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『スターウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』考察ネタバレ感想あらすじ/ラスト結末は?ジェダイの復讐?

スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還(復讐) 映画/ドラマ

スターウォーズ・シリーズエピソード6。公開順は3作目。前作で凍結されたハンソロを救うため、ルークやレイアはジャバの宮殿へ乗り込む。その後、同盟軍は第2のデススター破壊計画を実行。一方、ヨーダとオビワンに妹の存在を告げられたルークは、ダース・ベイダーと皇帝を倒すため最終決戦へ向かうのだが...(ネタバレ感想あらすじ↓)

映画名/邦題スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還(復讐)
日本公開日1983/7/2 [予告] 上映時間:133分
製作国アメリカ
原題/英題Star Wars: Episode VI Return of the Jedi
監督・キャストリチャード・マーカンド
キャスト
出演者
マーク・ハミル(島田敏)、ハリソン・フォード(磯部勉)、キャリー・フィッシャー(高島雅羅)、ダースベイダー役(大平透)、イアン・マクダーミド(千葉耕市)、ヨーダ役(辻村真人)、C-3PO役(野沢那智) ※声優はソフト版
配給/製作
(画像出典)
20th Century Fox/Lucasfilm Limited
日本配給収入37.2億円
世界興行収入4.7億USドル [出典]
製作費0.3億USドル
平均評価
平均:100換算
*批評家と一般は単純平均
(興収・評価: 2024.8.20更新)
79私の評価は含まず)
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ネタバレ感想『スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還(復讐)』解説と評価

以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を!

スターウォーズシリーズのエピソード6で、公開順としては旧三部作の3作目。公開時タイトルは『ジェダイの復讐』。前作『スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲』で明らかになった、ルークとダース・ベイダーの因縁の親子対決に終止符が打たれるだけでなく、ルークの妹の存在が判明

映画『スターウォーズ ジェダイの帰還』私の感想と評価

『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』からはじまる新三部作の後では、映像や音楽や演出が古く感じて見づらいので旧三部作を先に観ることをおすすめします。古い映画なのでつっこみどころは多くて、特に皇帝ダース・シディアスの無能ぶり、ツメの甘さや倒され方は少し残念。

ルークが修行のため惑星ダゴバへ行きますが、結局は最後のジェダイマスターのヨーダの死を看取りに行っただけです。あそこまで強くなったのは自己修行によるものだけというのも納得しかねます。同じフォースの素養を持つレイアも、自分で修行すればジェダイになれそうです。

第2のデス・スター防衛の鍵をにぎる重要拠点、惑星エンドアのシールド発生装置の警備が手薄すぎるのもおかしいし、近代兵器で武装したルークやハン・ソロや帝国軍が、原始的な武器しか持たないイウォーク族に降参するのもあり得ない展開です。そもそもイウォーク族の場面が長すぎます。

ただ本作は、それらの欠点に目をつむるとエンターテイメント映画としてはこれほどないくらいに楽しませてくれます。冒頭でハンソロをジャバから救う展開では、レイアにジャバを殺させて、ただのお姫様ではないことを示してくれます。R2-D2がライトセイバーを発射してルークがつかんで戦うのは名場面です。

最大のみどころは、ヨーダの死、ルークとアナキン・スカイウォーカーの父子対決、皇帝ダース・シディアスの最後でしょうか。そしてこのシリーズが最も評価された理由の1つである「衝撃の秘密」も前作では父子関係でしたが、本作では「双子の兄妹の存在」が明らかになり、三角関係にも終止符が打たれます

前作ではあまり進展しなかったストーリーも本作で一気に収束へ向かいますが、ルークとダース・ベイダーに焦点が当たりすぎて、多くの犠牲者を出してるはずの反乱同盟軍の活躍が見過ごされがちなのは少し残念です。『ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー』を観た後では余計にそう感じます。

R2-D2のいじられっぷりは前作よりは減ったけど、かわいさは変わりません。代わりにぬいぐるみのようなイウォーク族がかわいさを担当してくれます。C-3POのコメディアンぶりも健在で、一番の見せ場は神と勘違いされ椅子に座ったままで空中浮遊するシーンです。「私にこんな力があったとは」には笑います。

皇帝ダース・シディアスことパルパティーンとダース・ベイダーの死により、一代で築かれた銀河帝国は崩壊しますが、その先の話は『スター・ウォーズ フォースの覚醒』以降の3部作で語られるのでしょう。ジェダイの復活やシスの生き残りの存在も気になるので、スターウォーズ・シリーズはまだ見逃せませんね!

おすすめ11ポイント

少し残念10ポイント

『スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還』ネタバレあらすじ

遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。『スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲』から約1年後、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)とレイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)は、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)を救いに行ったランドらを追って、故郷でもある惑星タトゥイーンへ戻ります。

一方、帝国軍はパワーアップした第2のデス・スターを開発中で、ダース・ベイダー卿(デヴィッド・プラウズ)は建設を急がせます。惑星タトゥイーンでは、先に送り込まれたアンドロイドのC3PO(アンソニー・ダニエルズ)とR2-D2(ケニー・ベイカー)が犯罪王ジャバ・ザ・ハットの宮殿へ入ります。

C-3POは通訳として、チューバッカを捕らえてきた賞金稼ぎと交渉させられます。この賞金稼ぎは実はレイア姫で、宮殿内のカーボン凍結されたハン・ソロを元の姿に戻して逃げ出そうとするが、ジャバ・ザ・ハットに捕まり、首に鎖を付けられます。そこへフォースで見張りを無力にしたルークが乗り込んできます。

