2024映画『ツイスターズ』感想ネタバレ解説/ラスト結末は?悲しい過去とは?
自然災害の被害を防ぐ専門家ケイトは悲しい過去を抱えてたが、友人の頼みで故郷オクラホマの巨大竜巻に挑むことに。前代未聞の竜巻破壊計画に関わるのだが…(ネタバレ感想あらすじ↓)
映画名/邦題 | ツイスターズ |
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日本公開日 | 2024/8/1 [予告] 上映時間:122分 |
製作国 | アメリカ |
原題/英題 | Twisters |
監督・キャスト | リー・アイザック・チョン[キャスト] |
映倫区分 | 日本:G(年齢制限なし) |
配給/製作 (画像出典) | ワーナー・ブラザース映画/Amblin Entertainment |
日本興行収入 | 5.4億円 興行収入ランキング |
世界興行収入 | 3.6億USドル [出典] |
平均評価 平均:100換算 *批評家と一般は単純平均 | (興収・評価: 2024.10.1更新) 74(私の評価は含まず) |
シリーズ 関連作品 | ホラー/パニック/バイオレンス映画一覧 |
参考・出典 | 公式サイトWiki上映映画館 |
キャラ・ランキング(キャスト/出演者)
個人的なキャラクターランキングです。
※キャラクター名(キャスト/出演者/声優)
- タイラー・オーウェンズ(グレン・パウエル。津田健次郎)竜巻カウボーイを名乗るインフルエンサー。ストームチェイサー
- ケイト・カーター(デイジー・エドガー=ジョーンズ。小芝風花)気象学者。勘のいいストームチェイサー
- ハビ(アンソニー・ラモス。浪川大輔)ケイトの友人。民間の竜巻リサーチ会社「STORM PAR」で働く
- キャシー・カーター(モーラ・ティアニー。八十川真由野)ケイトの母親
- リリー(サッシャ・レイン。瀬戸麻沙美)タイラーのチームメンバー。ドローン操縦士
- ハリー(ハリー・ハデン=ペイトン。青山穣)ロンドンのジャーナリスト
- デクスター(トゥンデ・アデビンペ。田中美央)タイラーのクル一。科学者。助言が適切
- スコット(デヴィッド・コレンスウェット。江口拓也)ハビのビジネスパートナー
- ブーン(ブランドン・ペレア。下野紘)タイラーのチームメンバー。ビデオグラファー
- ダーニ(ケイティ・オブライアン。朴璐美)タイラーのクルー。メカニック
- ジェブ(ダリル・マコーマック。伊東健人)ケイトの昔のボーイフレンドかつ竜巻追跡チームメンバー
- プラビーン(ニック・ドダーニ。仲村宗悟)ケイトの昔の竜巻追跡チームメンバー
- アディ(キーナン・シプカ。菊池こころ)ケイトの昔の竜巻追跡チームメンバー
ネタバレ感想『ツイスターズ』解説と評価
以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を!
前作『ツイスター』の関連と簡単ネタバレあらすじ!監督/キャスト
リー・アイザック・チョン監督は『ミナリ』でゴールデングローブ賞を受賞し、ディズニープラス『マンダロリアン』等も監督。主演女優デイジー・エドガー=ジョーンズは『ザリガニの鳴くところ』、グレン・パウエルは『トップガン マーヴェリック』等に出演。
前作『ツイスター』(1996年)との直接の関連も、登場キャラの重複もないため、復習視聴の必要はありません。前作の簡単ネタバレあらすじは以下。
6歳時に竜巻で父を亡くしたジョーはストームチェイサーに。夫ビルとは離婚寸前。ビルは婚約者メリッサを伴い考案した竜巻測装置ドロシーを見に、妻ジョーのチームを訪問。その仕様を盗んだライバル研究者ジョーナスと設置を競います。
巨大竜巻が襲われたジョーの叔母メグを、ジョーとビルが救出。メリッサは、竜巻に没頭するビルから離れていきます。2つのEF5レベル竜巻が合体した超巨大竜巻により被害は拡大。警告を無視したライバルのジョーナスは竜巻に巻き込まれ死亡。
ジョーとビルは観測装置ドロシー改良版を竜巻に設置するが逃げ遅れます。2人は近くに農家の小屋を見つけ、体を縛って巨大竜巻が去るまで生きのびます。その後、ジョーとビルは結婚生活をつづけそうな雰囲気。
『ツイスターズ』ケイトの悲しい過去とは?
