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『アバター2/ウェイ・オブ・ウォーター』感想ネタバレ解説考察/結末は?敵の正体は?海の部族とは?

映画アバター ウェイオブウォーター

『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』あらすじ概要

アバター1作目から10年後のパンドラ星。元海兵隊員ジェイクは先住民ナヴィとしてネイティリや子どもたちと平和に暮らしてたが、再び人類が侵略に。海の部族をたよるのだが…。生き残るのは誰?続編は?(ネタバレ感想考察↓)

映画名/邦題 アバター ウェイ・オブ・ウォーター
平均評価★★★★★77私の評価↓は含まず)
原題/英題Avatar: The Way of Water
日本公開日 2022/12/16 [予告↓]上映時間 192分
映倫区分日本 G(年齢制限なし)USA PG-13
製作国アメリカ
映画監督ジェームズ・キャメロン [キャスト↓]
配給/製作/画像©ウォルト・ディズニー・ジャパン/Lightstorm Entertainment、TSGエンターテインメント
シリーズ/関連アバターシリーズ
日本興行収入43.1億円年間11位
世界興行収入23.2億USドル [出典]
製作費4.0億USドル

『アバター ウェイ・オブ・ウォーター』予告動画

キャラ ランキング(キャスト/出演者/吹替声優)

個人的なキャラクターランキングです。
※キャラクター名(キャスト/出演者。日本語吹き替え声優)

  • 1位キリ(シガニー・ウィーバー。早見沙織)亡きグレース博士のアバターから生まれた。父親は不明
  • 2位ネイティリ(ゾーイ・サルダナ。小松由佳)ジェイクの妻。ナヴィの狩猟部族オマティカヤ族の族長の娘
  • 3位スパイダー(ジャック・チャンピオン。内田雄馬)パンドラで生まれた地球人の少年
  • 4位マイルズ・クオリッチ(スティーヴン・ラング。菅生隆之)かつてRDA社の傭兵大佐だった
  • 5位ジェイク・サリー(サム・ワーシントン。東地宏樹)元海兵隊員。ナヴィの一員となりネイティリの夫に
  • 6位ロアク(ブリテン・ダルトン。バトリ勝悟)ジェイクとネイティリの次男
  • 7位ツィレヤ/レヤ(ベイリー・バス。内田真礼)海の民の族長トノワリとロナルの娘。フリーダイバー
  • 8位ネテヤム(ジェイミー・フラッターズ。畠中祐)ジェイクとネイティリの長男
  • 9位トゥク(トリニティ・ジョリー・ブリス。香月萌衣)ジェイクとネイティリの末娘
  • トノワリ(クリフ・カーティス。楠大典)海の民メトカイナ族のリーダー。ロナルの夫
  • ロナル(ケイト・ウィンスレット。清水はる香)海の民メトカイナ族長トノワリの妻
  • アオヌング(フィリップ・ゲリオ。福西勝也)海の民の族長トノワリとロナルの息子。ハンターでフリーダイバー
  • ノーム・スペルマン博士(ジョエル・デヴィッド・ムーア。清水明彦)植物や自然を研究する人類学者
  • マックス・パテル博士(ディリープ・ラオ。村治学)アバターの開発者
  • フランシス・アードモア将軍(イーディ・ファルコ。野沢由香里)RDA社の司令官

ネタバレ感想『アバター ウェイオブウォーター』解説や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、アバターシリーズ一覧もご参考に。

私の評価 ★★★★★66/100(60が平均)[レビューサイト評価↑]

アバター2の前作(1作目)のネタバレ簡単あらすじ

西暦2154年。地球エネルギー問題解決の鍵「希少鉱物アンオブタニウム」のため衛星パンドラへ。元海兵隊員で足が不自由なジェイクは亡き兄に変わり、ナヴィと地球人のDNAを持つアバターに意識を移し、グレイス博士達と共に交渉へ。

仲間とはぐれたジェイクは、ナヴィのネイティリに救われオマティカヤ族の生き方、翼竜イクランの飛行も教わり部族の一員に。RDA社クオリッチ大佐が侵攻開始。ジェイクは上位翼竜に乗り伝説のトルーク・マクトとしてナヴィ側で参戦。

グレイス博士、トゥルーディ等もナヴィ側で戦うが戦死。パンドラ他部族や、女神エイワの意志で動物達も参戦すると地球軍は不利に。クオリッチ大佐を倒し、地球人を退去させます。ジェイクは、ナヴィとして生きる道を選択

映画アバター ウェイ・オブ・ウォーター

敵の正体は?地球人スパイダーの父は誰?

