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映画『インディジョーンズ レイダース 失われたアーク(聖櫃)』評価は?ネタバレ感想考察/インディジョーンズ1弾!ナチスとモーセ箱

映画インディジョーンズ レイダース 失われたアーク(聖櫃)

『インディジョーンズ レイダース 失われたアーク(聖櫃)』あらすじ概要

インディジョーンズシリーズ1作目。考古学者で冒険家のインディ・ジョーンズは、ナチスドイツが手に入れようとする、旧約聖書のモーセの十戒の石版を納める契約の箱「アーク(聖櫃)」を探すため、師の娘マリオン..(ネタバレ感想考察↓)

映画名/邦題 インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク(聖櫃)
平均評価★★★★★79私の評価↓は含まず)
原題/英題Raiders of the Lost Ark
日本公開日 1981/12/5 [予告↓]上映時間 115分
映倫区分日本 PGUSA PG
製作国アメリカ
映画監督スティーブン・スピルバーグ
キャスト
出演者
ハリソン・フォード、カレン・アレン、デンホルム・エリオット、ジョン・リス=デイビス、ポール・フリーマン
配給/製作/画像©パラマウント映画/CIC/Lucasfilm Limited
シリーズ/関連インディジョーンズシリーズ
日本興行収入公表後すぐ更新(興行収入ランキング
日本配給収入13.8億円
世界興行収入3.8億USドル [出典]
製作費0.2億USドル

『インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク(聖櫃)』予告動画

ネタバレ感想『インディジョーンズ レイダース 失われたアーク(聖櫃)』解説や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、インディジョーンズシリーズ一覧もご参考に。

私の評価 ★★★★★60/100(60が平均)[レビューサイト評価↑]

『インディ・ジョーンズ1 レイダース 失われたアーク(聖櫃)』ネタバレ感想や考察

インディジョーンズシリーズ1作目ですが、本作のヒットがなければその後は作られなかったでしょう。ハリソン・フォードもこの時点では『スターウォーズ』のハン・ソロとして知られたのみなので結果的には出世作です。スティーヴン・スピルバーグ監督とジョージ・ルーカスの夢のタッグでもあります。

テレビの地上波でも何度も放送されてて、気軽に家族などと一緒に観るには楽しめるし、当時の劇場映画としても最高のエンターテイメントだっただろうと思います。ただ、VFXなど映像技術が進化した現代の映画を見慣れてると、本作は少し古くささを感じるし、ストーリー進行も強引な点が多いのが気になります。

宝探しアドベンチャーでコメディ要素も満載で、インディとマリオンの恋展開もあり、ナチスドイツやヒトラーの歴史ネタや、モーセの十戒の石版を納めるアーク(聖櫃)の考古学的な興味やその正体を知りたくするミステリー要素など、エンターテイメント映画の全取りにちかいので視聴後は満足できます。

マリオンは付いてくる割にはあまり役に立たず、むしろ何度も捕まったりするだけの足をひっぱるキャラになってますが、これは当時の女性差別を少し反映してるように感じます。最近の映画では男性の方が足手まといになる例も多いのですが。インディが冒険家なのに用心甘いし、準備もしてないのは気になります。

それまで場所さえわからなかったタニス遺跡をベロックがあっさり見つけてたり、ラーの杖飾りで簡単にアークの埋まる場所が分かったり、アークの中身の正体が謎すぎたりと大きなつっこみどころは多いけど、それらの論理的な説明がないからこそ、多くの視聴者に受け入れられたような気もします。

キャラクター映画としても楽しめる作りで、インディとマリオンとベロックだけでなく、ナチスのトートやディートリッヒ、エジプトの眼帯の猿使いと猿やサラーなどももっと掘り下げられそうだし、飛行場のマッチョを何度もインディにぶつけても面白かった気がします。気軽に楽しめておすすめです!

映画インディ・ジョーンズ レイダース 失われたアーク(聖櫃)

『インディ・ジョーンズ1 レイダース 失われたアーク(聖櫃)』おすすめ6ポイント

  • 人気冒険アクション1作目
  • ハリソンフォードがはまり役
  • 考古学的な興味がわく
  • 絶妙なコメディ具合い
  • アークの中身に驚き
  • 子どもや家族と一緒に楽しめる

『インディ・ジョーンズ1 レイダース 失われたアーク(聖櫃)』少し残念6ポイント

  • 今見るとさすがに古くさい
  • つっこみどころが多い
  • アクションが雑
  • ナチス兵がこわくない
  • ベロック発掘隊の警戒感ゼロ?
  • アークのフタを誰が閉じた?

