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『ハリーポッターと賢者の石』評価は?ネタバレ感想考察あらすじ/ニコラスフラメルとは?石得る条件は?ハリポタ1

映画ハリーポッターと賢者の石

『ハリー・ポッターと賢者の石』あらすじ概要

ハリーポッターシリーズ1作目。両親を失いダーズリー家で育ったハリーポッターは、11歳でホグワーツ魔法学校に入学し友達もでき、クィディッチでも活躍するが、ニコラス・フラメルや賢者の石を調べるうちに...。母リリーの愛の深さとは?(ネタバレあらすじ↓)

映画名/邦題 ハリー・ポッターと賢者の石
日本興行収入203.0億円年間2位
世界興行収入10.2億USドル [出典]年間1位
製作費1.3億USドル
平均評価★★★★★80私の評価↓は含まず)
シリーズ/関連ハリポタ/ファンタビシリーズ 続編 >
原題/英題Harry Potter and the Sorcerer's Stone
日本公開日 2001/12/1 [予告↓]上映時間 152分
映倫区分日本 G(年齢制限なし)USA PG
製作国イギリス、アメリカ
映画監督クリス・コロンバス
キャスト
出演者
ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、リチャード・ハリス、ロビー・コルトレーン、アラン・リックマン、マギー・スミス、トム・フェルトン、イアン・ハート
配給/製作/画像©Warner Bros. Pictures/Heyday Films

『ハリー・ポッターと賢者の石』予告動画

『ハリー・ポッターと賢者の石』ネタバレあらすじ

この先はネタバレありのあらすじです。続編前作や関連映画は、ハリポタ/ファンタビシリーズ一覧もご参考に。

魔法使いのアルバス・ダンブルドア(リチャード・ハリス)と猫に化けたミネルバ・マクゴナガル(マギー・スミス)と、赤ん坊を抱いたルビウス・ハグリッド(ロビー・コルトレーン)は、ロンドン郊外のマグル(魔法使いではない人間)のダーズリー夫妻の家の前に赤ん坊のハリーを置いて預けます。

ダーズリー妻の正体とは?ハリーの両親の名前は?(ネタバレあらすじ)

10年後、ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)は、ダーズリー夫妻とその息子ダドリー(ハリー・メリング)にいじめられて暮らしてます。ハリーには不思議な能力があり、動物園の蛇と会話してガラス檻から逃がしたり、ふくろうが手紙を届けに来たりします。

ダーズリー夫妻はハリー宛の手紙を処分するが、やがて処分しきれない数が届きます。ハリーの11歳の誕生日にハグリッドが現れ、ダーズリー妻ペチュニアの妹リリーとジェームズ・ポッターとの息子ハリーをホグワーツ魔法魔術学校に入学させると告げます。

ハリーは魔法界では有名人で、クィリナス・クィレル先生(イアン・ハート)とも出会います。ロンドンのダイアゴン横丁のグリンゴッツ銀行でゴブリンに案内され、687番金庫で両親が貯めた大金を得ます。ハグリッドは、713番金庫の謎の品を大事に持ち出します。魔法の杖は紀元前382年創業のオリバンダーの店に探しに行きます。

「不死鳥の尾羽根の杖」がハリーを選んだ時、店主はこの世でもう1本の兄弟杖はハリーの額に呪いの傷をつけた「名前を言ってはいけないあのお方」が持ってると言います。ハグリッドはその人物は「闇の魔法使いヴォルデモート」で、赤ん坊のハリーを殺せなかったが両親は殺されたと教えます。

ホグワーツの組分け帽子はハリーをどの寮に決める?(ネタバレあらすじ)

ハリーはハグリッドに白いフクロウのヘドウィグをもらい駅で別れます。キングス・クロス駅でホグワーツ特急の切符の9と3/4番線に戸惑うが、ロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)の双子の兄弟フレッドとジョージや母親や妹ジニーに教えてもらい、9番と10番線の間の柱を通り抜けて汽車に乗り、ロンとも仲良くなります。

