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『キャプテンアメリカ:ブレイブニューワールド』敵・黒幕の正体/目的は?ラスト結末は?考察ネタバレ感想

キャプテン・アメリカ: ブレイブ・ニュー・ワールド 映画/ドラマ

アメリカ大統領ロスが開く国際会議でテロ事件が発生し世界大戦の危機に。新キャプテン・アメリカことサム・ウィルソンが食い止めようとするが、ある黒幕が仕組んだ陰謀で…(ネタバレ感想あらすじ↓)

映画名/邦題キャプテン・アメリカ: ブレイブ・ニュー・ワールド
日本公開日2025/2/14 [予告] 上映時間:118分
製作国アメリカ
原題/英題Captain America: Brave New World
監督・キャストジュリアス・オナー[キャスト
配給/製作
(画像出典)
ディズニー/Marvel Studio
日本興行収入11.3億円 年間9位
世界興行収入4.0億USドル [出典]
平均評価
平均:100換算
*批評家と一般は単純平均
66
シリーズ
関連作品
マーベル/MCU一覧
参考・出典公式サイトWiki上映映画館

キャラ・ランキング(キャスト/出演者)

個人的なキャラクターランキングです。
※キャラクター名(キャスト/出演者/声優)

  1. サム・ウィルソン/キャプテン・アメリカ(3代目)(アンソニー・マッキー。溝端淳平)元ファルコン。かつての初代の相棒
  2. サディアス・ロス/サンダーボルト(ハリソン・フォード。村井國夫)米大統領。ハルクを追ってた元米陸軍将軍。娘と疎遠
  3. ホアキン・トレス/ファルコン(2代目)(ダニー・ラミレス)サムの友人の米陸軍中尉。ファルコンを受け継ぐ
  4. サミュエル・スターンズ/リーダー(ティム・ブレイク・ネルソン。森川智之)細胞生物学者。かつてのブルース・バナーの協力者
  5. ルース・バット・セラフ(シーラ・ハース。潘めぐみ)元ブラック・ウィドウ。現在は大統領補佐官
  6. セス・ヴォルカー/サイドワインダー(ジャンカルロ・エスポジート)謎の組織サーペント・ソサエティの王
  7. イザイア・ブラッドリー(カール・ランブリー)サムの知人の黒人男性。かつての実験での超人兵士
  8. 尾崎総理大臣(平岳大)日本の首相。アメリカにも強硬姿勢
  9. レイラ・テイラー(ショシャ・ロケモア)シークレットサービス。エージェント・テイラー
  10. エリザベス・ロス/ベティ(リヴ・タイラー)ロスの娘。ブルースの元恋人。細胞生物学者
  11. レイチェル・レイトン(ローサ・サラザール)謎の組織サーペント・ソサエティの一員

ネタバレ感想『キャプテン・アメリカ: ブレイブ・ニュー・ワールド』解説と評価

以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を!

『キャプテンアメリカ:ブレイブニューワールド』監督とキャストは?

マーベル映画『キャプテン・アメリカ: ブレイブ・ニュー・ワールド』は、キャプテン・アメリカ4作目、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画では35作目のアメコミ映画です。

監督のジュリアス・オナーは『クローバーフィールド・パラドックス』『ルース・エドガー』等も監督。

主演のアンソニー・マッキーはMCU以外では『リアル・スティール』『デトロイト』等、ハリソン・フォードスターウォーズインディジョーンズのシリーズ等、ダニー・ラミレスはトップガン マーヴェリック等に最近出演。

他、平岳大、リヴ・タイラー、ジャンカルロ・エスポジート、ティム・ブレイク・ネルソン等も出演。

ハルク,ファルコン&ウィンター・ソルジャー簡単ネタバレあらすじ

インクレディブル・ハルク2008年映画。自らで超人血清を人体実験し、凶暴な緑の巨人ハルクに変身してしまうブルース・バナーは中和方法を研究しながら逃亡生活。恋人ベティや研究者サミュエル・スターンズの協力を得るがベティの父ロス将軍に捕まります。

一方、ハルクの力を欲した兵士ブロンスキーはサミュエルをおどしてブルースの血液を注入。その時、サミュエルも傷口から感染。アボミネーションことブロンスキーはブルースを襲うがハルクが返り討ちにしてまた逃亡生活へ。
*ロス役のウィリアム・ハートは他界したのでハリソン・フォードに変更。ブルース・バナー役のエドワード・ノートンは降板しマーク・ラフォロに変更(本作では不在)。ベティ役のリヴ・タイラー、スターンズ役のティム・ブレイク・ネルソンは今回も続投。

