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ネタバレ感想『リメンバーミー』死者の日カラフル!写真と記憶が家族つなぐ/あらすじ評価

リメンバー・ミー
  • 平均評価 ★★★★★82/100
  • 私の評価 ★★★★★66
  • 日本興行収入 50.0億円
  • 世界興行収入 8.0億US$
  • 日本公開 2018.3.16
  • 上映時間 109分 予告

『リメンバーミー』あらすじ(ネタバレなし)

メキシコの少年ミゲルは音楽が大好きだが、ココひいおばあちゃんの父が音楽家めざして帰らなかったので、一族では音楽が禁止されている。死者の日に祭壇の写真で父があこがれの歌手デラクルスだと思ったミゲルは、音楽コンテストに参加するためデラクルスのギターを手にすると死者の国に迷い込んでしまい...(ネタバレあらすじ↓)

リメンバー・ミーの予告動画

映画『リメンバーミー』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
DVD/ブルーレイ レンタル開始日,発売日
2018.7.18(発売中
原題/英題
Coco
製作国
アメリカ(2017.11.22公開)
映倫区分
日本: G、USA: PG
配給/製作
(C)Walt Disney Studios Motion Pictures、Walt Disney Pictures、Pixar Animation Studios
参考
 Wikipedia⇒ 興行収入⇒
映画監督
リー・アンクリッチ
キャスト/出演者
アンソニー・ゴンサレス、ガエル・ガルシア・ベルナル、ベンジャミン・ブラット、アランナ・ウバック、レニー・ビクター
レビューサイト平均評価 ★★★★★82/100換算

『リメンバー・ミー』ネタバレあらすじや結末

この先はネタバレありのあらすじです。関連映画はピクサー製作映画一覧などで探してみてください。

メキシコのサンタ・セシリアに音楽が大好きな男女がいたが、夫は音楽家をめざして家を出て二度と帰って来ないで、妻イメルダは苦労しながら娘ココを育て、靴屋の仕事も成功させ、娘夫婦や孫も巻き込んでリヴェラ家の暮らしは安定します。やがてイメルダは亡くなり、ココも年老いて認知症ぎみになっています。

ココの孫の1人ミゲル・リヴェラ(声:アンソニー・ゴンザレス。日本語吹替:石橋陽彩)は12歳の少年で、亡き有名ミュージシャンでセシリア出身のエルネスト・デラクルスにあこがれているが、リヴェラ家には音楽禁止の掟があるため、屋根裏部屋で隠れてデラクルスのビデオを見たりギターを弾いたりしています。

毎年11月1、2日に行われる死者の日(メキシコ語でディア・デ・ロス・ムエルトス。Dia de Muertos)の前日にミゲルはタマレスを食べ、犬のダンテと遊び、デラクルスの代表曲「リメンバー・ミー」を思い出しながら展示された彼のギターを外から眺めます。彼はその曲を歌唱中に巨大な鐘の下敷きになりました。

ミゲルは広場でマリアッチの靴磨きをしてる時、死者の日の音楽大会のことを聞き興味を持ちますが、ココの娘エレナおばあちゃんにサンダルでたたかれ音楽を禁止され家へ連れ戻されます。死者の日には死んだ先祖の写真を飾ると霊が帰ってきてくれるという、日本のお盆のような習慣があり、好物も用意されてます。

ミゲルは屋根裏部屋で隠れてエルネスト・デラクルス(声:ベンジャミン・ブラット。橋本さとし)のリメンバー・ミーをギターで弾きます。死者の日の当日、両親から靴作りの許可を与えられますが、音楽大会のことで頭がいっぱいです。犬のダンテがお供え物を食べるのを止めようとして写真を割ってしまいます。

その写真は、イメルダひいひいおばあちゃん(アラナ・ユーバック。松雪泰子)と顔を破られた夫が写ってて、男はデラクルスのギターを持ってます。ミゲルは「デラクルスが自分のひいひいおじいちゃんだ」と興奮するが、家族から音楽禁止を言い渡されると祭壇の悪口を言ってしまい、エレナにギターを壊されます。

ミゲルは泣きながら広場へ行き、音楽コンテストに出場しようとするが、みんな準備のためギターを貸してもらえません。ろうそくで灯された墓場の奥のデラクルスの霊廟に忍び込んだミゲルは、ギターを盗んで奏でると町の人たちが気付いてやって来ます。しかしミゲルは透明な存在になり、死者の国に迷いこみます。

