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『アリースター誕生』皆の評価は?感想ネタバレ解説あらすじ

映画 アリースター誕生
タイトル/邦題 アリースター誕生
日本公開 2018.12.21 予告↓上映時間 136分
映倫区分日本 PG12(小学生指導必要)USA R
参考公式サイト世界興行収入Wiki
製作国アメリカ
原題/英題A Star Is Born
映画監督ブラッドリー・クーパー
キャスト
出演者
レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー、アンドリュー・ダイス・クレイ、デイブ・チャペル、サム・エリオット
配給/製作(C)ワーナー・ブラザース/メトロ・ゴールドウィン・メイヤー、Peters Entertainment、Gerber Pictures、Joint Effort
日本興行収入13.9億円
世界興行収入4.2億US$
製作費約US$ 36,000,000(約40億円)
平均評価★★★★★78私の評価★★★★★65
DVDブルーレイ 発売日/レンタル開始日 2019.5.22
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映画『アリースター誕生』概要とあらすじ(ネタバレなし)

アカデミー賞予想ゴールデングローブ賞でも注目作。カントリー歌手のジャックはバーでアリーの歌声に有望さを感じ、大観衆の場で歌わせようとするが...。アリーが見初められた曲やデビュー曲は?ジャックによる最悪の事態とは?(ネタバレあらすじ↓)

『アリースター誕生』予告動画

『アリースター誕生』ネタバレあらすじ

この先はネタバレありのあらすじです。他の映画はおすすめ映画ジャンル別ネタバレ考察/評価一覧も参考にしてください。

ジャクソン・メイン(ブラッドリー・クーパー。監督でもある)通称ジャックは、カントリー歌手として名が売れてたが、アル中の父との幼少期や耳が聞こえにくくなる病気から目をそむけるために、アルコールやドラッグ中毒におちいっています。

ジャックがアリーをコンサートに呼んだ理由は?(ネタバレあらすじ)

コンサート後に入ったバーで「La Vie en rose/ラ・ヴィ・アン・ローズ」を歌うアリー(レディー・ガガ)に感動し、一緒に飲みに行きます。そこでジャックに失礼な客をなぐったアリーの手を冷やすジャックは、アリーが作曲した歌を聞き出します。

翌日、ジャックは専属ドライバーにアリーを迎えに行かせ、アリーも根負けして仕事先をやめてジャックの自家用ジェット機でコンサート会場へ行きます。ジャックは自分のコンサート中に、強引にアリーの作曲「Shallow/シャロウ」を歌い始めます。

アリーがスター誕生となる瞬間とは?(ネタバレあらすじ)

とつぜん大観衆の前に呼ばれたアリーは最初は躊躇するが、ジャックのアレンジに導かれて見事に歌い上げて大喝采をあび、ネット動画でも驚異的な再生数となりスター誕生の瞬間となります。アリーはジャックのツアーに同伴し、恋愛関係にもなります。

ツアーでジャクソンの生まれ故郷を訪れた時、父の墓の土地を兄が売却してたので、ジャックは兄ボビー(サム・エリオット)をなぐり、スタッフの職も解雇します。やがてアリーはレズ・ガヴロン(ラフィ・ガヴロン)によりポップス歌手でデビューします。

アリーがスターとなるにつれジャックは…?(ネタバレあらすじ)

アリーはスター街道を駆け上がるが、ジャックは嫉妬や聴覚の悪化などでアルコールとドラッグの量が増えます。ジャックはアリーにギターの弦で作った指輪をプレゼントして、後に結婚するが、アルコールとドラッグの依存症はひどくなるばかりです。

アリーがグラミー賞の新人賞を獲得し、その授賞式で酔ったジャックが舞台に上がり失禁(おもらし)してしまいます。アリーの晴れの場を汚したジャックに、アリーの父ロレンツォ(アンドリュー・ダイス・クレイ)らは激怒しジャックは施設に入るが...。

ネタバレ感想『アリースター誕生』考察・評価レビュー

この先はネタバレありの感想/考察です。他の映画はおすすめ映画ジャンル別ネタバレ考察/評価一覧も参考にしてください。アリースター誕生

★★★★★ 65点/100(60が平均)

