『TENET テネット』評価は?ネタバレ感想考察/伏線を解説!黒幕やニールの正体と結末は?
あるテロ事件を阻止する特殊部隊の男が「第三次世界大戦」を止める謎のミッションを命じられます。「時間の逆行」という信じがたい現象を見せられ、あるロシア人に近づくのだが…。時間逆行ルールやカーチェイスを解説!(ネタバレ感想あらすじ↓)
映画名/邦題 | TENET テネット |
---|---|
日本公開日 | 2020/9/18 [予告] 上映時間:150分 |
製作国 | アメリカ、イギリス |
原題/英題 | Tenet |
監督・キャスト | クリストファー・ノーラン[キャスト] |
映倫区分 | 日本:G(年齢制限なし) USA:PG-13 |
配給/製作 (画像出典) | ワーナー・ブラザース/シンコピー・フィルムズ |
日本興行収入 | 27.3億円 (年間8位) |
世界興行収入 | 3.6億USドル [出典] |
製作費 | 2.3億USドル |
平均評価 平均:100換算 *批評家と一般は単純平均 | (興収・評価: 2024.8.16更新) 77(私の評価は含まず) |
シリーズ 関連作品 | クリストファーノーラン映画一覧 |
キャラ・ランキング(キャスト/出演者)
個人的なキャラクターランキングです。
※キャラクター名(キャスト/出演者/声優)
- ニール(ロバート・パティンソン)名もなき男を助ける優秀なエージェント
- 主人公/名もなき男(ジョン・デイビッド・ワシントン)あるテロ事件に特殊部隊として潜入し「TENET」に巻きこまれる
- キャット(エリザベス・デビッキ)セイターの妻。一人息子を愛する。美術品の鑑定士
- アンドレイ・セイター(ケネス・ブラナー)ロシアの新興財閥の富豪。裏の顔を隠してる?
- アイブス(アーロン・テイラー=ジョンソン)名もなき男を助ける。部隊のリーダー
- プリヤ(ディンプル・カパディア)謎の「TENET」を知るインド系の女性
- マヒア(ヒメーシュ・パテル)名もなき男とニールを手助けする工作員
- バーバラ(クレマンス・ポエジー)逆行する弾丸の仕組みを教える科学者
- マイケル・クロズビー卿(マイケル・ケイン)イギリス情報部とつながる男。セイターの情報を持つ
ネタバレ感想『TENET テネット』解説と評価
以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を!
クリストファーノーラン監督と豪華キャスト
『TENET テネット』は、クリストファー・ノーラン監督・脚本・製作のオリジナル作品です。クリストファー・ノーランは2作目『メメント』(2000)がアカデミー賞脚本賞や編集賞にノミネートされたことで注目されました。
『ダークナイト』(2008)は、アカデミー賞で8部門ノミネート・2部門受賞。『インセプション』もアカデミー賞で8部門ノミネート・4部門受賞。『インターステラー』も5部門ノミネート・1部門受賞してます。
主人公を演じるジョン・デヴィッド・ワシントンは、名俳優デンゼル・ワシントンの息子で、デンゼル主演の『マルコムX』端役(9歳時)が映画デビューです。最近は『ブラック・クランズマン』で主人公を演じて注目されました。
主人公の相棒役のロバート・パティンソンは、トワイライト・シリーズで脚光をあびて出演料がはね上がったことでも有名な俳優です。来年公開予定『ザ・バットマン』のブルース・ウェイン(バットマン)役も期待されてます。
ショートカットの女性エリザベス・デビッキは『ガーディアンズオブギャラクシー リミックス』でアイーシャ役でした。ケネス・ブラナーは『オリエント急行殺人事件(2017)』の監督兼ポアロ役や、ノーラン作『ダンケルク』にも出演。
マイケル・ケインは『ダークナイト』の執事アルフレッドが印象的ですが、クリストファー・ノーラン監督作品[一覧]にはほとんど出演してる常連です。他の俳優女優も重要そうな役なので期待してます。
時間逆行vs順行アクション?TENET由来は?
