MCU『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』感想ネタバレ解説考察/結末は?衝撃のプレゼントとは?

『ソー ラブ&サンダー』の後、さみしそうなピーターをはげますために、マンティスとドラックスが地球からのクリスマス・プレゼントを用意しようとするのだが…。マンティスがまさか?驚きの拠点とは?(ネタバレ感想あらすじ↓)
映画名/邦題 | ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル |
---|---|
日本公開日 | 2022/11/25 [予告] 上映時間:40分 |
製作国 | アメリカ |
原題/英題 | The Guardians of the Galaxy Holiday Special |
監督・キャスト | ジェームズ・ガン[キャスト] |
配給/製作 (画像出典) | ディズニー・メディア・ディストリビューション/マーベル・スタジオ |
日本興行収入 | |
平均評価 平均:100換算 *批評家と一般は単純平均 | (興収・評価: 2024.8.15更新) 76(私の評価は含まず) |
シリーズ 関連作品 | マーベル/MCU一覧 前作『ウェアウルフ・バイ・ナイト』評価71 |
キャラ・ランキング(キャスト/出演者)
個人的なキャラクターランキングです。
※キャラクター名(キャスト/出演者/声優)
- マンティス(ポム・クレメンティエフ。秋元才加)ふれた人の心をよみ操れる共感能力(エンパシー)能力者
- ドラックス(デイヴ・バウティスタ。楠見尚己)巨体のパワーファイター。空気はよめない
- ケヴィン・ベーコン(ケヴィン・ベーコン。安原義人)地球人の俳優。本人
- ピーター・クイル/通称スター・ロード(クリス・プラット。山寺宏一)リーダー的存在。父は天界人エゴ。恋人ガモーラ不在を悲しむ
- ヨンドゥ・ウドンタ(マイケル・ルーカー)ラヴェジャーズの一員で船長。ピーターの命を救い絶命
- クラグリン・オブフォンテリ(ショーン・ガン。土田大)元ラヴェジャーズ。ヨンドゥのヤカの矢を継承
- ネビュラ(カレン・ギラン。森夏姫)義父サノスによりサイボーグ化。ガモーラの義妹
- グルート(声:ヴィン・ディーゼル。遠藤憲一)樹木型の宇宙人。ロケットの相棒
- ロケット(声:ブラッドリー・クーパー。加藤浩次)あらいぐま姿の傭兵。武器の達人のエンジニア
- コスモ(マリア・バカローヴァ。悠木碧)ソ連が宇宙に送った知性を持つ犬
ネタバレ感想『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』解説と評価
以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を!
配信スペシャル2作目?時系列はソー4の後?
MCU(マーベル作品群)と世界観を共有する「マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション」の配信作品としては『ウェアウルフ・バイ・ナイト』についで2作目となります。
『アベンジャーズ エンドゲーム』でガモーラが行方知れずとなり、しばらく旅をともにしたソーと『ソー ラブ&サンダー』(ソー4作目)で別れた後の物語です。
クリスマスプレゼントは何?今の拠点はどこ?
『エンドゲーム』でガモーラを失い、その後一緒に旅したソーとも別れた後、ピーター・クイル(クリス・プラット)は何かさみしそう。おまけに幼少期、ヨンドゥからクリスマスの楽しさを奪われたエピソードが冒頭アニメで語られます。
ちなみに、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの現拠点は、コレクターから買った惑星ノーウェアで改造に忙しそうです。「地球のクリスマスの奇妙さ」を歌うオープニングでスタート。
マンティス(ポム・クレメンティエフ)とドラックス(デイヴ・バウティスタ)はクイルをはげますため、クイルがよく口にする「ケヴィン・ベーコン」をプレゼントするために地球へ探しに出発。
以上が序盤のあらすじです。マンティスとドラックスが主役で、あのかみ合わない会話で進行するため、ずっと笑いそうになる楽しい作品でホリデースペシャルらしいです。いきなりアニメで始まるので作品を間違えたと思いました(笑)
ケヴィン・ベーコンが本人役で登場したのは驚いたけど『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2 リミックス』でも『ナイトライダー』俳優デビッド・ハッセルホフが本人役で登場してましたね。
ケヴィンベーコンを連れてきた方法は?