勝ち気な美少女ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)とも出会います。ホグワーツ魔法魔術学校に着くと、ダンブルドア校長から「暗黒の森」「右側の3階の廊下」には近づくなと注意され、組分け帽子で新入生の寮が決められます。ハーマイオニーは勇気が象徴のグリフィンドール寮に決まります。

良家出身で自信あるドラコ・マルフォイ(トム・フェルトン)は野心家のスリザリン寮です。ロンは、闇に落ちた者は皆スリザリン寮出身だったと言い、グリフィンドール寮に決まります。ハリーは組分け帽子にスリザリン寮をすすめられるが嫌がり、グリフィンドール寮に決まって同僚生に歓迎されます。

あと2つの寮は、勤勉の「ハッフルパフ寮」と知性の「レイブンクロー寮」です。ホグワーツでの授業では、セブルス・スネイプ先生(アラン・リックマン)が魔法薬学を教えてくれます。スネイプはハリーに厳しく、闇の魔術にもくわしそうです。

ハリーにニンバス2000ほうきを贈った人物とは?(ネタバレあらすじ)

フクロウが寮生に郵便を届けてくれ、おっとりなネビル・ロングボトム(マシュー・ルイス)は「思い出し玉」を受け取ります。ロンに届いた新聞は、銀行の713番金庫が何者かに開けられたが空だったと伝えます。マダム・フーチ先生(ゾーイ・ワナメイカー)が空飛ぶほうきの飛行術を教えてる時、落下でケガしたネビルを医務室へ運びます。

そのすきにネビルの「思い出し玉」を奪ったマルフォイはハリーを空中で挑発します。初めて飛行術を使うハリーは見事に玉をキャッチします。ハリーはマクゴナガル先生により、オリバー・ウッド(ショーン・ビガースタッフ)に引き合わされ、クィディッチという競技の選手候補に選ばれます。

ハーマイオニーは、ハリーの父がクィディッチの優秀なシーカーだったと教えます。3人は慣れない動く階段から逃れるため、3階の廊下へ入ってしまい、禁断の部屋の三頭犬「フラッフィー」に襲われそうになり逃げます。

ハロウィーンの日、野生トロールが学園内の地下に侵入し、ハーマイオニーが襲われます。先生の言いつけを破ってハリーとロンが助けに行き、ハリーがトロールの鼻に杖を刺し、ロンが浮遊術「ウィンガーディアム・レヴィオーサ」の呪文で棍棒を浮かせトロールの頭に落として気絶させます。マクゴナガル先生には叱られるが、寮ポイントをもらえます。

ハリーはスネイプ先生の足のケガに気づきます。三頭犬は713番金庫にあった品を守り、トロールはスネイプがその品を盗むために連れてきたとハリーは考えます。初めてのハリー宛の郵便で「ニンバス2000(Nimbus)ほうき」が届きます。マクゴナガル先生からっぽいです。

ニコラス・フラメルとは?賢者の石とは?(ネタバレあらすじ)

クィディッチとは、魔法ほうきで空を飛び、クアッフルという赤球をゴールの輪っかにゴールすると10点の競技です。ただしメインは、シーカーが金の球スニッチを捕まえ150点で試合終了するのが狙いです。1チーム7人、チェイサー3人(ゴールする人)、ビーター2人(妨害の黒球ブラッジャーを敵陣へ追いやる人)、シーカー1人、キーパー1人(ゴールを守る人)で構成されます。

グリフィンドールとスリザリンのクィディッチ勝負は一進一退のゴール対決でしたが、唯一の1年生ハリーがスニッチをくわえて勝利します。途中で、ハリーがほうきから落下しそうな時、呪文を唱えるスネイプに、ハーマイオニーが「ラカーナム・インフラマーレイ」で火をつけてハリーを助けます。

ハグリッドは「三頭犬フラッフィーに重要な物を守らせ、ニコラス・フラメル…」と言いかけます。クリスマス休暇で1人だけ居残るハリーですが、ロンも家の事情で残ります。ハリーに差し出し人不明で、ハリーの父の「透明マント」がクリスマスプレゼントとして届きます。それを着て図書館に忍びこみます。