死者の国の住人はガイコツなので、生身のミゲルはすぐバレます。死んだ家族の、ロシータおばさん、ビクトリアおばさん、フリオひいおじいちゃん、オスカーとフェリペおじさんが生者の国に帰って来てるのに気づきます。しかし、イメルダひいひいおばあちゃんは、ミゲルが写真を割ったので出国できません。

死者の日に祭壇に写真を飾られた者だけが、生者の国へ通じるマリーゴールドの花びらの橋を渡れるのです。写真がない者は花びらに沈みます。また、生きてる者に存在を忘れられると死者の国からも消滅してしまいます。死者の国はカラフルで、羽の生えた珍獣「アレブリヘ」が魂を良い方へ導くと言われています。

メキシコの有名人画家「フリーダ・カーロ」に変装して生者の国へ行こうとしたヘクター(ガエル・ガルシア・ベルナル。藤木直人)は、写真が飾られてなくて死者の国へ連れ戻されます。イメルダひいひいおばあちゃんが生者の国へ行くにも、ミゲルが持ってる写真を祭壇に飾り直す必要があります。

しかしイメルダはミゲルを祝福して生者の国へ返す条件として「音楽禁止」と言うので、ミゲルは高祖父であろうデラクルスに祝福してもらうため逃げ出し、デラクルスの知り合いだというヘクターとショーのリハーサル会場へ行きます。ヘクターはチョリソーをのどに詰まらせて死んだと、仲間にからかわれます。

デラクルスは塔の最上階のパーティー会場にいて、広場の音楽コンテスト優勝者は塔へ招待されると知った2人は、ヘクターの友人チカロンにギターを借りに行きます。チカロンは生きてる家族に忘れられたため、ヘクターが歌う「あこがれのファニータ」を聞きながら消滅します。

ミゲルは音楽コンテストで「ウン・ポコ・ロコ」を歌い評判は良かったが、アレブリヘ「ペピータ」に追跡させたイメルダら家族が来たため1人で町へ逃走します。イメルダが追いつき「哀しきジョローナ」を歌って、ココを育てるために音楽をやめたと話します。ミゲルは優勝者の楽団に頼んで塔に忍び込みます。

ミゲルは会場で「音楽がぼくの家族」を歌って注目をあび、デラクルスにひいひい孫として招待されます。デラクルス出演の映画を見ながら毒を盛る場面も共演します。デラクルスから祝福を受けようとする時、フリーダ・カーロに変装したヘクターが来て、デラクルスに盗んだ曲とミゲルを返せとせまります。

生きてる時に音楽家をめざし共に旅してたデラクルスとヘクターでした。映画の毒場面を見たヘクターは、家族の所へ帰ると言った時に毒殺されて、ギターとココへの曲を盗まれたと気づきます。チョリソーの食中毒ではなかったのです。ヘクターは警備に連行され、デラクルスはミゲルを地底湖セノーテに落とします。

『リメンバーミー』ネタバレ結末と最後/ラスト

メキシコの地底湖セノーテでミゲルは自分がガイコツに近づいてると気づきます。ヘクターが現れ、娘ココに家へ帰るつもりだったと伝えたいと言い、2人は家族だとわかります。ココが死ぬと死者の国へ来ますが、ヘクターは消滅した後なので会えません。イメルダのアレブリヘにより2人は救出されます。

ペピータに乗って家族の所へ行く途中、犬のダンテもアレブリヘに変身します。イメルダは家族をおいて去ったヘクターを許せないけど、消滅しそうな彼を救うことにします。家族は日の出の豪華ショーに潜入して、イメルダがデラクルスからヘクターの写真を奪い、ステージで「哀しきジョローナ」を歌いだします。

ギターを奏でたヘクターとイメルダはミゲルを「音楽禁止」ではなく「家族がどれだけ愛してるか忘れないで」と祝福しますが、デラクルスに邪魔され「チャンスをつかむためなら何でもする」とミゲルをステージへ落下させます。ミゲルはダンテとペピータに救われますが、ヘクターの写真は落とします。

その光景は映像中継されてたため、ステージに出たデラクルスはブーイングの嵐にあい、アレブリヘのペピータに弾き飛ばされて、死んだ時と同じように巨大な鐘の下敷きになります。日の出がせまり死者の日が終わろうとするので、イメルダと消滅しそうなヘクターの夫婦はミゲルを祝福して生者の国へ返します。

