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ネタバレ感想『ブラックパンサー』天才妹やアフリカ女性が強すぎ!鎖国は悪?/評価あらすじ

ブラックパンサー
  • 平均評価 ★★★★★76/100
  • 私の評価 ★★★★★74
  • 日本興行収入 14.6億円
  • 世界興行収入 13.4億US$
  • 日本公開 2018.3.1
  • 上映時間 134分 予告

『ブラックパンサー』あらすじ(ネタバレなし)

マーベルシネマティックユニバース(MCU)。『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』で父王を暗殺された、アフリカの小国ワカンダのティ・チャラは王に即位しブラックパンサーを継承した。ある日、希少鉱石ヴィブラニウムの国外取引の情報を得るが、その事件に関連して王位継承権も揺らぎはじめ...(ネタバレあらすじ↓)

ブラックパンサーの予告動画

映画『ブラックパンサー』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
DVD/ブルーレイ レンタル開始日,発売日
2018.7.4(発売中
原題/英題
Black Panther
製作国
アメリカ(2018.2.16公開)
映倫区分
設定なし、USA: PG-13
配給/製作
(C)Walt Disney Studios Motion Pictures、Marvel Studios
参考
 Wikipedia⇒ 興行収入⇒
映画監督
ライアン・クーグラー
キャスト/出演者(吹き替え声優)
チャドウィック・ボーズマン(田村真)、マイケル・B・ジョーダン(津田健次郎)、ルピタ・ニョンゴ(皆川純子)、ダナイ・グリラ(斎賀みつき)、マーティン・フリーマン(森川智之)、レティーシャ・ライト(百田夏菜子)
レビューサイト平均評価 ★★★★★76/100換算

『ブラックパンサー』ネタバレあらすじや結末

この先はネタバレありのあらすじです。関連映画はマーベル映画MCU一覧などで探してみてください。

その昔、アフリカの小国ワカンダ(架空の国)で謎の希少鉱石ヴィブラニウムが発見され、5部族で争ったが、ハート型ハーブを発見して飲んだ男がスーパーパワーを持ったブラックパンサーとして王位につき、山にこもったジャバリ族以外の4部族をまとめ、地球一の科学技術とヴィブラニウムを隠すため鎖国します。

1992年、アメリカのオークランドで、ワカンダ王ティ・チャカ(ジョン・カニ)は、スパイとして派遣されてた弟ウンジョブ(スターリング・K・ブラウン)の所へ行き、ヴィブラニウムを国外へ持ち出した罪を問い連行しようとします。ウンジョブは世界中の弱い者達を支配層から解放したいと考えていました。

現代、国連に出席したティ・チャカ王は爆破テロで死亡し、息子のティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)がブラックパンサーとして犯人を突きとめます。その事件は『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』で語られました。王位継承者ティ・チャラは元カノのナキア(ルピタ・ニョンゴ)を迎えに行きます。

ナキアはワカンダからのスパイで、黒人の人身売買組織に潜入中でしたが、ブラックパンサースーツを着たティ・チャラと、女性親衛隊ドーラ・ミラージュの隊長オコエ(ダナイ・グリラ)の活躍で任務終了となり共にワカンダへ戻ります。チャラは妹シュリ(レティーシャ・ライト)と母ラモンダに迎えられます。

ワカンダ王即位式・天才妹や女性陣の強さ(ネタバレあらすじ)

新王即位式は4部族がカラフルで派手なアフリカン衣装を着て大きな滝で行われ、後見人ズリ(フォレスト・ウィテカー)が異議を求めると山にこもったジャバリ族の長エムバク(ウィンストン・デューク)が王座をかけて挑戦します。両者ほぼ互角ですが、最後はチャラがエムバクの命を助けて勝利し王となります

その頃、ロンドンの博物館では、エリック・キルモンガー(マイケル・B・ジョーダン)とユリシーズ・クロウ(アンディ・サーキス。『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』にも出演)らが、欧米では貧しい農業国と思われてるワカンダの展示物を、強奪して韓国の釜山で売ろうとします。

その情報を得たティ・チャラもオコエ、ナキアを連れて韓国の釜山の裏カジノへ潜入すると『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』で顔を合わせたCIA捜査官エヴェレット・ロス(マーティン・フリーマン)が取引相手だとわかります。原作者スタン・リーがカメオ出演で「コインを預かろうか」という場面もあります。ユリシーズ・クロウとの銃撃戦後、カーチェイスになります。

