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ネタバレ感想『カーズ2』石油の代替燃料で世界レース!スパイと友情/評価あらすじ

カーズ2
  • 平均評価 ★★★★★64/100
  • 私の評価 ★★★★★60
  • 日本興行収入 30.1億円
  • 世界興行収入 5.6億US$
  • 日本公開 2011.7.30
  • 上映時間 112分 予告

『カーズ2』あらすじ(ネタバレなし)

ピクサーのアニメ映画。前作『カーズ』でピストンカップの優勝者となったマックィーンは、ワールド・グランプリに参加することになり、親友メーターもクルーとして一緒に行きます。しかし失敗続きのメーターは、スパイ活動に巻き込まれることになり、敵の集会に潜入するのだが...(ネタバレあらすじ↓)

カーズ2の予告動画

映画『カーズ2』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
原題/英題
Cars 2
製作国
アメリカ(2011.6.24公開)
映倫区分
日本: G、USA: G
製作費
約US$ 200,000,000(約220億円)
配給/製作
(C)Walt Disney Studios Motion Pictures、Pixar Animation Studios
参考
 Wikipedia⇒ 興行収入⇒
映画監督
ジョン・ラセター
キャスト/出演者
ラリー・ザ・ケーブル・ガイ、オーウェン・ウィルソン、マイケル・ケイン、エミリー・モーティマー、エディ・イザード
レビューサイト平均評価 ★★★★★64/100換算

ネタバレあらすじや感想『カーズ2』考察・評価・レビュー

この先はネタバレありのあらすじや感想・考察です。関連映画はピクサー製作映画一覧などで探してみてください。カーズ2

★★★★★ 60点/100(60が平均)

『カーズ2』ネタバレ感想の総評

前作『カーズ』では、嫌な性格の主人公ライトニング・マックイーンがラジエーター・スプリングスの仲間たちと出会い成長していき、レースで優勝する物語でした。そこで親友になったメーターが今回の主人公です。彼はいわゆるウザキャラですが、それをどこまで許容できるかが、この映画の好き嫌いに影響をあたえます。

同じくピクサーのウザキャラというと『ファインディング・ニモ』のドリーが思いつきますが、彼女は『ファインディング・ドリー』で見事な役を演じることにより感動を与えました。しかしメーターは最後まで成長が見られず、その点が少し残念です。

ストーリーの大筋は、日本の東京、イタリアのポルト・コルサ、イギリスのロンドンで、開催されるワールド・グランプリのレースを、マックィーンが勝ち抜く物語ですが、その裏にある陰謀を、007の世界のようなスパイ達が阻止しようと動きます。メーターもスパイの1人として大活躍します。

石油の代替燃料という素晴らしいテーマをあつかうわりには、石油を売りたいだけで、こんなに面倒な計画(グランプリも含めて)を実行する理由がわかりません。スパイ映画の部分もロジックというよりも偶然のおかげで切り抜けていく展開で納得感がありません。メーターのギャグもだんだんノイズに思えてきます。

あと、敵として故障車の集団ペッパー・ファミリー(原作ではレモン。ペッパー=こしょう=故障のダジャレ)が登場しますが、彼らにも同情の余地があるので、いつものピクサーならラストで何か救いを与えてくれるのですが、今回は全くそのような描写がなくてさみしいです。

それでも、マックィーンとメーターの友情物語としては、良い展開になってくるし、メーターが豊富な知識で事件を解決に導く部分は、この映画の肝でもあり好みです。期待の高いピクサーが製作したことを知らなければ、そこそこ満足できたとも思うので、ハードル上げずに見れば楽しめる作品だと思います。

『カーズ2』おすすめ6ポイント

  • ピクサー上質アクションアニメ
  • レースシーンは迫力あり
  • 日本独特な風習がたくさん登場
  • スパイ映画の要素あり
  • メーターの成長物語
  • 子どもや家族と一緒に楽しめる

『カーズ2』少し残念6ポイント

  • メーターの行動が笑えないレベル
  • レースシーンはおまけっぽい
  • テーマやメッセージがない
  • 石油売るために回りくどい
  • 故障車ペッパー達に救いがない
  • ラストでメーターが成長してない

『カーズ2』ネタバレあらすじと感想

赤い車のスパイ、リーランド・ターボが敵のアジトに潜入し、フィン・マックミサイルにメッセージしますが、捕まりキューブ状にスクラップされます。フィン・マックミサイルは漁船でペッパーファミリーの油田に近づき潜入に成功して、ザンダップ教授のテレビカメラ型兵器を見つけますが、追われて脱出します。

冒頭の赤い車が主人公マックィーンに似てるし、フィン・マックミサイルの名前もまぎらわしいので混乱しそうになります。フィン・マックミサイルは007風でかっこいい演出ですが、海上も海中もすいすい走れるのなら漁船は不要だったし、追われた時もすぐ飛び込めばいい気がします。

前作『カーズ』でピストン・カップに優勝したライトニング・マックィーンはその後も連続優勝を果たし、久々にラジエーター・スプリングスに戻り、親友メーターと遊びます。ピストンカップの優勝トロフィーにはドックこと故ハドソン・ホーネットが型どられています。

