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映画『ONE PIECE FILM GOLD』評価は?ネタバレ感想考察/敵の悪魔の実の能力は?カリーナの正体は?

映画ONE PIECE FILM GOLD

『ONE PIECE FILM GOLD』あらすじ概要

ONEPIECEワンピース映画13作目。世界政府も手を出せないカジノシティ「グラン・テゾーロ」に入ったルフィと麦わらの一味は、ギャンブル大勝負に挑み一攫千金を目指すが…。伝説のギャンブラーの正体?革命軍サボ登場?(ネタバレ感想考察↓)

映画名/邦題 ONE PIECE FILM GOLD
平均評価★★★★★71私の評価↓は含まず)
日本公開日 2016/7/23 [予告↓]上映時間 120分
映倫区分日本 G(年齢制限なし)
映画監督宮元宏彰 [キャスト↓]
配給/製作/画像©東映
シリーズ/関連ONEPIECEワンピース映画
日本興行収入51.8億円年間7位
世界興行収入0.6億USドル [出典]

『ONE PIECE FILM GOLD』予告動画

キャラクター(キャスト/出演者。日本語吹き替え声優)

モンキー・D・ルフィ 船長(田中真弓)
ロロノア・ゾロ 戦闘員(中井和哉)
ナミ 航海士(岡村明美)
ウソップ 狙撃手(山口勝平)
サンジ 料理コック(平田広明)
トニートニー・チョッパー 船医(大谷育江)
ニコ・ロビン 考古学者(山口由里子)
フランキー 船大工(矢尾一樹)
ブルック 音楽家(チョー)
ギルド・テゾーロ(山路和弘)
グラン・テゾーロのオーナー。カジノ王
カリーナ 歌姫(満島ひかり)
タナカさん(濱田岳)
ダイス(ケンドーコバヤシ)
バカラ(菜々緒)

ネタバレ感想『ONE PIECE FILM GOLD』解説や評価レビュー

この先はネタバレありの感想考察です。続編前作や関連映画は、ONEPIECEワンピース映画一覧もご参考に。

私の評価 ★★★★★57/100(60が平均)[レビューサイト評価↑]

ONEPIECEワンピース映画を作る意義とは?

本作『ONEPIECE FILM GOLD』はONEPIECEワンピース映画[一覧]13作目です。原作者の尾田栄一郎が総合プロデューサーとして参加してるので、本筋のルール違反やキャラかぶりの心配はないし「作品への愛」も損なわれないのは安心です。

ただし同じ作者が制作に関わることにより「原作と似た展開」となってしまい、映画に求めたい「意外性や驚き」がないのは残念な点です。それはワンピース映画に限ったことではなくドラゴンボール映画等でも同様です。

そんな状況で作家側がオリジナル映画を公開する意義とは「原作では描けない冒険を見せたい」につきるのではないかと思っています。資金も多めに使えるので、衣装にこったりしてるのはONEPIECEワンピース映画の特徴ですかね。

映画ONE PIECE FILM GOLD

テゾーロの悪魔の実と能力とは?過去は?

巨大黄金船「グラン・テゾーロ」のオーナーでありカジノ王のギルド・テゾーロは、一度ふれた金を自由自在にあやつれる悪魔の実「ゴルゴルの実」の能力者。麦わらの一味は入船時に金粉をあびたので操られます。

ギルド・テゾーロは、若い頃にステラという囚われの身の女性と相思相愛になり金で自由にしようと考えるが、ステラは天竜人に買い取られて聖地マリージョアに連れて行かれたようです。それでテゾーロはさらに金に執着するように。

「ゴルゴルの実」で能力者になった後のテゾーロは、世界で流通する通貨の20%を動かすほどの大富豪になり、天竜人や世界政府にすら影響力を持ちます。人を金で支配したテゾーロは、皮肉にも最も嫌う天竜人のようになってます。

ギルド・テゾーロの部下の能力と倒され方

タナカさんは、頭だけが極端に大きい警備主任で、悪魔の実「ヌケヌケの実」の能力者です。無機物を通り抜けることのできるヌケヌケ人間だが、生物など有機物は抜けられないため、ニコ・ロビンの能力で拘束され、サンジに倒されます。

