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ネタバレ感想『ザマミー 呪われた砂漠の王女』ダークユニバース1弾はミイラ女と謎組織/あらすじ評価

ザ・マミー 呪われた砂漠の王女
  • 平均評価 ★★★★★57/100
  • 私の評価 ★★★★★64
  • 日本興行収入 15.3億円
  • 世界興行収入 4.0億US$
  • 日本公開 2017.7.28
  • 上映時間 110分 予告

『ザマミー 呪われた砂漠の王女』あらすじ(ネタバレなし)

ダーク・ユニバース1作目。古代エジプトで女王になれなかったアマネット王女は、セト神に魂を売って一族殺害を実行するが、神官に生き埋めにされた。現代のイラク、ニックと対モンスター組織「プロディジウム」のジェニーは、アマネット王女の墓を発見して呼び覚ましてしまうが...(ネタバレあらすじ↓)

ザ・マミー 呪われた砂漠の王女の予告動画

映画『ザマミー 呪われた砂漠の王女』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
DVD/ブルーレイ レンタル開始日,発売日
2017.11.22(販売中
原題/英題
The Mummy
製作国
アメリカ(2017.6.9公開)
映倫区分
日本: G、USA: PG-13
製作費
約US$ 125,000,000(約138億円)
配給/製作
(C)東宝東和、K/Oペーパー・プロダクツ、ショーン・ダニエル・カンパニー
参考
 Wikipedia⇒ 興行収入⇒
映画監督
アレックス・カーツマン
キャスト/出演者
トム・クルーズ、ソフィア・ブテラ、アナベル・ウォーリス、ジェイク・ジョンソン、コートニー・B・バンス
レビューサイト平均評価 ★★★★★57/100換算

ネタバレあらすじや感想『ザマミー 呪われた砂漠の王女』考察・評価・レビュー

この先はネタバレありのあらすじや感想・考察です。ザ・マミー 呪われた砂漠の王女

★★★★★ 64点/100(60が平均)

『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』ネタバレ感想の総評と考察

マーベル・シネマティック・ユニバースの大成功をうけて、様々な映画ユニバース構想がはじまりますが、本作が第1弾となるダーク・ユニバースもついに動き出しました。本作ラストで人でない存在となったトム・クルーズや、ジキル博士のラッセル・クロウは共通出演キャラになりそうな予感です。『X-MEN アポカリプス』と似すぎなのは気になりましたが。

ダーク・ユニバースの今後の予定は、『フランケンシュタインの花嫁』『魔人ドラキュラ』『大アマゾンの半魚人』『オペラ座の怪人』『ノートルダムのせむし男』『透明人間』などのリブートが予定されてるようですが、本作『ザ・マミー』の米国での興行収入や評価が予想より低めなので軌道修正はありそうです。

個人的には前半はモンスター映画として楽しめたのですが、後半はプロディジウムやジキル博士のエピソードが強く主張しすぎて、主役のマミー(ミイラ女)の存在感が薄くなったのが残念です。しかもこのマミーが全く怖くなくて弱く、ホラー映画?としては致命的だと思います。

マーベルMCUを参考にするのはいいけど、いきなり『シビル・ウォー』を目指しても無理(ここまではやってないけど)で、『アイアンマン』のように本筋をきっちり作った上で、プロディジウムやジキルとハイドはエンドロール後のオマケ映像くらいでよかった気がします。

アクションをうりにしてるわけではないかもしれないけど、マミーやアンデッドと人間とのバトルがほとんどなく、プロディジウムにも簡単に捕まってしまったのは拍子抜けです。このシーンまではそこそこ良かったので、2作目のフランケンシュタイン?では本筋をしっかり作り挽回することを期待しています。

『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』おすすめ8ポイント

  • 怪物ホラー風アクション映画
  • ダーク・ユニバース1作目
  • トムクルーズのアクション
  • ソフィアブテラの不気味さ
  • ジキル博士のラッセルクロウ
  • 謎機関プロディジウムの登場
  • ジキルからハイドへの変身
  • トムクルーズ再登場の予感

『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』少し残念8ポイント

  • 時代と場所に混乱しがち
  • マミーが弱くて存在感が薄い
  • ジェニーの必要性を感じない
  • ストーリーに斬新さがない
  • ヴェイルの幽霊は不要かも
  • プロディジウム危機管理が甘い
  • ハイドの暴走シーンが長すぎ
  • アマネットがなかなか刺さない

『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』ネタバレあらすじ感想と考察

西暦1127年のイギリスで、十字軍の騎士たちが棺で埋葬されます。赤い宝石とともに。現代、ロンドンの地下鉄工事で、十字軍の騎士の墓地が発見されます。謎の機関からヘンリー・ジキル博士がやって来て、現場から労働者を引き上げさせます。そして「歴史の遺物がついに…」と古代を回想します。