戻ったミゲルはヘクターのギターを持って帰宅し、ココひいおばあちゃんに父ヘクターからの歌「リメンバー・ミー」を歌うと、ココも歌いだして家族も喜びます。ココは娘エレナを認識して、エレナおばあちゃんも涙します。ココは引出しから父からの手紙と破った顔写真を出し、ミゲルは写真を完成させます。

1年後、サンタ・セシリアの町は、デラクルスではなく偉大な音楽家ヘクター・リヴェラの故郷として有名になっていて、彼がココへ書いた手紙と名曲の数々が展示されています。死者の日の祭壇には、ココひいおばあちゃんの笑顔の写真も飾られます。死者の日にはヘクターも無事に生者の国へ出向けます。

ヘクターはイメルダと娘ココや、ミゲルの先祖たちと共にリヴェラ家へ集まります。アレブリヘのペピータも猫に化けて、犬のダンテと生者の国へ行きます。音楽を許されたミゲルは、ヘクターのギターで音楽を奏でて、リヴェラ家は先祖と子孫がみんな仲良く死者の日を過ごします

ネタバレ感想『リメンバーミー』考察・評価・レビュー

この先はネタバレありの感想・考察です。関連映画はピクサー製作映画一覧などで探してみてください。リメンバー・ミー

★★★★★ 66点/100(60が平均)

ピクサー長編アニメ最新作で、ピクサー初のミュージカル映画です。『トイ・ストーリー3』でアカデミー賞を受賞したリー・アンクリッチ監督や、『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー ありのままで」を手がけたクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペスが製作に関わっています。2018アカデミー賞でも長編アニメと主題歌賞を受賞してます。

私の総評としては、さすがはずれのないピクサーで、映像も美しいしメキシカンな歌も脳内でヘビロテするし、先祖を敬うことや忘れないことの大切さを教えてくれる良作です。ただ、ストーリーはよくある展開で序盤から予測できたし、ピクサーにしては心にうったえてくるものが少なくひねりもないと感じます。

年間ベスト級とまではいかないけど、全ての子どもたちにはぜひ観てほしいし、自分の家族や友人にも間違いなくおすすめできます。私はメキシコ全土をがっつり旅行して、死者の日にろうそくを灯された墓場や仮装したチビっ子たちも見たことあるので、それら風習の様子がしっかり描かれてるのは興味深いです。

テーマは「先祖を敬うこと、忘れないこと」「歌は人をつなぎ幸せにする」などだと感じました。見どころは、死者の日の墓場・アレブリヘ・死者の国のカラフルな美しさ、ミゲルが先祖の音楽家を探すところ、音楽コンテストやイメルダが歌う場面や、別れたイメルダとヘクターが和解するところなど盛り沢山です。

ミュージカルの歌唱シーンでもそれほど物語が止まらないのは、最近では当たり前になってて『リメンバー・ミー』でも実践されています。原題は『Coco』というひいばあちゃんの名前ですが、個人的には邦題『リメンバー・ミー』の方がテーマに近い気がして好みです。

一方、ストーリーの展開では気になった点も多く、なぜデラクルスのギターを奏でたミゲルが死者の国へ迷いこんだのか、ダンテがついてきた理由は?、ヘクターと出会ったのは偶然にしては都合がよすぎないか、死者の国に迷い込んだミゲルが日の出とともにガイコツになるのは死者の日が終るから?などです。

死者の国での消滅の条件とタイミングもわかりにくくて「生者の国で顔を知る者がいなくなった時」でいいのでしょうか。ヘクターの場合は顔が破られたとはいえ祭壇に写真が何十年も飾られたため、今まで生者の国へ行くことはできたけど、ココ以外の家族には「顔」が知られなかったので、唯一顔を知るココが認知症で完全に忘れてしまうと消滅するのでしょうか。悪人にも有利なのもどうかと思います。

ラストで、ミゲルがヘクターの代わりにリメンバー・ミーをココと一緒に歌い、ココが父親に愛されてたことを知る場面はジーンとします。1年後の死者の日に、イメルダとヘクターが娘ココと仲良くリヴェラ家に行けたのも良かったけど、ココが生きてるうちならもっと幸せだったのに。

「亡くなった先祖や家族を忘れないように」することの大切さを思い出させてくれ、「自分も忘れられない人生を歩もう」という気にさせてくれて、観た人たちが前向きにもなれる映画だと感じます。ぜひ家族や夫婦や祖母祖父などと一緒に観ることをおすすめしたいです!

続編や前作は、ピクサー製作映画の順番一覧で確認できますよ。

『リメンバーミー』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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ゆめぴょん(管理人・執筆・映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
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