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ネタバレ感想『ハリーポッターと死の秘宝 PART2(ハリポタ8)』最後の分霊箱に驚き?牝鹿の愛と杖の忠誠心/評価あらすじ

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(ハリポタ8)
  • 平均評価 ★★★★★81/100
  • 私の評価 ★★★★★78
  • 日本興行収入 96.7億円
  • 世界興行収入 13.4億US$
  • 日本公開 2011.7.15
  • 上映時間 130分 予告

ハリーポッターシリーズ8作目、完結編。残る4つの分霊箱を探し、スネイプが校長のホグワーツへ戻ったハリーらはヴォルデモートら闇の勢力との最終決戦を迎えます。最後の分霊箱、蘇りの石、ニワトコの杖の忠誠心、牝鹿の愛の秘密とは?(ネタバレあらすじ↓)

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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(ハリポタ8)の予告動画

映画『ハリーポッターと死の秘宝 PART2(ハリポタ8)』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
原題/英題
Harry Potter and the Deathly Hallows: Part 2
製作国
イギリス、アメリカ(2011.7.15公開)
映倫区分
日本: G、USA: PG-13
製作費
約US$ 250,000,000(約275億円)
配給/製作
(C)Warner Bros. Pictures、Heyday Films
参考
 Wikipedia⇒ 興行収入⇒
映画監督
デイビッド・イェーツ
キャスト/出演者(吹き替え声優)
ダニエル・ラドクリフ(小野賢章)、ルパート・グリント(常盤祐貴)、エマ・ワトソン(須藤祐実)、レイフ・ファインズ(江原正士)、アラン・リックマン(土師孝也)、ヘレナ・ボナム=カーター(高乃麗)、ボニー・ライト(高野朱華)、マシュー・ルイス(上野容)、マイケル・ガンボン(永井一郎)
レビューサイト平均評価 ★★★★★81/100換算

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(ハリポタ8)』ネタバレあらすじや結末

この先はネタバレありのあらすじです。関連映画はハリポタ/ファンタビシリーズ一覧などで探してみてください。

前作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 1』のラストで作った墓「自由な しもべ妖精ドビー ここに眠る」を前にハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)、ロン・ウィーズリー(ルパート・グリント)、ハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)は悲しみます。

4つ目の分霊箱ハッフルパフのカップの場所は?(ネタバレあらすじ)

ロンのおばの家へ移動すると、ルーナ・ラブグッド(イヴァナ・リンチ)が良い所だねと言います。ロンの兄ビル・ウィーズリー(ドーナル・グリーソン)と妻フラー・デラクール(クレマンス・ポエジー)も一緒で、今は不死鳥の騎士団の隠れ家です。

ハリーは救ったグリンゴッツ銀行のゴブリンから、レストレンジ家の金庫のグリフィンドールの剣を偽物とすり替えたのが現ホグワーツ魔法魔術学校の校長セブルス・スネイプ(アラン・リックマン)だと聞き、金庫から他の物を盗めれば剣と交換すると約束します。

次にハリーは杖職人オリバンダー(ジョン・ハート)に敵から奪った杖を鑑定してもらい、ドラコの杖は忠誠心がハリーに移ったそうで、ベラトリックスの杖には気をつけろと忠告されます。「死の秘宝ニワトコの杖」がヴォルデモートの物になると勝ち目はないとも言われます。

ハーマイオニーは抜いてきたベラトリックスの毛とポリジュース薬で変身し、銀行員ゴブリンのグリップフック(ウォーウィック・デイビス)とハリーは透明マントに隠れ、ロンは適当な顔でグリンゴッツ銀行に乗りこみます。ハーマイオニーの態度でバレそうになるが、ハリーの魔法で乗り切ります。

ドラゴンのウクライナ・アイアンベリーを「聞くと痛い目にあう音」で通り抜けます。レストレンジ家の金庫の大量の財宝の奥に「分霊箱」を見つけます。財宝には触ると分裂する「双子の呪文」がかけられていたが、ハリーは分霊箱「ハッフルパフのカップ」を手に入れます。

