ感想『ローンレンジャー』西部劇の馬と汽車アクションが迫力/あらすじ評価

ローン・レンジャー
  • 平均評価 ★★★★★63/100
  • 私の評価 ★★★★★61
  • 日本興行収入 20.9億円
  • 世界興行収入 2.6億US$
  • 日本公開 2013.8.2
  • 上映時間 150分 予告

『ローンレンジャー』あらすじ(ネタバレなし)

アカデミー賞2部門ノミネート。アメリカで有名な西部劇を新たに映画化。インディアン(先住民)のコマンチ族で悪霊ハンターのトントは、少年に昔の話を聞かせます。若い頃に瀕死の検事ジョン・リードを助けた。ジョンは死んだことにするため、謎のヒーローのローン・レンジャーとなる。トントの不思議な白馬シルバーとともに、2人は復讐のための旅に出るが、トントがハンターになるきっかけとなった少年時代のいまわしい事件ともからんできて...(ネタバレあらすじ↓)

ローン・レンジャーの予告動画

映画『ローンレンジャー』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
原題/英題
The Lone Ranger
製作国
アメリカ(2013.7.3公開)
映倫区分
日本: G、USA: PG-13
製作費
約US$ 215,000,000(約237億円)
配給/製作
(C)Walt Disney Studios Motion Pictures、Walt Disney Pictures、Jerry Bruckheimer Films、Blind Wink Productions、Classic Media、Infinitum Nihil、Silver Bullet Productions
参考
 Wikipedia⇒ 興行収入⇒
映画監督
ゴア・バービンスキー
キャスト/出演者
ジョニー・デップ、アーミー・ハマー、ヘレナ・ボナム・カーター、トム・ウィルキンソン、ウィリアム・フィクトナー
レビューサイト平均評価 ★★★★★63/100換算

ネタバレあらすじや感想『ローンレンジャー』考察・評価・レビュー

この先はネタバレありのあらすじや感想・考察です。ローン・レンジャー

★★★★★ 61点/100(60が平均)

『ローン・レンジャー』は、ネイティブ・アメリカンの悪霊ハンターのトントと、その相棒でマスクを被るローン・レンジャーのジョンが、復讐相手を探すうちに、当時の西部をゆるがす大事件にまきこまれていき阻止しようと奔走する、西部アクション映画です。

この映画のおすすめ、5つのポイント

  • 西部の異質ヒーロー物語
  • トントの過去が気になる
  • 白馬シルバーがかわいい
  • 汽車と馬のアクションが爽快
  • 子どもや家族と一緒に楽しめる

少し残念?つっこみどころ、5つのポイント

  • 長すぎる。全体的にだらだら
  • 町の黒服黒帽子の人が見分けづらい
  • 人間関係がわかりづらい
  • 不要なギャグが多すぎる
  • 真相がわかっても驚きがない

『ローン・レンジャー』ネタバレ感想の総括

ジョニー・デップも含めて『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』シリーズのスタッフたちが海賊ではなく西部劇でも旋風を巻き起こそうと制作したそうですが、北米ではそれほどヒットしなかったようです。

日本では「ローン・レンジャー」の物語をそれほど知られていない(私も初めて知った)ことや、ジョニー・デップ人気もあったのか、そこそこヒットしました。確かに汽車のアクションシーンなどは劇場の大画面で見た方が楽しめる作品です。

ただ、時間が長すぎるので、中盤は退屈するかもしれません。それなのに肝心な物語の核心にせまる重要場面は、わりとさらっと描いてしまってるので、人間関係がわかりづらいし、今何をしようとしてるのか理解できなくなったりします。

ストーリーには驚きもあり、キャラもそこそこ特徴的なので、短い時間でさくっと見せてくれれば、もっと高評価された気もします。ラストのアクションシーンは、大迫力で爽快感もあるので、あの場面だけ何度も見たいと思いました。

『ローン・レンジャー』ネタバレ感想や印象的シーン

見世物小屋に展示物を見に来た好奇心旺盛な子どもに、年老いたローン・レンジャーが昔話をするというはじまり方をします。アメリカでは古典のような有名な話らしいので、それを知ってる少年に、聞いてたのと違う内容を盛り込んだりして、視聴者側にもワクワク感を誘発しようと試みています。

残念ながら日本人の私にはそれが成功してるのかどうかはわかりません。ローン・レンジャーの古典を知らない者からすると、何度も少年の時代に戻って進行が止まるのは、マイナス効果しかない気がします。少年がジョンの子孫など意表をつく関係者だったってこともなかったですよね?