その晩、マックィーンはサリーとディナーデートします。石油王マイルズ・アクセルロッドがGPSなしの世界一周中に遭難したが自然燃料を抽出して生き延び、自らを電気自動車に改造し、環境破壊を進める石油に変わる再生可能なクリーン燃料「アリノール」を開発し、それを広めるためにワールドグランプリ開催を発表するのを、メーターはTVで見ます。

TVでは、イタリア代表フランチェスコ・ベルヌーイがワールド・グランプリ出場を宣言し、ライトニング・マックィーンの出場もあおります。そこへメーターが電話でマックィーンの優位を主張して、侮辱されたメーターのためにマックィーンも出場を宣言します。メーターもピットクルーとして連れて行くことにします。

ワールド・グランプリの第1レースは日本の東京での開催で飛行機で現地入りして、東京の夜のネオン街や芸者や歌舞伎や相撲など日本の風物詩を楽しみます。大はしゃぎしてトラブルを起こすメーターに、マックィーンは頭を悩ませます。メーターはわさびを、ピスタチオ・アイスと思い大量に食べて大騒ぎします。

そんなメーターが、アクセルロッド卿がマックィーンにインタビューしてる場に飛び込んできます。そしてオイルをもらしてしまい、みっともないと思ったマックィーンにトイレへ行けと叱られます。メーターは日本の高機能トイレでウォシュレットなどに驚きますが、そこではアメリカ諜報員が何者かに襲われていました。

諜報員は捕まって新燃料アリノールを注入され、テレビカメラ型の電磁発生パルスで破壊されますが、トイレで会ったメーターにメモリと発信機を取りつけます。それで、フィン・マックミサイルの相棒で女性車のホリー・シフトウェルは、メーターをアメリカ諜報員だと勘違いします。

メーターのウザキャラぶりはすごすぎて、見ててつらいレベルです。わさびをピスタチオ・アイスと間違えて大量に食べるネタは、日本人にはウケる気がしますが、その直後に「重要なオイルおもらしシーン」があるので見逃さないようにしたいですね。アメリカ諜報員が破壊されたのは、ピクサーでは珍しく残酷です。

第1戦の東京グランプリが開幕され、マックィーンは前作で得意になったダートを制して優勝は確実だと思われます。しかしホリーがメーターをザンダップ教授の手下から守るため指示し、メーターが無線でそれに答えたため、それを聞いたマックィーンが混乱して1位の座はフランチェスコに奪われてしまいます

メーターはフィン・マックミサイルの空手により救われますが、マックィーンからはもうピットに入らないでくれと宣告されます。東京レースでは、新燃料アリノールを使った車が数台クラッシュして疑われますが、アクセルロッド卿は否定します。疑われるのはわかってるのに、なぜ実験したのか謎ですが。

メーターはラジエーター・スプリングスへ帰るため空港へ行きますが、そこでフィン・マックミサイルと共にザンダップ教授の手下たちから逃走して、ホリーの乗る飛行機でフランスのパリへ向かうことになります。機内での証拠写真を見てのエンジン知識の豊富さから、メーターもスパイとして同行することになります。

パリのマルシェでマックミサイルの情報屋と合流して、証拠写真を見せると、ザンダップ教授の一味は歴史的な欠陥車(ペッパー。英語版ではレモン)で構成されてることが判明します。そして写真のエンジンの持ち主がそのリーダーだとわかり、あさってイタリアのポルト・コルサで集会が開催されることも聞き出します。

ここでなぜ情報屋とカーチェイスすることになったのは不明です。無駄にアクションシーンを入れたかっただけに感じてしまいます。マックミサイルの顔を知ってるわけだから、ホリーがスタンガン撃つ前になんとか出来たのでは?とも思います。ペッパーは胡椒で、故障車のダジャレですね。

マックミサイル、ホリー、メーターは、フランス高速列車スティーヴンソンでポルト・コルサ(アマルフィ似の架空の街)へ向かいます。メーターは敵のレッカー車に変装するための音声認識装置を装備しますが、マックィーンとの思い出のへこみを修繕してもらうのは拒否します。

一方、第2レースの開催地ポルト・コルサへ到着したライトニング・マックイーンとその仲間たちは、レースまでのひとときを楽しみます。メーターに言い過ぎて落ち込むマックィーンは「親友とのケンカもいいが仲直りも大切。友だちは宝物」と教えられます

イタリア、ポルト・コルサでの第2レースが開始されます。ペッパー・ファミリーの集会に潜入したメーターは、大スクリーン上のボスの指令で、レース中の車が次々とクラッシュさせられるのを見ます。マックミサイルは、町の上層にあるテレビカメラ型の電磁パルスを破壊するために出動します。

ペッパー・ファミリーのビックボスの目的は、新燃料アリノールが欠陥品だと世界中に知らせることにより、石油の信頼度を今まで以上に上げることです。そして世界最大の油田を押さえたペッパー・ファミリーが、今までないがしろにしてきた者たちの上に君臨することをねらっているのです。