しかしグリフィンドールの剣を受け取ったゴブリンのグリップフックは裏切って逃走します。ついてきたゴブリンのボグロッドはドラゴンの炎で焼かれます。ハーマイオニーのアイデアでドラゴンに飛び乗って銀行を破壊しながら脱出し、川へ飛び込みます。

ダンブルドアの弟と妹が隠していた秘密とは?(ネタバレあらすじ)

ヴォルデモートは分霊箱が奪われたのを感じ、グリンゴッツ銀行を襲撃し、グリップフックらゴブリン職員を皆殺しにします。グリフィンドールの剣は消えます。ハリーらはホグズミード村でデスイーターから逃走中、ダンブルドアの弟アバーフォース・ダンブルドア(キアラン・ハインズ)に救われます。

アバーフォースはシリウス・ブラックがハリーに渡した「両面鏡」の片面をマンダンガスから得て、ハリーの窮地をドビーに救わせた前作)のです。ダンブルドア校長のことは「力を得ることに没頭して多くを失った」と言い、ハリーがホグワーツへ行けるよう、妹アリアナの肖像画に何かを頼みます。

アリアナが戻った絵を開けるとネビル・ロングボトム(マシュー・ルイス)がいます。ホグズミード村からホグワーツ魔法魔術学校に通じる7つあった通路の最後の1つで、出口ではダンブルドア軍団の生徒達がハリーらを歓迎します。必要の部屋でしょうか。

ロンの妹でハリーの恋人ジニー・ウィーズリー(ボニー・ライト)があわてて来て、ハリーらのホグズミード入りがスネイプに知られたと言います。スネイプ校長は全生徒を大広間に集めてハリーをかくまう者は罰すると警告します。そこへハリー・ポッターと不死鳥の騎士団が現れます。

スネイプがハリーに杖を向けると、ミネルバ・マクゴナガル(マギー・スミス)が立ちはだかり、負けたスネイプは外へ飛び去ります。しかしヴォルデモート卿の声が全生徒の頭に、1時間以内にハリーを差し出さないとホグワーツは助からないと警告します。マクゴナガルはハリーの反対勢力のみ閉じこめます。

5つ目の分霊箱レイブンクローの髪飾りの場所は?(ネタバレあらすじ)

ハリーとルーナは夢のヒントのレイブンクローの談話室で分霊箱を探します。ハーマイオニーとロンは秘密の部屋にバジリスクの牙を探しに行き、他の生徒らも校内のレイブンクローに関する物を調べます。ネビルはマクゴナガルに橋を爆破するよう言われ、シェーマス・フィネガン(デヴォン・マーレイ)を探します。

マクゴナガルは多数の石の衛兵を動かして「ホグワーツを守る」よう命令し「一度使ってみたかった」と言います。あきれ顔のロンの母モリー・ウィーズリー(ジュリー・ウォルターズ)、小さなフィリウス・フリットウィック先生(ウォーウィック・デイビス)、ホラス・スラグホーン(ジム・ブロードベント)は防御壁魔法でホグワーツを囲います。

ハリーはルーナのアドバイスで創始者ロウェナ・レイブンクローの遺品「レイブンクローの髪飾り」は生きてる者には見えないと知り、レイブンクロー寮のゴースト(1作目に登場)灰色のレディ(ケリー・マクドナルド)に尋ねに行きます。彼女の正体はロウェナの娘ヘレナ・レイブンクローで、母から髪飾りを盗んだようです。

灰色のレディことヘレナ・レイブンクローは、昔トム・リドルが「レイブンクローの髪飾り」にかけた闇の魔法をハリーが解除できるよう「必要の部屋」だと教えてくれます。ホグワーツの外にはヴォルデモート(レイフ・ファインズ)とその軍団が攻めて来てます。

ロンはハリーの寝言のパーセル・タングをマネて女子トイレの「秘密の部屋」への扉を開き、中のバジリスクの死体から牙を抜き、ハーマイオニーが分霊箱「ハッフルパフのカップ」を破壊します。ヴォルデモートとハリーもそれを感じます。ロンとハーマイオニーは抱き合いキスします。

6つ目の分霊箱の蛇のナギニの場所はどこ?(ネタバレあらすじ)