昔話は走る蒸気機関車を、馬に乗った盗賊団が襲う場面からはじまるので楽しいです。しかし、トント(ジョニー・デップ)やブッチ・キャヴェンディッシュがとらわれていたり、ジョン・リード(アーミー・ハマー)が乗り合わせていたりと、後で考えると偶然にしても都合良すぎます。

ジョンのキャラに特徴がなさすぎて、それ以降に出てきても見失ってしまうので、マスクを付けさせたのは(視聴者のためにも)ナイスアイデアです。その兄ダン・リードは腕利きのレンジャーで、かつてブッチ・キャヴェンディッシュを捕まえたこともあります。

ダンはジョンも連れて数人で再びブッチ探しに出かけますが、仲間の中に裏切り者がいて待ち伏せされます。ダンはブッチにより無残に殺されてしまいます。ジョンも瀕死状態にされますが、一部始終を見てました。白馬シルバーの導きやトントの不思議な力により、ジョンはスピリット・ウォーカーとして目覚めて復讐を誓います。

ジョンはトントと考えが違ったけど、共通の敵ブッチを倒すために共に旅することになります。ジョンは死んだことにするため、マスクをかぶり「ローン・レンジャー」となります。立ち寄ったコマンチ族の村では、長老がジョンにトントが復讐の鬼になった理由を話します

トントが少年の頃、2人の白人が倒れてるのを連れてきて回復させます。そして白人に懐中時計をもらって、代わりに銀が流れてくる場所を教えます。すると口封じのために、白人はコマンチ族の村を皆殺しにしました。トントは2人の白人への復讐を誓って、1人で旅に出たのです。

とんでもなくひどい話ですが、歴史をみるとインディアン(アメリカ先住民)には同じようなことが行われたようです。『レヴェナント 蘇えりし者』や『ターザン: Reborn』でも同様な展開がありました。

一方で白人たちは蒸気機関車による横断鉄道を建設して富を得ようと考えていますが、コマンチ族などのインディアン(アメリカ先住民)が邪魔なので、彼らが戦うように仕向けていきます。これも歴史的にありそうな展開です。

トントとジョンは、銀の鉱山でブッチの仲間らと戦闘を繰り広げます。中盤の見せ場で西部劇っぽく楽しめるシーンです。冒頭の汽車アクションからここまで、ほとんど印象に残るシーンがなくて退屈しそうでしたが、ここまで見てて良かったです(笑)

死闘の末、ブッチを捕らえますが、すぐ殺そうとするトントをジョンは気絶させて、生きた状態でブッチを町へ連れて行きます。しかしブッチを引き渡した相手がなんと、トントの村を全滅させた白人2人組でありかつ、その1人がブッチの兄弟でもあったのです。

ここまでだらだらと長かったのですが、この人間関係には意表をつかれました。どこかに伏線ありましたっけ?そこにコマンチ族が攻めてきますが、それは白人2人組の正体を知ってたわけではなく、自分たちの土地を取戻すためですよね?ご都合主義や偶然が重なりすぎて、話に付いていけません。

『ローン・レンジャー』結末/ラストシーン

結局、インディアン(アメリカ先住民)が土地を追われた理由は蒸気機関車の線路を建設するためだったので、トントとジョンは陸橋を爆破しようとします。そこで現代の見せ物小屋の少年にシーンを戻して、線路爆破をうやむやにして、また話を長引かせます。でもこの部分の演出だけはまぁまぁ好きです。

ラストはトントとジョンが蒸気機関車を奪って、鉄道計画を台無しにしようとします。白人2人組とその仲間たちが、それを阻止しようとして、汽車での戦闘アクションになります。このラストバトルは見ごたえあります。

女主人レッド・ハリントン(ヘレナ・ボナム=カーター)の義足からの仕込み銃がかっこよかったです。序盤以外でも、もっと見せ場を作ってほしかったくらいです。屋根や汽車の上を走る白馬シルバーの万能ぶりは、悪霊ハンターというオカルト要素を思い出させてくれました(笑)。

コマンチ族を皆殺しにした悪党どもは、徹底的に命を奪われていくので、勧善懲悪的にもすっきりした結末でした。好みです。ラストでは、爆破したかどうか不明だった陸橋が、やはり見事に破壊されていて、汽車は真っ逆さまに落ちていきます。それを眺める2人は危なすぎですが。

ジョンが兄ダンの妻とすぐ恋仲にならなかったのは、道徳的にか兄を配慮してのことだと思いますが、それなら何度も妻子を出す必要もなかった気がします。ヒロインや子どもを使いたかっただけに思えました。最後は現代で、老いたトントが荒野へ帰っていきました。見せ物小屋で働いてるのかは不明です。

ハイライトシーンはかなり面白いのですが、そこに至るまでの展開がだらだらすぎます。しかし汽車や馬のアクションシーンや、復讐相手の正体などには驚きもあるので、ぜひ1度は観ることをおすすめしたいです!

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ゆめぴょん(管理人・執筆・映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
世界一周135国/世界遺産595訪問後、映画にハマり。家視聴含め3年半で1800本。新作は2017年190本、2018年70本
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