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『ランボー5ラストブラッド』評価は?ネタバレ感想考察/敵の正体は?復讐の理由は?

映画ランボー ラストブラッド

『ランボー ラスト・ブラッド』あらすじ概要

ランボーシリーズ5作目。アメリカに帰国して牧場で静かな生活を手に入れたランボーは、そこの孫娘ガブリエラがメキシコから戻らないため救出に向かうのだが…。ガブリエラはどこに?ランボーは生き残れるのか?(ネタバレ感想考察↓)

映画名/邦題 ランボー ラスト・ブラッド
日本公開日 2020/6/26 [予告↓]上映時間 101分
映倫区分日本 R15+(15歳以上)USA R
製作国アメリカ
原題/英題Rambo: Last Blood
映画監督エイドリアン・グランバーグ [キャスト↓]
配給/製作(C)ギャガ/ライオンズゲート
シリーズ/関連ランボーシリーズ < 前作
日本興行収入4.0億円
世界興行収入0.9億US$(約101億円)
製作費0.50億US$(約55.0億円)
参考公式サイトWiki
平均評価★★★★★67私の評価↓は含まず)

『ランボー ラスト・ブラッド』予告動画

キャラクター(キャスト/出演者。日本語吹き替え声優)

ジョン・ランボー(シルヴェスター・スタローン。ささきいさお)
ベトナム戦争のグリーンベレー出身。アリゾナで静かに暮す
マリア・ベルトラン(アドリアナ・バラーサ。小宮和枝)
ランボーの古い友人。ガブリエラの祖母
ガブリエラ(イヴェット・モンレアル。花澤香菜)
マリアの孫娘。両親がいないためランボーを父のように慕う
カルメン(パス・ベガ。井上喜久子)
メキシコ人身売買カルテルを追う謎の女性
ビクトル・マルティネス(オスカル・ハエナダ。ケンドーコバヤシ)
メキシコ人身売買カルテルのボス。弟
ウーゴ・マルティネス(セルヒオ・ペリス=メンチェータ。武田真治)
メキシコ人身売買カルテルのボス。兄

ネタバレ感想『ランボー ラストブラッド』考察や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、ランボーシリーズ一覧も参考にしてください。

私の評価 ★★★★★69/100(60が平均)[レビューサイト評価↑]

原作とシリーズ・監督とスタローンと他キャスト

映画ランボーシリーズは、1982年のシルヴェスター・スタローン主演『ランボー(原題:First Blood)』(原作はデヴィッド・モレルの小説)の大ヒットから4作目『ランボー最後の戦場』まで続いたバイオレンス・アクション映画です。5作目タイトル「Last Blood」は1作目原題と対になってます。

監督エイドリアン・グランバーグは、2012年のメル・ギブソン主演・脚本・製作のアクション映画『キック・オーバー』を長編映画デビュー作として監督。本作はシルヴェスター・スタローンとマシュー・キュアニックの共同脚本です。

ランボーを演じるシルヴェスター・スタローンは、ランボーシリーズやロッキーシリーズでハリウッドスターとなった筋肉マッチョ俳優です。最近は脚本・製作・監督に関わることも多いです。

マリア役は『バベル』でアカデミー賞ノミネートされたアドリアナ・バラーサ。メキシコの謎の女性を演じたパス・ベガは『素敵な人生のはじめ方』にも出演してたスペイン出身の女優です。孫娘役イヴェット・モンリールはロス出身でかわいくて今後期待の新進女優です。

カルテルの兄弟は両者スペイン出身で、兄役セルヒオ・ペリス=メンチェータは『バイオハザードIVアフターライフ』に出演。弟役オスカル・ハエナダは『パイレーツオブカリビアン生命の泉』に出演。

映画ランボー ラスト・ブラッド

ランボーはどこで暮らしてる?戦場から帰国?

前作『ランボー最後の戦場』ではミャンマー国境近くのタイ北部のジャングルで暮らしてましたが、ラストのエンドロール時にアメリカの故郷アリゾナへ帰る姿が映し出されました。

その後の経緯は語られませんが、古い友人女性であるマリアの牧場で働きながら救助ボランティアなどをしているようです。冒頭ではハリケーンによる大洪水時に、岩にロープで縛ることにより女性の命を救います。

ランボーとガブリエルらの関係は?両親は?