天才科学者シュリが遠隔運転するヴィブラニウム製の車の屋根に乗るブラックパンサーと、ナキアが運転する車から槍攻撃するオコエの2台はクロウを追い捕らえます。CIAのロスが尋問中、キルモンガーが壁を破ってクロウを救い逃走します。しかし仲間割れしてキルモンガーは恋人もユリシーズ・クロウも殺します。

キルモンガーは王に、旧敵は友に?(ネタバレあらすじ)

銃撃戦でナキアをかばったロスは重傷を負ったため、ティ・チャラは苦渋の決断でロスをワカンダにつれて帰り、妹シュリによるスーパーテクノロジー医学で治療します。一方、キルモンガーはクロウの遺体をワカンダへ持ち込み、前王ティ・チャカの弟ウンジョブの息子と名乗り、王位継承権の指輪を見せます。

ティ・チャラは、父王が弟ウンジョブの不正を追求し殺してしまったことを、ズリから聞いて驚きます。チャラは王位をかけて戦うが、キルモンガーは父ウンジョブの友人を偽ってスパイしてたズリを刺し殺し、チャラを滝から落として勝利し、ハート型オーブを飲んでブラックパンサーの力を得て王に即位します。

キルモンガーは残りのハーブを焼きますが、ナキアがこっそり1つだけ盗みます。親衛隊長オコエは立場から新王につくが、元カノのナキア、妹シュリ、母ラモンダはアメリカ人ロスを連れて、雪山奥地のジャバリ族の長エムバクに助けを求めに行きます。そこには冷凍されたティ・チャラがいてハーブで復活させます。

チャラはエムバクに助けを求めるが断られ、少ない仲間で王宮へ乗りこみます。キルモンガーはヴィブラニウムを国外へ運ぼうとしますが、シュリが開発した遠隔操作の戦闘機をロスが操縦して命をかけながらも全機撃ち落とします。オコエと親衛隊はチャラ側に寝返って、キルモンガー勢力との内戦になります。

『ブラックパンサー』ネタバレ結末と最後/ラスト

ナキアは円盤状の兵器で、シュリはビーム砲でキルモンガーを攻撃しますがかないません。ブラックパンサーも敵勢の多さに屈服しそうになりますが、エムバクがジャバリ族と救援に駆けつけてくれ形成が逆転します。ブラックパンサーはヴィブラニウムが無効化される地下鉄で一騎打ちしキルモンガーを倒します

ティ・チャラは治療を提案しますが、キルモンガーは自由のまま死んでいきます。チャラはシュリと一緒に、アメリカのオークランドのウンジョブとキルモンガーの旧住居へ行き、そこにワカンダの施設を作ることに決め、ストリートの黒人子ども達の目の前に超技術の戦闘機を出現させます。

エンドロールの途中で、ティ・チャラ王は国連でワカンダは今後、世界を救うために隠してた科学技術を提供することや「賢者は橋を作り、愚者は壁を作る」とスピーチし「最貧国に何ができるか?」と質問されて、事情を知るCIAロス捜査官は微笑みます。

さらに先のエンドロール後、どこかの村で療養中のウィンター・ソルジャーことジェームズ・バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)がシュリと歩き、村の子ども達から「ホワイト・ウルフ」と呼ばれます。ワカンダの超技術で洗脳を解除し次作『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』につながるのでしょう。

ネタバレ感想『ブラックパンサー』考察・評価・レビュー

この先はネタバレありの感想・考察です。関連映画はマーベル映画MCU一覧などで探してみてください。ブラックパンサー

★★★★★ 74点/100(60が平均)

マーベル・シネマティック・ユニバースに連なるシリーズですが、ブラックパンサーとしては1作目の誕生物語なので、マーベル初心者でも単独で気軽に観られる映画です。あえて事前に観るなら、ブラックパンサーが初登場した『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』はおすすめです。

アフリカの架空の国ワカンダが舞台で、登場人物はCIAのロス捜査官(マーティン・フリーマン)と武器商人ユリシーズ・クロウ(アンディ・サーキス)を除くとほぼ黒人です。主人公より周りの女性キャラ達の方が目立ってて、世界経済や科学力の偏りや難民等の政治問題など、あらゆる点で新しいヒーロー映画です。