ナヴィ族の一員として暮らすジェイク・サリーは、ネイティリとの間に、長男ネテヤム、次男ロアク、長女トゥクを得ました。亡きグレース博士の体内から産まれた父親不明の少女キリと、地球人の少年スパイダーも一緒に暮らします。

しかし再びスカイピープル=地球人が来襲し森を焼きます。今度は滅びゆく地球の次の移住地として。ジェイク達ナヴィは敵基地破壊へ行くが、次男ロアクの勝手な行動で長男ネテヤムが負傷。その後、森を探索したロアクと子ども達は敵に捕まります。

その敵は、前作で死んだクオリッチ大佐たちの意識が移行されたアバター隊です。クオリッチは、自分を殺害したジェイクとネイティリの子ども達と気づき連れ去ろうとするが、ジェイク達が救出に来たためスパイダーだけ連行。

スパイダーは、敵アバターが父クオリッチの意識を持つと気づき、父を殺害したのはジェイク達とも知ります。クオリッチにねらわれるジェイクは、種族に迷惑をかけないようリーダーを若手に譲り、家族でオマティカヤ族を離れます。

以上が序盤のあらすじです。ジェイクの子どもの説明はダイジェスト風で少しわかりにくかったです。キリは、亡きグレース博士のアバターから産まれた「処女懐胎」の子という理解でいいのでしょうか。父親は神エイワかな?

パンドラ星に残された地球人の少年スパイダーは、クオリッチ大佐の息子でした。長編大作ではありがちですが、完全悪に見えるクオリッチの心理や性格を深掘りできそうな良い設定だと思います。今回は浅くて残念でしたが。

クオリッチをアバターで復活させたのは、今回限りなら許容範囲だけど次作以降もこの設定を使うなら大失敗だと思います。「死が軽くなる」し「ラスボスが常にクオリッチや自分のアバター(クローン)」という展開は雑なので。

海の民が認めた理由とは?ロアクを救ったのは何者?

ジェイクとネイティリと、5人の子どもたちは、海の民メトケイナ族に受け入れてもらいます。族長トノワリと妻ロナルはナヴィではない5本指のジェイク達を最初断るが、トルーク・マクトの実績を認め、海での生活を訓練させます。

族長の娘ツィレヤに泳ぎを教わる、ネテヤム、ロアク、トゥクは苦戦するが、キリはすぐにマスター。皆と違うキリをいじる族長の息子アオヌングを、ロアクがなぐり、ジェイクがおさめます。

アオヌング達は、謝罪したロアクと和解し外海の「三兄弟の岩」へ遊びに行きます。アオヌング達に裏切られ一人にされたロアクは凶暴な海獣に襲われるが、さらに巨大なはぐれトゥルクンのパヤカンに救われ友情を深めます。

海底の「魂の木」と接続したキリは、亡き母グレースの夢を見て昏睡状態に。ネイティリとロナルの治療で目覚めたキリは、二度と接続しないよう言われます。

以上が中盤のあらすじです。前作は森と空でしたが、今回は海面と海中が主な舞台となり、それらの美しい映像体験が本作最大の見どころです。海のこわさは、ロアクが置き去りにされた後で充分体感できます。

突然現れたトゥルクンが、中盤以降のストーリーで重要になってきます。「魂の木」と接続したキリが倒れた設定は、もう少し説明がほしかったかも。エイワと強く関係がありそうで次作以降で語られそうだけど、今回は中途半端でした。

トゥルクンとは、クジラに似た巨大海洋生物で、高度な知能を持ちエイワともつながってます。メトカイナ族は各自が「魂の姉妹」と呼ぶ特別なトゥルクンが存在するほど密接で会話もできます。

トゥルクン狩りの目的は?捕鯨船を沈めたのは誰?