古代エジプトのアマネット王女は次の皇位継承者だったが、父に息子が生まれたため女王になる夢は破れ、死の神セトに魂をうり、赤い宝石のついたダガーを手に入れます。アマネット王女はそれで父や息子や一族を殺害しますが、捕まって生きたままミイラにされて棺に入れられ、遠方へと運ばれました。

古代メソポタミアのあった現代のイラク。宝の地図を手に入れたニック・モートン(トム・クルーズ)は、友人クリス・ヴェイル軍曹(ジェイク・ジョンソン)を強引に連れて、反乱軍に制圧された場所に行き集中砲火をあびます。空爆に助けられた2人は、崩れた地面からエジプトの墓を見つけます。

ニックが地図を盗んだ女性ジェニー・ハルジー(アナベル・ウォーリス)は考古学者で、この墓の調査のために2人を連れて降ります。空洞内ではエジプト象形文字を発見し、ジェニーは水銀で満たされた高貴な者の「監獄」だと見抜きます。ニックが装置を作動させて棺を外に出すと、砂漠クモがはい出してます。

ヴェイルはクモにかまれます。ニックはアマネット王女(ソフィア・ブテラ)に「選ばれし者」と言われ、キスされる幻影を見ます。ジェニーは軍のヘリに棺を引き上げさせ、イギリスまで運ぶことにします。しかし飛行機内で、クモにかまれ狂乱したヴェイルが人を刺したため、ニックが射殺します。

その直後、カラスの群れが飛行機に体当たりしてきて墜落します。ニックは1つだけのパラシュートでジェニーを脱出させます。ニックが目覚めたのは遺体安置所で、ヴェイルの幽霊を見ます。バーでニックはジェニーに「なぜ生きてるのか?」尋ねられ「アマネットはセトの短剣に十字軍に埋葬された宝石を付けて、それで刺した肉体にセトを憑依させる」つもりだと言われます。

ニックはトイレでヴェイルの幽霊に「2人とも呪われた。おまえはアマネットが選んだ者だ」と言われます。ジェニーは上司のジキル博士に、ニックをロンドンへ連れてこいと命令されます。ニックはミイラに襲われたり、アマネットの棺が墜落した場所の幻想を見て、ジェニーを連れて行きます。

墜落したアマネット王女の棺は計算されたように、ある教会そばに落ち、その干からびたミイラは救助隊員の生気を吸い取って復活し、彼らをアンデッドの手下にします。そこに導かれたニックはアマネットに捕まり、教会内の天使像に隠されてたセトの短剣で刺されそうになりますが、宝石がなくて中断します。

ジェニーがアマネットを止める間にニックもアンデッドから逃れて、アマネットをダガーで刺してから、2人で車で逃走します。ジェニーは彫刻像に隠すのは十字軍の風習だったと話します。しかしニックはアマネットに操られて、彼女のもとへ戻ってしまい、アンデッドに襲われて車ごと横転します。

時代や場所が行ったり来たりしますが、それほど複雑には感じず、アマネットが集めたいのは「セトの短剣」「赤い宝石」「セトへの生け贄の人間」でありそれぞれ「イギリスのある教会」「ロンドン地下鉄の工事現場」「ニック」です。ただ1つ、ヴェイルの存在だけが意味不明で不要だと感じます。

車から出たジェニーがアマネットに襲われそうな時、謎の武装集団により救われ2人は連行されます。ニックは標本室で、半魚人の腕や、吸血鬼ヴァンパイア?の牙のある頭蓋骨を見つけます。そこは対モンスター組織「プロディジウム」の研究室で、それを率いるのは科学者ヘンリー・ジキル博士(ラッセル・クロウ)です。

ジキル博士はなぜか自分に薬品を注射します。ジェニーもプロディジウムの一員だとわかります。ニックは鎖で縛られたアマネットの前へ連れて行かれ、ジキル博士に「あなたはアマネットに呪われセトの器になる」と言われ、アマネットの幻影には「セトになれば死すら制して、私を愛すだろう」と告げられます。

ジキル博士は、アマネットの血液には水銀を流して、動けなくなったら研究対象とすること、宝石をつけたセトの短剣でニックを刺しセトが憑依したところを殺すこと、を話します。ニックは殺されることを拒否しますが、呪いを解く方法はないのでいずれにしろ死ぬと言われます。

突然ジキル博士は苦しみだして薬品注射しようとしますが、ニックに奪われてしまい、第二の人格エドワード・ハイド氏が登場します。研究員は規則どおり、ハイドをニックごと閉じこめます。ハイドはジキルとは違い、セトになったニックと協力関係を築きたいと提案しますが、ニックは断り、注射して事態を収集します。

