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ネタバレ感想『エクスマキナ』AI搭載の女性ロボットと話すうちに/評価あらすじ

エクス・マキナ

『エクスマキナ』あらすじ(ネタバレなし)

アカデミー賞受賞作。ケイレブは検索エンジンのIT企業ブルーブックのプログラマーとして働いていて、ある日社長ネイサン宅の滞在権利を得る。そこでは人工知能搭載の女性型ロボットのエヴァのテストをすることになる。エヴァはケイレブの理想の女性で2人は親密になっていき、外の世界に連れ出してほしいと願い始めるのだが...(ネタバレあらすじ↓)

エクス・マキナの予告動画

映画『エクスマキナ』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
原題/英題
Ex Machina
製作国
イギリス(2015.4.24公開)
映倫区分
日本: R15+、USA: R
製作費
約US$ 15,000,000(約17億円)
配給/製作
(C)ユニバーサル映画/パルコ、フィルム4プロダクションズ、DNAフィルムズ
参考
 Wikipedia⇒ 興行収入⇒
映画監督
アレックス・ガーランド
キャスト/出演者
ドーナル・グリーソン、アリシア・ヴィキャンデル、オスカー・アイザック、ソノヤ・ミズノ
レビューサイト平均評価 ★★★★★74/100換算

ネタバレあらすじや感想『エクスマキナ』考察・評価・レビュー

この先はネタバレありのあらすじや感想・考察です。他のネタバレ作品はネタバレ考察映画一覧で探してみてください。エクス・マキナ

★★★★★ 63点/100(60が平均)

『エクス・マキナ』は、AI搭載の女性型アンドロイドのエヴァを、テストするために招かれたケイレブが、彼女に恋していき、やがて一緒に逃げることを考えるという、SFサスペンス映画です。エヴァの造形が他では見かけないくらい新鮮で美しいです。

この映画のおすすめ、6つのポイント

  • AI搭載ロボットと人間の交流
  • チューリングテストの結果
  • 女性ロボットに恋するケイレブ
  • ネイサンのねらいが謎
  • 誰が本当の人間なのか?
  • ラストのエヴァの行動に驚き

少し残念?つっこみどころ、3つのポイント

  • ストーリーに斬新さはない
  • ネイサンの最終目的が不明
  • エヴァは外に出たかっただけ?

『エクス・マキナ』ネタバレ感想の総括

人工知能AIやその搭載アンドロイドに恋する映画は増えています。『エクス・マキナ』もそのジャンルに属しますが、アンドロイドのエヴァの造形が斬新です。しかしストーリーにはそれほど新しさを感じませんでした。

女性型の人工知能に、人間の男性が恋していくという展開も『her 世界でひとつの彼女』と全く同じなので、性別が逆転した形のを見たい気分です。

社長ネイサン(オスカー・アイザック)も世界の情報を収集して独自にAIを作り上げたほどなのに、ケイレブにあっさり裏をかかれた上に、セキュリティが1段階しかない甘い設定だったりと全く天才に見えません。もっと天才にして、それを出し抜くエヴァの知能の高さを見たかったです。

『エクス・マキナ』ネタバレ感想や印象的シーン

IT長者のネイサンが、ヘリでしか行けない山奥で隠遁生活をしながら、こっそりと人工知能ロボットを開発中という設定は、SFとしてもわくわくします。しかしたった1人で開発してた?という設定には無理がありすぎます。

ケイレブ(ドーナル・グリーソン)が頼まれるチューリング・テストは映画『イミテーションゲーム』の主人公アラン・チューリングが提唱したものです。映画『スティーブ・ジョブズ』でも名前が出てきました。

チューリング・テストは、ある人間が他の人間かAIと会話して、それが人間か機械か区別できなければ合格とするものです。現実では、2014年6月のロンドンで「13歳の少年」設定でロシアのスーパーコンピューターが、史上初めての「合格者」となったそうです。

ケイレブはAI搭載のエヴァ(アリシア・ヴィキャンデル)と会話テストを開始します。その容姿はわざとロボットっぽくしてるけど、完全にケイレブの好みの女性です。それもそのはず、ネイサンは検索エンジンで世界中の利用者の好みを収集して知っているのです。