監督や出演者/キャストについて

監督と主演をこなすブラッドリー・クーパーは『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』『アメリカン・スナイパー』で3年連続アカデミー賞(一覧)にノミネートされるほどの演技派ですが、本作で監督デビューも果たします。

レディー・ガガは、歌手としては世界的に有名でグラミー賞など多く受賞しています。女優経験はまだ少ないけど『アメリカン・ホラー・ストーリー・ホテル/American Horror Story:Hotel』でゴールデングローブ賞の主演女優賞(テレビドラマ部門)を受賞しています。

『アリー スター誕生』はレディー・ガガのデビューまでの経歴と重なる部分もあり、薬物中毒の経験もあるため、かなり意欲的に取り組んで撮影されたようです。ブラッドリー・クーパーとの相性も良いように感じます。

ただ演技については、2人とも脚本以上の表現はできてないと感じます。特にレディーガガは感情的なシーンでは表情アップになって1動作しか見せない場面がいくつもあります。例えば「怒りとさみしさを同時に表す」という難しい顔は見せてくれません。

ただしそれはレディー・ガガの演技力というより編集や監督が「見せたい顔を重視」したという見方もできるため、必ずしもマイナスではないです。個人的に少し気になった程度です。レディー・ガガの歌唱力は心配してなかったけど予想以上に最高です!

ブラッドリー・クーパーもカントリーミュージックが合っているのか、かなり上手で驚きます。演技面ではレディー・ガガを助け、歌唱面ではレディー・ガガに助けられ、というその道のプロ同士がカバーしあって、相乗効果まで出せてる奇跡的な映画です。

他の出演者は目立たない作りだけど、アリーの父を演じたアンドリュー・ダイス・クレイの娘への依存感や、兄ボビーを演じたサム・エリオットの「家族は憎いが愛しい」感じや、レズのラフィ・ガヴロンの凄腕マネージャーの合理性など見事に演じてます。

ちなみに当初はクリント・イーストウッド監督、ビヨンセ主演、ジャック役はウィル・スミス、トム・クルーズの予定もあったそうです。

『アリースター誕生』は実話?リメイク?続編は?過去作一覧

1937年の『スタア誕生』は、女優ジャネット・ゲイナーと俳優フレドリック・マーチが主演で、ハリウッド女優がスターに駆け上がる物語です。1954年のリメイク版『スタア誕生』は、女優ジュディ・ガーランドと俳優ジェームズ・メイソンが主演です。

1976年の『スター誕生』は、女優バーブラ・ストライサンドと俳優クリス・クリストファーソンが主演で、舞台は映画業界から音楽業界に変更されているので、今回の『アリースター誕生』は、この1976年版を原型とするリメイク作品です。

過去作は全て見ないし、細かい内容もほぼ覚えてませんが、歌や登場キャラクターの考え方などが現代的にアレンジされてる分、『アリースター誕生』が一番好きになれそうです。特に劇中歌については確実にシリーズ最高でしょう。

実話ではないけど元にした話はあるようです。完結してるので続編はありえませんが、王道ストーリーなので十数年後にはまたリメイクされる気がします。その時には男女が反転して「人気女性歌手や女優が、売れてない男性アーティストや俳優の卵をスターにする話」になる可能性も高そうです。

『アリースター誕生』主題歌は?主な楽曲一覧

ミュージック映画は、歌うシーンではストーリーを止めてしまうので諸刃の剣でもありますが、最近の映画は心情表現などを歌で表すことが多く、『アリー スター誕生』の楽曲でも工夫されています。楽曲一覧と簡単なシーン説明は下のとおりです。

個人的に大好きなのは映画でも劇的シーンで鳥肌級だった3曲「La Vie En Rose/ラ・ヴィ・アン・ローズ」「Shallow/シャロウ アリースター誕生 愛の歌(主題歌)」「I’ll Never Love Again」です。でも他の曲も甲乙つけがたいくらいオススメできます。

