映画『ダークナイト』考察ネタバレ感想/ラスト結末は?真の狙いは?タイトル意味は?
DC映画ダークナイト三部作の2作目。警察とバッドマンはゴッサムシティのマフィアを追いつめるが、史上最悪の犯罪者ジョーカーに振り回されます。やがてジョーカーの狙いが明らかになると…。殺さない正義は悪に勝てるのか?(ネタバレ感想あらすじ↓)
映画名/邦題 | ダークナイト |
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日本公開日 | 2008/8/9 [予告] 上映時間:152分 |
製作国 | アメリカ、イギリス |
原題/英題 | The Dark Knight |
監督・キャスト | クリストファー・ノーラン[キャスト] |
映倫区分 | 日本:G(年齢制限なし) USA:PG-13 |
配給/製作 (画像出典) | Warner Bros. Pictures/Legendary Pictures、Syncopy Films |
日本興行収入 | 17.1億円 興行収入ランキング |
世界興行収入 | 10.0億USドル [出典] (歴代54位) |
製作費 | 1.9億USドル |
平均評価 平均:100換算 *批評家と一般は単純平均 | (興収・評価: 2024.8.28更新) 87(私の評価は含まず) |
シリーズ 関連作品 | クリストファーノーラン映画一覧 前作『バットマン ビギンズ』14.1億 続編『ダークナイト・ライジング』19.7億 |
キャラ・ランキング(キャスト/出演者)
個人的なキャラクターランキングです。
※キャラクター名(キャスト/出演者/声優)
- ジョーカー(ヒース・レジャー。藤原啓治)ゴッサムシティに現れた悪のカリスマ
- ハービー・デント(アーロン・エッカート。木下浩之)ゴッサムシティの組織犯罪をなくすべく、堂々と戦う正義の地方検事
- ブルース・ウェイン/バットマン(クリスチャン・ベール。檀臣幸)ゴッサムシティの犯罪者を捕まえる正義のヒーロー
- ジム・ゴードン(ゲイリー・オールドマン。納谷六朗)ゴッサムシティ市警。バットマン、ハービーと連携
- レイチェル・ドーズ(マギー・ジレンホール。本田貴子)バットマンの正体を知る幼なじみ。ハービーとブルースの両方を愛する
- アルフレッド・ペニーワース(マイケル・ケイン。小川真司)バットマンの正体を知る、ブルースの執事兼よき理解者
- ルーシャス・フォックス(モーガン・フリーマン。池田勝)バットマンの正体を知る、ウェイン産業の社長。ブルースの代わりに経営
- アンソニー・ガルシア市長(ネスター・カーボネル。上田燿司)ハービーを後押しするが、犯罪者の報復をおそれる
ネタバレ感想『ダークナイト』解説と評価
以下ネタバレあり感想考察なのでご注意を!