バカラは、カジノ客をエスコートするスタイルのいい美女で、悪魔の実「ラキラキの実」の能力者です。さわった人を不運にし自分の幸運にプラスできるが、投げたコインをウソップがスロットマシンに投入し大当たりにすることで運気を使い果たし、通常攻撃で倒されます。

ダイスは、巨漢のディーラーで攻撃を受けると気持ちよく感じるマゾ気質で、悪魔の実の能力者ではないが「武装色の覇気」の使い手です。しかしゾロの必殺技「一刀流 居合 獅子歌歌(ししソンソン)」により倒されます。

ギルド・テゾーロは「俺が神だ」といいながら攻撃するが、ルフィの「ギア4フォース」によりゴールドを粉砕され、海軍船のロブ・ルッチまで飛ばされ「こいつは(神ではなく)怪物だ」と捕らえられます。

原作エピソードに比べると、映画の戦闘シーンは雑で勝ち方にもロジックがないことが多く、今回もバカラの「幸運の奪い方」は予想できなくてよかったことを除けば、やはり力技で倒してしまい物足りないです。

カリーナとナミの過去とは?

ギルド・テゾーロの手下カリーナは、実は莫大なテゾーロマネーを盗もうとしてる怪盗。若い頃は東の海(イーストブルー)で泥棒猫ナミとよく宝の取り合いをして「女狐」と呼ばれたそうで、2人でトレジャー海賊団に捕まりました。

その時、ナミを見捨てて逃げたと思いきやオトリになってナミを救いました。本作『ONEPIECE FILM GOLD』でもナミらを裏切ったと見せかけて実はテゾーロを裏切っていました。と見せかけラストではナミらを裏切り、グランテゾーロごと大金を持ち逃げして「怪盗カリーナ参上」の旗を掲げます。

過去の回想シーンが雑で出し惜しみしてわかりにくかったけど『ONEPIECE FILM GOLD』の内容で、このカリーナとナミとの関係性が一番オリジナル感がありました。悪魔の実の能力者でもないカリーナが新世界で1人で生きられるとは思えないけど再登場も期待したいです。

レイズ・マックスの正体は?革命軍や海軍やCP0参戦

ルフィとフランキーがグランテゾーロの地下牢獄ゴールドプリズンに落とされた時、かつてカジノで大敗して監禁されたレイズ・マックスと出会います。フランキーもあこがれた有名人レイズ・マックスは、伝説のギャンブラーでした。

レイズ・マックスは人生では2回離婚したバツ2だが、数々の名勝負で勝利した不敗ギャンブラーであり、革命軍の一員でもありました。その捜索のため、サボとコアラもグラン・テゾーロに来ています。

グランテゾーロに来てた天竜人カマエル聖からの連絡で、CP-0のロブ・ルッチは海軍元帥サカズキ(赤犬)から強引に海軍船を借りて、スパンダムと共に天竜人を救いにやって来ます。海軍本部中将の桃うさぎ、茶トンもカメオ出演してます。

レイズ・マックスについては今後、本編でも登場しそうな気がします。それ以外のサボ、コアラ、ロブ・ルッチなどはもっと活躍が見たかったけど、原作ファン向けのサービスだと感じました。

『ONEPIECE FILM GOLD』私の評価

映画版ということで衣装を着替えたり、背景など作画がきれいだったり、登場メンバーが豪華だったりするけど、ストーリーの展開や起伏は原作の主要エピソードと同じなので、ワンピースファンなら先がよめてしまいます。

それでも、麦わらの一味が勢ぞろいして戦うのは久々だし、見たことない悪魔の実の能力者も登場するし、何よりも「ゴールドの金ピカ感」はテレビアニメでは観られないだろうゴージャスさです。

個人的にはワンピースは「エニエス・ロビーとメリー号との別れ」や「マリンフォード頂上戦争」がピークだと思ってて、映画版でもそれを超えるエピソードは今のところないけど、ルフィと麦わらの一味の活躍を観たい人にはオススメです!

続編前作や関連映画は、ONEPIECEワンピース映画一覧もご参考に。

『ONE PIECE FILM GOLD』シリーズ順番・映画ランキングや映画賞

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サイト管理人ゆめぴょん(映画・旅行好き)
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