ハリーは禁断の本棚で「ニコラス・フラメル」を調べようとするが、管理人アーガス・フィルチ(デイビッド・ブラッドリー)に見つかりそうになり逃げます。そこでスネイプ先生がクィレル先生に「どちら側につくか考えろ」とおどすのを見ます。別の部屋でハリーは鏡に映る両親を見て、ロンは栄光の将来を見ます。

ハリーはダンブルドア校長に「みぞの鏡」は心の奥底の望みを映すので、現実を失い危険だから近づくなと忠告されます。休暇明け、ハーマイオニーは分厚い本で「ニコラス・フラメルは錬金術師で、どの金属も金に変え、不老不死になる命の水を作リ出せる『賢者の石』を唯一所有する者」だと突きとめます。

三頭犬フラッフィーを眠らせる方法とは?(ネタバレあらすじ)

3人はハグリッドに、スネイプが怪しいと告げ口するが、賢者の石を守る先生の1人だと教えられます。ハグリッドはパブでもらったドラゴンの卵を孵化させるが、盗み見したマルフォイがマクゴナガル先生に告げて、3人とマルフォイも夜間出歩いた罰で-50点され、森でハグリッドの仕事を手伝うことになります。

ハグリッドが「ノーバート」と名付けたドラゴンは、ダンブルドアによりルーマニアの仲間の元へ送られます。夜の森で捜索中、ハリーはフードを被った何者かがユニコーンの血を飲むのを見つけ襲われそうになるが、ケンタウルスのフィレンツェに救われ、ユニコーンの血は死にかけの命を蘇らせると教わります。

ハリーは、ヴォルデモートがユニコーンの血で生きのび、スネイプが賢者の石で復活させるつもりだと考えます。ドラゴンの卵をハグリッドに与え、三頭犬フラッフィーに音楽を聞かせると眠ることを聞き出したのもそのためと考えます。ハリーらはダンブルドアを探すが魔法省に呼び出されたようです。

その夜、3人は賢者の石を守るため寮を抜け出そうとし、ネビルが勇気を出して立ちはだかるが、ハーマイオニーが足縛りの呪文で足止めします。ロン「君って時々おっかないよね」。三頭犬フラッフィーの部屋へ行くと、誰かがハープで音楽を奏でて眠らせてます。3人は地下への入り口を見つけて落下します。

3人は「悪魔の罠」という暴れると締め付ける植物に捕らわれるが、ハーマイオニーの知識「日光に弱い」で光の呪文「ルーマス・ソレム」によりロンを救います。その先の「空飛ぶ鍵」の部屋では、ハリーが魔法のほうきに乗り鍵を見つけ突破します。実物版「魔法使いのチェス」では、得意なロンが犠牲になりハリーを先へ進めます。

『ハリーポッターと賢者の石』ネタバレ結末と最後/ラスト

「みぞの鏡」の前にはクィレル先生がいて、クィディッチの時にスネイプが唱えた呪文はハリーを救うためだったと明かします。ハリーが鏡の前に立つと「賢者の石」がポケットに入ります。クィレルがターバンを脱ぐと後頭部には「ヴォルデモート」が取りついてて、ハリーが両親と再会できることを約束し石を奪おうとします。

しかしハリーがクィレルを触ると火傷のように粉々になり死んでしまいます。憑依してたヴォルデモートは砂のようになり、ハリーの体をすり抜けて去っていきます。ハリーは気絶し、目覚めると医務室でダンブルドアが見舞いに来て、賢者の石は破壊し、665歳のニコラスは残りの命の水で生きながらえると話します。

ハリーが賢者の石を手にできた理由は「使おうと思わず、ただ見つけたい者」の手に入るようダンブルドアが魔法をかけてたからです。クィレルがハリーにさわれなかった理由は、母リリーがハリーにかけた愛の守りの魔法のおかげです。学年度末の寮対抗杯の発表式では、グリフィンドール寮が最下位の4位で、スリザリン寮が1位と発表されます。

しかしダンブルドアは、知識で仲間を冷静に救った「ハーマイオニーに50点」、見事な魔法使いのチェスの腕前を披露した「ロンに50点」、強い意志と勇気を称えて「ハリーに60点」を加算してスリザリンと並び、さらに友達に立ち向かった勇気を称えて「ネビルに10点」を与えてグリフィンドール寮が優勝となります。