ファルコン&ウィンター・ソルジャー2021年ドラマ。ファルコンことサム・ウィルソンが返上した盾は2代目キャプテン・アメリカのジョン・ウォーカーが継承。サムはウィンターソルジャーことバッキーと共に犯罪組織フラッグスマッシャーを追うためジモを脱獄させます。

シャロンの助けも借り、フラッグスマッシャーの超人血清を破壊。しかし誘惑に負け超人化したジョンは敵を殺害する現場を配信され、キャプテン称号を剥奪されます。フラッグスマッシャーのリーダーのカーリを射殺したシャロンはパワーブローカーという正体を隠しCIA復職

サムは黒人アイデンティティを抱えた新キャプテン・アメリカに就任。30年も監禁された黒人超人イザイア・ブラッドリーの名誉も回復させます。ジョンは謎婦人ヴァルのUSエージェントに。ワカンダ親衛隊アヨはジモをラフト刑務所へ。

国際会議の議題はエターナルズ関連?

犯罪組織サーペントの拠点を襲撃した3代目キャプテン・アメリカことサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)は敵を制圧し日本への輸送物も奪取するがボスのサイドワインダー(ジャンカルロ・エスポジート)には逃げられます。2代目ファルコンのホアキン・トレスも活躍。

過去にヒーローと対立したサンダーボルトことサディアス・ロスは米大統領となり国際会議にサムを呼びます。サムは大統領の了承を得て、政府に30年も監禁された黒人超人イザイア・ブラッドリーも同行。議題はインド洋に出現したセレスティアル島

エターナルズ』ラストでセルシが石化した巨神ティアマトが島として残され、周辺からヴィブラニウムに匹敵する希少金属アダマンチウムが発見されます。ロスは各国で平等な分配を主張。

序盤からMCUでは定番のミニミッションクリアのアクション戦闘が見ごたえ充分!超人血清はうってないが空を飛べる3代目キャプテン・アメリカの特性も見せてくれ、軽快なアクションは前キャプテン・アメリカ以上かも。

敵ボス役のジャンカルロ・エスポジートは米ドラマ『ブレイキング・バッド』のガス役でその怖さを覚えたので、今回も同様の不気味さを感じました。ドラマ版から続投のイザイアはこんなに筋肉隆々で大きかったのかと存在感。

別バースでの戦いだったのかな?と思い始めてた『エターナルズ』が、同じ世界線での事件だったようで一安心。MCUでは存在してなかったアダマンチウム(ウルヴァリンの爪や骨にも利用)がついに登場し、いよいよX-MEN映画との合流も現実になりそうですね!

キャプテン・アメリカ: ブレイブ・ニュー・ワールド 映画/ドラマ

大統領銃撃テロの実行犯と黒幕の正体は?

会議中、何か音楽が流れると突然数名の銃撃で場内は大混乱。サムが連れてきたイザイアに発砲された大統領はセキュリティルームに避難。逮捕されたイザイア達は何も覚えておらず、サムや大統領側近ルースは「光の明滅によるマインドコントロール」とつきとめます。

イザイアの無実証明のため捜索するサムはサイドワインダーに襲われるがスーツなしで撃退。彼のスマホで判明した場所キャンプ・エコーワンにはロス大統領やイザイアの研究資料が保管。緑の脳のサミュエル・スターンズ博士が現れます。

スターンズはかつてハルクを元に戻すガンマ線を研究してたが、事故で脳に血清をあびて超人的な知能の怪物に。ロスは彼を監禁して兵器開発や出世に利用。スターンズはロスへの復讐のため、サーペントにアダマンチウムを盗ませました。

中盤で不遇な黒人超人イザイアがテロ実行犯となりどうしようもない気分に。バッキーの時以上に高度で簡易な洗脳方法は現実では不可能だろうけど、この世界では今後ずっと阻止する方策を考え出さないと悲劇が繰り返されそう

スーツなしのサムは超人でもないので筋肉と頭脳で戦うしかないが、それを披露してくれたのは必然かと。小ボスとはいえサイドワインダーの戦いぶりも派手で見事。今回はラスボスが知能型で格闘できないのでなおさら。

そのラスボスで黒幕のサミュエル・スターンズは、まさかの『インクレディブル・ハルク』からの再登場。当作を見返してもモブに近いキャラなので事前情報なしで覚えてた人の方が少ないのでは?ハルクの敵役アボミネーションも別作品で再登場しました。

結末は?ラストバトルの勝者は?

