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映画『ジュマンジ』評価は?ネタバレ感想考察あらすじ/すごろくで学ぶ父の気持ちと飛出す動物達

映画ジュマンジ

『ジュマンジ』あらすじ概要

アランはいじめっ子達から逃げて、父親の靴工場の工事現場で「ジュマンジ」と書かれた木箱のすごろくを見つける。アランは父とケンカし、両親の外出後、友人のサラとジュマンジのサイコロを振り、ジャングルに閉じ込められる。26年後、そこに引越して来たジュディとピーターは..(ネタバレあらすじ↓)

映画名/邦題 ジュマンジ
日本興行収入公表後すぐ更新(興行収入ランキング
日本配給収入11.0億円
世界興行収入2.6億USドル [出典]
製作費0.7億USドル
平均評価★★★★★70私の評価↓は含まず)
シリーズ/関連続編『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』 >
原題/英題Jumanji
日本公開日 1996/3/20 [予告↓]上映時間 104分
映倫区分USA PG
製作国アメリカ、カナダ
映画監督ジョー・ジョンストン
キャスト
出演者
ロビン・ウィリアムズ、ジョナサン・ハイド、キルステン・ダンスト、ブラッドリー・ピアース、ボニー・ハント
配給/製作/画像©コロンビア、トライスター映画/インタースコープ・コミュニケーションズ、タイトラー・フィルム

『ジュマンジ』予告動画

『ジュマンジ』ネタバレあらすじや結末

この先はネタバレありのあらすじです。

1869年、2人の少年が深夜の森で、何かにおびえながら木箱のような物を埋めて立ち去ります。100年後の1969年、ブラントフォードは街(架空)になり、靴工場で成功したサミュエル・アラン・パリッシュ(ジョナサン・ハイド)の息子アラン・パリッシュ(アダム・ハン=バード)は悪ガキ達にいじめられてます。

アランは靴工場で、仲のいい従業員カール・ベントレー(デヴィッド・アラン・グリア)が開発した当時最新の「スニーカー」を見せられ感動するが、アランの失態により機械が壊れカールが責任をとります。アランは新工場の工事現場で太鼓音に導かれて「ジュマンジ」と書かれた木箱を見つけ家に持ち帰ります。

アランは両親が外出後に訪ねてきた友人の少女サラ(ローラ・ベル・バンディ)と太鼓かドラムの音に誘われボードゲーム(すごろく)ジュマンジを開けて、サラがサイコロを振ってしまいます。すると駒が勝手に動き出します。アランはサイコロを落としてしまい、5か8が出るまでジャングルに閉じ込められます

26年後の1995年、おばのノラ・シェパードに連れられて、少女ジュディ・シェパード(キルスティン・ダンスト)と少年ピーター・シェパード(ブラッドリー・ピアース)が空き家だった元パリッシュ家へ引っ越してきます。両親を事故で亡くした2人は落ち込んでたが、太鼓の音に導かれジュマンジを発見します。

サイコロを振ってジュマンジをはじめた2人ですが、巨大な蚊、猿、ライオンなどが現実に現れ、誰かがゴールして「ジュマンジ」と唱えないと消えないようです。5の目が出ると、26年ぶりに大人のアラン(ロビン・ウィリアムス)がジャングルから戻り、精神を病んだと思われてるサラ・ウィットル(ボニー・ハント)も加えた4人で順にゲームを進めなければなりません。

アランは両親が我が子の捜索に金を使いすぎ、既に亡くなったと知り墓を見つけます。道の警官はスニーカーを発明したカールで、彼はあの後すぐ解雇されてしぶしぶ警官になったようです。ピーターは川に流されたジュマンジをキャッチするが、アランはうまくほめられず自分も父と同じだとがっかりします。

『ジュマンジ』ネタバレ結末と最後/ラスト

ジュマンジは駒の止まった指示を現実化するゲームで、食虫植物や象やサイや動物たちや巨大クモやワニ以外に、アランを追うハンターのヴァン・ペルト(ジョナサン・ハイド)が現れたり、家中が洪水になったり、ズルしたピーターが猿に変化していったりして、家や街をめちゃくちゃにします。

しかしアランが最後のサイコロを振って上がり「ジュマンジ」と叫ぶと、動物やヴァン・ペルトなど全てがジュマンジの中に戻ります。抱き合った大人のアランとサラは子どもになり26年前に戻り、アランは父親に謝ってカールの解雇も取り消してもらいます。アランとサラは、ジュマンジを川へ投げて沈めます。

26年後、パリッシュ靴工場はカールが発明したスニーカーで大繁盛し、結婚したアランとサラはパーティーでジュディとピーターに再会できます。彼らの両親はカナダへスキー旅行へ行くと言うが、事故に会うことを知るアランは引き止めます。その後、どこかの砂浜にジュマンジが打ち上げられます。

ネタバレ感想『ジュマンジ』解説や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。

私の評価 ★★★★★57/100(60が平均)[レビューサイト評価↑]

当時としては画期的な映像技術で話題にもなった、ファンタジー・アドベンチャー映画です。動物が走り回る似た作品『ナイト ミュージアム』にも出演してる故ロビン・ウィリアムズの代表作でもあります。

私のひとこと感想と評価は「巨大な動物たちが家や街中を走り回ったり、ハンターに追われたり、洪水や地震に遭遇したりとパニック映画につきものの要素がてんこもりなわりに時間は短くて退屈する間もないです。ただ今観ると、父と子の確執以外に『奥深さ』がなく、あっさりしすぎで物足りなく感じます」

テーマは「父親と子の確執」「自分が大人になってわかる父親の気持ち」「取り返しのつかない未来にならないよう今を後悔なきよう生きる」でしょうか。映画ではあっさり26年前に戻れて、万事ハッピーエンドなので教訓としては薄いですけど。みどころは、ジュマンジから飛び出す動物や災厄によるパニックです。

冒頭でジュマンジを埋めた子ども2人はゴールしたんでしょうから、いろいろストーリーを考えてしまいます。アランがジャングルに閉じ込められた後、サラの証言もあるのに26年間「ジュマンジ」が誰にも触られなかったのはあり得ないし、川に流すだけのラストも含めて、つめが甘すぎて次の災厄につながってます。

アランがジュマンジから復活したり、明るいアイデアマンのカールが警官になってたり、元気だったサラが陰気な占い師になってたり、両親がアラン探しに全財産をつぎ込んだあげく早死してたりとアランの周辺はディストピア化してて驚きますが、いじめっ子の未来が見れなかったのが一番残念です。

ジュディやピーターにも親との確執があると、もっと作品に深みも増したと思います。結末シーンで「まだ生きてる」両親に連れられて来て、アランがスキー旅行をとりやめさせたのは感動的です。ジュディとピーターには、ジュマンジやアランの記憶はなさそうだけど「デジャブ感」みたいなのは欲しかったです。

ピーターが猿になった後、猿になったことで役立つシーンがありますが、もっとフォーカスしても良かったし、警官のカールにアイデアマンぶりを発揮してほしかったです。そんな感じで、もっと伏線を活かす工夫があればうれしいけど、冒険パニック映画としては全世代で楽しめる作品なのでおすすめです!2018年には続編『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』も公開されます。

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