ヴォルデモートは強大な魔力でホグワーツの防護壁を破り、先頭のスカビオール(ニック・モラン)の軍団が橋を勢いよく渡ります。ネビルは逃げながら橋を爆破し、スカビオールら軍団を落下させ、自分はぎりぎり助かりかっさいをあびます。

必要の部屋でレイブンクローの髪飾りを見つけたハリーの前に、ドラコ・マルフォイ(トム・フェルトン)と2人の仲間が杖をかまえて現れます。マルフォイは、ハリーをベラトリックスの前で助けたことを指摘されると動揺します。ハーマイオニーとロンは、忍びの地図でハリーが消えたので必要の部屋へ来ます。

マルフォイの仲間は死の呪文「アブダ・ケダブラ」を唱えるがはずして、ロンが追います。ハリーは髪飾りを見つけ、ロンが火の蛇に迫われてくるので3人で魔法のほうきで飛びます。ハリーはマルフォイと生き残った仲間1人を部屋の外へ運んでやります。

分霊箱「レイブンクローの髪飾り」をバジリスクの牙で破壊すると、ヴォルデモート卿は苦しみ手下さえ死の呪文で殺し、蛇ナギニを連れてルシウス・マルフォイ(ジェイソン・アイザックス)の所へ移動しスネイプを探すよう指示します。ハリーはヴォルデモートの場所を知り、蛇ナギニが最後の分霊箱と気づきます。

ハリー、ハーマイオニー、ロンはホグワーツと闇の勢力の大戦争の中、ヴォルデモートの所へ向かいます。闇の勢力には巨大なトロール、アクロマンチュラ、吸血鬼などもいます。迫るディメンターの群れは、ダンブルドアの弟アバーフォースが強力呪文で消し去ります。ハリーらはホグワーツ城の離れた砦に入ります。

スネイプの隠された愛と苦悩の人生とは?(ネタバレあらすじ)

ヴォルデモートはスネイプに「ニワトコの杖は、最後の所有者を殺した者に従属する。ダンブルドアを殺したおまえを殺せば、杖は俺のものだ」と言い、呪文で瀕死にして蛇のナギニにとどめをまかせます。ヴォルデモートが去った後、ハリーはスネイプに「わがはいの涙を憂いの篩(ふるい)にかけよ」と言われます。

スネイプは「私を見てくれ。おまえはリリーと同じ目をしてる」と言って息を引き取ります。その時、敵味方全員にヴォルデモートは語りかけます。「これ以上魔法使い勢力が殺し合うのは損失だ。我が勢力を一時撤退させる。ハリーポッター1人で禁じられた森へ来て運命と向き合え。来なければ皆を殺す」

ホグワーツ側も多くの戦死者が出てます。ロンの兄の双子の片方フレッド・ウィーズリー(ジェームズ・フェルプス)、人狼リーマス・ルーピン(デイビッド・シューリス)とその妻でブラック家の娘ニンファドーラ・トンクス(ナタリア・テナ)、舞踏会でハリーとロンと踊った双子姉妹の片方など。

ハリーは「憂いの篩(ふるい)」に涙をひたしてスネイプの記憶を見ます。スネイプはハリーの母リリーと少女時代から仲良くて、共に魔法を使えて孤独だったがホグワーツ魔法魔術学校に入学し、スネイプはスリザリン寮、リリーはグリフィンドール寮に入ります。やがてリリーはやや傲慢なジェームズと結婚します。

トレローニー先生の予言でヴォルデモートは自分を倒すのがリリーの子だと考え、リリーと息子ハリーを消そうと決めます。スネイプはダンブルドアに「リリーを隠すためなら何でもする」と泣きながら約束させるが、リリーはピーター・ペティグリューを信用して死の呪文で殺されます。

スネイプはダンブルドアを責めるが、愛するリリーの目を持った子を復活する闇の帝王から守ろうと誓い、ダンブルドアに口止めしました。前作でダンブルドアは、スネイプに殺されることを望み命令しました。ヴォルデモートに完全に信用させるために。

