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映画『ある閉ざされた雪の山荘で』ネタバレ感想解説/結末は?真犯人の正体と動機は?

ある閉ざされた雪の山荘で 映画/ドラマ

東野圭吾原作の映画。劇団役者7人が「雪で閉ざされた山荘」という設定の連続殺人事件オーディションに参加。しかし密室で1人また1人と消えていき…。消えた者の生死は?残るのは誰?

映画名/邦題ある閉ざされた雪の山荘で
日本公開日2024/1/12 [予告] 上映時間:109分
日本興行収入7.5億円(興行収入ランキング
平均評価
平均:100換算
67
シリーズ
関連作品
東野圭吾原作の映画
映倫区分日本:G(年齢制限なし)
配給/製作
(画像出典)
ハピネットファントム・スタジオ/ファインエンターテイメント
参考・出典公式サイトWiki

キャラ・ランキング(キャスト/出演者)

個人的なキャラクターランキングです。
※キャラクター名(キャスト/出演者/声)

  1. 麻倉雅美(森川葵)圧倒的な演技力の天才女優
  2. 田所義雄(岡山天音)参加者の1人に恋愛感情を抱くクセあり怪優
  3. 笠原温子(堀田真由)演技力はそこそこで役のためなら超勝ち気
  4. 元村由梨江(西野七瀬)容姿端麗なお嬢様女優だが演技力は…
  5. 中西貴子(中条あやみ)公演直前に役を奪われた個性派女優
  6. 久我和幸(重岡大毅)唯一の外からのオーディション参加者
  7. 本多雄一(間宮祥太朗)実力派の劇団トップ俳優
  8. 雨宮恭介(戸塚純貴)優しき劇団リーダー格

ネタバレ感想『ある閉ざされた雪の山荘で』解説と評価

以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を!

原作は東野圭吾の小説?監督とキャストは?

映画『ある閉ざされた雪の山荘で』の原作は、東野圭吾による同名の本格ミステリ小説(1992発行)です。彼の小説はこれまでも映画化されていて、東野圭吾 原作の映画でご確認いただけます。

監督・脚本の飯塚健は『虹色デイズ』『ヒノマルソウル〜舞台裏の英雄たち〜』等も監督しています。

主演の重岡大毅は『溺れるナイフ』『禁じられた遊び』等、中条あやみは『雪の華』『劇場版TOKYO MER』等、岡山天音は『キングダム 運命の炎』『沈黙のパレード』等、西野七瀬は『あなたの番です 劇場版』『シン仮面ライダー』等に最近出演。

ある閉ざされた雪の山荘に集まった理由は?

人里離れた一軒家に7人の劇団役者が集められ、演出家の東郷によるオーディションが開催。「ある閉ざされた雪の山荘で」起こる事件に対応する姿を監視カメラで見られながら、敷地内のみで4日間を過ごして最終選考されます。

唯一部外者の久我(重岡大毅)は所属劇団が消滅したため、憧れの劇団水滸の外部オーディションを受けて選ばれたそうです。水滸のトップ俳優は本多雄一(間宮祥太朗)。次にリーダー格の雨宮は、お嬢様の元村由梨江(西野七瀬)と仲良さげ。

由梨江に片思いっぽい田所(岡山天音)はクセ強そう。中西貴子(中条あやみ)は、笠原温子(堀田真由)に役を奪われた理由が演出家との男女関係と知り微妙な心境。水滸の劇団員6人は、麻倉雅美という女優と過去に何かあったようです。

以上が序盤あらすじ。東野圭吾の原作はかなり前に読んだのでウロ覚えでしたがクローズドサークル「ある閉ざされた雪の山荘で」を設定だけで実現して見せたのは見事!警察の介入しないクローズドサークルは現実では成立させづらいので。

こういう「館」へ集められた人物は一クセも二クセもある連中ですが、今回は岡山天音が演じる田所だけが突出してクセ強かっただけで、他のキャラが薄めだったのがやや残念。次点は、堀田真由のギラツキ感、西野七瀬のお嬢様感が印象的。

最初の行方不明者は誰?その次は?