ランボーは故郷アリゾナのゆかりある牧場で、マリアとガブリエラとの3人で暮らしています。マリアはランボーの古い友人で、ガブリエラはマリアの孫娘です。ガブリエラの父親は母へのDVがひどくて、マリアとランボーに追い出されました。

母親はがんで亡くなりましたが、出ていった父は見舞いにすら来なかったようです。ガブリエラは、ランボーを父親のように慕っていますが「なぜ自分が父に捨てられたのか」を聞くために父に会いたい気持ちでいっぱいです。

ガブリエラはメキシコの友人ジゼルから「父親を見つけた」との電話を受けます。ジゼルとはランボーもマリアも顔見知りのようですが「悪い子に変わって」出ていったようです。マリアの身内かもしれません。

ガブリエラが念願の父と再会?彼の言葉は?

ランボーが何かのために掘ってる地下トンネルに、恐れず入れるガブリエラはそもそも危機管理意識が低いのかもしれません。ランボーとマリアの両者から「メキシコの父へ会いに行くこと」に反対されたガブリエラは1人で向かいます。

いかにも治安の悪そうなメキシコ国境の町でガブリエラは、ジゼルに父の部屋へと案内されます。父は「母にそっくりだ」と歓迎するが、出て行った理由を尋ねると「欲しくなかったおまえを産んで母は死んだ」と言われます。

正確な表現は忘れましたがニュアンスはこのとおりで、娘が父親に最も言われたくない暴言です。ガブリエラが求めていた回答とは180度違っていたでしょう。人身売買カルテルも極悪ですが、事件のきっかけを作ったこの毒親は憎らしいです。

ガブリエラが帰ってこない?メキシコの闇とは?

トランプ大統領がメキシコ国境に「壁」を築くという公約を発表時「そんなの誰が支持する?」と思いましたが、支持派が多数だったことに驚きました。想像以上にアメリカ人は、メキシコからの犯罪を嫌っているのです。

特に麻薬カルテルの恐ろしさは多くの映画でも観ました。逆らった者は家族ごと残酷に皆殺しされます。最近はアメリカ内で大麻が解禁されて麻薬密輸のうまみが減ったようで、新たに不法入国支援や人身売買がさかんになってるそうです。

最近のメキシコのカルテル映画では『ボーダーライン』『ボーダーライン2 ソルジャーズデイ』が注目されました。ランボーの地下トンネルは、カルテルがアメリカへと掘るトンネルを連想させますね。

父親から「自分の存在を全否定された」ガブリエラは、ジゼルに連れて行かれたバーで薬をもられて人身売買カルテルに拉致されます。そこには複数の若い娘が集められて恐怖で洗脳され、次々と男性客の相手をさせられます。

ランボーを追う謎のメキシコ女性の正体は?

ガブリエラを探すためメキシコへ入国したランボーは、父親とジゼルをおどした後、バーでカルテルの一員をおどしてアジトへ行きます。しかし10年の牧場生活で感が鈍ったのか、ランボーは簡単に追いつめられてボコボコにされます。

カルテルは損益ない一般人には手を出さないと聞いたことはありますが、ランボーが全く抵抗せず強さも見せなかったので殺されずにすんだのかもしれません。ランボーはバーから追ってきた女性により助けられ、驚きの回復力をみせます。

カルテル関係かと思われた謎の女性カルメンの正体は、妹をカルテルのマルティネス兄弟に誘拐殺害されたフリージャーナリストです。妹のかたきを追ってた時にランボーを見つけたようです。

ガブリエラの寿命はランボーが縮めた?