アイアンマン』や『スパイダーマン ホームカミング』のように空を飛んで戦闘するスタイルではないブラックパンサーは、その点ではバトルシーンの派手さに欠けますが、マーベルのアクションは既にインフレを起こしつつあるため、それよりキャラクターやポリティカル重視だったのは個人的に好みです。

ヴィブラニウムは太古に宇宙から飛来した隕石から取れる希少鉱石ということですが、ワカンダの地下施設では次々に採掘されてて限りあるようには見えません。それと身体能力を向上させるハート型ハーブがこの地域でのみ見つかったことは偶然なのでしょうか。インフィニティストーンの可能性もあると考えてます。

ワカンダはヴィブラニウムを独り占めするために鎖国して、上空からの撮影などもホログラムで偽装していて難民も受け入れようとしません。しかし欧米や日本など先進国はそのことを批判できません。先進国は工業技術を貧しい国に伝えず、逆にアフリカ等の原油や金やダイヤモンドなど地下資源を奪ったのですから。

そんな政治的な話以外でも、カラフルな民族衣装や口に皿をはめた伝統民族などアフリカンな雰囲気も興味深いです。個人的にはアフリカ旅行で実際に訪れたジンカのムルシ族を思い出せました。ティ・チャラが滝から落とされて復活して成長し、王に返り咲くのはライオンキングを思い出させます。音楽も似てます。

本作はマーベル・シネマティック・ユニバースのヒーロー誕生譚としては最も豪華な俳優女優を起用しています。主役のチャドウィック・ボーズマンはまだキャラが弱めですが、女親衛隊長オコエ(ダナイ・グリラ)と元カノのナキア(ルピタ・ニョンゴ)と妹シュリ(レティーシャ・ライト)の女3人衆は強烈です。

特に妹シュリはラノベに出てきそうな属性、不思議ちゃんで毒舌な天才科学者という設定なので日本のオタク層にも人気が出そうです。オコエとナキアはハーブも飲んでないのに超人的な身体能力で、生身の人類では最強クラスに思えます。『ゲット・アウト』のダニエル・カルーヤも親友ウカビとして目立ってます。

CIA捜査官エヴェレット・ロス(マーティン・フリーマン)は、それほど目立たないけどシュリとのからみも楽しいし活躍します。『ワンダーウーマン』のような胸での腕組はオマージュでしょうか。もう1人の白人ユリシーズ・クロウ(アンディ・サーキス)は存在感あるのにすぐ退場で残念です。

キルモンガーは父がワカンダ王ティ・チャカに殺された後、勉学にも秀でて米軍特殊部隊でも大活躍した努力家で、ティ・チャラが常にオコエらに守られてぬくぬくと育ってきたのとは対照的です。キルモンガーの思想は、最近のトランプ大統領に似てるワカンダ全体の思想よりも納得できます

ジャバリ族の長エムバクは前半の小ヴィラン的な位置づけですが、後半はティ・チャラの復活に欠かせないキャラになり、特に見返りを求めない点も好感が持てます。彼らが山奥にこもるのは、ワカンダ王国が世界から隠れてることのメタファー(暗喩)のようでもあり、外へ出て助けに来たことはティ・チャラの決断の元になった気もします。

それなのに正式な儀式で負けたはずのティ・チャラや親衛隊のオコエらが反乱を起こすのは、もう少し説得力がほしいです。ラストバトルは迫力もあるし、オコエ、ナキア、シュリ、ロスの活躍にも興奮できるけど、肝心のブラックパンサーとキルモンガーのヴィブラニウム無効化しての戦闘は退屈すぎです。

シンプルなアメコミヒーロー映画ではなくポリティカル重視な点は『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』に近くて好みは分かれそうですが、アフリカン・フューチャリズムの造形や女性陣の強すぎ感や明るいシュリの天才妹ぶりや、宇宙の侵略者に対抗するための布石など見どころだらけでおすすめです!

続編や前作は、マーベル映画MCUの順番一覧で確認できますよ。

『ブラックパンサー』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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ゆめぴょん(管理人/執筆/映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
世界一周135国/世界遺産595訪問後、映画にハマり。家視聴含め3年半で1800本。新作は2017年192本、2018年90本
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