スネイプは苦しみながら、自分の守護霊「牝鹿」を出します。それは愛するリリーの守護霊と同じで、ダンブルドアは「これほどの時が経っても(愛しているのか)」と驚きます。ハリーに氷下のグリフィンドールの剣を教えたのもスネイプです。ダンブルドア「ハリーもヴォルデモートに殺されねばならぬ(理由は後ほど)」

8つ目の分霊箱はハリーポッター?3つ目の死の秘宝とは?(ネタバレあらすじ)

ハリーはハーマイオニーとロンに蛇のナギニ退治を頼み、禁じられた森へ向かいます。ハリーは「終わる時に開く」と書かれた金の球スニッチに「死ぬ覚悟はできてる」とキスすると中から3つ目の死の秘宝「蘇りの石」が出てきて、死んだ両親などが現れます

母リリー・ポッター(ジェラルディン・ソマーヴィル)「ずっとそばにいたわ」。シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)「死は寝るよりすばやい」。父ジェームズ・ポッター(エイドリアン・ローリンズ)「がんばったな、息子よ」。ルーピン「父と母が何を守ったか、いつか我が子もわかってくれる」

ハリー「最後まで一緒にいてくれる?僕のそばにいて」。蘇りの石は手から転がり落ちます。ヴォルデモートにはルビウス・ハグリッド(ロビー・コルトレーン)が捕らわれていて、「死にに来たのか」と死の呪文「アブダ・ケダブラ」をハリーに唱えます。

ハリーは白い部屋で目覚め、ダンブルドアと共に歩きます。皮をはがれた人間がいて、ダンブルドア「あれは滅ぶべきヴォルデモートのかけらじゃ。君は彼が気せず作った分霊箱じゃ。さぁ先へ進みなさい。ホグワーツでは力はふさわしい者に与えられる」。ヴォルデモートも倒れたが起き上がります。

7つ目の分霊箱はヴォルデモート?ニワトコの杖の忠誠心とは?(ネタバレあらすじ)

ハリーの死を確認するナルシッサ・マルフォイ(ヘレン・マックロリー)が「ドラコは生きてる?」と聞くとハリーはうなづき、ナルシッサは「ハリーは死んだ」と嘘をつきます。ハグリッドがハリーをホグワーツへ運びます。ヴォルデモートは勝ちほこり「従う者は前へ出ろ」というと、親に呼ばれたドラコも来ます。

次にネビルが前へ出て「まだ戦いは終わってない」とグリフィンドールの剣を抜くと、ハリーも起き上がります。マルフォイ家3人や闇の勢力は逃げはじめます。ハリーはヴォルデモートをおびき出して、城外でもつれたりしながら1人で互角に戦います。ハリー「ニワトコの杖を使いこなせてないようだな」

ベラトリックス・レストレンジ(ヘレナ・ボナム=カーター)はジニーに魔法を使おうとしたので、母モリーが怒り、魔法でベラトリックスを粉々にします。ハーマイオニーとロンはバジリスクの牙で分霊箱「蛇のナギニ」と戦い苦戦するが、ネビルがグリフィンドールの剣で分霊箱ごと破壊します。

ヴォルデモートの威力は落ちて、ハリーが魔法で粉々にし、ニワトコの杖も手にします。ハリーはハーマイオニーとロンと3人の時に「ニワトコの杖の所有権(忠誠心)は、ダンブルドアを武装解除した時にドラコに移り、ドラコから僕が杖を奪った時に忠誠心も僕に移ったのさ」とネタバレします。

『ハリーポッターと死の秘宝 PART2(ハリポタ8)』ネタバレ結末と最後/ラスト

ロン「それがあれば最強。どうする?」。ハリーは黙ってニワトコの杖を折り、崖下へ投げ捨てます。19年後、ハリーとジニーの次男アルバス・セブルス・ポッターがホグワーツ魔法魔術学校に入学するため、ロンドンのキングクロス駅の9と4分の3番線へ行きます。長女リリー・ルーナ・ポッターはまだ9歳です。

長男ジェームズ・シリウス・ポッターは既に入学してます。ホームには、ロンとハーマイオニー夫妻と子ども達や、ドラコと妻子もいます。アルバス・セブルスが「スリザリン寮になったらどうしよう」となげくと、ハリーは「望めばグリフィンドール寮に行ける」とはげまします。