1日目の夕食後、中西貴子と口論した笠原温子はピアノを弾いてる時に、何者かに背後からヘッドホンで首をしめられた後、行方不明に。翌朝、東郷の声でこの事実が告げられて温子は消失。久我は、ヘッドホン端子が誰かに外されたと気づきます。

実際は快晴だが「ある閉ざされた雪の山荘で」という設定なので外部者犯行は除外でき、口論した貴子が疑われます。久我と貴子は裏口に井戸を発見。2日目の夜、部屋へ戻った由梨江はノックした田所に口をふさがれ、雨宮との関係を聞かれます。

再びノック音して扉を開けた由梨江は、花瓶でなぐられた後に消失。この晩、久我は本多と手をロープで縛り同じベッドで寝てたので2人のアリバイは成立。翌朝、東郷の声で由梨江の殺害設定が告げられます。田所は花瓶に本物の血を発見。

井戸に貴子の衣服痕も見つかり、本物の殺人事件では?と全員が疑心暗鬼に。オーディションを辞退して帰ろうとする雨宮を、本多たちが説得。雨宮は、貴子と由梨江と一緒に、元劇団員の麻倉雅美が事故にあった日に雅美と会ってました。

以上が中盤あらすじ。オーディションという設定なので「殺人も演技」の可能性を感じてたが、温子と由梨江が襲われる様子をはっきりと映像で見せてきたのが驚き。しかしこれは私達視聴者に見せるためではなく「ある人物」をだますための演出でした(後述)

オーディションとはいえ殺人が起こった後に、二度も部屋のドアを開けた由梨江に違和感はありましたが、これも計画してた演技のためだったことが後に判明します(後述)。が、くどい説明はないので振り返らないと気づけない細かい演出かも。

ある閉ざされた雪の山荘で 映画/ドラマ

結末は?真犯人の正体と動機は?探偵役は誰?

3日目の夜に雨宮が絞殺されたと、翌朝に発表されました。久我は真犯人の正体は本多と断定。なぜなら、久我は田所と貴子と同じ部屋で寝たので3人のアリバイが成立。そしてマジックミラー裏に、車椅子の麻倉雅美(森川葵)を発見

雅美は抜群の演技力を見せたのにオーディションで落とされ、役者をやめて田舎に帰郷。雨宮、温子、由梨恵は励ましに行ったが雅美と口論に。その後、貴子が「事故った」と嘘の電話し、動揺した雅美は交通事故に。車椅子必須の体になり役者は絶望的に

事情を知った本多は3人への復讐を実行。久我は探偵役として「事件は3層構造」だったと推理1層目は東郷によるオーディションという設定。2層目は、全参加者が視聴者にもなる「本多による連続殺人事件」。しかし2晩目の本多はアリバイあり。これで久我は共犯者の存在を疑い真相に迫ります。

3層目は、視聴者「雅美」へ見せるための、犯人役の本多と被害者役3人が演じた「連続殺人劇」。本多は雅美が逮捕されないよう、誰も殺しませんでした。姿を見せた3人は雅美に謝罪し、雅美も役者を続けると決意。後に、劇団水滸は久我の脚本で『ある閉ざされた雪の山荘で』を演じることになります。

以上がラストまでのネタバレあらすじです。予想どおり久我が探偵役となり「事件は3層構造だった」と解説しますが、私達視聴者の視点から見ると「4層構造」です。というかどんな映画も芝居も最低「2層構造」なんですよね。

「3人の死体の隠し方」は特に描かれなかったが大きな疑問点です。監視カメラと久我、貴子、田所に絶対に1度も遭遇しない方法なんて考えつかないのですが。「館」もので定番の「隠し部屋」があったのかも?

麻倉雅美の演技はかなり感情的ですが「天才女優」に見えたので森川葵はすごい。ただ、交通事故にあった経緯が嘘の電話で動揺したから…というのはあり得なくはないが無理のある設定だと感じました。温子も悪いがほぼ自分の責任。

そして、車椅子の女優に復帰できたからといって、雅美の心境から温子を許せるようになるかは疑問…。ダークな感情を吹っ切って前向きになれた理由がもう少し欲しかったので、本多との結婚などを大きくアピールしてもよかったのかと。

映画『ある閉ざされた雪の山荘で』ネタバレ感想と私の評価

東野圭吾のミステリー小説では初期の「本格ミステリ系」が好きなので、やや変化球の本作は「中」くらいの好みでした。しかし実際の俳優女優が演じることで「演技のリアリティ」が強調されて、映像化には向いてると感じました。

一方、舞台が屋内のみで会話劇が中心なので、映画館で2時間近く観るには地味で退屈な中だるみも気になりました。殺人事件?も淡々と起こるし、金田一やコナンのように劇的ではないためテレビドラマでよかったのかも。

個性的なキャラを見事に演じてた俳優女優陣が語る「演技論」は見どころの1つでした。天才女優の森川葵、お嬢様女優の西野七瀬、クセ強俳優の岡山天音が特に印象的。7人の冒頭の棒読みが気になったが、後半は改善されたのでわざとだったのかも?

私の評価 66/100(60が平均)

シリーズ/関連⇒東野圭吾原作の映画

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2024新作55、2023年216本鑑賞。好み⇒謎/驚き/社会性/感情動かす/多幸感/演出・ストーリー重視/本格ミステリ/SFファンタジ/ホラー/アニメ/MCU
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