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ネタバレ『ソングオブザシー 海のうた』あらすじ感想や評価まとめ/アイルランドのやさしい冒険神話

  • SF/ファンタジー
  • アドベンチャー
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ソング・オブ・ザ・シー 海のうた
  • 平均評価 ★★★★★78/100
  • 世界興行収入 0.0億US$
  • 日本公開 2016.8.20
  • 上映時間 93分 予告

『ソングオブザシー 海のうた』あらすじ(ネタバレなし)

アカデミー賞ノミネート作。アイルランド神話がベース。小さな島の灯台の家で、少年ベンは妊娠した母親から「あなたは世界一のお兄ちゃんになる」と言われ、妖精セルキーや巨人マクリルの物語や歌などを教わった。ある朝、目を覚ますと母の姿はなく妹シアーシャがいたためいじわるしてしまう。6年後、シアーシャは海へ入っていき...(ネタバレあらすじ↓)

ソング・オブ・ザ・シー 海のうたの予告動画

映画『ソングオブザシー 海のうた』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
原題/英題
Song of the Sea
製作国
アイルランド・ルクセンブルク・ベルギー・フランス・デンマーク(2014.12.10公開)
映倫区分
日本: G、USA: PG
映画監督
トム・ムーア
キャスト/出演者
デビッド・ロウル、ブレンダン・グリーソン、フィオヌラ・フラナガン、リサ・ハニガン、ルーシー・オコンネル
製作費
配給/製作
(C)チャイルド・フィルム、ミラクルヴォイス、カートゥーン・サルーン
レビューサイト平均評価 ★★★★★78/100換算

この先はネタバレのあらすじや感想なので注意です。

ネタバレあらすじや感想『ソングオブザシー 海のうた』考察・評価・レビュー

★★★★★ 58点/100(60が平均)

『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』は、アイルランド神話をベースにして、主人公ベンが妹シアーシャと一緒に冒険したり、フクロウの魔女と戦ったりしながら、母親の真実にせまっていく、ファンタジー・アニメ映画です。

この映画のおすすめ、6つのポイント

  • アイルランドのやさしい伝承
  • 絵やキャラがかわいい
  • ファンタジー要素も満載
  • 兄妹の冒険物語
  • 兄妹や親子愛であふれている
  • 子どもや家族と一緒に楽しめる

少し残念?つっこみどころ、4つのポイント

  • 淡々と進み印象に残らない
  • セリフが少ない
  • 唐突な展開がわかりにくい
  • 停滞して退屈なシーンがある

『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』ネタバレ感想の総括

アカデミー賞の長編アニメーション部門ノミネートということですが、日本での上映館数はかなり少なめでした。ジブリを筆頭に成熟した日本アニメや、ディテールにこだわりストーリー的にも文句をつけがたいディズニーアニメと比べてしまうと、苦戦ぶりもうなづけます。

絵はシンプルで物足りなさを感じるし、ストーリーは淡々と進みすぎて、見終わった後にあまり記憶に残ってません。しかし見てる時には、かわいいキャラに好感を持てるし、物語の展開も次を見たくなる要素はあるため、見て良かったなとは思います。

勧善懲悪的に敵ボスを倒したり、困難なミッションクリアを目指す物語ではないので、そういうのを期待して観た大人は退屈に感じるかもしれませんが、絵本を読む感じで観れば、子どもも含めて楽しめる映画だと感じました。

『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』ネタバレ感想や印象的シーン

最初のシーンから、幼いベンが母親を大好きなことは伝わってきます。その母親が、巨人マクリルとフクロウ魔女マカの話や、アザラシの妖精セルキーの話などをしてくれるので、後半の物語に関わってくる気はしましたが、断片的すぎて頭に入りにくかったです。

ある日、母親は妹シアーシャを産み残して、どこかへ行ってしまいます。なぜこのタイミングでいなくなったのかが、よくわからなかったのですが、こういう展開はありがちなので、この謎が終盤に明かされるのだと期待しました。しかし明かされなかったですね?