『インディ・ジョーンズ1 レイダース 失われたアーク(聖櫃)』ネタバレあらすじや解説

1936年、南アメリカの森で、冒険家インディアナ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)は、チャチャポヤン遺跡の太陽光や地面に仕掛けられたトラップをかいくぐり、奥の秘宝「ゴールデンアイドル」を同じくらいの重さの砂袋と取り替えて盗み出します。しかし罠は発動して、仲間にも裏切られ巨石から逃げ切ります。

インディが遺跡を出たところで、ホビット族を従えたライバルのルネ・ベロック(ポール・フリーマン)が待ちかまえててゴールデンアイドルは奪われ、ホビット族に追われて逃げ、プロペラ機の中にも大嫌いなヘビがいて散々です。インディは普段はプリンストン大学で考古学を教える教授です。

陸軍情報部がインディを訪れ、ナチス・ドイツのヒトラーが宗教遺物を収集中で、太古エジプトの滅びた街タニスから失われたアーク(聖櫃)を掘り出そうとしてると話します。アークはエルサレムのソロモン神殿にあったモーセの十戒を納めた契約の箱で、ファラオがタニスの「魂の井戸」に隠したと伝えられます。

魂の井戸へは「ラーの杖の冠」の水晶が導くが、それを持つのはインディの師アブナー・レイヴンウッド教授なので、アーク捜索を依頼されたインディはさっそくネパールへ飛びます。教授は既に亡くなってて、10年前にインディの恋人だったマリオン・レイヴンウッド(カレン・アレン)が酒場を営んでいます。

マリオンは急に去っていったインディをうらんでますが、ナチス・ドイツのアーノルド・エルンスト・トート(ロナルド・レイシー)らに拷問されそうな時に助けてもらい、酒場も全焼したため、父親の遺品「ラーの杖飾り(王冠)」を持ってインディと共にアーク捜索に、エジプトのカイロへ旅立ちます。

インディは友人の発掘王サラー(ジョン・リス=デイヴィス)に会いラーの杖飾りを見せて情報収集します。マリオンと市場を散策中、集団に襲撃され、インディはムチで敵を倒し、刀が自慢の相手は銃1発でしとめますが、マリオンは隠れたカゴが猿に見抜かれ、拉致され爆薬積んだトラックごと爆発してしまいます。

悲しむインディの所にベロックが来て「アークは神と話せる通信機だ」と言って殺そうとしますが、サラーが助けます。サラーはベロックがメダル(ラーの杖飾り)の片面の精巧なコピーを持ってると言います。しかしメダルは裏面も必要だとわかります。潜入した猿の死でインディは毒入り豆で死なずにすみます。

インディはサラーの協力でエジプトの発掘隊にまぎれてタニス遺跡に入り、ラーの杖飾りと太陽光により「魂の井戸」の場所を突きとめます。生きてるマリオンが捕らえられてるのも見つけますが、助け出すと潜入がばれるので放置します。夕暮れから、インディとサラーはアーク発掘を開始して入口を見つけます。

一方、ベロックはマリオンを気に入り一緒に酒を飲んでると、ナイフでおどされます。そこへナチス党員の黒服トートが来てマリオンは再び捕まります。トートはネパールでマリオンを襲撃した時、火事で熱せられたメダル(ラーの杖飾り)をつかんだので、手のひらに片面の紋章だけ刻まれています。

インディが見つけた入口の中は苦手な毒蛇だらけですが、油をかけて焼き払いながら、失われたアークを発掘して地上へ引き上げます。サラーを引き上げた時点で、ベロックとナチス党員に見つかりアークは奪われ、ドレスを着せられたマリオンとインディは閉じこめられますが、像を倒し壁を壊して脱出します。

ナチスの飛行場でアーク(聖櫃)がベルリンへ空輸されると思い、インディとマリオンは輸送機を奪おうとしますが、マッチョなドイツ兵と格闘戦になり苦戦します。マリオンはナチス兵を輸送機の機銃で倒し、インディはマッチョをプロペラで引き裂き、機内に閉じこめられたマリオンを爆発から救い出します。

ベロックは計画変更で、失われたアークをトラックに積み出発します。それをインディは馬で追い、トラックを乗っ取りナチス兵らを倒しながら、カイロでサラーの手引きでガレージに入り、ベロックらをまきます。インディとマリオンはアーク(聖櫃)を貨物船バンツー・ウィンド号に積んでイギリスへ向かいます

『インディ・ジョーンズ1 レイダース 失われたアーク(聖櫃)』ネタバレ結末やラストシーン

しかしナチスの潜水艦Uボートに追いつかれ、ヘルマン・ディートリッヒ(ヴォルフ・カーラー)とベロックらにアークとマリオンは奪われてしまいます。潜水艦がギリシャのクレタ島のナチス秘密基地に到着すると、もぐりこんでたインディは軍服を盗んでまぎれこみます。

ベロックは、ヒトラー総統に見せるアークが本物だと確認したいので儀式を再現すると言うと、ディートリッヒは「ユダヤ式の儀式」に不服だが結局は了承します。アークを儀式の祭壇に運搬中、インディがバズーカを持って現れ、マリオンを解放しないとアークを破壊するとおどすが破壊できずに捕まります

インディとマリオンは柱に縛りつけられて、ユダヤ式の儀式が始まります。ベロックがアーク(聖櫃)のフタを開けると砂だけが出てきて、トートやディートリッヒもあきれますが、すぐに精霊が出てきたように感じ、ナチス兵はアークからの雷撃で全滅します。目を閉じてたインディとマリオンだけは無事です。

アメリカのワシントンに戻ったインディは、陸軍諜報部から「アークは危険なので安全な場所に保管する」と聞きがっかりします。マリオンはインディを誘い、2人は腕組みして酒を飲みに出かけます。アークは政府管理のエリア51の倉庫に、無数の木箱とともに保管されたようです。1度は観ることをおすすめします!

続編前作や関連映画は、インディジョーンズシリーズ一覧もご参考に。

『インディジョーンズ レイダース 失われたアーク(聖櫃)』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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