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ネタバレ感想『ゴーンガール』あらすじや予告動画や映画情報

ゴーン・ガール
  • 平均評価 ★★★★★79/100
  • 私の評価 ★★★★★87
  • 日本興行収入 11.7億円
  • 世界興行収入 3.6億US$
  • 日本公開 2014.12.12
  • 上映時間 149分 予告

『ゴーンガール』あらすじ(ネタバレなし)

アカデミー賞ノミネート作。アメリカの人気小説を映画化。ニックとエイミーは理想の夫婦だったが、結婚5周年の記念日にエイミーが失踪し、自宅キッチンから大量の血痕が発見された。警察の調べで、ニックの浮気、妻の妊娠を知らなかったこと、金銭や家庭内暴力などが明らかになり、アリバイもあいまいなニックが第一容疑者とされた。ニックは双子の妹マーゴや、弁護士のタナー・ボルトに相談しながら、警察やマスコミからの容疑をはらそうとするが、事件は思わぬ結末へ...(ネタバレあらすじ↓)

ゴーン・ガールの予告動画

映画『ゴーンガール』評価まとめや作品情報

興行成績、公開日、上映時間などは↑に掲載してます。
原題/英題
GONE GIRL
製作国
アメリカ(2014.10.3公開)
映倫区分
日本: R15+、USA: R
製作費
約US$ 61,000,000(約67億円)
配給/製作
(C)20th Century Fox、Artemple - Hollywood、New Regency Pictures、Pacific Standard
参考
 Wikipedia⇒ 興行収入⇒
映画監督
デビッド・フィンチャー
キャスト/出演者
ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス、タイラー・ペリー、キム・ディケンズ
レビューサイト平均評価 ★★★★★79/100換算

ネタバレあらすじや感想『ゴーンガール』考察・評価・レビュー

この先はネタバレありのあらすじや感想・考察です。ゴーン・ガール

★★★★★ 87点/100(60が平均)

『ゴーン・ガール』は、理想的な夫婦に見える2人が、実はそれぞれの隠し事を秘めていて、離婚以外でその決着をつけましょう、というサスペンス映画です。見る人によって感想が違ってくるので、鑑賞後に話すのも楽しいけど熱弁には注意ですよ。

この映画のおすすめ、7つのポイント

  • 理想の夫婦や結婚生活を考えさせられる
  • ニックの軽薄さや思慮の浅さが問題
  • エイミーの支配欲や妻としての演技力が狂気
  • 血を分けた双子と、元は他人の夫婦の違い
  • 中盤でエイミーが出てきた時の衝撃
  • 終盤のエイミーの計画なしの実行力が見事
  • ラストは意外とハッピーエンド?

少し残念?つっこみどころ、5つのポイント

  • 妊娠診断では血液も調べるはず
  • 当初のエイミーの妊娠話がうやむやに
  • デジーに連れ回された場所を警察は調べるべき
  • デジー宅の防犯カメラも編集したのか?
  • 精子バンクの人はエイミーの真相を知るはず

ネタバレ感想や結末

観る前から評判は聞いてましたが、ネタバレだけは聞かないように注意してました。これから見る人には、初見での衝撃をぜひ味わってもらいたいと思います。そして観てないには、絶対ネタバレしないようにしましょう。

この映画のテーマはひとことで言えば「夫婦とは?」「結婚生活とは?」です。よくあるテーマですが、単に葛藤するだけでなく、妻が失踪するというミステリー仕立てで物語が展開されるので、視聴者はテーマに縛られることなく、真相を知ることに夢中になれます。

妻のエイミーは両親が有名な児童文学作家で、子どもの頃のエイミーを登場させたりしたので、彼女自身もちょっとした有名人でした。このことはエイミーの自我を形成する上で重要なファクターになっていると思います。

つまり「人やマスコミからどう見られるかを常に意識している」「周りの大人を自分の言動で支配やコントロールできる(と思っている)」などにより、大人になっても、支配欲、自分が得する演じ方、他人のコントロール方法、などが人よりも優れていたと思われます。

一方のニックは、離職中にだらだらしたり、学生と浮気したり、双子の妹マーゴのバーでのんだくれたり、とあまり良い所はなさそうです。エイミーが本物の悪女なら、お金だけ奪った後、別の将来有望な男性を見つけるはずですが、ニックのことを心底愛してるんでしょうね。

そもそもの発端は、ニックの母親のがん治療のため田舎町へ引っ越したこと、不況により夫婦とも失業したこと、ニックが浮気したこと、などの積み重ねに耐えられなくなったエイミーが、ニックへの復讐のために起こしたとも考えられます。

確かにそれらはトリガーかもしれませんが、エイミーは学生時代から恋人を何人も落とし入れたりしていました。つまりもっと幼い頃から狂ってたんです。しかも周りを味方につける掌握術も持っているので、さらにたちが悪いです。

この映画が素晴らしい点は、衝撃がラストにくるのではなく、中盤のかなり早い時点で驚かされます。それなのに以降も、さらに物語は加速していき、エイミーは収集つかないだろう事態を工作してなお、無計画のはずなのに、得意の演技力で好転させていきます。

ちなみにラストよりも中盤で意表をつかれる映画は、2016年の新作で言うと『君の名は。』と『ピンクとグレー』が思いつきます。

ニックは既にエイミーのことを愛してないので離婚したいのでしょうけど、ニックのあの性格では誰と結婚しても浮気して女性を不幸にするだろうから、エイミーぐらい強い人と一緒の方がバランス取れていい気がします。ラストでニックはエイミーに縛られるのも嫌じゃなさそうに見えるし。

悪女映画はいろいろありますが、エイミーに魅力を感じて憎めないのは、彼女が完璧ではないからだと思います。例えば逃亡先で、貯めた数千ドルもの現金を奪われてしまいます。最初これも何かの計画だと思ったけど、かなり悔しがるため、ただのミスだとわかります。

殺されたデジーは本当に災難ですが、これからたぶん一生エイミーと暮らすことになるニックはもっと災難かもしれません。子どものことを考えると、さらに離婚できなくなり、「理想の夫婦を演じ」続けていくのでしょう。「それが結婚」なのですから。

デヴィット・フィンチャー監督はまた怪作を完成させてしまいましたね。夫婦やカップルで一緒に観て、感想を話し合うのはNGかもしれない映画ですが、多くの人におすすめしたいです!

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ゆめぴょん(管理人/執筆/映画好き)
ゆめぴょん@ピクシーン
世界一周135国/世界遺産595訪問後、映画にハマり、家見含め3年半で1800本。新作は2017年193本、2018年128本
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