『ミッションインポッシブル5/ローグネイション』考察ネタバレ感想/ラスト結末は?美女の正体は?
ミッションインポッシブル・シリーズ5作目。敵の暗躍でIMF解体となり、イーサン・ハントは美女イルサに翻弄されながらも敵組織シンジゲートと戦うことになるが…(ネタバレ感想あらすじ↓)
映画名/邦題 | ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション |
---|---|
日本公開日 | 2015/8/7 [予告] 上映時間:132分 |
製作国 | アメリカ |
原題/英題 | Mission: Impossible - Rogue Nation |
監督・キャスト | クリストファー・マッカリー |
キャスト 出演者 | トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペグ、レベッカ・ファーガソン、ヴィング・レイムス、ショーン・ハリス、アレック・ボールドウィン |
映倫区分 | 日本:G(年齢制限なし) USA:PG-13 |
配給/製作 (画像出典) | Paramount Pictures/Cruise/Wagner Productions、Skydance Productions、阿里巴巴影业集团、Bad Robot Productions、电影频道 |
日本興行収入 | 51.4億円 (年間7位) |
世界興行収入 | 6.8億USドル [出典] |
製作費 | 1.5億USドル |
平均評価 平均:100換算 *批評家と一般は単純平均 | (興収・評価: 2024.8.30更新) 80(私の評価は含まず) |
シリーズ 関連作品 | ミッションインポッシブル一覧 |
ネタバレ感想『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』解説と評価
以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を!
映画『ミッションインポッシブル ローグネイション』感想や解説
ミッション:インポッシブル・シリーズは昔のTVシリーズ『スパイ大作戦』からの続きとして始まりましたが、3作目まではチームプレイよりもイーサン・ハントことトムクルーズのワンマン・アクション・スパイ映画の要素が強めだと感じます。
前作『ミッション:インポッシブル4 ゴーストプロトコル』からやっと、チームプレイを重視した作品に変わり本作でも継承されてます。ただ、謎の最強美女スパイのイルサことレベッカ・ファーガソンが全部持ってった感はあります。
前作で謎の人物だったブラントと、全シリーズ出演のルーサーの存在感は薄すぎてかわいそうです。ブラント役のジェレミー・レナーはついに6作目には出演しないようです。『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』でもホークアイ役で出なかった(次作は重要キャラとか?)し縁の下の力持ち的な役割が多いです。
一方でサイモン・ペッグ演じるベンジーは、大活躍の後で捕らわれてラスボスの言いなりに話すという「救出ミッションのためのキャラ」となって、その姿が不謹慎ですが犬(ベンジー?)みたいでかわいいです。心をわしづかみにされた人も多いはずです。
今回もイーサンは前人未到というか不可能なミッション(飛行機つかまり、オペラ座格闘、飛び込みと高速回転潜水、バイクカーチェイス、英国首相の生体認証奪取、カフェでの銃撃戦など)に挑みます。ほとんどをトムクルーズがスタントなしで命かけて演じて、CG補正も最小限だそうです。特に冒頭の飛行機つかまりは大迫力です!
美女スパイ演じるレベッカ・ファーガソンはヒロイン的な位置づけかと思ってたら、トム・クルーズを何度も救うし、格闘も銃の腕前も超一流で驚きます。アクションもできる彼女を主役とした別シリーズを作れそうです。6作目でも続投で活躍を期待したいです。
IMF解体はいつものお約束です。イルサの最強性に比べると敵の組織「シンジケート」は構成員が弱すぎるし、ラスボスのソロモン・レーンが最後にあっさり捕まるしで、どれだけすごい組織なのか実感がわきませんでした。催眠ガスはロンドンでの仕返しですね。
アレック・ボールドウィン演じるCIA長官は、黒幕っぽい雰囲気も出してて、前半のミスリーディングさせるキャラです。微妙な小物感があるのは、今後のシリーズで拉致されたりするIMF新長官としては適役だと思います。誰が黒幕?というサスペンス性は希薄だけど、アクション作品としては最高に楽しいスパイ映画でオススメです!
『ミッションインポッシブル5/ローグネイション』ネタバレあらすじ
イーサンはベラルーシで、シンジゲートのVX神経ガス輸送を阻止。指令でロンドンIMF支部へ行ったイーサンはそこを占拠したシンジゲートに拘束され拷問されるが、謎の美女イルサ(レベッカ・ファーガソン)が脱出させます。
アメリカIMFも、CIA長官アランが解体し吸収。6ヶ月後イーサンは、シンジゲートの正体が各国の行方不明スパイによるローグネイション(ならず者国家)とつきとめます。オーストリア首相は救えず、イルサを追ってモロッコへ。
MI6とシンジゲートのダブルスパイのイルサと協力しデータUSBを盗むが、イルサが持ち逃げしMI6上官アトリーに渡します。シンジゲートのボス・レーンは拉致したベンジーと、イーサン達が持つデータの解読後の交換を要求。
イーサンは解読に必要なイギリス首相を拉致。シンジゲートはMI6長官アトリー考案の組織と判明。データを記憶し破棄したイーサンは、レーンに追われたふりでおびき寄せ捕獲。イルサは去り、CIAアランが手柄を主張しIMF新長官に。
イーサンハントの成果7つ
- VX神経ガスの奪取
- 水中潜水でデータUSBを奪取
- イギリス首相の生体認証
- MI6長官アトリーの自白
- ベンジーとイルサを救った
- ソロモン・レーンの逮捕
- アラン長官の手柄と出世
- オーストリア首相暗殺の阻止(失敗)
ツッコミどころ7つ
- 冒頭アクションがピーク?
- イルサにイーサン救われすぎ
- シンジケート構成員が弱すぎ
- シンジケートの目的が不明?
- IMFメンバー個々の活躍見たい
- イーサンは功労を報われない?
- イーサンの嫁はどうなった?
私の評価 70/100(60が平均)
シリーズやジャンル⇒ミッションインポッシブル一覧