地球に降りたマンティスとドラックスは、ハリウッドでコスプレ写真でお金を稼げるが、クラブで使い果たします。共感能力でお土産屋の「スター邸宅マップ」をもらい、ケヴィン・ベーコンの豪邸へ押しかけます。
2人は、ケヴィン・ベーコンが通報した警察を命を奪わないように倒し、拒絶するケヴィン・ベーコンをマンティスの共感能力(エンパシー)で従わせて宇宙へ連れ帰ります。
1人さみしく食事するピーター・クイルが外へ出ると、美しく飾りつけられた巨大クリスマスツリーやイルミネーションと、着飾ったメンバーが出迎えます。そして、大きなプレゼントの箱を開けると、中からケヴィン・ベーコンが登場!
本物のケヴィン・ベーコンが現れると、さすがのクイルもドン引きし、共感能力を解除させます。逃げ回るケヴィン・ベーコンだったが、クイルがケヴィン好きでダンスで宇宙を救った話をクラグリン(ショーン・ガン)から聞き共感。
以上が中盤のあらすじです。やはりマンティスとドラックスのコンビは計画性ゼロの行き当たりばったりなので、地球人にかなり迷惑かけてますね。ハリウッドのスター邸宅マップはよく出るけど、訴える俳優とかいないのでしょうか。
ピーター・クイルが「クリスマスのサプライズ」を受けた気持ちは、わたしたち視聴者の視点からも味わえるのでうれしくなりますね。子どもと観るなら、できるだけクリスマスに近い日に観た方が楽しい気持ちになれそう。

結末は?ヨンドゥからのプレゼントは?エンドロール後?
ケヴィン・ベーコンは、ピーター・クイルと仲間たちに贈るクリスマスソングを熱唱♪。みんなでプレゼント交換。グルートはクイルから任天堂ゲームボーイ、ドラックスはマンティスから地球のおもしろ男(妖精)人形を贈られ感激。
ロケットはネビュラから「バッキーの腕」、クラグリンは犬のコスモからネズミの死骸(エサ?)を贈られ微妙な表情。グルートはみんなに木製フィギアを贈ります。ケヴィン・ベーコンはみんなにハグされて地球へ帰ります。
マンティスは自分がエゴの娘でクイルの妹である可能性を話し、2人には最高のクリスマスプレゼントに。ヨンドゥはクリスマスを台無しにした後、クイルからのプレゼント「変な人形」を見つけ、お返しにクイルのトレードマークになる「両手ガン」をプレゼントしてました。
エンドロール後、あらいぐまのロケットと犬のコスモが、グルートをクリスマスツリーとして飾りつけし「またスペシャル版やらなきゃな」と言って終わります。
以上が終盤からラストとエンドロール後のあらすじ。さみしそうなピーター・クイルが明るい表情になり、観てる側もうれしくなります。ミュージカル映画『フットルース』でブレイクしたケヴィン・ベーコン、兄も歌手だしさすがの歌唱力。
次々とプレゼント交換するので頭の切替が大変ですが、マンティスからの「おもしろ男=妖精」を本気で喜ぶドラックスがかわいい。ヨンドゥとクイルの過去のプレゼント交換も、その後の展開を知ってると涙もの。
マンティスがエゴの娘だったのは予想外で、クイルと兄妹になったのは視聴者にとっても最もサプライズなプレゼントでした。エゴの名前が連発してたので再登場の可能性も感じたり…。『エターナルズ』続編かな。
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』私の感想と評価
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の世界観と主要キャラによるクリスマス・コメディは、彼ららしさ全開でほっこりさせられました。マンティスが妹とか、惑星ノーウェアを拠点とかの新情報も得られたのはうれしい誤算。
一方、続編3作目やガモーラに関する展開を少しは期待してたのに不発だったのは残念。ホリデースペシャルとしては良い水準だと思うが、MCUの一作品として他の作品と比べた場合は内容が薄すぎて物足りないですね。
とはいえ『エンドゲーム』以降、ソーに少し登場したとはいえ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の活躍は極端に少ないので、続編までのつなぎとしては楽しめました。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3』が待ち遠しい!
私の評価 60/100(60が平均)
シリーズやジャンル⇒マーベル/MCU一覧