ピクシーンPick Scene映画評価ランキング/興行収入/ネタバレあらすじ感想 by世界一周人

ネタバレ感想『パシフィックリム』巨大ロボvs怪獣の実写バトルと日本愛萌え/あらすじ評価

パシフィック・リム
  • 平均評価 ★★★★★74/100
  • 私の評価 ★★★★★77
  • 日本興行収入 15.5億円
  • 世界興行収入 4.1億US$
  • 日本公開 2013.8.9
  • 上映時間 131分 予告

『パシフィックリム』あらすじ(ネタバレなし)

太平洋の深海から突如現れたカイジュウを倒すため、人類は巨大ロボット兵器イェーガーを開発して立ち向かう。ローリーは搭乗するジプシー・デンジャーが、怪獣「ナイフヘッド」に破壊され兄を失う。数年後、引退したローリーは、ペントコスト司令官から人類の存亡をかけた計画に誘われるのだが...(ネタバレあらすじ↓)

パシフィック・リムの予告動画

映画『パシフィックリム』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
原題/英題
Pacific Rim
製作国
アメリカ(2013.7.11公開)
映倫区分
日本: G、USA: PG-13
製作費
約US$ 190,000,000(約209億円)
配給/製作
(C)Warner Bros. Pictures、Legendary Pictures
参考
 Wikipedia⇒ 興行収入⇒
映画監督
ギレルモ・デル・トロ
キャスト/出演者
チャーリー・ハナム、イドリス・エルバ、菊地凛子、チャーリー・デイ、ロブ・カジンスキー
レビューサイト平均評価 ★★★★★74/100換算

『パシフィック・リム』ネタバレあらすじや結末

この先はネタバレありのあらすじです。

2013年8月、太平洋沖の深海に異世界とつながる裂け目が生じ、怪獣(Kaiju)「アックスヘッド」が現れサンフランシスコを襲撃し甚大な被害をもたらすが、アメリカ陸海空軍により倒されます。その後もマニラ、メキシコなど次々に怪獣が出現し、人類は巨人ロボット兵器イェーガーを建造し一時は優位に立ちます

2020年2月、アメリカのアラスカのアンカレッジ沖に出現した怪獣「ナイフヘッド」を倒すため、ローリー・ベケット(チャーリー・ハナム)は兄ヤンシー(ディエゴ・クラテンホフ)とイェーガー「ジプシー・デンジャー」で出撃するが、学習し進化した怪獣によりヤンシーは戦死してイェーガーも破壊されます。

その後も世界中でイェーガーは破壊され、政府首脳陣は環太平洋防衛軍 (PPDC)司令官スタッカー・ペントコスト(イドリス・エルバ)に、イェーガー計画を中断し巨大防護壁「命の壁計画」に専念することを告げます。しかしオーストラリアのシドニーで怪獣「ムタヴォア(ブレードヘッド)」に壁は破壊されます。

その怪獣を、チャック・ハンセン(ロバート・カジンスキー)とハーク(マックス・マーティーニ)の親子が、イェーガー「ストライカー・エウレカ」で倒し、チャック「イェーガー計画の中止は、使えないパイロットがいるせい」とTVでうったえます。一方、兄を失ったローリーは命の壁建造の現場で働いています。

2024年、ローリーはペントコスト司令官に太平洋の裂け目から異世界を破壊する作戦に誘われ、香港基地(シャッタードーム)へ行き、修復されたイェーガー「ジプシー・デンジャー」やパイロット選定担当の森マコ(菊地凛子)に出会います。PPDCは今はレジスタンスとなり、イェーガーは4体のみです。

イェーガーは人間への負担が大きいので、右脳と左脳をわけて同調率の高い2人でドリフト(脳や記憶を共有)して操縦します。生物学者ニュートン・ガイズラー(チャーリー・デイ)は怪獣の脳へのドリフトで弱点を探ろうと提案するが、耐えきれないと却下されます。その友人の科学者ハーマン・ゴットリーブ(バーン・ゴーマン)は怪獣の出現頻度が上がり、2体以上同時に出現すると警告します。

訓練中にマコの実力と自分の同調率の高さを知ったローリーは、ペントコストにマコと組むことを進言し、操縦テストを認められます。しかしテスト中に、幼少時代のマコ(芦田愛菜)が怪獣に襲われた記憶が呼び覚まされ、危うく基地内でプラズマキャノンを発泡する大事故を引き起こしそうになり降ろされます

ニュートンは怪獣の脳とドラフトして、今までの怪獣は命令で動くクローンにすぎず、その種族はあらゆる世界の資源を使い尽くしては次の世界へ行くと語ります。彼らは恐竜時代にも地球へ来てて、オゾン層が破壊され空気や水が汚染された好みの環境になったので再び来訪し、害虫である人間を駆除するそうです。

チャックはマコをパイロットからはずすよう進言し、ローリーと格闘してなぐりあいます。ペントコストは幼いマコを怪獣から救い、娘のように思ってるため危険なパイロット任務からはずします。2025年1月、香港に過去最大のカテゴリー4のカイジュウ「オオタチ」「レザーバック」が出現します。

ロシアのサーシャ・カイダノフスキー(ロバート・マイエ)とその妻アレクシス(ヘザー・ドークセン)が、旧型だが重装甲と強力パワーのイェーガー「チェルノ・アルファ」に乗り、中国のタン3兄弟(チャン、ジン、フー)が、3人乗りで6本腕のイェーガー「クリムゾン・タイフーン(暴風赤紅)」で出撃します。