  • Black Eyes(ジャックが冒頭コンサートで)
  • La Vie En Rose/ラ・ヴィ・アン・ローズ(アリーがバーで)
  • Maybe it’s Time(ジャックがアリーを待つ間)
  • Too Far Gone(ジャックの代表曲。バーのBGMで)
  • Diggin’ My Grave(ジャックがリハーサルでイントロのみ)
  • Out of Time(ジャックのバンドが演奏)
  • Alibi/アリバイ(ジャックがコンサートで)
  • Shallow/シャロウ(アリーの初作曲。主題歌)
  • Music To My Eyes(デュエットのカントリーバラード)
  • Always Remember Us This Way(アリーがコンサートで)
  • Look What I Found(アリーがスタジオで)
  • Heal Me(アリーが初ソロ公演で)
  • I Don’t Know What Love Is(デュエット曲。結婚式で)
  • Why Did You Do That?(アリーがTVショーSNLで)
  • Hair Body Face(アリーのダンスリハーサル中)
  • I’ll Never Love Again(ジャック作詞をアリーが追悼公演で)
  • Is That Alright?(エンドロール)

くわしい曲名などはサントラなどで確認してください。一部の映画シーンで不明な部分は、Kazuログさんを参考にさせていただき感謝いたします。

シンプルな王道ストーリーに満足できるか?

本作はアリーを中心に見ると「スターになりジャックを愛しつらぬく物語」、ジャックを中心に見ると「アリーの才能を見抜き、恋人から結婚にいたり、嫉妬や病気で悩みアル中ドラッグ中毒が原因で自殺」と、一言で語れるくらいシンプルストーリーです。

劇的シーンでは必ず「歌」が差しはさまれるので、単調なわりには退屈しませんが、この「歌」にノレる人とノレない人では評価は変わりそうです。私は「歌」は好みで聞き入りましたが、ジャックがアル中やドラッグ中毒になる点に共感できなかったです。

アリーはジャックの自殺の原因なのか?

直接的なジャックの自殺の原因は、アリーのマネージャーのレズの一言「失禁騒動の火消しは大変だった。今度アルコールを飲んだならアリーと別れてほしい」のように描かれてます。これ以上アリーの将来を汚したくない、というのは本音だったでしょう。

しかし実際は過去にも自殺を試みてるし、父親や兄や聴覚の低下や嫉妬などが入り混じっての複雑な感情に耐えきれなくなっての自殺だと思います。アルコールやドラッグに逃げてなければ、もっと早く命を絶ってただろうという見方もできます。

ジャックはアリーと出会う前からアルコールやドラッグにおぼれていたので、アリーがスターにならなくても同じような運命だった気はします。むしろアリーと出会い、恋する充実した日々を過ごせた分だけ延命できたのだと考えるべきかもしれません。

ジャックは耳が聞こえなくなった場合、歌手活動は不可能になるだろうけど、アリーのプロデュースなどマネージ面に回れれば生きがいにもなった気がしますが、アーティストなので自分で歌えなくなると存在する意味も見失うのかもしれませんね。

いずれにしろ、ハリウッドだけでなく日本でも芸能人のアルコール依存や大麻や覚醒剤使用などのニュースはよく聞きます。華やかな業界ですが、「常に見られてる人気商売というストレス」などに耐えきれず、安易な快楽に手を出してしまうのでしょうか

ネタバレ結末や総括

アル中から脱したジャックは新曲「I’ll Never Love Again」をアリーに歌います。アリーはコンサートツアーでジャックと歌おうとするが、レズに反対されます。レズはジャックに「今度アルコールを飲んだらアリーと別れてくれ」と通告します。

ジャックはアリーからツアー参加をお願いされるが、アリーのスター活動にグラミー賞以外の汚点を残したくないと考えたのか、ガレージで首吊り自殺します。その後、アリーは追悼コンサートでジャクソン作曲歌を歌いながら涙を流して別れを告げます。

レディー・ガガとブラッドリー・クーパーの「歌」の素晴らしさは、ここ最近の音楽映画の中でも上位に位置すると感じます。ただ、物語風ミュージックビデオではなく「映画」なので「歌」以外に何か感じさせてくれないと興行は苦戦しそうです。

2019年アカデミー賞ではノミネートが予想されてるし、2019年ゴールデングローブ賞では作品賞にノミネートが確定しているので、受賞が楽しみです!

他の映画はおすすめ映画ジャンル別ネタバレ考察/評価一覧も参考にしてください。

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ゆめぴょん(管理人/執筆/映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
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