『ミッションインポッシブル5ローグネイション』評価は?ネタバレ感想考察/7つのトムクルーズの成果とつっこみ所
『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』あらすじ概要
トムクルーズがスタントなしで体を張り、CGをなるべく使わないアクションで毎回話題のミッション:インポッシブル・シリーズ5作目です。お約束?のIMF解体、謎の黒幕の正体、美女イルサの最強ぶり、捕虜ベンジーのかわいさ等が見所!(ネタバレあらすじ↓)
映画名/邦題 | ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション |
日本興行収入 | 51.4億円(年間7位) |
世界興行収入 | 6.8億USドル [出典] |
製作費 | 1.5億USドル |
平均評価★★★★★80(私の評価↓は含まず)
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シリーズ/関連 | ミッションインポッシブルシリーズ [< 前作|続編 >] |
原題/英題 | Mission: Impossible - Rogue Nation |
日本公開日 | 2015/8/7 [予告↓]上映時間 132分 |
映倫区分 | 日本 G(年齢制限なし)USA PG-13 |
製作国 | アメリカ |
映画監督 | クリストファー・マッカリー |
キャスト 出演者 | トム・クルーズ、ジェレミー・レナー、サイモン・ペグ、レベッカ・ファーガソン、ヴィング・レイムス、ショーン・ハリス、アレック・ボールドウィン |
配給/製作/画像 | ©Paramount Pictures/Cruise/Wagner Productions、Skydance Productions、阿里巴巴影业集团、Bad Robot Productions、电影频道 |
『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』予告動画
『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』ネタバレあらすじ
この先はネタバレありのあらすじです。続編前作や関連映画は、ミッションインポッシブルシリーズ一覧もご参考に。
アメリカ極秘諜報機関IMFのエージェントの1人、イーサン・ハント(トム・クルーズ)は謎の犯罪組織シンジケートを仲間と調査中です。ベラルーシのミンスクで離陸する飛行機に命がけでつかまったイーサンは、VX神経ガスの輸送を阻止します。
イーサンを救う謎の美女?IMF解体?(ネタバレあらすじ)
イギリスのIMFロンドン支部に次の指令のために来たイーサンは、催眠ガスで意識を失います。シンジケートに拷問されるイーサンを、謎の美女イルサ・ファウスト(レベッカ・ファーガソン)が脱出させます。イーサンはCIAから国際指名手配されたと知ります。
アメリカのワシントンでは、CIA長官アラン・ハンリー(アレック・ボールドウィン)がIMFの実績を疑問として解体し、CIAに吸収します。ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)、ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)らイーサン関係者は監視されます。
ローグネイションの意味?オペラ座の四つ巴戦!(ネタバレあらすじ)
6ヶ月後、CIAはキューバの首都ハバナのイーサン潜伏先に踏みこむが空です。イーサンはシンジケートの正体が、過去に生存不明となった各国スパイのローグ・ネイション(ならず者国家)というテロ組織だと突き止め、陰謀阻止のためベンジーも協力します。
オーストリアの首都ウィーンのオペラ座でプッチーニの『トゥーランドット』上演中、オーストリア首相をクラリネット銃で狙う暗殺者をイーサンは倒します。しかし他1人とイルサを倒す弾はないため、首相の肩を撃って逃すが、結局は車ごと爆死させられます。
危険な水中潜水ミッションとバイクカーチェイス(ネタバレあらすじ)
イーサンはイルサの口紅型USBをベンジーに解析してもらい、モロッコのカサブランカへ行きます。イギリス諜報機関MI6とシンジケートのダブルスパイのイルサと再会し、発電所地下の極秘施設のデータUSBを3人の不可能を可能にする作戦で盗み出します。
しかしイルサがUSBを持ち逃げします。バイクで謎の集団から逃走するイルサを、イーサンとベンジーの車も追います。CIAに狙われるイーサンを救うために来たブラントとルーサー・スティッケル(ヴィング・レイムス)も加わりカーチェイスするが逃げられます。
ベンジーを救うため、英国首相から盗め?(ネタバレあらすじ)
イルサはデータをMI6の上官アトリー(サイモン・マクバーニー)に渡すが、引き続きスパイを命じられます。イルサはシンジケートのボスのソロモン・レーン(ショーン・ハリス)の元に戻り、データUSBを渡すが、なぜかアトリーにより消去されています。
