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実写映画『聖闘士星矢TheBeginning』感想ネタバレ解説/結末は?敵の正体と目的は?

映画聖闘士星矢 The Beginning

『聖闘士星矢 The Beginning』あらすじ概要

ジャンプ漫画のハリウッド実写映画化。地下格闘場で戦い生活してた星矢は謎の集団に狙われ、女神アテナの生まれ変わりを守る運命だと知らされるのだが…。続編は?聖衣やコスモの違和感は?(ネタバレ感想考察↓)

映画名/邦題 聖闘士星矢 The Beginning
平均評価★★★★★56私の評価↓は含まず)
原題/英題Knights of the Zodiac
日本公開日 2023/4/28 [予告↓]上映時間 112分
映倫区分日本 G(年齢制限なし)USA PG-13
製作国日本、アメリカ
映画監督トメック・バギンスキー [キャスト↓]
配給/製作/画像©東映/東映アニメーション、Stage 6 Films、Sola Entertainment
シリーズ/関連ジャンプ原作の映画
日本興行収入0.4億円興行収入ランキング
世界興行収入0.068億USドル [出典]
製作費0.6億USドル
参考/出典公式サイトWiki

『聖闘士星矢 The Beginning』予告動画

キャラ ランキング(キャスト/出演者/吹替声優)

個人的なキャラクターランキングです。
※キャラクター名(キャスト/出演者。日本語吹き替え声優)

  • 1位星矢(新田真剣佑)幼い頃に姉と生き別れ、今は地下闘技場で稼ぎながら暮らす
  • 2位シエナ(マディソン・アイズマン。潘めぐみ)女神アテナの生まれ変わり。アルマンに育てられた
  • 3位ネロ(ディエゴ・ティノコ。浪川大輔)グラードと行動を共にする、フェニックスの青銅聖闘士
  • 4位マイロック(マーク・ダカスコス。咲野俊介)アルマンの執事。戦闘力も高い
  • 5位マリン: 星矢をきたえる白銀/シルバー聖闘士
  • 6位ヴァンダー・グラード(ファムケ・ヤンセン。井上喜久子)アルマンの元妻。アテナの命を狙う
  • 7位アルマン・キド(ショーン・ビーン。磯部勉)謎の男。シエナを娘のように育てた。グラードの元夫

ネタバレ感想『聖闘士星矢 The Beginning』解説や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、ジャンプ原作の映画一覧もご参考に。

私の評価 ★★★★★65/100(60が平均)[レビューサイト評価↑]

ジャンプ漫画の実写化?監督やキャストは?

映画『聖闘士星矢 The Beginning』は、ジャンプ漫画『聖闘士星矢』(1990年に完結)がベースのハリウッドと日本による実写映画化作品です。

トメック・バギンスキー監督は日本ではあまり知られてないが、Netflixの人気ドラマ『ウィッチャー』の製作総指揮を担当。アクションは『シャンチー テンリングスの伝説』のアンディ・チャン、VFXは『ジュラシックワールド 新たなる支配者』のDNEGが担当。

ハリウッド初主演の新田真剣佑は『ちはやふる実写版シリーズ』『るろうに剣心 最終章 The Final』等に出演。ファムケ・ヤンセンは『X-MEN フューチャー&パスト』等に出演。

映画聖闘士星矢 The Beginning

実写映画『聖闘士星矢 The Beginning』ネタバレなし感想と評価

企画を聞いた時は耳を疑ったが、新田真剣佑が星矢を演じるのでもしやと思い初日に鑑賞。聖闘士や聖衣のデザイン、小宇宙/コスモを使った戦い(CG/VFX)が一番の不安点だったが、意外とわるくなくて1本の映画として楽しめました

特にサジタリアスの黄金聖衣のデザインは本当よかったです。今回も星矢かネロが装着してくれたら評価瀑上がりしたのですが。アクションも、冒頭から身体能力高い俳優による肉弾戦が多くて興奮しました。聖闘士戦が少なすぎたのは残念。

期待値が低かった分、平均点は軽く超えたのですが、不満点も多々。特に昔の作品なので論理性に乏しくて、勝利できる理屈やアテナを止める方法などは、愛や根性やあきらめない心の他にアイテムか何かで示してほしかったかも。残り不満点は後述。

新田真剣佑をはじめ、ネロ、シエナ、グラードなど俳優女優陣はよかったです。予想外にただの強い人間?マイロックの戦闘シーンも楽しかったが、一方で「そんな戦いは他作品でやってよ」とも思いました。本作ではかなりの功労者ですが。

続編ありきの内容ですが、次回以降は聖闘士戦が軸になるのでかなり予算増やさないと難しそうですね。原作やアニメファンは満足できないと思うけど、普通のアクション映画としてはそこそこ楽しめるし、映画館ばえもするので気になる人はぜひ!

星矢が聖闘士になった理由とは?