帰省の汽車に乗る前に、ハリーはハグリッドにしばしの別れの挨拶をすると、動く両親の映ったアルバムをもらいます。ハグリッドはハリーに、ダーズリー家にいじわるされたら魔法でおどせとアドバイスします。ハリー、ロン、ハーマイオニーら全生徒は汽車でロンドンへ向かいます。

ネタバレ感想『ハリーポッターと賢者の石』解説や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、ハリポタ/ファンタビシリーズ一覧もご参考に。

私の評価 ★★★★★69/100(60が平均)[レビューサイト評価↑]

ハリーポッターシリーズ1作目で、本当に幼くてかわいいハリー(ダニエル・ラドクリフ)やロンやハーマイオニー(エマ・ワトソン)が見れる唯一の映画なので見逃せません。魔法世界やホグワーツについてなど目新しいことばかり見せられるのも、新鮮でワクワク感あります。

一方で、導入部や世界観や用語の説明などに時間を使いすぎてるため、肝心のストーリーはなかなか進行せず、ハリーらがハグリッドの所と授業を行ったり来たりしてるだけにしか思えず、もう少し外への広がりはほしかった気もします。ただ、全く新しい世界観の説明をしながらここまで描けたのは素晴らしいです。

子ども用なのでつっこみどころは多く、教師陣の危機管理意識が低すぎたり鈍感すぎるのは最も気になります。トロール持ちこんだ人、ユニコーン殺した人も現実世界なら防犯カメラですぐ犯人特定できるので、魔法世界はマグルに負けてます。クィディッチ時にハリーが魔法かけられてるのも一目瞭然ですし。

とても重要なのに賢者の石のセキュリティは激甘で、ハーマイオニーでも解錠でき、その後の防御魔法も甘いし、破られてもかけた本人は気づけないようだし、ハグリッドは三頭犬の弱点をうっかり話した後も全く警戒してないし、クィレル先生はどこから入ったのか不思議ですし。夜の森捜索も危険すぎますよね。

クィディッチはストーリーと無関係でなくていいけど、スピード感を出せる貴重なアクションシーンになってます。ただ、シーカーだけが重要なのは大問題ですが。クィレルの倒し方にはもっと工夫がほしかったです。寮対抗戦の発表時にハリーらにひいきして加点しすぎなのは、教育上よくない展開だと感じます。

ラストの別れぎわにハグリッドがハリーに渡した両親の写真は、持ってたならもっと早く渡してやれば良いのになとも思います。ヴォルデモート周辺の謎は回収されてませんが、「ニンバス2000のほうき」「透明マント」の送り主はそれぞれ、マクゴナガル、ダンブルドアで間違いないのでしょうか

魔法ファンタジーとしては素晴らしい完成度だし、キャラクター映画としても抜き出て面白いと感じます。そして本作はなんといっても、ハリー、ハーマイオニーなどのチビっ子がかわいすぎるのが見どころなので、多少のつっこみどころは目をつぶって見ることを、おすすめしたいです!

『ハリー・ポッターと賢者の石』おすすめ9ポイント

  • 人気ファンタジーシリーズ1作目
  • 魔法世界への冒険をハリーと追体験
  • ハリー、ハーマイオニー等かわいい
  • ハーマイオニーの知識がたのもしい
  • ホグワーツ内がおもしろ屋敷
  • クィディッチはスピード感ある
  • 寮対抗戦が楽しい
  • スネイプ先生の怪しさサスペンス
  • 子どもや家族と一緒に楽しめる
映画ハリー・ポッターと賢者の石

『ハリー・ポッターと賢者の石』少し残念7ポイント

  • ホグワーツ教師陣は危機意識が低い
  • ホグワーツ教師陣は鈍感で無能すぎ
  • クィディッチは主要メンバですべき
  • クィディッチのルールが破綻してる
  • ハグリッドはハリーひいきしすぎ
  • 校長もグリフィンドールにひいき
  • ヴォルデモートを侵入させすぎ

続編前作や関連映画は、ハリポタ/ファンタビシリーズ一覧もご参考に。

『ハリーポッターと賢者の石』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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