ジャバ・ザ・ハットはトラップでルークを地下に落とし怪物ランコアのエサにしようとするが、ルークは逃げて開閉扉でランコアを下敷きにします。怒ったジャバは、ルークとハンソロを砂漠のアリ地獄のような怪物サーラックの所へ落とそうとするが、R2-D2が放出したライトセイバーをルークがつかみ反撃

ジャバ・ザ・ハットの兵士に変装してたランド・カルリジアン(ビリー・ディー・ウィリアムズ)や、ハン・ソロやチューバッカも暴れだして、レイア姫はジャバの首を鎖で締めて絶命させます。ジャバの飛行船を爆破し、ルークらは脱出に成功。ジャバの傭兵ボタ・フェットもサルラックのエサになります。ルークは修行のため惑星ダゴバのヨーダの所へ行きます。

スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還(復讐) 映画/ドラマ

ヨーダの最後と惑星エンドアでの攻防

最後のジェダイマスターのヨーダは900年間生きた命が尽きようとしていて、ルークに教えることはもう何もないこと、ダース・ベイダーがルークの父であること、父を倒して初めてジェダイの騎士と認められること、スカイウォーカーの血を継ぐものがもう1人いることを伝えて息を引き取り、消滅します。

オビ=ワン・ケノービの霊体が現れ、ダース・ベイダーこと父アナキン・スカイウォーカーを倒すこと、ルークには双子の妹がいることを伝えます。ルークはレイアが妹であると気づきます。帝国では第2のデススターに、銀河皇帝ダース・シディアス(イアン・マクダーミド)が視察として訪れ、ベイダー卿が迎えます。

反乱同盟軍は皇帝ダース・シディアスを倒すチャンスとみてアクバー提督のもとに集結します。ルーク、レイア、ハンソロらが緑の惑星エンドアの、デススターを守るシールド発生装置の破壊を指揮し、ランドがハン・ソロに借りたミレニアム・ファルコン号でデス・スター攻撃を指揮します。

ルークらは帝国の古い宇宙船で帝国軍に着陸を許可されますが、ダース・ベイダーはルークのフォースに気づいています。シールド施設を襲撃したハン・ソロとチューバッカは、2人の敵を逃がしてしまい、ルークとレイアがスピーダーバイクに乗って追いかけ倒します。しかし一同は原住民イウォーク族に捕まります。

小さい原始的な生物イウォーク族は、金色のC-3POを神と思い、もてなすためにルーク、ハンソロ、チューバッカ、R2-D2を丸焼きにしようとするが、ルークがフォースでC-3POを空中に浮かせると恐れて従い、全員が解放され仲間としてもてなされます。ルークはレイアに双子と父のことを話します。

ルークとダースベイダーとダースシディアス

ルーク・スカイウォーカーは単身で投降して、ダース・ベイダーに善の心を取り戻し共に皇帝を倒そうと持ちかけるが、ベイダーは暗黒面の強さには勝てないと言って拒絶し、ルークは皇帝ダース・シディアスの前へ連行されます。皇帝は同盟軍の動きは全て察知してて、エンドア部隊も宇宙艦隊も返りうちにあいます。

皇帝はルークに同盟軍の敗北を見せつけ「怒り」を増幅させダークサイドに落とそうとします。ルークはライトセイバーを手にして皇帝を倒そうとするが、ダース・ベイダーにはばまれます。ルークは実の父を殺すことができず迷うが、ベイダーが双子の妹レイアに気づき暗黒面に招くと言うと激しく反撃します。

ルークはダース・ベイダーを追いやり右腕を切り落とすと、機械の義手で自分と同じだと気づきます。皇帝はルークの「憎しみ」感情を利用して仲間になるよう誘うが、ルークはライトセイバーを捨てて「決して暗黒面には仕えない。僕はジェダイの騎士だ。かつて父アナキンがそうであったように」と宣言します。

皇帝は激怒してフォース・ライトニングでルークを殺そうとします。立ち上がったダース・ベイダーはルークが殺されそうなのをながめてたが、我が子が「お父さん、助けて」と苦しむ姿を見て親子の感情が芽生えたのか、急にダース・シディアスを持ち上げて奈落の底へ突き落として殺害します。

『スターウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還』ネタバレ結末ラスト

惑星エンドアのハン・ソロ、レイアらは、原住民イウォーク族の助けもかりてシールド発生装置の破壊に成功し、それまで耐えていたランド率いる反乱同盟軍の艦隊は一気に攻勢に転じて第2のデス・スターの弱点を攻撃して破壊することに成功します。

瀕死のダース・ベイダーは死ぬ前に我が子ルークの顔を見たいと、生命維持装置マスクを脱いで「娘にも愛してたと伝えてくれ」と言って死んでいきます。ルークはデススターが崩壊する前に脱出して、ダース・ベイダーことアナキン・スカイウォーカーの亡骸を火葬してやります。

惑星エンドアのレイアはルークが無事だとフォースで感じ、ハン・ソロ「ルークを愛してるのか。じゃ俺は消えるよ」。レイア「愛してるけど、そういう意味ではなく、兄なんです」。事情を察したハン・ソロはレイアにキスして喜びます。

皇帝とダース・ベイダーがいなくなり、ついに銀河帝国は事実上崩壊して、共和国が復活しそうです。全宇宙が祭りさわぎです。惑星エンドアでは、ルーク、ハン・ソロ、ランドやイウォーク族などが祝い楽しみ、オビ=ワン・ケノービ、ヨーダ、アナキン・スカイウォーカーの霊体がルークとレイアを見守ります。

私の評価 72/100(60が平均)

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