『ダークナイト』原作とクリストファーノーラン監督
映画『ダークナイト』は、DCコミックスのバックトマン作品を原作としてます。複数エピソードを結合してますが、内容はほぼオリジナルです。『バットマン ビギンズ』の続編かつ三部作の2作目ですが、前作からのつながりは薄いので観てなくても問題ありません。
脚本・監督のクリストファー・ノーランは、監督2作目『メメント』(2000)がアカデミー賞脚本賞や編集賞にノミネートされたことで注目されました。
本作『ダークナイト』は、アカデミー賞で8部門ノミネート・2部門受賞。『インセプション』はアカデミー賞で8部門ノミネート・4部門受賞、『インターステラー』も5部門ノミネート・1部門受賞してます。
それらも含めたクリストファー・ノーラン監督映画一覧では、各作品の興行収入やレビューサイト平均評価も掲載しています。
ジョーカー俳優の死?IMAXカメラ等トリビア一覧
トリビアネタ一覧!というほどではないけど『ダークナイト』には面白かったり悲しかったりの逸話がいくつもあるのでまとめて紹介します。
ジョーカー役の俳優ヒース・レジャーは「悪のカリスマ」を演じるため、ホテルに6週間引きこもって笑い方を含む役作りに没頭しました。その鬼気せまる迫真の演技は本作の最大の見どころですが、彼は劇場公開前に亡くなりました。
ヒース・レジャーの死因は、ジョーカーに没頭するあまり精神をやられたなど多くの憶測が飛びかいました。しかし実際には、睡眠薬と風邪薬との併用による急性薬物中毒と発表されました。アカデミー助演男優賞も死後受賞となりました。
ジョーカーになりきったヒース・レジャーのアドリブシーンは有名で、例えばゴードン市警に投獄された後、大きく手をたたく演技もアドリブです。病院が爆破されず、振り返って起爆装置を連打したのはアドリブではなかった説が有力です。
クリストファー・ノーラン監督はCG嫌いなので、この病院爆発では本物の建物を爆破しました。やり直し出来ないので緊張の一発OKシーンだったというのも見どころの一つ。数千万円の車ランボルギーニも実物をぶつけたようです。
『ダークナイト』はIMAX(通常より大きなサイズ)で撮影された、世界初の長編大作の劇映画です。本編の約30分。当時世界に4台しかなくレンタルしてたIMAXカメラ(約5,500万円)を、撮影中に壊してしまいスタッフが青ざめた話も有名。
続編『ダークナイト・ライジング』の北米プレミア上映会で、ジョーカーを名乗る犯人が銃撃事件を起こし12人が死亡する事件が発生。これを受けて日本や他国でのイベントは中止に。2019年『ジョーカー』も厳重警戒態勢で公開されました。
ジョーカーが銀行強盗した理由は?
冒頭、さえない強盗集団が銀行を襲って現金を略奪します。自分の手取りを増やすために仲間どおしで殺しあいしますが、これら全て最後に1人で逃走するジョーカーの計画どおりです。支店長にくわえさせた爆弾は白煙だけの「ジョーク」。
支店長が言ったように、ここはマフィアの資金を預かってる銀行です。ジョーカーがこの銀行を襲った理由は、マフィアへの挑戦と、闇資金を追う市警・検事・バットマンへの存在アピールでもあります。
バットマンとゴードン市警も、特殊放射線をつけた紙幣でマフィア資金を追跡して5つの銀行をつきとめてます。市警にバットシグナルで呼ばれたバットマンは「ジョーカーは後回しだ」と判断しますが、それが後にあだになります。
ジョーカーはこの後、ゴッサム・シティのマフィアボス達の集会に「全身に手榴弾を仕込んだ自爆テロ姿」で顔を出します。そして、ジョーカーはバットマンを倒すと約束し、代わりにマフィア資金の半分を要求して去ります。
バットマンが香港のラウを連れ戻した理由は?
ゴッサムシティのヒーロー・バットマンの正体は、大企業ウェイン産業のオーナーであるブルース・ウェインです。バットマンは、街に多発する偽バットマンとスケアクロウ(前作のヴィラン=悪役)を、猛犬にかまれながらも逮捕します。
バットマンは、ウェイン産業の社長ルーシャス・フォックスと共に香港へ行って連携し、EMP電磁パルス(電気の無効化)やソナー技術を用いて、香港出身の中国人実業家ラウを捕らえます。アリバイとして、バレエ団をクルーズに誘います。
ラウは、ゴッサムシティのマフィア資金を管理する金庫番です。バットマンと市警だけでなくジョーカーにもねらわれている資金のうち「放射線のついた札束のみ残して」他は隠し、ラウ自身も香港へ逃亡していました。
バットマンがラウを、アメリカのゴードン市警に引き渡した理由は、マフィア資金押収のためです。結果的にラウは全マフィアの名前を白状し、ゴードン市警と地方検事ハービー・デントにより多くのマフィア逮捕が達成されます。
バットマンが香港のラウのオフィスビルへ潜入して拉致する作戦は、前半のアクションの見どころです。脱出方法は大富豪ならではですが、航空法や不法侵入やいろいろ中国の法律を違反してそうです(笑)
バットマンがデント検事を拉致した理由は?