イーサンらはベンジーがコピーしたデータUSBを解読するには、イギリス首相の生体認証が必要だと知り、イルサを待ち伏せします。しかしシンジケートにベンジーを拉致され、解読後のデータとの交換を要求され、イーサンらは首相にロック解除させます。
同時にMI6長官アトリーも自白させ「シンジケート計画はアトリーが考え、レーンが実行した」とわかり、イーサンはCIA長官アランの手柄とします。データUSBは計画の資金の情報です。拡散爆弾を付けられたベンジーとイルサが現れ、イーサンは交渉します。
『ミッション:インポッシブル ローグネイション』ネタバレ結末と最後/ラスト
イーサンはデータは破棄し記憶したと伝え、ベンジーの爆弾の解除とイルサの解放を要求します。レーンは従うが、部下数人にイルサ殺害を命じます。イーサンは自分は殺されないので盾となりイルサを守り抜きます。しかしイーサンはレーンに追いつめられます。
地下室へ逃げたイーサンを追ったレーンは、IMFメンバーの罠にはめられ防弾ガラス室で催眠ガスで眠らされて警察に引き渡されます。イルサは去り、アランは議会で「イーサン指名手配はシンジケート捜査のため」と嘘を言い、新IMF長官に就任します。
ネタバレ感想『ミッション:インポッシブル ローグネイション』解説や評価レビュー
この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、ミッションインポッシブルシリーズ一覧もご参考に。
ミッション:インポッシブル・シリーズは昔のTVシリーズ『スパイ大作戦』からの続きとして始まりましたが、3作目まではチームプレイよりもイーサン・ハントことトムクルーズのワンマン・アクション・スパイ映画の要素が強めだと感じます。
前作『ミッション:インポッシブル4 ゴーストプロトコル』からやっと、チームプレイを重視した作品に変わり本作でも継承されてます。ただ、謎の最強美女スパイのイルサことレベッカ・ファーガソンが全部持ってった感はあります。
前作で謎の人物だったブラントと、全シリーズ出演のルーサーの存在感は薄すぎてかわいそうです。ブラント役のジェレミー・レナーはついに6作目には出演しないようです。『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』でもホークアイ役で出なかった(次作は重要キャラとか?)し縁の下の力持ち的な役割が多いです。
一方でサイモン・ペッグ演じるベンジーは、大活躍の後で捕らわれてラスボスの言いなりに話すという「救出ミッションのためのキャラ」となって、その姿が不謹慎ですが犬(ベンジー?)みたいでかわいいです。心をわしづかみにされた人も多いはずです。
今回もイーサンは前人未到というか不可能なミッション(飛行機つかまり、オペラ座格闘、飛び込みと高速回転潜水、バイクカーチェイス、英国首相の生体認証奪取、カフェでの銃撃戦など)に挑みます。ほとんどをトムクルーズがスタントなしで命かけて演じて、CG補正も最小限だそうです。特に冒頭の飛行機つかまりは大迫力です!
美女スパイ演じるレベッカ・ファーガソンはヒロイン的な位置づけかと思ってたら、トム・クルーズを何度も救うし、格闘も銃の腕前も超一流で驚きます。アクションもできる彼女を主役とした別シリーズを作れそうです。6作目でも続投で活躍を期待したいです。
IMF解体はいつものお約束です。イルサの最強性に比べると敵の組織「シンジケート」は構成員が弱すぎるし、ラスボスのソロモン・レーンが最後にあっさり捕まるしで、どれだけすごい組織なのか実感がわきませんでした。催眠ガスはロンドンでの仕返しですね。
アレック・ボールドウィン演じるCIA長官は、黒幕っぽい雰囲気も出してて、前半のミスリーディングさせるキャラです。微妙な小物感があるのは、今後のシリーズで拉致されたりするIMF新長官としては適役だと思います。誰が黒幕?というサスペンス性は希薄だけど、アクション作品としては最高に楽しいスパイ映画でオススメです!
トムクルーズの成果7つ
- VX神経ガスの奪取
- 水中潜水でデータUSBを奪取
- イギリス首相の生体認証
- MI6長官アトリーの自白
- ベンジーとイルサを救った
- ソロモン・レーンの逮捕
- アラン長官の手柄と出世
- オーストリア首相暗殺の阻止(失敗)
つっこみどころ7つ
- 冒頭アクションがピーク?
- イルサにイーサン救われすぎ
- シンジケート構成員が弱すぎ
- シンジケートの目的が不明?
- IMFメンバー個々の活躍見たい
- イーサンは功労を報われない?
- イーサンの嫁はどうなった?
続編前作や関連映画は、ミッションインポッシブルシリーズ一覧もご参考に。
『ミッション:インポッシブル ローグネイション』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞
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