出ました!ダーク・ユニバースの共通機関「プロディジウム」。マーベルMCUの「SHIELD」や、ゴジラとキングコングのモンスターバースの「モナーク」のようなものですね。そこの長官みたいな人が、二重人格者のジキル博ですが、こんな危険な人を普通はトップにしないと思います。

ラッセル・クロウ主演の『ジキルとハイド』は単独映画も予定されてるそうなので、今回は変身しないと思いきや、いきなりハイド氏が登場してニックことトム・クルーズと戦闘となります。ボーナスシーンなのでしょうけど、その間にアマネットが逃亡してるので、ジキル博士の責任問題は免れないと思いますが。

その騒動の間に、アマネットは砂漠グモで研究員を操り、水銀を吐き出して鎖を切り脱出して砂嵐を呼びます。ニックとジェニーは逃げながら宝石の発掘された地下墓地まで、トンネルを急ぎますが、アマネットの召喚したアンデッドにはばまれ、2人は地底湖へ落ちてしまいます。

アマネットは縛られて水銀を注入されても砂漠グモを操れたので、砂嵐やアンデッドの召喚もできたのではないでしょうか。そもそもアマネットは見ただけで呪いをかけられるほどの能力者なのに、鎖で縛るだけというのは、プロディジウムの危機管理意識が低レベルすぎると感じます。

『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』ネタバレ結末/ラストシーン

アマネットは宝石を守る部隊を瞬殺して、施錠された地下墓地でもアンデッドを召喚して、内部から扉を開かせて赤い宝石を手に入れます。アマネットは地底湖のジェニーをさらって潜って行ったので、ニックは追いますが、墓地から大量のアンデッドが襲ってきたので、地上の墓地へと逃げます。

ジェニーは既に死んでいます。アマネットは宝石をはめたセトの短剣でニックを刺そうとしますが、ニックも抵抗します。アマネットはニックを服従させてから刺そうとするけど、ニックは飛ばされた時に短剣を奪い、宝石を地面に打ち付けて破壊しようとします。

アマネットがなぜすぐニックを刺さないのか気になります。地底湖でジェニーをさらって行った理由も不明です。あの時点で身動きのとれないニックを短剣で突き刺せば、すぐにセトが蘇ったのではないでしょうか。ジェニーに対してのヤキモチかもしれませんが、それならもっとわかりやすく表現してほしいです。

アマネットは動揺して「宝石を壊すと、生と死の力も失われてしまう」と死んだジェニーを見ながら言います。ニックはそれを聞き、セトの短剣をアマネットに差し出すと見せかけて、自らを刺します。すると宝石のパワーが注入され、アマネット同様に瞳孔(ひとみ)が二重に分かれ、傷も全て癒えます

ニックはセトに支配されてアマネットに従いそうになりますが、ジェニーやジキル博士の言葉を思い出して、なんとか人間の心を保つと瞳はもとの1つに戻ります。アマネットにキスして生気を吸い取り、カラカラのミイラにします。そしてジェニーのそばで叫ぶと、ジェニーは生き返ります。

ジェニーの生き返らせ方は、もっとわかりやすくしてほしかったです。ハルクじゃあるまいし、ただ叫ぶだけで死の世界から呼び戻すのではなく、例えばアマネットから吸い取った生気をジェニーに与えるとかでもよかったと思います。まるで『グリーンマイル』のコフィーですが。

アマネットは自分でニックを刺すことにこだわりますが、刺された人が刺した人を「愛する」みたいな法則があるのでしょうか。結局ニックは自分で刺したために、かろうじて自我を保てたのでしょうか。セトは憑依したのか、赤い宝石のパワーは何だったかなど、多くの謎は残りましたが解明されない気がします。

ジェニーは暗闇にひそむニックに礼を言いますが、セトに支配されそうなニックは「あなたを救いたかっただけ。さよなら」と言って姿を消します。ジキル博士「もうニックは怪物(モンスター)だ」。ジェニー「良い人間でもあります」。ジキル「闇と光、善と悪、どちらが勝つかはわからない

ジキル「ニックは自らの治療法を探すだろう。彼は強力な味方になる。怪物と戦うためのモンスターに」。一方、ニックはヴェイルを正式に生き返らせて、一緒にエジプトのカイロの砂漠を馬で駆けながら、映画は終了します。エンドロール中などのオマケ映像はないようです。

前半はモンスター映画として楽しめたし、後半は次回作以降のダーク・ユニバースへの橋渡しだと考えれば興味深い映画だと思いますので、トム・クルーズのファンもそうでない人も、ぜひ1度は観ることをおすすめします!

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ゆめぴょん(管理人・執筆・映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
世界一周で世界遺産595訪問後、映画に再ハマり。家視含め3年で1500本。新作映画は、2017年 188本、2018年 60本
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