ジム・ゴードン市警とハービー・デント地方検事の思い切った捜査により、ゴッサムシティの組織犯罪を取り締まれました。それはバットマンの活躍であったことを見抜いたジョーカーは、偽バットマンの死体をガルシア市長の前につるします。
ジョーカーは「バットマンが正体を現さなければ毎日1人ずつ殺害する」と予告し、死体に3人の指紋をつけます。その3人のうち、ゴードンの上司ローブ市警本部長は毒殺、サリロ裁判長は車爆破で殺害されます。
ブルース・ウェインは、「光の騎士」(ホワイトナイト)と呼ばれるハービー・デント検事こそ、ゴッサムシティの真のヒーローになれると信じ、バットマンの引退を考えます。デントをサポートする目的で、富裕層招待のパーティーも開きます。
しかしバットマンは、突然デントを拉致。バットマンがハービー・デントを拉致した理由は、ジョーカーが殺害予告した3人目がデントなので、救うためです。デントを逃されたジョーカーは、レイチェルをビルから落下。間一髪でバットマンが救います。
スパイダーマン・シリーズ等でも、落下するヒロインをヒーローが救おうとするトラウマ展開は多いです。今回はマントを使い、車の上で衝撃吸収して助かります。レイチェルよりデントを優先した流れは、後の伏線にもなります。
バットマン正体を明かした理由は?ゴードン殺害犯は誰?
ジョーカーは「ハービー」と「デント」の名の市民をハービー・デントの代わりに殺害して、アンソニー・ガルシア市長の殺害を予告。その現場の銃弾の破片から指紋解析したブルースは、ローブ本部長の葬儀の通りに住む犯人宅へ向かいます。
ブルースが犯人宅の窓から葬列をのぞくと、時限装置でブラインドが上がり、葬儀の警護に撃たれます。同時に警官にまぎれたジョーカーが市長を撃ち、大混乱の中、デントは容疑者を捕らえます。市長をかばったゴードンは殉職します。
ゴードン殺害犯シフ・トーマスは、ブルースが追った犯人メルヴィン・ホワイト同様にアーカム病院(ジョーカーも入院した精神病院)元患者でジョーカーの駒です。次の標的「レイチェル」の名札を付けてます。キリアン・マーフィーと似ててスケアクロウと混乱しました。
実際のゴードン殺害犯はジョーカーの可能性もあります。ゴードンの死で怒るデントは、シフを殺害しようとするがバットマンに止められます。バットマン「君はゴッサム希望の星。こんな姿を市民に見せたくない。明日の会見で私の正体を明かす」
会見でデントは「夜は夜明け前が最も暗い。夜明けは間近。バットマンの正体は私」と名乗り出て逮捕されます。ブルースは驚くが、正体を偽ったデントのねらいはジョーカーのおびきよせだと気づき、護送中のデントを襲うジョーカーを追いつめます。
しかし「バットマンは人殺しできない」という弱点をついたジョーカーが勝利。と思いきや、死を偽装したゴードンがジョーカーを逮捕。正義を愛する3人の「打ち合わせなしの連携プレー」が功を奏すが、これもジョーカーの作戦でした。
ジョーカー投獄された理由?ブルースはデントを選択?