日本の尾崎首相(平岳大)はロス大統領がアダマンチウム権益の独占を狙ってるという情報を入手し、採掘中のセレスティアル島へ艦隊を出動。ロスもインド洋へ向かうが、米空軍パイロットがスターンズの洗脳で日本海軍を攻撃し一触即発状態に。

キャプテン・アメリカとファルコンが米軍機を制圧しながら日本空軍をさがらせ、発射されたミサイルも追跡し落とすという神技を実行し日米開戦を阻止。爆発に巻き込まれた新ファルコンことホアキンは重傷で入院。元ウィンター・ソルジャーで下院議員を目指すバッキー・バーンズが「スティーブ(前キャプテンアメリカ)は人々の希望だが、サムは目標になれる」と鼓舞。

サムに追求されたロスは止まった心臓を動かすためにスターンズが作った薬を飲み続けてると。しかしその薬にはガンマ線が含まれており、ロス大統領は会見中にレッドハルク化してホワイトハウスを破壊し、サムと激闘。

超人血清をうってないキャプテン・アメリカはレッドハルクに追いつめられウィングも折られるが、腹を切りつけ娘の話でロスを正気に戻します。海のラフト刑務所でロスと面会したサムは、ロスの娘でかつてのブルースの恋人ベティと再会させます。サムはホアキンにアベンジャーズ再結成の必要性を語ります。

ラストバトルはレッドハルクと新キャプテン・アメリカとの肉弾戦。高性能ドローンのレッドウィングや空中戦法を駆使する元ファルコンも人間レベルでは強いが、筋力だけで圧倒し脅威のジャンプ力も持つレッドハルクは相性最悪。

スティーブも新ファルコンもウィンター・ソルジャーもおらず、1人で戦うしかないサム・ウィルソンが何度も何度も立ち上がる姿には、初代キャプテン・アメリカとは違う崇高さを感じ涙。ワシントンの桜や花びらが印象的。

別の個体とはいえハルクを奇策なしで1人で倒せたのは今までサノスだけでは?ソーでさえ負けたし。そういう意味では、新キャプテン・アメリカを強烈にアピールする意味あるバトルだったとも思えます。ナターシャの役割まで1人で演じたし。

エンドロール後のオマケ映像の意味は?

エンドロール後、ラフト刑務所のサミュエル・スターンズは、別の世界からこの世界へ侵略する者が現れることをサムに警告。それはつまり、マルチバース戦争のことであり、次のアベンジャーズ作品につながる戦いを示唆してそうです。

今さら感ある情報なのでなくてもよかったシーンですが、この情報をもとにサムが新アベンジャーズを結成する流れになるのでしょうね。地球最高の頭脳としてスターンズ参戦どころか、レッドハルク参戦も充分にあり得そうで楽しみ♪

映画『キャプテン・アメリカ: ブレイブ・ニュー・ワールド』ネタバレ感想と私の評価

MCUの中でもポリティカル・サスペンス(政治劇)寄りのキャプテン・アメリカ・シリーズだが、今回も米大統領が助演級でまさかの日米開戦寸前まで描かれ、黒人アイデンティティに悩む新キャプテン・アメリカの意義と覚悟に泣かされました。

ちょっと出演と思ったハリソン・フォードがまさかのフル出演で様々な表情を見せてくれたのも見どころ。アベンジャーズの中でも、サムを演じたアンソニー・マッキーには関心薄かったが今回素晴らしい演技とアクションを見せてくれ要注目に。元ブラックウィドウのルース再登場にも期待。

とはいえアベンジャーズの中では弱い方のキャラだからマインド的な役割になるのかな。過去作で話題性が低かった『インクレディブル・ハルク』や『エターナルズ』にも光を当ててくれたが、あの程度のキャラさえヴィランにできるのかと驚き。

犯罪組織との戦闘、スーツなしでの戦い、戦闘機戦、レッドハルクとの格闘戦など多彩でクレバーなアクションを見せてくれたのもキャプテン・アメリカならではかと。魔術も超能力も飛び兵器もないのでウィングの使い方が際立ちますね!

現実では見られない超強気外交の日本首相、超弱気な米大統領を堪能できたのも貴重。トランプ大統領ならアダマンチウムは総取りで日米開戦どころか世界大戦が勃発しそう…。MCU再始動としては無難だがマイナス点の少ない良作で暫定今年ベスト級!

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