ネタバレ感想『ハリーポッターと死の秘宝 PART2(ハリポタ8)』考察・評価・レビュー

この先はネタバレありの感想・考察です。関連映画はハリポタ/ファンタビシリーズ一覧などで探してみてください。ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(ハリポタ8)

★★★★★ 78点/100(60が平均)

ハリーポッターシリーズ8作目、完結編です。ついに全ての伏線や謎やアイテムが明らかになり、ハリー・ポッターとヴォルデモートの戦いに決着がつくだけでなく、ある人が十数年間も持ち続けた愛の深さに涙させられ期待以上の感動まで味わえる、これ以上ないラストです。

前半は主に前作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の続きで「分霊箱」を探して破壊する冒険がメインです。ラストなのに、のんきに銀行強盗とかしますが、ドラゴンまで登場させて映画のアクション性はアップしてます。銀行のセキュリティが甘すぎですが。

ダンブルドアも知らなかったのか、知ってて教えてくれなかったのか、分霊箱の手がかりがハリーが時折見るヴォルデモートの心で判明していく流れは、ご都合主義に思えます。もっと冒険らしく、ハリーらが自分たちでヒントを見つけて探索する旅にしてほしかったです。

ハリーの「両面鏡」やレイヴンクローのゴースト「灰色のレディ」は、原作小説ではしっかり描かれているが、映画版ではかなりカットされてるため、今回重要な要素として登場するのは唐突に感じてしまいます。原作の完結前に映画化したから仕方ないけど、説明はほしいです。

最終決戦はトロールなども登場して少しだけ戦闘シーンもありますが、魔法のほうきに乗っての戦いや人狼ルーピンや巨人族の登場などもほとんど見られず、その部分では期待はずれです。ファンタジーの大戦争を見たい人は『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』の方が迫力満点で断然おすすめです。

スネイプ校長によりホグワーツも闇に取りこまれようとしますが、彼の生涯をかけた愛やダンブルドアとの真相を知ると、今まで最も誤解されてたキャラのギャップに思わず涙します。その最後はあまりにあっけなさすぎて悲しみのやり場がありません。ニワトコの杖と牝鹿についてももっと説明ほしいです。

最終話での課題が多すぎて心配でしたが見事に全てすっきりと解決する展開は素晴らしいです。長くけわしかった戦いもついに完結しますが、予想以上にわくわくして心を動かされたり涙しました。

スネイプ先生の言動も含めて、グリンゴッツ銀行、杖職人オリバンダー、一見役に立たなさそうなネビルが最も活躍し世界を救うこと(1作目では彼の功績がグリンドール寮に勝利をもたらした)など、1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』からの関連性も多いのでイッキ見もおすすめです!

『ハリーポッターと死の秘宝 PART2』考察・解説

本作の疑問と考察や解説です。ネタバレありです。

4つの分霊箱の場所は?8つ目がハリーが死ななかった理由?

前作『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』までに3つの分霊箱(トムリドルの日記、マールヴォロ・ゴーントの指輪、サラザール・スリザリンのロケット)が破壊されており、残りはあと4つです。

4つ目「ヘルガ・ハッフルパフのカップ」はゴブリンの銀行のレストレンジ家の金庫でハリーが見つけます。ハーマイオニーとロンが、ホグワーツ魔法魔術学校の「秘密の部屋」の「バジリスクの牙」で破壊します。

5つ目「ロウェナ・レイブンクローの髪飾り」はゴースト灰色のレディの正体ロウェナの娘ヘレナ・レイブンクローが母から盗んでホグワーツの「必要の部屋」に隠してたのをハリーが見つけ、バジリスクの牙で破壊します。

6つ目「大蛇ナギニ」はヴォルデモート卿が最も信頼する強力な魔法生物です。ホグワーツ決戦時にネビル・ロングボトムが手に入れたグリフィンドールの剣で切り倒して、分霊箱ごと破壊します。

7つ目「ヴォルデモート卿自身」は全ての分霊箱が破壊された後でもあり、ニワトコの杖の忠誠心も得てない状態だったため、ハリー・ポッターにより倒されます。

8つ目「ハリー・ポッター」は、ヴォルデモートが赤ん坊のハリーに死の呪文を唱え、母リリーの防御呪文にはね返された時、ヴォルデモートの魂の一部がハリーに引っかかり、8つ目の分霊箱になったのです。ヴォルデモートも気づいてないようです。ハリーは死の呪文を受けたが、ヴォルデモートの魂が犠牲になり、ハリーは生き残れました。

3つの死の秘宝とは?蘇りの石(よみがえりの石)の場所と使い方は?