バットマンに拷問されても「お前が俺を完璧にする」と言うだけのジョーカーは、デントとレイチェルを別の場所で殺害すると白状。縛られたレイチェルは、電話で「逃げて」と伝えるが、縛られたデントは転倒して片顔だけ油まみれに。
バットマンは自分を救うと確信してたレイチェルは、デントの心配だけしました。しかしバットマンが救ったのはデント。レイチェルは爆死し、バットマンが救ったデントも油のついた片顔だけ大やけどで頭蓋骨が露出します。
バットマンがデントを選んだ理由は「個人の愛よりゴッサムの未来を優先」かと思いきや、真相は違います。ジョーカーは最終目的「デントの闇落ち」のために「愛する者の殺害」を計画。尋問時にバットマンがレイチェルを救うと確信したジョーカーは、逆の住所を教えたのです。
ジョーカーがわざと逮捕された理由は、警察署内に投獄されてるラウ(バットマンが香港から拉致)をマフィアの前に連れ去るためです。一緒に投獄された手下の腹に爆弾を仕込み、電話で爆発して逃走。警察もバットマンも完全敗北。
ジョーカーはマフィアからの自分の取り分の大金をラウと一緒に燃やし、手下になるのを断ったマフィアボスも殺害。バットマンは、レイチェル殺害現場で「両面が表のコイン」を見つけます。正義のみのデントの終わりを意味します。
レイチェルは死の直前、デントへ愛を伝えて相思相愛となります。それを知らないブルース(バットマン)は、レイチェルは自分を選んだと思ってます。だから執事アルフレッドは、レイチェルからの別れの手紙を渡さずに封印します。
怪人トゥーフェイスとは?デント闇落ちの理由は?
弁護士リースは、TVでバットマンの正体を暴露しようとします。ジョーカーはバットマンとの戦いを邪魔されたくないので、市民にリース殺害を呼びかけ、60分以内に殺せないと市内どこかの病院を破壊すると宣言。
リース護送中のゴードンは、同行の部下の妻が入院中で、病院爆発でおどされてるのを知り、リース暗殺を止めます。その時、護送車に追突してきたバンは、ブルースがランボルギーニで防ぎます。リースはバットマンの正体ブルースに感謝の目。
その混乱時、看護婦衣装ジョーカーはデントに会い「計画は立てず、本能で動け」と告げて、レイチェル殺害実行犯への復讐心をあおります。デントは昔の皮肉な名「トゥーフェイス(2つの顔)」を名乗ります。両面「表」のコインが半面焼けて「裏」できたのも象徴的。
トゥーフェイス(デント)はついに闇落ちします。レイチェルかたきうちのため、マフィアボスやゴードン部下の汚職警官を次々と殺害。そしてゴードンの妻と娘と息子を誘拐して、レイチェル爆死現場に連れて行きます。
ジョーカーはデント入院のゴッサム総合病院を爆破して逃走。クリストファー・ノーラン監督はCGを嫌うため、あのシーンは本物の建物爆破でチャンスは1回きりだったそうです。爆発が中断した時にリモコン押しまくるジョーカーがかわいい。
勝者はジョーカー?ダークナイトの意味は?
