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ネタバレ感想『人魚姫』種族超えた理解と愛と環境破壊の功罪/評価あらすじ

人魚姫

『人魚姫』あらすじ(ネタバレなし)

中国映画。青年実業家リウは、貧乏から会社を成功させた、強気でやり手のCEO。金の亡者だが、むなしさも感じている。リウは海のリゾート開発を計画するが、そこに住む人魚たちは腹をたてて、リウ暗殺のためシャンシャンを送り込む。しかし2人の間に恋愛感情が芽生えはじめて...(ネタバレあらすじ↓)

人魚姫の予告動画

映画『人魚姫』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
原題/英題
The Mermaid(美人魚/Mei ren yu)
映倫区分
設定なし、USA: R
製作費
約US$ 60,720,000(約67億円)
配給/製作
(C)ツイン 、Beijing Enlight Pictures、China Film Group Corporation、China Film Group、Edko Films、The Star Overseas、Hehe (Shanghai) Pictures Co.,Ltd、Beijing Enlight Pictures、Shanghai New Culture Media Group Co.,Ltd、Alibaba Pictures Group Limited、Shanghai Tianshi Media Co.,Ltd
参考
 Wikipedia⇒ 興行収入⇒
映画監督
チャウ・シンチー/周星馳
キャスト/出演者
リン・ユン、ダン・チャオ、ショウ・ルオ、キティ・チャン
レビューサイト平均評価 ★★★★★71/100換算

ネタバレあらすじや感想『人魚姫』考察・評価・レビュー

この先はネタバレありのあらすじや感想・考察です。他のネタバレ作品はネタバレ考察映画一覧で探してみてください。人魚姫

★★★★★ 72点/100(60が平均)

『人魚姫(2016)(原題: 美人魚)』ネタバレ感想の総評

金儲け主義の青年実業家リウが海洋開発することにより、生息地を追われた人魚たちが、リウを暗殺するために若き美人魚シャンシャンを送り込みハニートラップを仕掛けるという、コメディ・ロマンス・ファンタジーな中国映画です。環境破壊や種族を超える愛が大きなテーマです。

前半はやや強引なドタバタ・コメディで笑えたり、あきれたりできますが、終盤は人間が人魚族を傷つけて捕獲する残酷な展開になります。日本ではわかりませんが、アメリカではR指定にされているくらい残酷シーンもあるので、子どもや家族と一緒に見るには適さないと思います。

荒い部分は多い映画ですが、訴えたいメッセージがストレートに語られるので、わかりやすくて好みです。上映館が極端に少なかったのが残念ですが、DVD/Blu-ray化もしたので、できるだけ多くの人に観てほしい作品です。

『人魚姫』おすすめ7ポイント

  • 前半のコメディは笑える
  • 後半は愛と残酷の連続
  • 人魚リン・ユンがかわいすぎる
  • テンポやアクションが良い
  • 環境破壊への警告
  • 種族を超えるラブストーリー
  • 映像センスも良い

『人魚姫』少し残念4ポイント

  • 強引なギャグが多い
  • 笑いで本筋を見失ってしまう
  • 映像技術に未熟さが見える
  • 終盤の残酷描写が生々しい

『人魚姫/美人魚』ネタバレ感想や印象的シーン

最初に美人魚のシャンシャンがプールで出てきた時には、きたない格好だったしギャグキャラかと思ってしまい、ある意味で印象的でした。その後で人魚族の難破船に戻る時のアクションは、コメディ要素もあり素晴らしいです。

人魚族は普通の魚だけでなく、タコ人間までいます。少し映像技術が微妙な部分もありますが、それほど違和感は感じません。タコ兄はどさくさでシャンシャンのファーストキスを奪ったり、足を焼かれたり、すりつぶされたりと、お笑い要員です。

前半は特にコメディ要素満載で笑えるシーンも多いけど、中国映画というかチャウ・シンチー監督独特の強引すぎるお笑い要素はもっと少ない方が見やすかったかなと思いました。例えば、タコの足ネタは1回でいいですね。

シャンシャンがリウの部下に、靴を脱がされそうになる場面はドキドキしました。その後の、毒水がバレそうになるシーンもですが、最後はうやむやになります。シャンシャンがリウを暗殺しようとして、ウニが刺さったりするギャグや、ルオランの前での部下の前転はやりすぎ感あります。

