2025映画『ドールハウス』人形の秘密とは?衝撃のラスト結末は?考察ネタバレ感想

事故で5歳の娘を亡くした佳恵は、娘に似た人形を購入し元気を取り戻していく。新たな娘が生まれ放置された人形だが、娘が遊びはじめると奇妙な出来事が起きるようになり…（ネタバレ感想あらすじ↓）

キャラ･ランキング（キャスト/出演者）

個人的なキャラクターランキングです。
※キャラクター名（キャスト/出演者/声優）

1. 鈴木佳恵（長澤まさみ）5歳の娘を亡くし人形にいやされるが…
2. 鈴木忠彦（瀬戸康史）佳恵の夫。看護師
3. 神田（田中哲司）呪禁師(じゅごんし)
4. 鈴木真衣（池村碧彩）佳恵と忠彦の新たな娘
5. 山本（安田顕）警官
6. 鈴木敏子（風吹ジュン）忠彦の母親
7. 鈴木芽依（本田都々花）5歳で亡くなった娘

ネタバレ感想『ドールハウス』解説と評価

以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を！

『ドールハウス』原作は？監督とキャストは？

映画『ドールハウス』は、監督・脚本の矢口史靖によるオリジナル脚本で、原作は特にないようです。矢口史靖は『サバイバルファミリー』『ダンスウィズミー』なども監督。

主演の長澤まさみは『四月になれば彼女は』『スオミの話をしよう』等、瀬戸康史は『コンフィデンスマンJP 英雄編』『愛なのに』等に最近出演。

人形を見つけた経緯は？娘の死の理由は？

佳恵(長澤まさみ)の買い物中、友達とかくれんぼしてた幼い娘･芽依が行方不明に。警察に捜索願いを出した後、佳恵はドラム式洗濯機内で窒息死した娘を発見し発狂…。その後、佳恵は精神科医やグループセラピーの効果もなく気力を失ってました。

ある日骨董市で娘に似た日本人形を買った佳恵は、人形セラピー効果で回復。新たな娘･真衣が5歳になった時、奥にしまってた人形を見つけ「あや」と名づけてなかよく遊びはじめます。5年前に切った人形の髪や爪は伸びてます。

佳恵は人形が走ったり真衣と話すのを見て気味悪くなり人形を捨てます。しかし人形は必ずもどってきます。寺のお焚き上げの供養に出すが、裏で売ろうとした住職が変死。返された人形を佳恵の夫がCTスキャンすると、人間の骨が入ってると判明し…

以上が序盤から中盤までのあらすじ。古いドラム式洗濯機では窒息もありえたそうでトラウマになりそうな冒頭。古い日本人形には人間の髪を使ったので伸びるとか実話？と思ったが、この映画では人形の正体が判明すると納得…人骨とか…

寺のお焚き上げで人形も対象だったのは初耳。確かに人と密接だった人形の供養は必要かも。人形を12万円でも売らなかったよくばり住職の死に様から本格的にホラー映画展開に。全体的にどこかで聞いた内容ばかりだが手抜き感ないし疾走感は好き♪

ラスト結末は？人形の正体や秘密とは？

人骨で製作された人形なので警官が研究所へ運ぶが呪いに負けて正気を失います。佳恵と夫が呼んだ呪禁師は人形を厳重な箱に封印し人形専門家に見せます。人形の正体は、昭和の新潟のとある村の人形作家･安本浩吉が亡き娘･礼の骨で製作。

浩吉の妻は病弱な娘と心中したが生き残り、娘に似た人形をかわいがりました。妻の死後、浩吉は神無島に人形とともに妻を土葬。しかし安本浩吉の人形の価値が上がると墓荒らしが礼人形を掘り起こしたようです。佳恵たちは人形を浩吉の妻の墓へ戻そうとします。

前日、怪現象で呪禁師は負傷し佳恵と夫だけで神無島へ。浩吉の妻の壺を見つけて人形を入れるが、芽衣の写真を取ろうとした佳恵も壺へ落ち…。真衣を預かってる佳恵の義母が佳恵たちの家へ。呪禁師は「礼(あや)は母と一緒が嫌で墓を出たのかも」と。佳恵と夫が押すベビーカーには人形が…

以上がラストまでのネタバレあらすじ。人形には芽衣の意識が憑依してると予想したが、人形師の娘の呪いと判明。とすると佳恵らへの恨みはないはずなので「母からの愛情」を求めるがゆえの犯行だったなのでしょうね。

監督や制作陣は最近はやりの「村ホラー」の意図もあったのかなとも予想。村民は元駐在の人形収集家とホテルの人だけなので上辺のみだけだが、土葬墓の掘り返しも含めて思った以上に不気味でした。

呪禁師が登場時の期待ほど活躍しないもの定番だが、呪いに対処できない素人だけで行かせるのは現実的にはありえないでしょうね。「あやが母をうらんでて一緒にいたくなかった」のは意外だったが、ラストは予想どおり。

映画『ドールハウス』ネタバレ感想と私の評価

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