「時間逆行」が大きなテーマになりそうですが、単なる巻き戻し映像では?という懸念もありました。しかし順行(普通の時間の流れ)する人と逆行する人が、戦ったりカーチェイスするというアクションは前代未聞で奇抜で楽しすぎです。
これまでのクリストファー・ノーラン監督作品同様、時間逆行の理論的なしくみはエンタメ重視の観点から説明されません。
劇中でも語られたとおり物理学の「エントロピーの減少」に基づくと思われます。『インターステラー』で協力してもらったキップ・ソーン博士(ノーベル物理学賞受賞)にも再度助言をもらったそうです。
タイトル『TENET テネット』は本作最大の謎です。その「TENET」は、古代ヨーロッパから伝わるラテン語の回文スクエア(前後から読める。下参照)の中の一単語としても有名です。映画に関わる単語の意味も併記します。
S A T O R(謎の武器商人セイター)
A R E P O(ゴヤ絵画贋作の描き手)
T E N E T(謎のキーワード)
O P E R A(オペラハウスのテロ事件)
R O T A S(空港フリーポート会社名)
ちなみに、キャットが息子マックスと行く約束した「ポンペイ遺跡」は紀元79年の火山噴火でのみ込まれた町ですが、そこからも上の回文スクエアが発見されています。
オペラ劇場の作戦の目的とは?見逃せない伏線3つ?
冒頭、ウクライナの満席のオペラハウスで発生したテロ事件を鎮圧するため、地元の特殊部隊が突入します。部隊に潜入した名もなき男(ジョン・デイビッド・ワシントン)らの目的は、あるアメリカ人と彼が持つ謎の物体の確保でした。
それらを仲間にまかせた後、大観衆を救うために、名もなき男は任務外の爆弾除去へと戻ります。途中で潜入がばれて殺害されそうになるが、リュックに赤い紐飾りのついた何者か(伏線)に救われます。時間を逆行するように銃口に戻った銃弾で。
爆弾テロは阻止できるが、名もなき男は謎のロシア人?に捕まり、仲間とともに尋問されます。CIAの情報をもらさないために名もなき男はCIAの毒カプセルをのんで自害。後に、一緒に捕らわれてた男も殺害されたと知ります。
終盤にわかるテロ事件の真相を解説します。名もなき男はアメリカ人でCIAだが地元警察に偽装して「謎の物体」と大観衆の命を守りました。テロ集団の正体は、物体を入手するためにロシア武器商人セイターが送りこんだ部隊です。
このオペラハウスのミッションでは、見逃せない3つの伏線があります。
- 謎の物体
- 時間逆行?した銃弾
- 赤い紐飾りのリュックの人(男女不明)
逆行弾が致命傷になる理由?ムンバイとロンドン訪問理由は?
自害した名もなき男は船で目覚め「テスト合格」と言われ混乱。キーワードは「TENETテネット」とも。陸に着くと秘密施設で研究者ローラから「核兵器より危険な第三次世界大戦を止める任務」と「時間逆行弾」の説明をうけます。
未来の人間が開発し送ってきたという「逆行弾」の成分からインドの武器商人が浮上し、ムンバイでCIA?同行者ニール(ロバート・パティンソン)と合流。バンジー風で侵入した売人宅で、プリヤという女性からロシア武器商人セイターの名を聞き出します。
紹介されたイギリス諜報員から、セイターがイギリス上流階級に入りこむために、キャサリン(通称キャット)を妻にした経緯を聞きます。また、旧ソ連の放棄された町「スタルスク12」でオペラハウス襲撃日に爆発(伏線)があったことも。
「時間逆行弾」とは、銃を撃つと銃痕から銃に戻ってくる弾です。普通の弾は「銃から発射⇒壁に食いこむ」ですが、逆行弾は撃つと「壁から銃に戻る(この時、銃痕もなくなる)」のです。
ムンバイのプリヤが売ったのは「普通の弾(順行弾)」だったので、セイターは「逆行弾」への変換装置をどこかに隠し持っているのです。ちなみに逆行弾が致命傷になる理由は、弾の後ろ(直径大きい方)から当たり、弾の速度も落ちないからと推測します。
ローラの「頭で理解するのではなく、感じるの」は、混乱した名もなき男に対しての助言ですが、私たち視聴者にも向けられています。理論にとらわれず、ストーリーを素直に追う人が一番楽しめる映画かもしれませんね。
フリーポートの敵2人の正体は?アレポの正体は?