ハーマイオニーがダンブルドアの遺品で譲り受けた『吟遊詩人ビードルの物語』の中の「三人兄弟の物語」に描かれた、ペベレル三兄弟が死神から譲り受けた品は「3つの死の秘宝」と呼ばれます。全てを集めると死を制すると言い伝えられています。

前作までで「透明マント」はハリーの父ジェームズから預かったダンブルドアがハリーに譲り渡していて、「ニワトコの杖」はダンブルドアの棺からヴォルデモート卿が奪っています。残る1つの死の秘宝は「蘇りの石(よみがえりの石)」です。

「蘇りの石」は最初のペベレル家の所有者の子孫マールヴォロ・ゴーントが指輪にはめこみ、「死の秘宝」のシンボルマークを彫りました。その後ヴォルデモートが指輪を「分霊箱の1つ」にしたが、それが死の秘宝の1つだとは気づかなかったようです。

その後、ヴォルデモートの分霊箱を探索してたダンブルドアが手に入れ、グリフィンドールの剣で破壊すると「蘇りの石」が出てきたため、ハリーに残す遺品の1つ金の球スニッチに封印し「終わる時に開く」の指示どおり、ハリーは死ぬ前にキスして開きます。

蘇りの石を使ったハリーは、母リリーと父ジェームズ、リーマス・ルーピン、シリウス・ブラックと再会して喜び、ヴォルデモートに死の呪文を唱えられた後は、ダンブルドア校長とも会えます。

レストレンジ家の金庫とは?

前作『ハリーポッターと死の秘宝 PART1』の終盤に、純血の名家ブラック家出身のベラトリックス・レストレンジ(ヘレナ・ボナム=カーター)がグリンゴッツ魔法銀行の金庫にグリフィンドールの剣を保管してたことを暴露しています。

ベラトリックスは金庫から剣を盗んだのは、ハリーやハーマイオニー達だと思ってましたが、彼らには全く心当たりがありません。なぜなら、金庫から剣を盗んだのは、ハリーの味方だったセブルス・スネイプ(アラン・リックマン)だったからです。

そのレストレンジ家の金庫には、他にも金銀財宝がたくさん保管されていて、分霊箱の1つ「ヘルガ・ハッフルパフのカップ」もあることを、ハリーはヴォルデモート卿の考えをよんで見つけていました。

ダンブルドア校長の弟アバーフォースと妹アリアナとは?

兄アルバス・ダンブルドアとゲラート・グリンデルバルドも関わったとされる妹アリアナ・ダンブルドアの死以降、弟アバーフォース・ダンブルドアは兄との仲が険悪になりました。

普段はホグズミード村の酒場「ホッグズ・ヘッド」のバーテンダーをしてますが、「不死鳥の騎士団」メンバーとして騎士団やホグワーツにも協力していて、兄アルバスとも疎遠だったわけではなさそうです。

前作で屋敷しもべ妖精ドビーを、「両面鏡」を見つめるハリーらの囚われている牢獄へ向かわせたのは、アバーフォースです。彼はマンダンガスが盗んだ「両面鏡」の片割れを取り返していたので、ハリーらのピンチがわかったのです。

スネイプの愛した女性とは?その苦悩の人生とは?