ギリシア神話の時代、神々との戦いで人間についた「知恵と戦いの女神アテナ」を守る「聖衣をまとう聖闘士」達がいました。現代、アテナの生まれ変わりの赤子がねらわれたが、1人の黄金聖闘士/ゴールドセイントが命をかけて救いました。

スラム街の地下闘技場で戦う星矢は、不思議な力を使ったことで謎の鎧軍団に追われるが、アルマン・キドに救われ彼の屋敷に連行されます。星矢は姉のペンダントを渡され「アテナの生まれ変わり」を守る「ペガサスの聖闘士」と告げられ困惑。

依頼を断った星矢だが、アテナの小宇宙/コスモに押しつぶされそうなシエナを見て、幼少期に姉がさらわれた時に何もできなかった後悔を思い出し修行することに。白銀聖闘士/シルバーセイントのマリンに、コスモや流星拳を教わります。

星矢が体内の小宇宙/コスモを燃やすと、姉のペンダントが「ペガサスの聖衣/クロス」となって装着され超人的な力を発揮できるように。修行の最終過程で星矢は、姉をさらった者の中にアルマンがいた記憶を呼びさまします。

以上が序盤のあらすじです。少しだけアニメで観た記憶のある聖闘士星矢ですが、実写版では聖衣/クロスのデザインが心配でした。しかし冒頭の黄金聖闘士の黄金聖衣を見て一安心。というかあの射手座/サジタリアスの聖衣が本作で一番かっこよかったです。

地下闘技場の戦い、執事マイロックによる銃撃戦、マリンとの修行など序盤からアクション全開で期待以上でした。ただ、「聖闘士星矢」で見たい戦いは「聖闘士どうしのコスモを使ったバトル」なのですが。

世界観の説明や星矢の行動理由(姉との再会)を明確にする序盤ですが、人質拷問や飛行機シーンの繰り返し等を少しコンパクトにして、変わりに聖闘士どうしの戦いをあと1つは見せてほしかったかも。予算の都合かもしれないけど…

姉や星矢がねらわれた理由は?

アルマンの館へ戻り問いつめようとすると、星矢はシエナに連れ出され過去の真相を語られます。アルマンとグラードの夫婦は、赤ちゃんのシエナを見つけ育てることに。しかし暴走したシエナにより、グラードは腕を失いコスモなしでは生きられない体に

夫婦はグラードの延命用にコスモを持つ子ども達を誘拐。姉が誘拐された理由は、星矢が発動したコスモのせいでした。コスモがなくて解放された後も姉は、星矢を守るため戻りませんでした。今回、星矢がねらわれた理由もコスモ目当てです。

グラードは、シエナを救い絶命した黄金聖闘士の黄金聖衣を解析し鎧軍団をつくりました。そしてシエナを人類に災いをもたらす者として抹殺しようと考え、夫アルマンと決別。

以上が中盤あらすじです。本作で謎の部分がほぼ全てシエナにより語られたのは上手くないですね。一部は戦いの中で明らかにしてもよかったかと。コスモ持つ者を誘拐したり、アテナを抹殺する理由には納得できました。

結末は?敵対者の正体と目的は?続編はある?

襲撃をうけたアルマンは館ごと爆破。星矢はアルマンの執事マイロックと共に、シエナを救いにヴァンダー・グラードの要塞へ。グラードはシエナからコスモを奪う装置を起動。止めようとする星矢の前に、シエナの側近が立ちはだかります。

星矢の敵対者の正体は青銅聖闘士フェニックスのネロで、彼の目的はアテナの抹殺と黄金聖衣の入手です。聖衣/クロスとコスモを使いこなすネロが星矢を圧倒するが、あきらめない星矢は何度も立ち上がり抵抗します。

一方、グラードはシエナの命を奪うことをためらうが、シエナはアテナ化して大暴走寸前に。星矢がクロスを飛ばされながらも暴走を止めます。力に目覚めたシエナはグラードの腕を修復(コスモが必要な体質も修復?)。

ネロは黄金聖衣を持って立ち去ります。マリンの島で星矢とシエナは、神々に対抗できる聖闘士の仲間を集めることを誓います。

以上が終盤からラストまでのネタバレあらすじです。シエナ自らが屋敷外へ出て探知されたり、アルマンの爆破が無駄死にだったりとモヤモヤ展開が続きます。が、待望のペガサスとフェニックスの聖闘士戦は楽しめました。短かすぎましたが。

90%以上の小宇宙/コスモを奪われたシエナ=アテナですが、結局コスモは元にもどったのかな。母グラードの体を修復できたのはいいが、アルマンの無駄死にが際立ちますね。黄金聖衣を得たネロとの戦いは続編で描かれるのでしょうか。

続編は興行収入の結果しだいでしょうけど、日本は初日から予想するに10億円以下になりそうで厳しいですね。英題のとおり続編では「12宮の黄金聖闘士編」を期待したいけど2時間では無理なので、思い切ってドラマにする方がよさそうですね。

続編前作や関連映画は、ジャンプ原作の映画一覧もご参考に。

『聖闘士星矢 The Beginning』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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サイト管理人ゆめぴょん(映画・旅行好き)
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