『ジュラシックワールド復活の大地』衝撃の秘密とは?生還者は?ラスト結末は?考察ネタバレ感想

ジュラシック・シリーズ映画7作目。特殊工作員ゾーラ・ベネットと古生物学者らは、あるDNAを得るため初代ジュラシックパークへ侵入。危険な恐竜に立ち向かいながら任務遂行を目指すのだが…(ネタバレ感想あらすじ↓)
映画名/邦題 | ジュラシック・ワールド 復活の大地 |
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日本公開日 | 2025/8/8 [予告] 上映時間:134分 |
製作国 | アメリカ |
原題/英題 | Jurassic World Rebirth |
監督・キャスト | ギャレス・エドワーズ[キャスト] |
映倫区分 | 日本:G(年齢制限なし) |
配給/製作 (画像出典) | 東宝東和/India Take One Productions、Latina Pictures=SKY Studios、Taiwan Film Center、The Kennedy/Marshall Company |
日本興行収入 | 47.4億円 年間6位 |
世界興行収入 | 8.6億USドル [出典] |
平均評価 平均:100換算 *批評家と一般は単純平均 | 64 |
シリーズ 関連作品 | ジュラシックワールド一覧 前作『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』63.2億 |
参考・出典 | 公式サイトWiki上映映画館 |
キャラ・ランキング(キャスト/出演者)
個人的なキャラクターランキングです。
※キャラクター名(キャスト/出演者/声優)
- ゾーラ・ベネット(スカーレット・ヨハンソン。松本若菜)凄腕の特殊工作員
- ダンカン・キンケイド(マハーシャラ・アリ。楠大典)ゾーラ隊のチームリーダーの船長
- ヘンリー・ルーミス博士(ジョナサン・ベイリー。岩田剛典)ゾーラ隊の古生物学者。アラン・グラントの教え子
- テレサ・デルガド(ルナ・ブレイズ。吉川愛)ルーベンの長女
- ルーベン・デルガド(マヌエル・ガルシア=ルルフォ。三上哲)難破した家族の父親
- ザビエル・ドブス(デヴィッド・アイアコノ。小林千晃)テレサの恋人
- イザベラ・デルガド(オードリナ・ミランダ。水瀬いのり)ルーベンの末娘
- マーティン・クレブス(ルパート・フレンド。小野大輔)製薬会社の営業担当者
- ニーナ(フィリッピーヌ・ヴェルジュ。高山みなみ)ゾーラ隊のメンバー
- ルクレール(ベシール・シルヴァン。大西健晴)ゾーラ隊のメンバー。ハイチ人
- ボビー・アトウォーター(エド・スクライン。玉木雅士)ゾーラ隊のメンバー
ネタバレ感想『ジュラシック・ワールド 復活の大地』解説と評価
以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を!
『ジュラシックワールド復活の大地』原作は?監督とキャストは?
映画『ジュラシック・ワールド 復活の大地』は、マイケル・クライトン(2008年没)の小説をベースに実写映画化された『ジュラシック・パーク』シリーズの7作目です。ジュラシック・ワールド4作目だが前作『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』とは直接のつながりなさそう?
監督のギャレス・エドワーズは『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』『ザ・クリエイター 創造者』等を最近監督。
主演のスカーレット・ヨハンソンは『ブラック・ウィドウ』『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』等、マハーシャラ・アリは『グリーンブック』『アリータ: バトル・エンジェル』等に最近出演。
初代ジュラシックパークへ行く理由は?
恐竜は住みやすい赤道付近で繁殖。特殊工作員のゾーラ(スカーレット・ヨハンソン)は、新任務として初代ジュラシック・パークで、海・陸・空の3種の恐竜から血液やDNAを採取してくるよう依頼されます。イェメンでの親友の死の直後で一度は断ったが高額な成功報酬で承諾。
3種のDNAは人類の死亡原因の20%を占める心臓疾患に画期的な治療法をもたらすと説明した古生物博士ヘンリーも同行することに。フランス領ギアナから隣のスリナムの首都パラマリボへ行き、優秀な傭兵ダンカン(マハーシャラ・アリ)や仲間を集め成功報酬額も上乗せさせて船でバルバドス方面へ出発。
一方、中型ボートで大西洋横断中の父ルーベン、長女テレサ、末娘イザベラ、テレサの恋人ザビエルの4人は、モササウルスにより難破させられ救難信号を発信。ゾーラ隊は反対者もいたが、ダンカンの判断で引き返して難破した4人を救助…
以上が序盤あらすじ。前作までで恐竜が人間の生活圏へ拡大し共生する新時代が描かれたが、本作ではそれらを全てリセット。その成否は興行収入などで明らかになるだろうけど、モンスター映画としての再スタートはシリーズ再構築の1つの道だとは感じます。
ただ、ジュラシック・シリーズでそれやる意義はあまり感じませんが…。とはいえ、マーベル/MCUで素晴らしいアクションを見せてくれたスカーレット・ヨハンソン主演なので彼女を活かしたシーン作りには満足。
海陸空の恐竜ミッションの成否は?犠牲者は?