母がいなくなった理由は、妹シアーシャの責任だと考え、いじわるになるベンの気持ちはよくわかります。6年たっても、シアーシャは口をきけず、父コナーも傷心ムードで、ベンもあいかわらず妹には冷たい状態です。

シアーシャの誕生日は、母親の命日にあたりますが、おばあちゃんが街からやってきて、シアーシャのお祝いをしてくれました。その夜、シアーシャはベンが母にもらった貝を吹くと光に導かれて、父が隠してた白いコートを見つけます。

それはセルキーのコートなので、着ると海に入ってアザラシになれるようですが、なぜそんなコートが家にあったのか説明がほしかったです。セルキーの母が使ってたのか、編んだのでしょうけど、施錠してたとはいえ無造作に置きすぎだと感じました。

シアーシャはそれを着て、あざらしたちと海中を泳ぎます。あざらしはこの映画で一番かわいくて好きです。コートを着てるとは言え、海中で息できるのは、シアーシャもセルキーなのだということがわかります。そんな娘を見て父コナーはコートを海に捨ててしまいます。

ベンとシアーシャは、おばあちゃんの家へ連れて行かれます。その道順を絵に描いたベンはナイスです。ちょうどハロウィン中なので、子どもたちの仮装姿がかわいいです。ベンとシアーシャは、愛犬クーや父のいる島へ戻ろうとしますが、現実的には無理ですよね。

この映画をわかりにくくしてるのが、あちこち違う場面が何度も出てくる点です。その一箇所から、妖精ディー・ナ・シーの3人が出てきて、フクロウ魔女に石にされた仲間たちを、シアーシャの歌で救ってほしいと頼んできます。しかし4羽のフクロウが飛んできて、3人を石化します。

なんとかその場は逃げ切った、ベンとシアーシャはどうやってきたのか、愛犬クーと合流します。クーがただの犬だとすると海は超えられないので、信じがたいご都合主義です。避難した教会?で地下に落ちますが、そこには語り部妖精シャナキーがいます。

シャナキーは人々の髪の毛から物語を読めますが、すぐに忘れてしまうようです。シアーシャが歌うためにはコートが必要だと言って、ベンを出口へ送り出します。ベンはそこで、母ブロナーが海へ帰りシアーシャが生まれる様子を見ます。そして木から外に出ますが、それはまるで出産を表しているようです。

シャナキーの案内どおり、目の前にはフクロウ魔女マカの家があり、シアーシャや愛犬クーもとらわれていますが、あまりにも唐突すぎてストーリーは破綻してるように感じました。教会の穴から落ちたシアーシャはマカに連れ去られ、ベンは語り部シャナキーの元へ行ったのは偶然なのでしょうか

フクロウの魔女マカは、完全な悪ではなく、悪い感情部分を乗っ取られそうになってる感じです。息子の巨人マクリルや妖精が悲しむ姿を見るのに耐えられなくなって、石化して悲しむ苦しさから開放してあげたようです。そして自分自身も石になりそうです。

『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』結末/ラストシーン

ベンの歌や母の形見の貝を吹くことにより、マカも正気を取り戻して、マクリルのペット?の風で、ベンとシアーシャを生まれ育った島へ送り届けます。父からコートは海に捨てたと聞いたベンは、勇気を出して潜って、あざらしに助けられながらコートを手に入れます。

そしてコートをシアーシャに着せて、ベンが母から聞いていた歌を妹にも歌わせると、その具合は良くなり、石化した妖精たちは開放され、巨人マクリルは母マカと共に幸せそうに去っていきました。そして母が海から現れて、3人と最後の別れをします。

結局、セルキーの役割や、母がなぜ人間界にいられないのかなど、多くの謎を残したまま終わります。妖精や巨人の区別もあいまいです。この世で生きていると、悲しみや別れは必ずあるけど、それには耐えなければならない、というのがテーマだと感じましたが、セルキーの歌は万能すぎです。

神話ベースなので論理性がないのが少し気になりますが、キャラも音楽もストーリーもとてもかわいくて優しい映画なので、絵本を見るように家族や子どもと一緒に見るには、ぜひおすすめしたいです!

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