ジョーカーは、市民にゴッサムシティを出るよう指示し、橋とトンネルに爆弾を仕掛けたと放送。警察はフェリーを用意し、1つ目には一般市民、2つめにはデントが捕らえた囚人達を乗せて出発するが、両船から爆薬と起爆装置が見つかります。
数十分後の午前0時に両フェリーは爆発するが、相手の船を起爆した側は救われるというゲームです。バットマンは、個人情報を無視したソナー装置でジョーカー滞在のビルを見つけ、警察より先に侵入するが、敵と人質の衣装が逆と気づきます。
バットマンはそれを突入したSWATに伝え、ジョーカーを追いつめます。フェリーでは一般人も囚人も相手を爆破しようとするが、最後の「良心」が相手の命を救います。両フェリー爆破しようとするジョーカーを、間一髪でバットマンが止めます。
それでもバットマンはジョーカーを殺すのをためらい、警察に引き渡します。ジョーカー「光の騎士デントに、俺たちのレベルまで降りてもらった」。バットマンは、レイチェル焼死現場へ急ぎ、ゴードン家族を人質にとるデントを説得します。
しかし怒りで闇落ちしたトゥーフェイス(デント)は、同じ悲しみを感じさせるためコイントスで命を占います。そのすきをつき、バットマンがデントを転落死させ、ゴードンの息子を救います。しかし本作の勝者は明らかにジョーカーです。
そこでバットマンは全ての罪を背負い「ダークナイト=闇の騎士」として追われる身になります。ゴードン市警はハービー・デントを「光の騎士=ヒーロー」として神格化し正義の勝利をアピールします。つまり3人でジョーカーを敗者にします。
「正義は幻想」だと示そうとしたジョーカーは、ダークナイトによる決断だけで敗者になったわけではありません。普段「正義」をふりかざさない6万人の市民と囚人による「人間の良心や善意」を見せられたことで完全敗北となったのです。
潔癖なハービー・デントだけ最悪の死に方をしたのはつらいです。しかしゴードンは汚職警官の排除をためらった結果、レイチェルが殺害された事をくやみ、罪をかぶったバットマンは警察と市民に追われるという十字架を背負うことになります。
正義と悪・希望・愛がテーマ?嘘つきは誰?
デント(正義)>ゴードン>バットマン>…>ジョーカー(悪)。ゴードンは大きな悪を捕らえるため、小さな悪(汚職警官)は放置し、それが後にレイチェルの死につながります。バットマンは、香港や市民監視装置で法をおかしてます。
だからこそジョーカーは、一番潔癖なハービー・デントが悪人に落ちるように計画します。ジョーカーは「バットマンを面白い存在」として殺さないと宣言。バットマンも、悪人を殺すことはしないのでジョーカーを殺害できません。
市民の希望は、潔癖な正義のヒーローのハービー・デントだけです。ジョーカーはその唯一の正義の象徴を「悪」に転落させて、市民の希望を絶望に変えようとします。しかしデントの悪事はバットマンが背負い、ゴードンが隠して「希望は希望のまま」残します。
デント(愛)⇔レイチェル←ブルース←ジョーカー。ブルースは市民からの愛よりも、レイチェル1人の愛を得るために正義のヒーローをデントに譲ろうとします。しかし偶然にも、恋敵デントの考えた作戦によりはばまれます。
最後、デントとレイチェルは相思相愛でしたが、それを知らないブルースは、レイチェルは自分を選んだと思ったまま終わります。真相が書かれたレイチェルの手紙は、執事アルフレッドが隠し通します。
このように正義側が多くの真実を隠す構造になってるのは興味深いです。まさに「真実は最善とはかぎらない」です。「最悪」に対抗するにはウソも方便なのでしょう。悪側のジョーカーは、捕らえたデントの住所以外はほぼ嘘をついてません。
DC映画『ダークナイト』私の感想や評価
アメコミDC映画のバットマンを軸にした物語ですが、最凶カリスマ・ヴィラン(悪役)ジョーカーが全編を支配しています。日本の漫画・アニメ・映画等の「正義と悪」の対比が、いかにゆるいものかを実感できます。
脚本の完成度は、これまで観た映画の中ではダントツ上位の出来栄えです。濃厚テーマを何度も突きつけながら、SFやアクションでも魅了し、先の読めないサスペンス展開や意表をつく衝撃のラストなど、全く無駄のないストーリーに脱帽です。
完全悪のジョーカーを倒すために、不完全な正義の3人が「愛する者・命・真実・信用・未来」までもを犠牲にしてやっと勝利できたのです。この部分だけなら、自己犠牲心のある日本人でも思いつきそうで、時代劇でもできそうですが。
本作『ダークナイト』は三部作の2作目なので、続編『ダークナイト・ライジング』も公開済みです。同じクリストファー・ノーラン監督作なので、興味ある人は観てみてください。ジョーカーが恋しくなるかもしれませんよ。
私の評価 93/100(60が平均)
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