ゾーラたちは、出現したモササウルスに近づき注射器銃で血液サンプルを入手。しかしモササウルスは水陸両棲のスピノサウルスと共同で狩りを開始。撃ちまくってた傭兵の1人が喰われ、ダンカンは船を浅瀬へ向かわせます。
救難信号を発しようとしたテレサは製薬会社のマーティンに止められた反動で海へ落ち、恋人のザビエルが追い、父と末娘も海へ飛び込み4人とも島へ無事上陸。ゾーラ達も別の浜に上陸するが、武器と装備は管理してた傭兵ニーナと共にスピノサウルスに海へ引き込まれます。
ゾーラ達は陸で最大級の草食恐竜ティタノサウルスのエリアに到着し、求愛中の様子を微笑ましくながめながら血液サンプルをゲット。残るは最難関、空で最大級の翼竜ケツァルコアトルス。成獣からは難しいので巣に侵入し卵から入手。傭兵1人が犠牲に。
以上が中盤あらすじ。海陸空の恐竜がまんべんなく見られたのは楽しかったです。特にいつもモブ扱いだったモササウルスをたっぷり見られたし、スピノサウルスと共同で狩りする姿なども新鮮でした。翼竜もよかったが空中戦も見たかったかも。
1人ずつ犠牲者が増えていくが、主要人物と家族は死なない設定なのが見え見えなのでスリルはそれほど感じられなかったですね。陸の恐竜はティラノサウルスにしてくれた方が楽しかっただろうけど、家族との鬼ごっこもそれなりに良かったです。
ラスト結末は?生き残るのは誰?続編は?
一方、難破船の4人は村を探します。父はザビエルの身勝手さを嫌ってたが娘を救われてみなおします。4人はヴェロキラプトル、ティラノサウルス・レックスに狙われるが幸運で助かります。4人はゾーラ達と合流し、製薬会社マーティンがテレサを見捨てたことを糾弾。
マーティンは銃を向けて皆をだまらせ、3種のDNAサンプルを持ち去ろうとします。その時、電気のついた施設に恐竜が集まり、遺伝子操作された巨大恐竜や凶暴恐竜も襲来。ゾーラ達はボートでの逃亡を考えるが、巨大恐竜がはばみます。
先に逃げたマーティンはなぜか戻ってきて喰われます。ダンカンが発煙筒で巨大恐竜をおびき寄せ、ゾーラ達はその間にボートで脱出成功。死んだと思われたダンカンだが後に救助。ゾーラは報酬をあきらめ、恐竜DNAを人類全体の心疾患克服のために公開しそう。
以上がラストまでのネタバレあらすじ。難破の家族は少女も含まれてることから叫びキャラなのは明白ですが、ティラノサウルスやヴェロキラプトルを登場させるシーンを生み出したかったのでしょうね。
ジュラシック・ワールドではおなじみとなった、遺伝子操作された実在しない恐竜は今回も登場。しかしこれまで以上に異形で恐竜というより怪獣。もうこの設定は使い古しなので、次作では斬新なラスボスを期待したいです!
映画『ジュラシックワールド 復活の大地』ネタバレ感想と私の評価
ジュラシック・ワールドのシリーズは4作目ですが、毎回試行錯誤しながら映画化されてる感じですね。今回は完全にゴジラのような怪獣映画とスパイ映画のようなミッションクリア型に振り切ってて、大衆にもウケやすそうに仕上がってます。
ジュラシック・シリーズは本来パニック映画から始まってるが、アニメではなく実写風で恐竜を再現したことで臨場感が増して子どものファンも多いのが特徴です。モンスター映画になっても恐竜が激しく動けば子どもファンは喜びそう。
ただ、ジュラシック・シリーズで描き続けてきた、恐竜によるパニックや人間の科学への過信、人間と恐竜との共生についてなどが置き去りになってるのは残念。本作が新章とのことなので、続編はどんなジャンルになるのか期待したいです!
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