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ネタバレ感想『第9地区』あらすじや予告動画や映画情報

第9地区

『第9地区』あらすじ(ネタバレなし)

アカデミー賞ノミネート作。突然、南アフリカ共和国に巨大宇宙船(UFO)が飛来してきて停止。中には不衛生で弱ったエイリアンの群れがいた。政府は彼らを難民として、第9地区に受け入れるが、時が経つにつれてスラム化していた。やがて民間企業マルチ・ナショナル・ユナイテッド社(MNU)がその管理を委託され、28年後にはエイリアンをさらに劣悪な第10地区へ移住させることが決定。ヴィカスが責任者として任され、エイリアンたちの承認を強行して取り付ける。しかしある日、謎の液体をあびてしまったことから、エイリアンたちに助けを求めることになり...(ネタバレあらすじ↓)

第9地区の予告動画

映画『第9地区』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
原題/英題
District 9
製作国
アメリカ、南アフリカ共和国、ニュージーランド(2009.8.14公開)
映倫区分
日本: PG12、USA: R
製作費
約US$ 30,000,000(約33億円)
配給/製作
(C)ワーナー・ブラザース/GAGA、TriStar Pictures/MGM(USA)、TriStar Pictures、QED International、WingNut Films、Key Creatives
参考
 Wikipedia⇒ 興行収入⇒
映画監督
ニール・ブロムカンプ
キャスト/出演者
シャルト・コプリー、ジェイソン・コープ、デビッド・ジェームズ、バネッサ・ハイウッド、マンドラ・ガドゥカ
レビューサイト平均評価 ★★★★★75/100換算

ネタバレあらすじや感想『第9地区』考察・評価・レビュー

この先はネタバレありのあらすじや感想・考察です。第9地区

★★★★★ 72点/100(60が平均)

『第9地区』は、南アフリカのヨハネスブルグ上空に突然出現した宇宙船が動かなくなってしまい、その中の宇宙人を難民として受け入れて、地球での共生を試みたけど、やがて衝突していくという、SFスリラー映画です。難民やアパルトヘイト問題などを浮きぼりにします。

この映画のおすすめ、5つのポイント

  • 実際に起こりそうな近未来問題
  • 難民や差別問題を考えさせられる
  • 差別する側とされる側の両視点
  • 兵器・ロボ・設定などのSF要素
  • 意表をつく展開とラスト

少しだけ残念に感じた、3つのポイント

  • 謎の液体の万能ぶりに納得感なし
  • MNUのセキュリティが甘すぎる
  • 優しい人間がいない

映画のネタバレ感想や結末

『第9地区』は、謎の宇宙船が南アフリカのヨハネスブルグ上空で静止してしまうことから、物語がはじまります。宇宙船の中には、不衛生状態な異星人がたくさんいて、いったんヨハネスブルグの隔離地域「第9地区」で難民として受け入れられます。

異星人の管理はMNUという組織に委託されます。異星人は外見が似ていたため「エビ」と呼ばれるようになり、人間からは差別され、衝突する機会も増えていきました。進展のないまま28年がすぎ、異星人は第10地区へ移住されることになります。

その時の担当者ヴィカスは強制的に移住承認書にサインさせ続けますが、ある時、謎の液体を浴びてエビ人間になっていきます。そして自分が差別される立場になってはじめて、異星人と交流できるようになり、苦境からの脱出を試みます。

『第9地区』印象的なシーン

かなり低予算で制作された映画のようですが、印象的なシーンが多くて、鑑賞後も記憶に残る場面がたくさんあるのは監督などの手腕のおかげだと思います。

最初に宇宙船がやってきて、上空に静止したまま動かなくなるシーンは『インデペンデンス・デイ』なども思い出させて、緊迫感がありました。その状況がずっと続くのも不気味です。

宇宙船に入ってみると、エビのような異星人がうようよいる場面も、気持ち悪いけどかわいそうな感じもしました。そして「第9地区」の難民とし受け入れられ、人間との共生がはじまります。しかしお互いを尊重してないので、うまくいくはずはありません。

映画の冒頭からヴィカスが謎の液体をあびるまでは、フェイクドキュメンタリー的でよりリアルに感じました。実際に宇宙船が来たとしても、あんな感じになるような気がします。そして移住担当者のヴィカスが第9地区で、強制的にサインさせるのもありえそうに思いました。

やがてヴィカスがエビ異星人に変わっていき、人間から差別をうけ、実験台にさせられそうになります。今まで差別する側だったのが、今度は差別される側に変わってしまったわけです。それにより視聴者も両方の視点で観ることができます。

MNUや人間側からのヴィカスや異星人への差別描写は見ててつらいけど、地球人どおしの難民でも起こってる問題なのだと思います。差別される側になったヴィカスは、馬鹿にしてた異星人たちと協力するしか生きる道がなくなるのも皮肉です。

異星人にも頭のよいクリストファーのような者がいて、彼はずっと故郷へ戻れる方法を研究していました。そして宇宙船の燃料を少しづつ蓄えていたのに、それをヴィカスにこぼされ、MNUに奪われてしまったのです。

人間のヴィカスと異星人クリストファーがMNUに潜入し、燃料の液体を取り返そうとするシーンは、バディものとしても楽しめます。しかしMNU内でクリストファーは、仲間たちが生体実験されてる事実を知り、がく然とします。

それを知ったクリストファーがなぜ「3年待ってほしい」と言ったのかわかりませんでしたが、3年で故郷の星から帰ってくるということなのでしょうか。ヴィカスは待ちきれないと言って、クリストファーを殴って1人で宇宙船へ乗り込もうとします。

しかし宇宙船は撃ち落とされてしまいます。拉致されそうになったヴィカスは、パワードスーツ(戦闘ロボット)バトルでギャング団をやっつけますが、このシーンもSFファンにはたまりません。ロケットランチャーをキャッチするシーンはふるえました!

『第9地区』結末/ラストシーン

結局ヴィカスは、クリストファーを助け出します。そして3年後に救いに来ると約束して、クリストファーは宇宙船で地球を去っていきます。これだけでも感動的な結末です。

完全にエビ異星人となったヴィカスは、クリストファーの帰還を待ちながら、人間のころの妻タニアの自宅前に、自分が作った造花を置いていきます。これによりタニアは、ヴィカスの生存と身の潔白を感じることができたのではないでしょうか。

ストーリーが停滞することなく、様々なジャンルの映画を見た気分になれました。暴力シーンもあるので万人にはおすすめできませんが、人種差別のひどさを知るためには必要だった気もします。続編『第10地区』のうわさもあるので、その上映前にぜひ一度観ることをおすすめします!

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ゆめぴょん(管理人/執筆/映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
世界一周135国/世界遺産595訪問後、映画にハマり、家見含め3年半で1800本。新作は2017年193本、2018年128本
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