ランボーが持ってた写真によりガブリエラは、カルテルのマルティネス兄弟に目をつけられ、麻薬中毒にされた後で暴行を繰り返されます。同じ運命だったかもしれないけど、ランボーが行ったことにより多少は寿命を縮められた気がします。

4日後に目覚めたランボーは、カルメンに聞いた売春宿を襲撃して、麻薬づけにされたガブリエラを救います。しかし衰弱しきったガブリエラはそのまま死んでしまいます。死体があるためか、不法入国でマリアに届けて弔いました。

本作は、メキシコの麻薬・人身売買カルテルの残虐行為などが、人種差別や外国人嫌悪につながるとして抗議をうけたようです。確かに「メキシコ怖い」と思える描き方です。どの国の極悪人も同じレベルだろうけど、メキシコはアメリカの「現実問題」なので実感できる人が多いのでしょう。

トランプ不要の怒りのメヒコ?殺人ホームアローン

ガブリエラを殺されて復讐鬼となったランボーは、マリアを牧場から退かせて、メヒコ(メキシコの現地語)のカルメンから敵の情報を聞き出します。前回捕まったのと同じアジトへ向かうが、今度は見張りから倒して全滅させます。

最後にマルティネス兄弟の弟ビクトルの胴体を兄ウーゴに見せるようにベッドに放置し、首はアリゾナへ続く道路に投げ捨てて挑発します。ランボーはアリゾナの牧場とトンネルにワナを仕掛けて、ホームアローンのように要塞化します。

そこへ予定どおりやってきたマルティネス兄弟の兄ウーゴとその部隊は、牧場に入る前の地雷風爆弾でかなり数を減らされます。トンネルを駆使するランボーは位場所を変えながら銃撃戦で、さらに敵の数を減らしてトンネルへ誘い込みます。

罠だらけのトンネルに入るかと疑問でしたが、数の優位と過信がアダになります。ランボーは次々と敵を減らし、ウーゴ1人にすると全トンネルを破壊して納屋へあぶり出します。得意の弓矢で動けなくし、最後は心臓をにぎり出して復讐を達成します。

愛する者の命を奪われたランボーの怒りが爆発したラストですが、カルメンや人身売買された者と家族の怒りをも代弁しています。シルヴェスター・スタローン自信がこの問題については「怒り」を感じてるように思えます。

ブラックパンサー』では「賢者は橋を作り、愚者は壁を作る」とトランプ大統領を軽く批判してましたが、本作『ランボーラストブラッド』では「(人としての)壁を超えた者には死を」とでもいうように強行な解決案を示します。

ランボーの戦いは本当にラスト?エンドクレジット最高

見事に復讐を果たしたが内臓あたりを負傷したランボーは、牧場のカウチに座って休みます。そのまま死を待つようにも見えるけど「永遠に戦う」みたいな発言をして椅子をゆらすので、報復に来るカルテル部隊を待ってるようにも思えます。

エンドロール前の主要スタッフとキャストのエンドクレジットでは、ランボーシリーズ1作目から4作目『ランボー最後の戦場』までの名場面を見せてくれ、最高のファンサービスです!

『ランボー5ラストブラッド』私の評価と続編

ランボーシリーズには思い入れもないし、過去作の過激なだけの戦争アクションには面白さを感じませんでした。しかし『96時間』のような復讐アクションに『ホームアローン』の要塞化をミックスした本作は、個人的にはシリーズで一番気に入りました。

数ではかなわないので「地の利」だけを利用し、敵を誘いこんで全滅させる邦画では『十三人の刺客』も思い出します。敵の知能が低すぎるのはツッコミどころですが、ランボーなら地上戦でも似た結果になりそうです。

ガブリエラのあつかいには救いがないけど、前作で生き残ったカップルが悲惨なめにあわず「戦場をなめたまま終わった」ことの反動にも思えます。

また、実在する人身売買カルテルの残虐さを見せて、アメリカの少年少女に対し「1人で夜のメキシコへ行くな」「カルテルは怖ろしいので決して関わるな」等の教育的な要素も感じます。

前作の邦題は「最後の戦場」、今回は原題とも「ラスト・ブラッド」ですが、スタローンは続編に意欲ある発言もしてます。今後カルテルの深淵部にまで切りこむ続編シリーズや、凄腕の帰還兵チーム等が誕生することも期待したいです!

続編前作や関連映画は、ランボーシリーズ一覧も参考にしてください。

『ランボー ラストブラッド』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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