名もなき男にゴヤの絵を見せられた美術鑑定士キャットは、すぐアレポ(AREPO)の贋作と気づき警戒。前の贋作は気づかず(本当?)セイターに売ったが、それでおどされ離婚もできず息子も奪われそうです。
あくまでも推測ですが、アレポの贋作はセイターがキャットを支配するために仕組んだのではないでしょうか。支配されたキャットは、ヨット旅行中に、海に飛びこんだ女性の自由さをうらやましく(伏線)思ってます。
名もなき男はその弱みの贋作絵画を盗むため、オスロ空港のフリーポートへ顧客としてニールと潜入。その「中心部に何かある」とあやしみ、セキュリティを破るために、大型飛行機を壁に衝突炎上させます。
金塊で時間かせぎするが、回転ドアから2人の敵が現れて格闘するうち時間切れに。名もなき男の相手は時間逆行してて、最後は外へ吸いこまれます。ニールはマスクを外した相手の顔を見て逃します。後に判明しますが襲撃者の正体は、2人とも名もなき男です。
それを決定付けるように、ムンバイのプリヤは「空港の回転ドアこそが時間逆行装置。出てきた男2人は順行と逆行の同一人物」と話し、未来兵器の入手方法を調べるためセイターに近づけと助言します。
ノーラン監督はCGを嫌うので、ジャンボ機や建物は本物を衝突炎上させたため迫力も本物です!時間を逆行する敵との戦闘シーンは、初めて観るので斬新で衝撃的。自分でもどうやれば勝てるか考えたけど、頭が混乱しますね。
カーチェイスの解説!謎の物体はどこへ?
名もなき男は、セーリングでキャットが殺しかけたセイターの命を救い少し信頼をえます。そしてオペラ劇場で確保したプルトニウム強奪と売却を約束します。セイターは旧ソ連の放棄町スタルスク12で「プルトニウムらしき物体」を発見したことが判明。
バルト三国エストニア首都タリンで、名もなき男とニールははしご車を使って、輸送車から「プルトニウム241らしき物体」を強奪。その逃走中、キャットを人質にしたセイターに空ケースを渡すがすぐバレます。名もなき男らは、港の施設へ連行されます。
コンテナ?の赤い部屋へ入ると、正面の青い部屋でセイターがキャットを逆行弾で撃ち、物体のありかを聞き出します。ニールの仲間が駆けつけ、セイターは逃亡。キャットの命を救うため、回転扉をくぐり青の部屋へ入ると、時間が逆行します。
名もなき男は外へ出てセイターを追います。逆行世界は呼吸マスクが必要で、歩くと背中に風を受けます。道路を逆走して現場へ行くと、物体は「この車」に投げこまれてたことが判明。その直後、逆行のセイター車に横転炎上させられます。
カーチェイス時、横転から元に戻って並走した車の運転手は自分だったんですね。しかも主人公はその車に物体を投げ入れたので、回転扉出てすぐ取りに行けば、物体は主人公の物だったという皮肉。よくある車種だから気づけなかったんですね。
過去を繰り返したセイターは物体が、逆行主人公の乗ったグレー車にあることを知ったので「主人公が回転ドアに入ってから外へ出るまでの間(の順行時間)」に部下に奪わせたのでしょう。だから車に鍵がかかってなかったのです!
