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映画『湯道』感想ネタバレ解説考察/結末は?いづみと風呂仙人の正体は?銭湯どうなる?

映画湯道

『湯道』あらすじ概要

建築家の三浦史朗は、亡き父の銭湯「まるきん温泉」を営む弟の悟朗に、マンションへの建て替えを告げます。ある日、ボイラー室のボヤ騒ぎで弟が入院し、史朗が代理で店主を務めるのだが…。湯道とは?最高の風呂とは?(ネタバレ感想考察↓)

映画名/邦題 湯道
平均評価★★★★★73私の評価↓は含まず)
日本公開日 2023/2/23 [予告↓]上映時間 126分
映倫区分日本 G(年齢制限なし)
映画監督鈴木雅之 [キャスト↓]
配給/製作/画像©東宝/シネバザール
シリーズ/関連ヒューマンドラマ映画
日本興行収入5.4億円興行収入ランキング
参考/出典公式サイトWiki

『湯道』予告動画

キャラ ランキング(キャスト/出演者/吹替声優)

個人的なキャラクターランキングです。
※キャラクター名(キャスト/出演者)

  • 1位秋山いづみ(橋本環奈)「まるきん温泉」で働く看板娘。正体は…
  • 2位太田与一(吉田鋼太郎)温泉評論家。源泉かけ流し史上主義者。
  • 3位風呂仙人(柄本明)常連客。銭湯入浴の報酬だけで薪を運んできてくれる。正体は…
  • 4位横山正(小日向文世)定年間近の郵便局員。お風呂が大好き
  • 5位三浦史朗(生田斗真)三浦家の長男。建築家。実家の銭湯「まるきん温泉」のマンション建替えを画策
  • 6位小林良子(天童よしみ)常連客。一番風呂で思い切り歌うのが趣味
  • 7位竜太(クリス・ハート)出所後のお風呂とコーヒー牛乳を夢見る受刑者
  • 8位三浦悟朗(濱田岳)史朗の弟。「まるきん温泉」を運営
  • 9位堀井豊(笹野高史)妻の貴子とともに常連客
  • 10位アドリアン(厚切りジェイソン)日本人の婚約者を持つ男。義父に認められるために銭湯へ?
  • 高橋瑛子(戸田恵子)常連客。大作の妻。食堂のおかみ
  • 高橋大作(寺島進)女嬬連客。瑛子の夫。食堂の店主。ビール好き
  • 梶斎秋(窪田正孝)「湯道」家元の内弟子
  • 二之湯薫明(角野卓造)「湯道」家元。高齢で療養中
  • DJ FLOW(ウエンツ瑛士)アフロヘアーで風呂好きな有名なラジオDJ。実は…

ネタバレ感想『湯道』解説や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、ヒューマンドラマ映画一覧もご参考に。

私の評価 ★★★★★62/100(60が平均)[レビューサイト評価↑]

タイトル湯道の意味は?監督とキャストは?

映画『湯道』は、放送作家・脚本家の小山薫堂(『おくりびと』脚本家)が企画・脚本を担当したオリジナルストーリー映画です。彼が提唱の「湯道」は「感謝の念を抱く」「慮(おもんばか)る心を培(つちか)う」「自己を磨く」を精神とします。

監督の鈴木雅之は、キムタク主演の『HERO』2作や『マスカレード・ホテル』『マスカレード・ナイト』等を監督。

主演の生田斗真は『土竜の唄』シリーズや『彼らが本気で編むときは、』『友罪』等に最近出演。

濱田岳は『コンフィデンスマンJP プリンセス編』『鳩の撃退法』『大怪獣のあとしまつ』等に、橋本環奈は『バイオレンス・アクション』『カラダ探し』等に最近出演。

映画湯道

兄の計画とは?銭湯の店主になった理由は?

東京で建築家として成功した三浦史朗(生田斗真)だが、個人事務所を開業後は成果を出せず。父の葬儀にも行かないが、弟が引き継いだ銭湯を廃業させて、その場所にマンションを建築することを不動産業者と計画。しかし弟には話さず。

弟の悟郎(濱田岳)は、兄の帰宅にイヤな予感がして冷たく対応。銭湯「まるきん温泉」は、従業員の秋山いづみ(橋本環奈)の仕事ぶりと、常連客のおかげでなんとか続けられてます。ある日、弟がケガして、兄が銭湯を営むことになるが…

以上が序盤のあらすじです。「都会での失敗者が田舎の実家へ帰ってきて、もっと大切なものに気づく」という王道ストーリーです。序盤の史朗は成功者を演じてるため、すぐに都会と比べるのだが、それらが「いい」と感じられないのが皮肉

橋本環奈が演じるいづみのキャラは魅力的で、劇中でも言ってたとおり、彼女がいなければこの銭湯はとっくに廃業してたでしょうね。彼女がかわいいだけでなく有能な理由とその正体は、終盤に明かされ(後述)て納得!

残念だったのは、史朗が銭湯を代理で営む理由がわかりにくかった点です。いづみと風呂仙人(柄本明)の言葉と、父の「風呂は人を幸せにする」だけで決断したように見えたので理由としては弱いかと。思い出描写も薄味だし。

悟郎がケガする原因となった兄弟げんかは、お湯をはった浴場だけでなく、火をたくボイラー室でも行われ、大惨事をまねく事態もあっただけに過剰演出で全くノレなかったです。しかも長い。湯も火も無駄になり経済的損失も大きそう。

銭湯の変人常連客は?天童よしみの子は誰?