リウとシャンシャンが一緒に丸焼きチキンを食べに行き、遊園地で遊ぶシーンはほっこりです。丸焼きチキンは本当に美味しそうで、コストコへ買いに行きたくなりました。このへんのシャンシャンは本当にかわいいです。オーディションを勝ち抜いた新人女優リン・ユンは今後も楽しみです。

リウは子ども時代貧しかったようで、父親が持ってきたチキンの足を思い出したりと少しづつ変化、成長していきます。それを眺めてる部下たちの動揺ぶりも、目立たないけど、何気に面白いです。

シャンシャンも、しだいにリウの本性の優しさにふれるにつれ、恋していきます。せっかく小屋まで連れてきたのに、タコ兄たちが張ってる部屋にはいれず、帰してしまいます。リウも最初は打算的なルオランへのあてつけだったけど、本気で好きになっていきます

そしてリウはシャンシャンの小屋を訪ねてきますが、人魚族の姿を見てしまい囚われの身となります。タコ兄は殺そうとしますが、シャンシャンはタコ兄の足をナイフで切って助けてしまい、リウへの愛が決定的に明らかになります。

おばちゃん人魚は『ワンピース』を思い出しましたが、棒読みみたいな話し方がよけいにコメディ調を助長しています。コメディと言えば、リウが警察に行って人魚族のことを話す、警察署コントはもっと短くてもいいです。

リウがシャンシャンの名言「すんだ水やきれいな空気がなければ、大金を持ってても無意味だ」という言葉の意味をかみしめて、自分のしてきたことを悔いて改めようとする展開は、この映画のターニングポイントだと思います。自らソナーを浴びる場面も好感度アップです。

『人魚姫』ネタバレ結末/ラストシーン

やがてルオランらは、人魚族を捕らえるために難破船に武器を持って乗り込んでいきます。ここからの大量殺戮シーンは本当に残酷ですが、人間が食料の「魚」を捕らえる行為と同じですので、考えさせられます

人間語を話せる生物を、こんな風に鎌などで刺せるのかは疑問です。『ファインディング・ドリー』の忍者タコのように、タコ兄のチート技を期待したけど、シャンシャンを逃がすので精一杯でしたね。

人魚族で唯一、人間に攻撃して一矢報いたのは、おばあさん人魚?だけです。何の人魚だったんでしょうか?くじら?津波を起こして、人間らをあっという間に壊滅させます。最初からそうしなかったのは、心が優しいためなのでしょうね。

おばあちゃん人魚は、シャンシャンとリウの恋についても「愛は種族も法も国境すらも超えることができる」という名言で応援してくれます。

リウの指示で海中ソナーが切られていたため、人魚族は逃げることができますが、シャンシャンはモリで射抜かれて、ルオランにもヘリでしつこく追われます。最後はぼろぼろになって海岸に打上げられてしまいます。

しかしそこに現れたのが、ジェットスーツで飛来してきたリウです。かっこよくて印象的な登場シーンですが、もっと早く来てほしかったです。ルオランは2人に嫉妬して、銃器を撃ってきます。リウにも貫通しますが、最後の力でシャンシャンを海に逃がしてくれるシーンが感動的です。

結末としては、ルオランは警察に捕まり、シャンシャンとリウは奇跡的に?生きていて、一緒に海を回遊したりして楽しく暮らします。リウは改心して環境保護をすすめてるようです。

この映画はこの時期に中国で作られたことに意義があると思います。速い勢いで経済発展する中で、環境破壊も進んでいますが、この映画では警告しています。また、中国は多民族国家なので、異人種間の恋愛を肯定する意味もある気がします。

力技のコメディには笑える人とそうでない人がいるかもしれませんが、環境保護や種族を超えた愛などには共感できると思います。中国映画だと敬遠せずに、ぜひ1度は観ることをおすすめしたいです!

続編や前作は、ネタバレ映画一覧で確認できますよ。

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ゆめぴょん(管理人/執筆/映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
世界一周135国/世界遺産595訪問後、映画にハマり、家見含め3年半で1800本。新作は2017年193本、2018年108本
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