半純血のセブルス・スネイプは、マグル出身(両親とも魔法を使えない人間)の魔法使いリリー・ポッターを自分が死ぬまで愛し続けました。スネイプは幼なじみのリリーに魔女の素質を見出して友人となり、一緒にホグワーツ魔法魔術学校へ入学しました。

闇の魔法を学ぶスネイプは、優秀なジェームズ・ポッターやシリウス・ブラックらにいじめられ、救おうとしてくれたリリーに「けがれた血」と言ってしまい後悔します。やがて「半純血のプリンス」を影で自称します。その後、改心したジェームズはリリーを愛して結婚し、ハリー・ポッターが生まれます。

一方、闇の魔法使いヴォルデモートはリリーの子に自分が殺されるという占いを信じて、ジェームズの親友で不死鳥の騎士団のピーター・ペティグリューを裏切らせて、リリーとジェームズを殺害します。しかしリリーが命をかけてハリーに唱えた「守りの魔法」により、死の呪文ははね返されてヴォルデモートの肉体は滅びました。

その後、スネイプはヴォルデモートの手下の死喰い人(デスイーター)と不死鳥の騎士団の二重スパイとなり、愛したリリーの息子ハリー・ポッターを生涯守りとおします。ダンブルドアの殺害も、ダンブルドアによる命令でした。

スネイプの守護霊は愛した女性リリーと同じ「牝鹿(めじか)」です。それを見たダンブルドアは「それほどまで」と驚きます。ちなみにジェームズの守護霊は牡鹿(おじか)です。前作でスネイプはレストレンジ家の金庫にあるはずの「グリフィンドールの剣」を氷下に隠し、牝鹿の守護霊でハリーに教えました。

スネイプはヴォルデモートに信頼されててホグワーツの校長をまかせられるが、ハリーらが乗り込むとすぐ退散します。ヴォルデモートは「ニワトコの杖」の忠誠心が、ダンブルドアを殺したスネイプにあると誤解して、スネイプを殺害します。

ニワトコの杖の忠誠心(所有権)とは?持ち主を考察

ニワトコの杖は、ペベレル三兄弟の長男アンチオク・ペベレルが制作したとも死神にもらったとも伝えられる「最強の杖」「死の杖」「宿命の杖」とも呼ばれ、「蘇りの石」「透明マント」の3つを集めた者は死を制すると言われる「死の秘宝」の1つです。

全ての魔法の杖は持ち主を選び「杖による忠誠心」を得てないと、持ち主は弱い魔力しか発揮できません。忠誠心の持ち主が敗北(死や武装解除)すると、杖の忠誠心は勝者に移ります。ただし「杖の持ち主=杖の忠誠心の持ち主」とは限りません

本作では既にニワトコの杖の忠誠心はハリーにありそこに至るまでは、グレゴロビッチ⇒ゲラート・グリンデルバルド⇒ダンブルドア⇒ドラコ・マルフォイ⇒ハリー・ポッターの順で移っていきました。スネイプやヴォルデモートがない理由を以下で考察します。

ニワトコの杖は長い間、血によって継承されたが行方不明となり、ブルガリアの杖職人グレゴロビッチから闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドが盗み出して世間に知れます。1945年、アルバス・ダンブルドアが決闘で勝利して忠誠心を得て杖を隠します。

6作目『ハリーポッターと謎のプリンス』ラストで、天文台でダンブルドアに命令されたスネイプが苦悩の中、ダンブルドアに死の呪い「アバダ・ケダブラ」を放ったので、ニワトコの杖の忠誠心はスネイプに移ったように思えます。

しかし、その前にドラコ・マルフォイが武装解除でダンブルドアの「ニワトコではない杖」を落として拾っています。この状況でも「ニワトコの杖の忠誠心」はドラコに移っていますが、ドラコはそれに気づくはずもなく、杖はダンブルドアと共に埋葬されます。

そして前作『ハリーポッターと死の秘宝 PART1』でドラコから杖を奪ったハリー・ポッターが「ニワトコの杖の忠誠心」も勝ち得たことになっています。本作の序盤で杖職人オリバンダーも「ドラコの杖の忠誠心はハリーに移った」と発言してます。

ヴォルデモートの死の呪いでハリーが死ななかった理由とは?

