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映画『アイアンマン』評価は?感想ネタバレあらすじ/金持ち天才が武器DIYで世界平和めざす

映画 アイアンマン
タイトル/邦題 アイアンマン
日本公開 2008.9.27 [予告↓]上映時間 125分
映倫区分USA PG-13
製作国アメリカ
原題/英題Iron Man
映画監督ジョン・ファヴロー
キャスト
出演者
ロバート・ダウニー・Jr、テレンス・ハワード、グウィネス・パルトロー、ジェフ・ブリッジス
配給/製作(C)Paramount Pictures/Marvel Studios
シリーズ/関連マーベル映画MCU
日本興行収入9.4億円
世界興行収入5.8億US$(約644億円)
製作費1.40億US$(約154.0億円)
参考Wiki世界興行収入
平均評価★★★★★79私の評価★★★★★75
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『アイアンマン』あらすじ(ネタバレなし)

マーベル・シネマティックユニバース。軍事企業「スターク・インダストリーズ」の社長トニー・スタークは、仕事で訪れたアフガニスタンで、テン・リングスに拉致された。要求された武器を..(ネタバレあらすじ↓)

『アイアンマン』予告動画

『アイアンマン』ネタバレあらすじや結末

この先はネタバレありのあらすじです。続編前作や関連映画は、マーベル映画MCU一覧も参考にしてください。

トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、巨大軍事企業スターク・インダストリーズの創設者ハワード・スタークの息子で、その才能を引き継ぎ、4歳で回路基板を作成し、17歳ではMIT(マサチューセッツ工科大学)を卒業するほどの天才科学者で発明家でもあります。

ハワード亡き後は、その親友オバディア・ステイン(ジェフ・ブリッジス)が若いトニーを支えますが、21歳になるとトニーがスターク・インダストリーズの最高経営責任者CEOに就任します。トニーは人工知能、ロボット、軍事衛星などで兵器産業を一変させ、アメリカにとっても不可欠な存在となります。

アポジー賞の授賞式で、トニーの親友の軍人ジェームズ・"ローディ"・ローズ中佐(テレンス・ハワード)が名前を呼んでもトニーは出てこなくて、オバディアが代理でトロフィーを受け取ります。その時、トニーはカジノで遊び、取材に来た女性クリスティン(レスリー・ビブ)と一夜を共にします。

トニーは優れた才能を持ちますが、人間的には欠陥だらけで女性関係にもだらしなくて、起きるとクリスティンをふって、後処理は有能女性秘書のペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)に任せます。トニーはペッパーの誕生日にプレゼントをおくる約束をします。

日本漫画は主人公が弱者から始まるのが多いけど、トニー・スタークは金も名誉もある状態からのスタートです。しかし性格や言動は人間として最低レベルで、いきなり好きになれません。ただ、これは後の成長につながるので「好きでない」と感じた人は制作陣の思うつぼだと思います。

トニーは開発した最新先制攻撃クラスターミサイル兵器「ジェリコ」のプレゼンのため、ローディ中佐とアフガニスタンのアメリカ空軍基地を訪問します。しかし移動中にテロリスト「テン・リングス」に襲撃され、ミサイル爆発の直前に自社製ロゴを目撃しながら、意識を失います。

目を覚ましたトニーは、ゲリラの洞窟に監禁されていて、爆発で飛び散った破片が心臓に到達しないよう、囚われの身のインセン博士(ショーン・トーブ)が車載用バッテリーの電磁石で破片を引き止めています。トニーはゲリラが持つ武器の多くが、自社トニー・インダストリーズ製だと始めて知ります

そこでゲリラに、最新ミサイル兵器「ジェリコ」の製造を強要されます。トニーはまずゲリラをあざむきながら、パラジウムから小型アーク・リアクター(熱プラズマ反応炉)を完成させて胸に装着し、生命維持のバッテリーの代わりにします。次にゲリラの目を盗んで、パワードスーツを完成させます。

「マーク1」と名付けられたスーツはトニーのアーク・リアクターを動力源とします。トニーが装着して、インセンに「I」(IRONの頭文字)キーを入力させると起動しますが、時間稼ぎのためインセンはゲリラを引きつけ殺害されます。インセンはかつてトニーと会ってましたが、トニーは酔ってて覚えてません。

トニーは洞窟から出て、攻撃するゲリラに反撃後、空へ飛んで逃げますが未完成のため、砂漠に墜落してマーク1も破損します。しかしローディー中佐などの捜索隊に発見され、無事にアメリカへ帰国してペッパーとも再会し、病院にも行かずにすぐ記者会見を行います。