クセある常連客たちの人生が本作の一番の見どころです。食堂を経営する高橋夫婦は、湯上がりタイミングを湯おけをたたく回数で伝えあいます。2回=そろそろ上がる?、1回=はい、3回=いいえ。この「響きおけ」は常連客から湯道にまで普及。

「日本の風呂」の入り方や作法を学び中の外国人アドリアン(厚切りジェイソン)は「まるきん温泉」の43度もの高温風呂に耐えてやっと義父に国際結婚を認められそうです。コメディ描写でしょうけど、拷問のように見えたのですが…

年配常連客の堀井(笹野高史)は、風呂嫌いの妻を連れてきて、風呂上がりは一緒にフルーツ牛乳などを飲みます。妻に先立たれた後も2本買ってしまうのはありそうで涙。天然風の露天風呂で妻と一緒に…と思ったが「ニホンザル」だったのは妄想?

一番風呂に来て大声で歌唱する小林(天童よしみ)は、息子が遠くにいると。その息子の正体は、冒頭で入れ墨ヤクザにからまれた黒人子ども。彼は母を傷つける父を刺して服役。出所後最初に食べたい物が「コーヒー牛乳」という夢もかなえ「上を向いて歩こう」を女湯の母と合唱

強い影響力を持つ温泉評論家の太田(吉田鋼太郎)は「源泉かけ流し至上主義」で評価するため、それ以外の温泉は苦しめられてます。太田は銭湯を「昭和の遺物」と断言し、温泉ではない「まるきん温泉」の名称に疑問をなげかけます。

温泉ではない銭湯が「温泉」と名乗るのは現実でも可能なのでしょうか。同じ料金なら温泉を選びたくなる気持ちはわかります。ただし、井戸水を薪でわかしたら温泉と同じでは?にも一理ありそうなので基準統一は難しいのでしょうか。

太田とラジオ番組で話した風呂好きのDJ FLOW(ウエンツ瑛士)のパーマ髪が実はかつらで、本当はスキンヘッドだったのですが、銭湯で注目されるほど最近はめずらしくないですよね?それとも皆がDJ FLOWだと気づいたということ?

結末は?風呂仙人といづみの正体は?銭湯の存続は?

風呂仙人(柄本明)と呼ばれる老人は「銭湯への入浴」という報酬だけで薪を運んで来ます。体を洗ってから入る、水を入れない等の浴場での作法には厳しいが、真の風呂好き。風呂仙人の正体は、歴史ある「湯道」の関係者でした!

現在「湯道」は一番弟子の梶斎秋(窪田正孝)が運営し、多くの弟子の中には横山(小日向文世)も。横山は退職金が出たら、自宅に「ひのき風呂」を作りたいが、妻と娘2人は別の使い道を模索。と思いきや、ラストでうれしいプレゼントが!数日の工事で完成?家の広さのわりに風呂狭すぎない?と疑問はあり。

「湯道」家元の二之湯薫明(角野卓造)の最後の風呂は荒すぎるだろと思ったが、今生の別れぎわに風呂に入るのは確かに気持ちよくこの世を去れるかも、とも思えました。

この映画の最大のサプライズは、橋本環奈が演じる秋山いづみの正体です。「湯道」家元が人生で一番感動した風呂は紅茶屋(くれないちゃや)と発言し、横山もあこがれます。いづみの正体は、紅茶屋を営んでた女性の関係者でした!

まるきん温泉を閉めると聞いて去ったいづみを探すため、史朗と悟朗は紅茶屋にたどり着き、自分達で川から水を運び、集めたマキを炊いて五右衛門風呂に入りました。自分たちで苦労して炊いた風呂なので格別に思えるんでしょうね。

かくして、いづみも銭湯にもどります。銭湯に入りもせずに馬鹿にした評論家は常連客の反論にあい追い出され、DJ FLOWに諭されます。改心しそうもないが。史朗は常連客の言葉で、父が目指した「風呂で人を幸せにする」を実感でき、銭湯の存続を決めます。

最後に風呂仙人こと「湯道」の新家元が「風呂は太陽=湯はマイ・サンシャイン」と言い、常連客たちの歌唱で終了。途中の太陽発言は伏線でした。他にも「アメリカは、湯ないテッド」「湯道=You do」等、おやじギャグが多めなのは年配者ウケ狙い?

映画『湯道』私の感想と評価は?わ板とぬ板の意味?

最近は、映画館で観るほどじゃないヒューマンドラマは配信を待つのですが、本作は気になって観たら楽しめました。銭湯の物語としては予測可能で平均的な話だが「湯道」を極めるという発想は興味深く、すぐ風呂に入りたくなりました♪

中だるみはあったので、2時間にまとまってればもっと評価できたのですが。あと、おやじギャグや変なコメディ要素にはノレなかったです。ただし、年配層は笑ってたので制作陣のねらいどおりなのかも。私が対象じゃなかっただけか…

銭湯の前の「わ板=わいた」と「ぬ板=栓をぬいた」の意味は初めて知れてよかったです。いづみ=橋本環奈、歌好き=天童よしみ、風呂仙人=柄本明の正体は軽いサプライズで、さすが『おくりびと』脚本家。軽く温かい物語を観たい人におすすめ!

続編前作や関連映画は、ヒューマンドラマ映画一覧もご参考に。

『湯道』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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