一方、クオリッチのアバター隊は翼竜イクランを乗りこなし、スパイダーを連れてジェイク達を捜索。別の海の民たちの家を焼き払います。トゥルクン狩りするRDA社の捕鯨船と合流し、ジェイク達を誘い出します。

スカイピープル=地球人がトゥルクン狩りする目的は高価な「老化を止めるエキス」を抽出するため。エキスだけ抜かれたトゥルクンの遺体は放置され、海の民ツィレヤ達は悲しみます。

パヤカンを逃がそうとしたロアク、キリ、トゥクはクオリッチ隊に捕まります。一人で彼らを救いに行くジェイクだが、パヤカンが捕鯨船を攻撃して沈めると、ネイティリとメトケイナ族も参戦し混戦に。

以上が終盤へかけてのあらすじです。前作は「先住民を滅ぼして侵略した白人」に対する批判が鮮明で今回もそれは描かれてますが、加えて「捕鯨」の残酷さも強調されています。日本人はやや居心地わるいけど時代の流れでしょうね。

ただし日本人は、捕獲したクジラを骨まで使いつくすそうなので、エキスだけ抽出して残りは捨てるスカイピープルよりはましなのですが五十歩百歩と思われそう。不老不死エキスは最近いろんな作品で登場するのでまたかという感じ。

敵の結末は?生き残りと犠牲者は?

ロアク達を救ったネテヤムは撃たれてしまい、父ジェイクと母ネイティリの前で絶命。怒ったネイティリは地球人に復讐しながら、再び捕まったトゥクとキリを救いに向かいます。ジェイクもトゥクを逃がすが、クオリッチがキリを人質に。

ネイティリも味方のスパイダーを人質にし、クオリッチにキリ解放をせまります。ネイティリのおどしに屈したクオリッチは、キリを放してジェイクと戦うが敗れます。沈むクオリッチは、息子スパイダーに救われた後、飛び去ります。

キリがつながったエイワの生物たちや、ロアクの友人トゥルクンのパヤカンは、海中のマ・ジェイク、ネイティリ達を救出。ネテヤムの葬儀にスパイダーも戻り、ジェイクたちは家族の結束を強めて生きていくことに。

以上がラストまでのネタバレあらすじです。同じ作品で3回も捕まる展開はさすがに繰り返しすぎ。脚本がうまくいってない感じ。息子スパイダーの登場で、クオリッチの人間らしい部分が見られたのは良かったです。

そのスパイダーは、かつて父をジェイクとネイティリに殺害されたことを知り、今回もネイティリに人質にされて胸を切られたりしたので続編以降での闇落ちが心配。それを父クオリッチが救う話ではありきたりですが。

映画『アバター2 ウェイオブウォーター』私の感想と評価と続編

世界歴代興行収入1位の続編がついに。映像体験は最高レベルで映画館で観て損はなし!映画館の料金だけで水族館へ行った気分にもなり、ぜいたくな3時間強を過ごせます。可能ならIMAXなどの映像や音響に優れた環境がおすすめ!

一方、ストーリーに斬新さはなく「家族」を前面に出したいのはわかるが浅くしか描かれず、むしろ最近の「家族は呪縛でもある」という流れに逆行してると感じました。子どもたちが多すぎるのも、焦点がボヤケて残念。

死んだはずのクオリッチを再登場させたのも失敗だと思います。今後「死」が軽くなり、例えばネテヤムのアバターが次作で登場する可能性もあります。「アバター」というタイトルなので、この技術を葬るのが最終目的になりそう?

エイワとつながるキリ、闇落ちしそうなスパイダー、トゥルクン・ライダーのロアク、よみがえりそうなグレース博士、改心しそうなクオリッチなど、続編以降のネタ仕込みも豊富。5作目までは公開日も決定してるので次の続編も楽しみ!

    続編前作や関連映画は、アバターシリーズ一覧もご参考に。

    『アバター ウェイオブウォーター』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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