オスロ空港へ戻った理由は?自分と戦い消滅しない?
時間逆転世界では「熱も逆」で、「炎上」した名もなき男は「凍傷」寸前でニールに救われます。奪われた「物体(アルゴリズム)」は9つ集めると「世界全体を時間逆行させ対消滅させる兵器」になると、ニールは語ります。船でオスロ港、その後オスロ空港まで逆行。
オスロ空港はジャンボ機の消火中。先に施設内へ入った名もなき男は、過去の自分と戦います。対消滅しない理由は保護スーツのおかげ(生身がふれなければOK)。回転ドアで順行側へ行くと、今度はニールと戦うが正体がわかると逃してくれます。
ニールとキャットも順行側へ導いて車で逃走。オスロ空港まで戻った理由は、それ以降の回転扉はセイター部下に見張られてて順光側に出られないからです。名もなき男はプリヤに会い「キャットと息子を殺さないと約束させ」ます。
燃えて凍傷になる理屈はわかりにくいけど「お湯⇒冷める」の逆が「冷める⇒お湯」なので「高熱⇔凍結」という理解でいいのでしょうか。結局プルトニウムではなく、アルゴリズムという「世界逆行装置」をセイターは手に入れてたんですね。
時間逆行装置のルール(下参照)は複雑なのに簡単にしか説明されないため、いろいろ混乱させられます。
- 赤が順行、青が逆行
- 回転ドアには赤と青で同じ人間が同時に入ること
- 逆行中の外では酸素マスクが必須
- 逆行中に順行の自分と生身で接触すると対消滅
- 逆行中は熱も逆になり冷える
- 逆行したら、必ず順行に戻ること
- 回転ドアに入った時間になるまで自分は2人存在
最後の作戦の解説!セイターのねらいとは?
旧ソ連の放棄された町「スタルスク12」で、オペラハウス襲撃日に爆発がありました。その理由は、アルゴリズムを奪われないよう地中へ埋めるためです。9つ目最後のパーツは、未来のグレー車から奪った逆行のセイターが持ってきたのでしょう。
放棄町での爆発の日まで時間逆行し名もなき男とアイヴス軍が順行チーム(赤の腕章)、ニール軍が逆行チーム(青の腕章)で、時間のはさみうちにより「アルゴリズム回収」を目指します。逆行チームは既に任務完了した状態なのが本作らしい。
順行と逆行でセイターの部隊を倒しながら、名もなき男とアイヴスはトンネルの奥へ向かいます。アルゴリズムの準備をする兵士に邪魔されるが、赤い紐飾りの持ち主が解錠(詳細は後述)してくれたおかげで、アルゴリズムを埋めるのを阻止できます。
しかし物体を持ち出す前に、ベトナム旅行中の未来キャットが早まってセイターを殺害。セイターの脈が止まるとトンネル奥が爆破され「膵臓ガン末期のセイターが世界を道連れにする」仕組みです。未来キャットが海へ飛びこんだ時、現在キャットに目撃されます。
一方、上からのロープを見つけた名もなき男はアイブスと共に捕まり、逆行から順行に変わったニールの車によって地上へと引っ張られて間一髪「世界を救え」ます。アルゴリズムはバラして埋めることになり、3人は別れます。
感覚的にしか理解できなかった「時間のはさみうち作戦」を視覚的に見せてくれるのは、さすがノーラン監督。キャットの早殺しは「世界消滅」よりセイターへの憎さがまさったからでしょうね。セイターは本気でキャットを愛してたように見えるけど表現できなったのでしょう。
ニールの正体と結末は?赤い紐飾りは?プリヤは?