しかし2体は破壊され、待機してたストライカー・エウレカはペントコストの命令を無視して出撃し、胸部のエアミサイルを発射しようとするが、怪獣レザーバックの電磁衝撃波で基地も含めた電子機器を全て停止させられます。ローリーとマコは、アナログ式で原子力のジプシー・デンジャーに搭乗して出撃します。

『パシフィックリム』ネタバレ結末と最後/ラスト

2人の息はぴったりで、ロケットパンチ、プラズマキャノン、チェーンソード等を駆使して2体を倒し、基地内でも実力を認められます。一方、科学者ニュートンは、闇商人ハンニバル・チャウ(ロン・パールマン)の所へ怪獣の第2の脳を買い付けに行きます。ハンニバルは怪獣オオタチから生まれた妖獣に喰われます。

カテゴリー4の怪獣「ライジュウ」「スカナー」が出現すると、負傷したハークの代わりに、過去にイェーガーで被爆したペントコストがチャックとペアで「ストライカー・エウレカ」で出撃し、ローリーとマコの「ジプシー・デンジャー」との2体で戦うが、カテゴリー5の怪獣「スラターン」も出現し苦戦します。

ジプシー・デンジャーは右腕と右脚を破壊されるが、チェーンソードでライジュウを倒します。ストライカー・エウレカは残り2体の怪獣を引きつけて核爆弾で自爆します。科学者ニュートンとハーマンは怪獣へのドリフトで、深海の割れ目から異世界へはカイジュウと一緒でなければ行けないとわかり忠告します。

ローリーとマコはまだ生きてたスラターンを抱きしめて割れ目へ落下し、怪獣を操る異種族「プリカーサー」の世界に到達します。ローリーはマコを脱出させ、ジプシー・デンジャーの原子炉を手動で起爆して自分も脱出します。異世界とゲートは破壊され、マコとローリーは生還します。ハンニバルも生きてました。

ネタバレ感想『パシフィックリム』考察・評価・レビュー

この先はネタバレありの感想です。パシフィック・リム

★★★★★ 77点/100(60が平均)

日本の漫画・アニメ・怪獣映画のオタクとして知られるギレルモ・デル・トロ監督が、満を持して180億円もの製作費をかけたオリジナルの巨大ロボットvs怪獣のSFバトル映画です。至る所に日本サブカルチャーへのリスペクトや愛が感じられます。日本では製作費と技術面で制作不可なので、監督には感謝したいです。

私のひとこと感想や評価は「ロボットと巨大怪獣とのバトルというだけで、その分野が好きな人は興奮できると思います。巨大ロボや怪獣やノリ良い音楽や効果音やロケットパンチや操縦法など、随所に『わかってるな!』という部分があり感動します。それだけにストーリー展開と結末シーンが物足りなくて残念です」

みどころの巨大ロボットvs怪獣のシーンはもっと見たかったけど、人間ドラマが更に薄くなるし、予算の関係もあるだろうから厳しかったんでしょうね。個人的には、怪獣とのドラフトや闇商人の場面はもっとカットできたと思います。ハンニバルが幼獣に飲み込まれて、エンドクレジット中に復活するのは好みです。

日本のサブカルチャーオタクのギレルモ・デル・トロ監督にこたえるように、吹替版の声優も豪華です。番宣用の俳優女優を使ってないのは好印象です。ヱヴァンゲリヲンの綾波レイの林原めぐみ、ガンダムのアムロ・レイの古谷徹と、シャアの池田秀一、実力派の杉田智和と玄田哲章と三ツ矢雄二など、夢の共演です。

何体も現れる怪獣の造形は似てて特徴をとらえにくいのですが、英語でも「カイジュウ(KAIJU)」と発声されるのは日本人としてはうれしいです。好演の菊地凛子が演じる森マコは、ツンデレでとまでは言わないけど、最初はもっとローリーと反発してほしかったと思うのは日本人だけでしょうね。

マコの幼少期の芦田愛菜は、あの年齢でしか出来ない「泣き芸」を披露してくれます。ただ少し長すぎると感じます。主人公ローリーを演じたチャーリー・ハナムはクセない演技で印象は薄めで、ペントコストを演じたイドリス・エルバの方が目立ってます。ロシアや中国人は即退場でしたがイェーガーは特徴的です。

環太平洋でカイジュウなのに東京場面が短いのは残念です。「萌え」看板は日本愛でしょうか。ロボットの操縦方法が「2人の体のとおり動き、必殺技は発声する」というつっこみどころ満載なのですが、ロボットファンだけはニヤけてしまうかもしれません。適性試験が棍棒カンフーなのもつっこみたくなりますが。

怪獣を操るプリカーサーが「人類を駆除する」ために、弱い怪獣から段階的に強くするのは、なるべく征服コストを抑えたいからだと考えることにします。しかし怪獣を送り込んだ後にゲートを開けっ放しだったり、ゲートそばで原子炉を爆発させるだけで問題解決となる結末には、さすがにご都合主義を感じます。

ただ、2018年春には続編『パシフィック・リム アップライジング』が予定されてるので、プリカーサーや怪獣を全滅させることはできなかった可能性もありそうです。バトルや世界観などが重視されて細部は少し粗いけど、巨大ロボットと怪獣の実写戦闘がリアルに観れる映画は少ないので、多くの人におすすめです!

パシフィックリムのシリーズ順番や映画ランキング

新作おすすめ映画のネタバレあらすじや評価もチェック!

最近更新の映画ランキングやネタバレ感想

ゆめぴょん(管理人・執筆・映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
世界一周で世界遺産595訪問後、映画に再ハマり。家視含め3年で1500本。新作映画は、2017年 181本、2018年 42本
今話題の映画やランキング