電磁パルス装置を破壊しに行ったフィン・マックミサイルは、待ち伏せにあって、空中に捕らわれてしまいます。多くの車が電磁パルスによりクラッシュする中、レースはライトニング・マックイーンが1位、フランチェスコ・ベルヌーイが2位で決着します。

ポルト・コルサの町並みはアマルフィのようにとても美しいです。しかしスパイ活動に焦点が当たりすぎて、町並みもレースじたいもあまり集中して見せてもらないのが残念です。ビックボスのねらいは判明しますが、あまり納得感はなく、子どもには理解しにくいだろうと感じます。

『カーズ2』ネタバレ結末/ラストシーン

マイルズ・アクセルロッド卿は記者会見で、最終戦のロンドンレースでは「アリノール」を指定燃料にしないと通達します。しかしマックィーンはインタビューでアリノールを使い続けると宣言し、ペッパー達に狙われることになります。潜入先でメーターは音声認識装置を誤認させ、ガトリングガンをぶっ放し、パラグライダーで逃げ去ります。

そしてマックィーンの近くまで行きますが、会えずにペッパー・ファミリーに捕まり、睡眠ガスで眠らされます。メーターは夢で「君は恥ずかしすぎる」というマックミサイルのほめ言葉を思い出し、過去の恥ずかしい行いを思い出し反省します。目覚めると、マックミサイル、ホリーと共にロンドンのビッグベン時計台の中で縛られています。

メーターは自分がスパイではなく、ただのレッカー車だと伝えます。そしてロンドンでの第3レース最終戦が開始され、マックィーンは順調に1位をキープしますが、ビッグベンからテレビカメラ兵器で狙われています。しかしなぜか装置が動作せず、ペッパー達はマックィーンのピットに直接爆弾を設置に行きます。

メーターは弾を抜かれたガトリングガンを何度も出し入れしてロープを切り、急いでマックィーンの所へ行きます。そうさせたマックミサイルとホリーも、なんとかビッグベントレーの時計台から脱出します。しかしメーターの部品が落ちていて、代わりにメーターには爆弾が仕掛けられてることに気づきます。

メーターはマックィーンのピットに入り、仲間たちとの再会を楽しみますが、マックミサイルからの無線で爆弾はメーターに取りつけられてることを知り、あわてて逃げ出します。それを、仲直りしたいマックィーンが追います。マックミサイルはザンダップ教授を捕まえます。

しかし爆弾解除はビックボスにしかできないと言います。ラジエーター・スプリングスの仲間たちもペッパーの手下たちを妨害したり捕まえます。そして数分で爆発する爆弾をはずそうとしても、ネジの規格が合いません。そのネジは英国製のもので、証拠写真のフロントエンジンも同様です。

メーターはそのことと、オイル漏れした犯人を思い浮かべてビックボスの正体を、アリノールの生みの親であるマイルズ・アクセルロッド卿だと見抜きます。マックィーンと共にパラグライダーで飛んで、レースゴール付近のイギリス女王のもとにいるアクセルロッド卿の所へ飛び込み、爆発しそうな爆弾を解除させます。

アクセルロッドは電気自動車に改造はしておらず、フロントエンジンがビックボスと一致したので逮捕されます。事件を解決したメーターはイギリス女王から名誉騎士(ナイト)の称号を与えられ、メーター卿となります。ワールド・グランプリは仕切り直しで、ラジエーター・スプリングスで開催されます。

マックィーンが高周波電磁パルス兵器で爆発しなかった理由は、燃料がアリノールではなく、サージがフィルモアのオーガニック燃料を入替えてたからだと告白します。ホリーはメーターの恋人になって、2人でつけた「へこみ」を修繕せず大切に残します。メーターはマックミサイルに頼んで、ロケット噴射を付けてもらい、レースをマックィーンと共に爆走します。

アリノールをレースで使い続けると宣言したマックィーンが、違う燃料を使ってたことには納得できませんが、本人も知らなかった?のなら仕方ないですね。それにしてもご都合主義だとは感じます。視聴者がビックボスの正体を見抜くことは、アリノールをたどれば難しくないけど、こんな面倒な計画をする理由はよくわかりません。

メーターのラスト推理は見事ですが、それだけでナイトの称号をもらったり、ホリーとつき合うことになったりする、超ハッピーエンド展開は、うまくいきすぎだと感じます。しかもメーターの言動からは、成長のあとが見られないのも少し残念です。

前作はマックィーンが主役でしたが、本作はメーターの成長物語です。東京シーンが長めで、日本あるあるもたくさん出てくるので特に日本人は興味を持てそうです。スパイ映画としても楽しめるので、ぜひ1度は観ることをおすすめします!

    続編や前作や関連作は、ピクサー製作映画の順番一覧で確認できますよ。

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    ゆめぴょん(管理人/執筆/映画好き)
    ゆめぴょん@ピクシーン
    世界一周135国/世界遺産595訪問後、映画にハマり、家見含め3年半で1800本。新作は2017年193本、2018年128本
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