ハリーが死ななかった理由は、ハリーの中の分霊箱「ヴォルデモートの魂」が犠牲になったからです。しかしヴォルデモートが死の呪文に使った「ニワトコの杖」が、本来の持ち主(忠誠心の対象)であるハリーを殺せなかったという解釈もできそうです。

ナギニがスネイプ殺すとヴォルデモートは杖の忠誠心得られるのか?

スネイプから「ニワトコの杖の忠誠心」を得ようとする(実際はスネイプではなくドラコに移ってた)時も、スネイプを瀕死にした後は大蛇のナギニにとどめをまかせます

それでは杖の忠誠心はナギニに移らないか心配ですが、分霊箱ナギニはヴォルデモートの魂なので同一体ということで問題ないのでしょう。そもそもスネイプとハリーが話す必要があるため、即死にはできないという制作陣の都合も見えてきますが。

ヴォルデモートのツメの甘さはまだあり、ハリーに死の呪いを放ち手下のナルシッサ・マルフォイが「ハリーの死」を確認しただけで満足して去ります。しかし実際は、ナルシッサは息子ドラコを生かしてもらった恩で「ハリーの生」を知りながら見逃しています。

ネビルが持ったグリフィンドールの剣はどこから?

グリフィンドールの剣はゴブリンのグリップフックが裏切って持ち去りましたが、ヴォルデモートに銀行を襲撃された時、剣は消えました。そして「勇敢な真のグリフィンドール生徒」と認められたネビルだからこそ、組み分け帽子から取り出せたのでしょう。

魔力が弱くていじめられてたネビル・ロングボトムですが、最終話のホグワーツの戦いでは、橋を爆破したり、ヴォルデモートに降参すると見せかけて宣戦布告したり、グリフィンドールの剣で大蛇ナギニを切り倒して分霊箱を破壊したりとみどころだらけです。

19年後のハリーらの息子や娘の命名の由来とは?

19年後、ハリー・ポッターとロンの妹ジニー・ウィーズリー(旧姓)との間には3人の子どもがいます。長男ジェームズ・シリウス・ポッターは、ハリーの父ジェームズと、その親友でありハリーの名付け親でもあるシリウス・ブラックから命名しています。

次男アルバス・セブルス・ポッターは、アルバス・ダンブルドア校長と、セブルス・スネイプ先生から命名しています。長女リリー・ルーナ・ポッターは、ハリーの母リリーと、ジニーの親友ルーナ・ラブグッドから命名しています。

ジニーの親友とはいえルーナから命名してる理由は謎です。普通ならジニーの母モリーから命名するのではと思います。親友のロン・ウィーズリーとハーマイオニー・グレンジャー(旧姓)も結婚して、長女ローズと、長男ヒューゴがいます。

ちなみに不思議ちゃんルーナは、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の主人公ニュート・スキャマンダーの孫ロルフ・スキャマンダーと結婚して、ローカン、ライサンダーの双子男子を育ててます。

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』おすすめ11ポイント
  • 人気ファンタジーシリーズ完結編
  • 3人の主要キャラの安定感
  • 積み残した伏線を全て回収
  • 残る3つの分霊箱ともう1つの謎
  • ホグワーツvsヴォルデモート軍団
  • スネイプの愛の深さに感動
  • 成長したネビルが世界を救う
  • ハリーvs闇の帝王の最後の戦い
  • ニワトコの杖の秘密と最後
  • 明るい未来の光景
  • 子どもや家族と一緒に楽しめる
『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』少し残念9ポイント
  • 個々人のバトル描写がつまらない
  • 銀行のセキュリティが甘すぎる
  • 銀行のゴブリンたちがかわいそう
  • 蘇りの石が意味なさすぎる
  • ハリーらはスネイプを助けられた
  • スネイプの死があっさりすぎ
  • ヴォルデモートのツメが甘すぎる
  • ヴォルデモートの死が簡単すぎる
  • ニワトコの杖の所有権問題が難解

続編や前作は、ハリポタ/ファンタビ・シリーズの順番一覧で確認できますよ。

『ハリーポッターと死の秘宝 PART2(ハリポタ8)』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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ゆめぴょん(管理人/執筆/映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
世界一周135国/世界遺産595訪問後、映画にハマり。家視聴含め3年半で1800本。新作は2017年192本、2018年98本
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