3人が別れるラストシーンで、赤い紐飾りのリュックの持ち主がニールだと明かされます。つまり、冒頭のオペラハウスで、名もなき男を救った人物もニールだったのです。
それ以外にもニールは、アルゴリズムや時間逆行にくわしすぎるし「全作戦は『名もなき男』を時間のはさみうちにすることだった」というセリフからも、未来から来たのは明白です。
そして名もなき男を命をかけて守ったことから、未来で家族なみに親密な人物だと予想できます。それはムンバイで会った時に、名もなき男がアルコール飲まないのを知ってた点からも明らかです。
以上の考察から、作中の人物で判断すると「ニールの正体は、キャットの息子マックス」としか考えられません。大人なら未来からきても顔でわかるので。ラストの後、名もなき男と一緒に暮らしたのかも。そして例えば20歳時から10年逆行してくれば30歳。
最後に「美しき友情の終わりだ」と別れた後、ニールは再び逆行してトンネル入口のがれきを撤去し、奥で開いてる扉を支えます。名もなき男が中へ入る前に扉の鍵を閉め(順行から見ると解錠)ます。最後は名もなき男の身代わりになるのが、運命としても悲しすぎます。
ニールは自分の運命を知ってたはずないけど「起こったことは変えられない」という台詞は重い言葉となりました。同日のオペラハウスのテロ事件で、ニールが名もなき男を救ったのは挟み撃ち作戦の前ということになります。
ちなみに、インド人女性プリヤの正体は、未来で時間逆行装置を発明して自殺した女性科学者だと予想。しかし、ラストシーンでの名もなき男とのやりとりから深読みだったのかなと思いなおしました。
TENETとは?黒幕の正体は?男の名は?
タイトルにもなってる「TENET テネット」は、劇中でも単語の意味どおり「主義」「信念」という使われ方をしてました。上述したように回文(前後から読める)なので、時間のはさみうちをした作戦全体のことも指しています。
また最後の作戦が、順行10分「TEN」と逆行10分「NET」の「時間のはさみうち作戦」だったことから、合わせて「TENET」ともなります。10分、10秒は、それ以外にも何度かでてきました。
「TENET テネット」は、世界滅亡を阻止する組織名でもあります。その組織のボス(黒幕)は、ラストで明かされたとおり「名もなき男」自身です。
過去を全て知っている名もなき男が、未来のニール、過去のプリヤやアイブス達、そして過去の自分自身にも命令を出して動かし「自分を時間の挟み撃ち」にしていたのです。
そんな強い権限持つのはCIA長官くらいなので、名もなき男の正体は、実在した第18代CIA長官「ジョージ・J・テネット」か?と思ったけど、現実では白人なのであくまでも個人的な妄想です。
映画『TENET テネット』私の評価と感想
大枠のストーリーはわりとシンプルなので、初見は理屈にこだわらず達成したことだけを理解していけばいいと思います。しかし起こってる現象を理解しようとすると、かなり難しくて頭が沸騰しそうです。特に回転ドアのしくみはわかりづらい。
アクション映画として観ると、時間逆行vs順行のバトルやカーチェイスが斬新すぎて、アニメではなく実写でしかも極力CGを使わずに撮ったクリストファー・ノーラン監督の根気と先進性に感服します。
やや説明シーンが多いのは気になったし、聞いてもすぐ理解できないため、難解で有名なノーラン監督の中でも最難関映画だと思います。難しい映画が大好きな私も、映画後に熟考して初めて気づいた理屈がいっぱいあるので映画中には無理です。
新型コロナのせいで洋画がほぼない時期に観たので、普段より称賛したい気持ちでいっぱいです。しかし個人的には、物語とキャラ愛と難解のバランスがいい『インターステラー』『ダークナイト』の方が好みです。特にTENETはキャラ愛が薄すぎ。
複数回観ないとわからない映画には賛成しかねますが、やはり2回以上は観ないと本質は理解できなさそうですね。それでも、同じような話ばかりになった映画界に「挑戦の精神」で挑んだノーラン監督の作品は一生応援しますよ!大好き!
私の評価 70/100(60が平均)
シリーズやジャンル⇒クリストファーノーラン映画一覧