会見前にペッパーにトニーとの会合を要求してきたフィル・コールソン(クラーク・グレッグ)は、戦略国土調停補強配備局(後のS.H.I.E.L.D.)のエージェントです。トニー・スタークは記者会見で突然、兵器工場の閉鎖を発表します。アメリカ人を守るための兵器で、多くのアメリカ人が殺されてたからです。

敵ゲリラが自社製兵器でテロを起こしてたと知ったトニーが改心して、兵器開発から撤退するという部分は、最もトニーの成長が見られる場面で好みです。これで一気にトニーファンになった人も多いでしょう。胸のバッテリーやアーク・リアクターの役割はわかりにくいので、もう少し詳しく解説がほしいです。

反対するオバディアにトニーは、今後はアーク・リアクター製造をメイン事業にすると伝えますが、会社の株価は暴落しマスコミからも批判されます。トニーは自身の胸のアーク・リアクターを改良し、ペッパー・ポッツに交換を手伝ってもらいます。人工知能J.A.R.V.I.S.(声:ポール・ベタニー)も開発します。

トニーは失敗を重ねて事業とは別に秘密に、試作パワードスーツ「マーク2」を製作します。J.A.R.V.I.S.連携ディスプレイ搭載で、手のひらの「リパルサーレイ」や足と手からの噴射による空中移動が可能です。しかし超高高度では素材が氷結して落下し、命を落としそうになるのでさらに改良を重ねます。

ペッパーからは「PROOF THAT TONY STARK HAS A HEART」(トニー・スタークに心がある証)と印字された旧アーク・リアクターを贈られます。トニーは大気圏外の気圧と氷結に耐えられる素材として、戦略衛星の金とチタンの構成を調べて応用することにします。

オバディアはトニーに報告せず、兵器産業の顧客を招いたパーティーを開催します。トニーも出向き、入口で美女に囲まれるスタン・リー(本人のカメオ出演)やオバディアに挨拶し、中ではフィル・コールソンに声をかけられ、会合の約束をします。ドレス姿のペッパーとダンスして良い雰囲気にもなります。

記者の見せた写真により、オバディアがまだ武器を輸出してることを知り、トニーがオバディアに問いつめると逆に引退をすすめられ、それぞれ別の道へ進もうと告げられます。自社製兵器がまだテロリストに利用されてることを知って憤ったトニーは、完成したばかりの「マーク3」で飛び出します。

トニーは自分を捕らえてたゲリラ組織テン・リングスが制圧した、インセン博士の故郷グルミラ村へ行き、テロリストを全滅させます。その帰り道、米軍機F22ラプターに攻撃されて危うくなりますが、撃墜されて脱出したパイロットのパラシュートが開かないトラブルを命がけで救います

トニーは飛行中に電話してきたローディーに正体をばらします。ローディー中佐は空軍機のトラブルを訓練中の事故とし、グルミラ村での武力介入にアメリカ政府は一切関与してないことを発表します。トニーはペッパーにもバレ、危険をおかさぬよう注意されますが「やるべきことがわかった」と言います。

トニーがアイアンマン・スーツをバージョンアップさせていく展開は、DIY風で見てて楽しいです。マーク2が氷結したり、ペッパーが旧アーク・リアクターを捨てろと言われても残した事は、後への伏線となります。いくら空を飛べてもアメリカから中東の現地までは飛行機で行ったんでしょうね(笑)

一方、パワードスーツ「マーク1」はゲリラによって砂漠で発見されます。テン・リングスと裏でつながっていたオバディアは、マーク1を量産しての金儲けを計画し、テン・リングスはそれで力を増そうとして利害が一致します。しかしトニー以外の開発者ではアーク・リアクターの小型化が実現できません。

ペッパーはトニーに協力して、オバディアのPCで兵器の輸出先を調べます。その過程で、トニーをテロリストに拉致させて殺そうとした黒幕が、オバディアだとわかる動画を見つけメモリカードにコピーして、トニーに電話で伝えようとした時、非認可の瞬間麻酔装置でトニーはオバディアに眠らされます。

『アイアンマン』ネタバレ結末と最後/ラスト

オバディアはトニーの胸の小型アーク・リアクターを引きはがして盗み出し、自社の研究所で開発させたマーク1ベースの「アイアンモンガー」に装着します。トニーは地下へ行き、ペッパーが残してくれた旧アーク・リアクターを手にする前に命が尽きそうになりますが、ジャーヴィスに救われ無事に生きのびます。

