映画『ハリーポッターと賢者の石』考察ネタバレ感想/ラスト結末は?石の開発者とは?
ハリーポッター・シリーズ1作目。両親のいないハリーポッターはホグワーツ魔法学校に入学。友達もできクィディッチでも活躍するが、ニコラス・フラメルや賢者の石を調べるうちに…。母リリーの愛の深さとは?(ネタバレ感想あらすじ↓)
映画名/邦題 | ハリー・ポッターと賢者の石 |
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日本公開日 | 2001/12/1 [予告] 上映時間:152分 |
製作国 | イギリス、アメリカ |
原題/英題 | Harry Potter and the Sorcerer's Stone |
監督・キャスト | クリス・コロンバス |
キャスト 出演者 | ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、リチャード・ハリス、ロビー・コルトレーン、アラン・リックマン、マギー・スミス、トム・フェルトン、イアン・ハート |
映倫区分 | 日本:G(年齢制限なし) USA:PG |
配給/製作 (画像出典) | Warner Bros. Pictures/Heyday Films |
日本興行収入 | 203.0億円(年間2位 / 歴代7位) |
世界興行収入 | 10.2億USドル [出典] (歴代52位) |
製作費 | 1.3億USドル |
平均評価 平均:100換算 *批評家と一般は単純平均 | (興収・評価: 2024.8.31更新) 80(私の評価は含まず) |
シリーズ 関連作品 | ハリポタ/ファンタビ一覧 続編『ハリー・ポッターと秘密の部屋』173億 |
ネタバレ感想『ハリー・ポッターと賢者の石』解説と評価
以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を!
『ハリーポッターと賢者の石』ネタバレ感想や解説
ハリーポッターシリーズ1作目で、本当に幼くてかわいいハリー(ダニエル・ラドクリフ)やロンやハーマイオニー(エマ・ワトソン)が見れる唯一の映画なので見逃せません。魔法世界やホグワーツについてなど目新しいことばかり見せられるのも、新鮮でワクワク感あります。
一方で、導入部や世界観や用語の説明などに時間を使いすぎてるため、肝心のストーリーはなかなか進行せず、ハリーらがハグリッドの所と授業を行ったり来たりしてるだけにしか思えず、もう少し外への広がりはほしかった気もします。ただ、全く新しい世界観の説明をしながらここまで描けたのは素晴らしいです。
子ども用なのでつっこみどころは多く、教師陣の危機管理意識が低すぎたり鈍感すぎるのは最も気になります。トロール持ちこんだ人、ユニコーン殺した人も現実世界なら防犯カメラですぐ犯人特定できるので、魔法世界はマグルに負けてます。クィディッチ時にハリーが魔法かけられてるのも一目瞭然ですし。
とても重要なのに賢者の石のセキュリティは激甘で、ハーマイオニーでも解錠でき、その後の防御魔法も甘いし、破られてもかけた本人は気づけないようだし、ハグリッドは三頭犬の弱点をうっかり話した後も全く警戒してないし、クィレル先生はどこから入ったのか不思議ですし。夜の森捜索も危険すぎますよね。
クィディッチはストーリーと無関係でなくていいけど、スピード感を出せる貴重なアクションシーンになってます。ただ、シーカーだけが重要なのは大問題ですが。クィレルの倒し方にはもっと工夫がほしかったです。寮対抗戦の発表時にハリーらにひいきして加点しすぎなのは、教育上よくない展開だと感じます。
ラストの別れぎわにハグリッドがハリーに渡した両親の写真は、持ってたならもっと早く渡してやれば良いのになとも思います。ヴォルデモート周辺の謎は回収されてませんが、「ニンバス2000のほうき」「透明マント」の送り主はそれぞれ、マクゴナガル、ダンブルドアで間違いないのでしょうか。
魔法ファンタジーとしては素晴らしい完成度だし、キャラクター映画としても抜き出て面白いと感じます。そして本作はなんといっても、ハリー、ハーマイオニーなどのチビっ子がかわいすぎるのが見どころなので、多少のつっこみどころは目をつぶって見ることを、おすすめしたいです!
映画『ハリー・ポッターと賢者の石』ネタバレあらすじ
ダンブルドアがマグル(非魔法使い)に預けたハリーは10年後、ホグワーツ魔法魔術学校へ入学。汽車で出会ったロン、ハーマイオニーと共にグリフィンドール寮生となります。ハリーはクィディッチ試合で金スニッチをくわえて勝利。
ハリーは差出人不明で「透明マント」を贈られます。ダンブルドア校長は、ハリーが両親を見た「みぞの鏡」は危険だと忠告。ハリーは森でユニコーンの血を飲む者を見てスネイプ先生を疑い、賢者の石を守ろうと考えます。
地下で試練を乗り越え、みずの鏡を見たハリーのポケットには「賢者の石」が入ります。後頭部にヴォルデモートが取りついてるクィレル先生は石を奪おうとするが、ハリーの亡き母による愛の魔法で粉々に。
ダンブルドアは石の共同開発者である錬金術師ニコラス・フラメルと話しあって、他の金属を黄金に変える「賢者の石」を破壊。学年度末の寮対抗杯は、ハリー達とネビルの活躍でグリフィンドール陵が優勝。
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『ハリー・ポッターと賢者の石』おすすめ9ポイント
- 人気ファンタジーシリーズ1作目
- 魔法世界への冒険をハリーと追体験
- ハリー、ハーマイオニー等かわいい
- ハーマイオニーの知識がたのもしい
- ホグワーツ内がおもしろ屋敷
- クィディッチはスピード感ある
- 寮対抗戦が楽しい
- スネイプ先生の怪しさサスペンス
- 子どもや家族と一緒に楽しめる
『ハリー・ポッターと賢者の石』少し残念7ポイント
- ホグワーツ教師陣は危機意識が低い
- ホグワーツ教師陣は鈍感で無能すぎ
- クィディッチは主要メンバですべき
- クィディッチのルールが破綻してる
- ハグリッドはハリーひいきしすぎ
- 校長もグリフィンドールにひいき
- ヴォルデモートを侵入させすぎ
私の評価 69/100(60が平均)
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