冒頭、5年前の若かりしケイトは恋人やハビとの科学好き5人組で「竜巻を手なづける作戦」を決行。ケイトの勘で巨大竜巻に突入できるが、湿度を下げる薬品と計測ドローンの装置ドロシーは役に立たず、3人の親友が竜巻に吹き飛ばされ絶命。
前代未聞の竜巻破壊計画とは?成功か失敗か?
5年後、民間の竜巻リサーチ会社STORM PARで働くハビにさそわれ、気象学者のケイトは竜巻を三方から計測するプロジェクトに参加。しかし被害者から儲けるビジネスに反発し、当初は嫌ってたタイラーと組んで昔の夢をかなえることに。
YouTuberと組む竜巻カウボーイのタイラーは自身のTシャツを売るお調子者だが、その収益で被害者を救う姿勢にケイトはひかれていきます。ケイトは5年前の「湿度吸収装置ドロシー」を改良し、タイラーとEF1レベル竜巻に挑むが失敗。
装置や薬品を改良し、タイラーの花火打上げ器を使って雨を降らせる薬品をロケット弾で打込む仕組みも構築。EF5級の竜巻が街ごと吹き飛ばそうとする中、1人で竜巻に突入したケイトは新ドロシーで竜巻破壊を成功させます!
『ツイスターズ』ネタバレあらすじ!ラスト結末は?
ケイト、ハビ達は「竜巻を手なづける」ため湿度吸収薬品と計測ドローンの装置ドロシーを運んでEF5竜巻に突入するが失敗し仲間3人が命を失います。5年後、気象学者ケイトは、竜巻リサーチ企業STORM PARのハビに誘われ竜巻計測ヘ。
ハビの企業は被害者から儲けてると知ったケイトは、当初は嫌ってた自称 竜巻カウボーイのタイラーにひかれていきます。動画配信やTシャツの収益で被害者を助けてるタイラーチームの協力で、ケイトは昔失敗した竜巻破壊計画を再始動。
EF1で失敗し、薬品や装置を調整しロケット弾で雨を降らせる薬品も追加。映画館も吹き飛ばすほどのEF5竜巻が街を破壊する中、1人で竜巻に突入したケイトは新装置で竜巻破壊に成功。ケイトとタイラーは親密に。ハビ達も加わって竜巻を克服する組織で活躍。
2024映画『ツイスターズ』ネタバレ感想と私の評価
1996年映画『ツイスター』は家で観たけど迫力を感じ、米ユニバーサルスタジオでの体験も記憶に残ってます。今回の映画『ツイスターズ』は映画館で観ることができたので、家での視聴では味わえない圧倒的な絶望感を目撃。
竜巻シーンだけでは、車や牛が飛んだりやひどいシーンも描いてた過去作の方が印象的。しかし今回は映像技術の進歩もあり、人や街や映画館が飛ばされるシーンなどがリアルで竜巻の恐ろしさをより感じられました。
人間ドラマも全体的には前作の方がよかったです。女優デイジー・エドガー=ジョーンズはとても魅力的で目が離せないが、ケイトという人物は過去のトラウマより竜巻オタクの感情が優先して葛藤などが見られず深みは感じません。
一方、タイラーは人間的魅力にあふれ、俳優グレン・パウエルの好演も見事。それ以外にケイトの母親も、娘を止めるのではなく夢を応援する姿勢などが理解あってよかったです。タイラーチームのドローン操縦士も印象的。
ストーリー面は王道的で、竜巻破壊の成功からのケイトとタイラーの関係構築などは昔のハリウッド映画のテンプレに近いかも。良くも悪くも普通すぎて印象に残られないのでもう少し何か意外性がほしかったが、映画館で観るには最適!
私の評価 66/100(60が平均)
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