ペッパーはフィル・コールソンに助けを求めて、オバディアの研究施設へ侵入しますが、アイアンモンガーを装着したオバディアに襲われます。そこへマーク3を装着したトニー・スタークが現れてペッパーを救います。しかし古いアーク・リアクターでは、アイアンモンガーのパワーにかないません。

空中へ飛んだ「アイアンマン」を、飛べるように改良されたアイアンモンガーが追いますが、超高高度で氷結がはじまると落下していきます。アイアンマンも古いアーク・リアクターのせいで落下します。再び地上で戦う2人ですが、しだいに出力不足のアイアンマンが劣勢になります。

オバディアのマーク1ベースのアイアンモンガーと、トニーのマーク3「アイアンマン」とでは、戦う前から戦力差が明確ですが、アーク・リアクターの新旧を交換させることにより、互角に近いバランス取れた戦闘にしたのは素晴らしいアイデアです。ペッパーが旧を捨ててたら、トニーは死んでいましたね。

ペッパー・ポッツと連絡をとったトニーは、巨大アーク・リアクターを作動させるスイッチを押させて、天井ごとアイアンモンガーを上空へ吹き飛ばし、アーク・リアクターの上に落下させて爆発させます。トニーも吹き飛ばされて、胸のアーク・リアクターが停止しそうになります。

生きのびたトニーは、記者会見の準備時にペッパーに「金とチタンの合金だが(鉄ではない)、アイアンマンでいいな」と言います。新組織S.H.I.E.L.D.のフィル・コールソンはトニーのアリバイを用意してくれます。しかし記者会見でトニーは「私がアイアンマンだ」と公表してしまい、場は騒然とします。

エンドロール後、S.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が、トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)の前に現れて、スーパーヒーローチーム・アベンジャーズの結成と「トニーにも加わってほしい」と伝えて映画は終了します。

この映画の成功によって、マーベル・シネマティックユニバースが本格的にはじまり、今も新作をヒットさせ続けています。単体映画としても3まで続編があるので、アイアンマン誕生物語としても、ぜひ1度は観ることをおすすめします!

ネタバレ感想『アイアンマン』考察や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、マーベル映画MCU一覧も参考にしてください。映画 アイアンマン

★★★★★ 75点/100(60が平均)

アイアンマン・シリーズ1作目にして、マーベル・シネマティックユニバースの第1弾としても成功をおさめた、アメコミ原作のSFアクション映画です。ジョン・ファヴロー監督や、主演のロバート・ダウニー・Jrの抜擢、見事な脚本とCGやVFXのバランスなど、あらゆる要素が功を奏した映画だと思います。

ストーリーは、アメリカを象徴するような巨大軍事企業のCEOで金持ちインテリのトニー・スタークが、中東での拉致事件をきっかけに人間的にも改心し成長していき、そこで製作した「アイアンマン」の原型をどんどん改良していくDIY風の流れと、本当の敵の存在も意表をついてて素晴らしいと思います。

それほど多くは登場しないけど、有能秘書のペッパー・ポッツことグウィネス・パルトロウの存在感とトニーとの距離感は絶妙だと感じます。たびたび登場するフィル・コールソンや、エンドクレジット後のS.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリーの登場シーンは、後の映画を見た後なら更にわくわくできます。

アメコミ原作のスーパーヒーロー映画としては戦闘アクションが少なめで、期待してた人は物足りなさを感じるかもしれません。しかしテロとの戦闘や、自己実験による試行錯誤で改良していくDIY展開も、ラストバトルに結びつく流れなので目を離せません。いろんな意味で一度は観ておくべき映画だと思います。

『アイアンマン1』おすすめ10ポイント

  • マーベルMCUの第一弾
  • アメコミ原作のSFアクション
  • アイアンマン誕生秘話
  • イヤな男トニーの成長物語
  • トニーとペッパーの距離感絶妙
  • アイアンマンのDIYが楽しい
  • トニー拉致の黒幕に驚き
  • 氷結や旧リアクター等の伏線
  • 敵との戦力差調整が見事
  • 子どもや家族と一緒に楽しめる

『アイアンマン1』少し残念7ポイント

  • トニーが天才すぎる
  • アーク・リアクターが謎すぎる
  • 幽閉時の開発が現実離れ
  • アイアンマンの飛行能力すごすぎ
  • 米から中東まで飛んでいった?
  • ラストの倒し方は少し雑
  • 正体バラすと国際問題になりそう

続編前作や関連映画は、マーベル映画MCU一覧も参考にしてください。

『アイアンマン』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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ゆめぴょん(仮名・管理人/執筆/映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
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