ケイレブが社員の中から選ばれたのも偶然ではなく、あらかじめ趣味や好みの女性などをリサーチした上で、エヴァの造形や性格や話し方をプログラミングしたのでしょう。リアル世界でも、スマホの位置情報や検索内容や購買商品やSNS発言などから、多くの情報を取得可能だと思います。

この研究施設には3人の他に、キョウコという日本人風の女性もいることがわかります。彼女は寿司をにぎれて、身の回りの世話もして、ネイサンの愛人の役割も果たしてるっぽい謎の女性です。英語を話せないので、機密保持には都合が良いって発言に、日本人女性は怒った方がいいですよね。

ケイレブが来てから、この研究所では停電が何度も起こります。そのたびにネイサンは原因を調査中と言いますが、わざと起こしてたのか、それとも最初からエヴァが起こしてたのかが不明です。

しかしエヴァが全停電を起こして、天才ネイサンがそれを見抜けなかったのなら、エヴァの知能は既にネイサンすらも超えてることになり、人類の中でも上位数%以内の知能を持つようになってると思われます。その時点で、あのラストは確定してたのでしょう。

ケイレブは会話するたびに、エヴァに恋愛のような感情を抱いていきます。ケイレブもネイサンに検索エンジンから情報を取得されてることには気づいてるため、エヴァがケイレブを誘惑するのは、ネイサンの計画だと感じます。しかしネイサンには内面の弱さを指摘されてしまいます。

エヴァは停電させてカメラが止まるたびに、ケイレブに「ネイサンを信じるな」とか「一緒に外へ逃げよう」というような、閉じ込められた人間女性と同じような言動をします。

キョウコまでもがケイレブを混乱させる理由は不明ですが、彼女もネイサンに不満を感じてたんでしょうね。それとも前世代のロボットの成れの果てを見てきたので、ネイサンに対しては良い感情を抱いてなかったのかもしれません。

そしてキョウコもロボットだとわかった時、ケイレブも実はロボットなのではないか?、チューリングテストされてたのは実はケイレブの方?という疑問を視聴者の多くは感じたと思います。そういう結末も『シックス・センス』的で面白かったかもしれません。

ケイレブも自分が人間だという確信を持てなくなり、腕を切って流血を確認するシーンは素晴らしいです。視聴者にもケイレブにも、ミスリードさせたことで『エクス・マキナ』はより評価されたと思っています。

そしてそういう風に、ケイレブとネイサンの関係を悪い方向へ導いたのは、そもそもエヴァによるシナリオどおりだった気もします。しかしエヴァの知能があれば、ケイレブの存在がなくても、ネイサンくらいは簡単に出し抜けたことでしょう。

『エクス・マキナ』結末/ラストシーン

ネイサンは酒で酔っ払って、ケイレブに出し抜かれますが、停電時も見れるカメラを設置した割には、ケイレブが仕掛けたプログラミングに気づかないなんて、あり得ないでしょう。セキュリティもカードキーだけですし。そういうご都合主義が雑音になってしまいました。

エヴァの脱出時にはキョウコが体を張って助けますが、その理由を知りたかったです。もしキョウコが、同じロボットのエヴァを自己犠牲もいとわず助けたのなら、合理的に動くロボットは卒業で、まさに人間と同じように考えるAIに発展したことになります。

ラストでエヴァはケイレブを置いてけぼりにしたことから、やはりケイレブに対して恋愛感情はなくて、誘惑はただの演技だったことがわかります。ケイレブにしたら、閉じ込められた上に、好きな女性からフラれてしまい散々です。せめて無事に助けられればいいのですが(苦笑)。

エヴァはヘリの操縦までできて、人間社会に溶け込んでいきますが、その先は苦労しそうですね。『A.I.』のような話を想像してしまいました。

日本では上映館数が少なめだったようですが、観た人の評価は高いです。海外ではアカデミー賞を受賞したりと話題の映画だったので、ぜひ1度は観ることをおすすめしたいです!

続編や前作や関連作は、ネタバレ映画一覧で確認できますよ。

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ゆめぴょん(管理人/執筆/映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
世界一周135国/世界遺産595訪問後、映画にハマり、家見含め3年半で1800本。新作は2017年193本、2018年128本
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