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映画『ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー』考察ネタバレ感想/ラスト結末は?惑星ベジータ崩壊?

ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー 映画/ドラマ

ドラゴンボール映画20作目。復活したフリーザは、部下が辺境星から連れて来たサイヤ人の生き残りブロリーを悟空とベジータにぶつけます。謎の強さのブロリーに押されぎみの悟空はある決断を...。ブロリーの強さの秘密とは?(ネタバレ感想あらすじ↓)

映画名/邦題ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー
日本公開日2018/12/14 [予告] 上映時間:100分
監督・キャスト長峯達也
キャスト
出演者
野沢雅子、堀川りょう、中尾隆聖、島田敏、久川綾、草尾毅、山寺宏一、渡辺菜生子、銀河万丈
映倫区分日本:G(年齢制限なし) USA:PG
配給/製作
(画像出典)
東映/東映アニメーション
日本興行収入40.0億円(年間12位
世界興行収入1.1億USドル [出典]
平均評価
平均:100換算
(興収・評価: 2022.6.10更新)
76私の評価は含まず)
シリーズ
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ネタバレ感想『ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー』解説と評価

以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を!

前作からの続編・登場キャラクターについて

劇場版では前作『ドラゴンボールZ 復活の「F」』からの続編であり、テレビアニメ版『ドラゴンボール超』の続きです。前作同様に脚本は鳥山明が担当したので、敵がオリジナルのやられキャラでない点は評価できます。

細かい登場キャラクターは後述しますが、今回のメインは4人のサイヤ人の生き残りとフリーザ様です。フリーザは前作の劇場版で孫悟空に消滅させられて地獄へ行ったはずですが、TV版の「力の大会」がらみで生き返ったようです。

ブロリー(由来はブロッコリー)と父パラガス(アスパラガス)を辺境星で見つけてフリーザに送り届けたチライ(ライチ)とレモ(レモン)は、それだけのキャラかと思ってたら、最後にドラゴンボールで神龍よびだして願いを叶える大役を果たします。

破壊神ビルスとウイスは、劇場版では3作連続での登場ですが、今回も前作同様にただの傍観者なので、ファンサービスに近いです。ブルマは登場したけど、他のZ戦士達はピッコロがフュージョン指南役をした以外は登場しません。仕方ないですね。

惑星ベジータの消滅の真相とは?

戦闘民族サイヤ人たちが暮らす惑星ベジータがフリーザによって破壊されたことは周知ですが、その前後のシーンまでくわしく語られたのはめずらしくて貴重です。フリーザは、サイヤ人の反乱を恐れて、惑星ベジータに呼び集めて一瞬で消滅させたのです。

前作でフリーザは、手の光線のみで地球を破壊したり、宇宙空間でも生きられたりしたけどそれらが軽い伏線になってます。サイヤ人が一丸となってフリーザやコルド大王と戦っても、スーパーサイヤ人が伝説の時代なので勝ち目はなかったでしょうね。

幼い下級戦士カカロットを地球へ脱出させた父バーダックだけでなく、アニメ初登場の母ギネの姿は見どころです。ベジータ王が息子より強そうなブロリーを勝手に辺境星へ飛ばしたりする傲慢さを見せるのは、民族としての終焉を予期させます。

超サイヤ人ゴッドに近いブロリーの強さの秘密とは?

ベジータ王によって辺境惑星バンパへ送られた幼いブロリーは、月を見て大猿に変身して身を守ったようです。そして父パラガスとの修行の末、大猿に変身せずともそのパワーを引き出せるようになったのです。ただし意識がとぶのは大猿の時と同じです。

ブロリーは戦闘相手の強さによってレベルが上がりますが、父パラガスが殺害された後に怒りでスーパーサイヤ人になった時は、超サイヤ人ゴッド超サイヤ人の孫悟空すら1人ではかなわない強さです。悟空とベジータの合体戦士ゴジータでは圧勝でした。

ドラゴンボール超(スーパー)ブロリー 映画/ドラマ

ギニュー特戦隊や子どもベジータなどのファンサービス

惑星ベジータが存在する時代から描かれてるので、過去作で登場したギニュー特戦隊、ザーボン、ドドリア、悟空の父バーダックと母ギネ、コルド大王だけでなく、幼少期のベジータ、ナッパ、悟空の兄ラディッツまで登場するのでファンには嬉しいです。

スーパーマン『マン・オブ・スティール』との類似点だらけ?

本作は『マン・オブ・スティール』との類似点が多くありますが、そもそもアラレちゃんでスッパマンが登場したり、未来からのトランクスが地球を救うターミネーターのような話だったり、月を見て大猿に変身する狼男のような設定など、洋画からのアイデアは盛りこまれてます。

映画スーパーマンの主人公カル=エルが幼い時に、滅びゆく惑星クリプトンから地球へ送られたのは悟空と同様です。重罪犯が他星に幽閉中に本星が滅びたため、その重罪犯だけ生きのびて地球のカル=エルへ復讐に来る設定も本作と似ています。

鳥山明は洋画にも詳しそうなので、パクリというようりもヒーロー映画などでの王道ストーリーとしてオマージュ的に取り入れてる感じがします。それにしても本作と『マン・オブ・スティール』の類似点は多いので、興味ある人は観てみてください。

ドラゴンボールのバトルは変身戦略のみ?

最近のバトル漫画やアニメの主流は「論理バトル」「ロジックバトル」ですが、古き良きドラゴンボールは「強い相手に勝つには、より強い形態に変身すればいい」という単純バトルです。超サイヤ人、ゴッド、フュージョンやフリーザの形態などです。

たまに界王拳や元気玉などの必殺技で対抗できる場合もあるけど、基本的には修行して戦闘力の高い存在に変身しないと新しい敵には勝てません。愛や怒りで力を引き出すことはあるけど、ロジックどころか友情パワーすらありません。

本作では、孫悟空やベジータとブロリーとの決戦が長い時間観れるので、バトルアクション映画としては盛り上がります。しかし基本的には殴りあいと光線技の撃ち合いだけで、個人的には少し不満ですが、それが「ドラゴンボール」の人気の秘密です。

続編は?フリーザのフュージョンもあるのか?

チライとレモがドラゴンボールの神龍に「ブロリーを惑星バンパにもどして!」と願ったので、孫悟空のかめはめ波は受けずにブロリーは瞬間移動します。そこへ向かおうとするチライとレモの宇宙船を撃ち落とそうとするフリーザを悟空が制します。

フリーザ軍を抜けたチライとレモはブロリーと一緒に暮らすことになり、悟空も瞬間移動で来て、ポイポイカプセルの住居や食料を提供して「またオラと戦ってくれ」といつもの戦闘バカ(笑)な提案をして終わります。

テレビアニメ版はどうか知りませんが、この物語の続編の劇場版は作られる気がします。フリーザ様が「フュージョン」を知ってしまったので、ブロリーやコルド大王との合体技が見られる可能性も期待できます。ゴテンクスも参戦しそうで楽しみです!

私の評価 63/100(60が平均)

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